『鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鳥かごに詰めたはずの青い鳥。昔、森に住む魔女からもらった、空色の羽が美しい綺麗な鳥。
堅く鍵をかけたはずなのに、気づけばいつの間にかいなくなっていた。
鳥かごを手に一生懸命に呼び回っても声すらも聞こえない。仕方がないから色々な鳥を詰めた。でも何が悪いのか、すぐに死んでしまう。
ある日、鳥かごに押し込んだ黒い鳥がしわがれ声で言った。持っているものを見ない人間に青い鳥は似合わない、と。
あの青い鳥は、私を幸せに導くという鳥だったのだ。それを探し求めて何が悪いのか。私はむっと口を引き結ぶ。
幸せを求めるのがそんなに悪いことなの?それにあれは元々私のものだったのよ。
私の言葉に、黒い鳥は話にならない、とばかりに羽を震わせる。そして、一声鳴くと空へと飛び立っていった。どうせ黒い鳥だ、逃したって惜しくもない。
空っぽの鳥かごを覗くと、そこにはなぜか青い羽根が落ちていた。ずっと探していたあの綺麗な青だった。
私は慌てて窓に駆け寄った。黒かったはずの鳥の羽が抜け落ち、鳥はあの美しい空色に変わっていた。
鳥は一瞥もせず空へと舞い上がる。伸ばした手ももう届かない。
私は青い鳥を逃がしてしまったのだ。幸せを追い求めすぎるあまりに、手にしていた青い鳥に気がつかなかった。
嘆く私の上を通り過ぎ、青い鳥は遠い空へと去っていった。ただ空を見上げ咽び泣くことしかできなかった。
『 鳥かご』
窮屈だ、、。
授業中、私はノートの落書きを止めて考える。
別に人間なんて、自由だ。
鳥かごみたいに窮屈なところに入らないでいいんだもの。
自分の自由に決められる。
だけど、それが不安に変わるんだ。
鳥だから仕方ない。
言葉が分からないからしょうがない。
鳥は何をしてしまってもこうやって許されると思う。
でも、私たちは違う。
人間なんだから、ひとりで何とかできる。
求められていることは沢山ある。
両手をいっぱいに広げても、はみ出すことなんてない。
とても広い空間にいる。
それなのに、みんなから1人だけはみ出すことが怖いし、人間関係が窮屈に感じる。
鳥かごに入るよりも、この世界に生きていることがとても苦しくて、窮屈だ。
鳥かご
選べないことで私を黙らせて満足かって悪態をついてもここからは出れない
人生棒にはふれないけれど鍵が見つからなくてこの籠を棒とコテの原理で開けてしまおうか
るーるをじぶんで作って自分だけは破らない それがしあわせだった
鳥籠に居続ければ記憶は朧げになり
自分は自分にどう意味を見出せばいい
雨が鳥籠に降る
私の傷を洗う綺麗な水は手元にない
また一つ錠前が増える
傷が消える
私が消える
鳥かご
そう言っても相違ないほど、彼の世界は狭かった。
数式や勉強に関すること以外何も知らない、無知な頭で生きてきた。
でもそれも、一ヶ月前に変わった。
たくさん色んな場所へ行った。たくさん色んなものを食べた。たくさん、たくさん、初めてを知って行った。
今の彼はもう籠の鳥では無い。
自由を知って、何処へでも飛んでいける鳥なのだ。
「鳥かご」
何か窮屈な感じがするでしょ。
かごの中に閉じ込められて、自由がなくて。
でもね、
考えみて。
外の世界は色々と危険なことも多いでしょ。
人間や他の動物たちもいるし。
何が起こるかわからないじゃない。
鳥かごの中にいれば、
危険を避けることができる。
だから安全な場所とも言えるんじゃない?
つまり、
言いたいのは、
物事にはたくさんの側面があるってこと。
見方を変えたら、短所が長所にもなるの。
だからもっと色々な面から考えないと。
そうでしょ?
そういうことだから、
私は行くわね。
それじゃ。
見た目はしゃれてる。
でも、中にいる鳥は何を考えているんだろう。
想像の中の鳥が幸せなら、私も幸せ。
不幸せなら何をしてあげられるんだろう。
言葉がわかれば最善を尽くせるね。
けど、通じ合えなかったら、それは私の世界の幸せしか与えられない。
だから、全部、想像でしかない。
私たちはいつも、想像でしか物事を見られない。
それでも、大切なあたなに“幸せ”を尽くしたい。
“幸せ”であってほしい。
そんなエゴで都合のいいように捉えてしまっている。
鳥は何を考えているんだろう。
【鳥かご】
【鳥かご】*48*
なんとなーく束縛のイメージ
とっても自由人なので束縛はとても苦手
好奇心旺盛で思いついたら即、行動したい
自由に楽しく♪
でも、そこから抜け出せない人もきっといるんだろうな
逆にその状況だからこそ存在意義を見出せているって人も
何が幸せかはそれぞれの価値観で大きく変わる
だから、正解ってないのかもしれないな
「貴方は私に呪いをかけた」
どんなに美しく立派な翼を持っていても、飛ぼうという意志がなければ飛ぶことはできない。
だから、僕は君に暗示をかけた。
君のその翼は飛ぶものではなく、僕に見せるための飾りものなのだと。
それだけでは安心できないからと、僕は君を脅した。
空へ憧れを抱かないように。
外の世界は怖いのだと。
※
貴方が私を他の人の目に触れないようにしていることは、昔から気がついていた。
他の誰かと仲良くしないように。
ふたりだけの世界を作りたいと、私が思うように。
貴方は私に呪いをかけたのだ。
君は飛べない鳥なのだと。
貴方の思い通りになっていく私。
それで良い。
何処にも行かないようにしたい。
他の人の目に触れないようにしたい。
貴方にそう思われることが、どんなに嬉しいか、貴方は知らないでしょう。
呪いなどかけずとも、私は飛べない。
貴方の望みは、私を閉じ込めておくこと。
私はそれに悦びを感じているのだから。
────鳥かご
鳥かご
狭い檻の中で産まれて、歌い踊り、鳥かごの中に囚われた。
狭い世界。私は一人のために鳴く鳥。
ねえ、私は今はどうしてこんなに苦しいの?
鳥かご
逢いたさ見たさに怖さを忘れ
暗い夜道をただ一人
逢いに来たのになぜ出て逢わぬ
僕の呼ぶ声忘れたか
あなたの呼ぶ声忘れはせぬが
出るに出られぬ籠の鳥
籠の鳥でも知恵ある鳥は
人目忍んで逢いに来る
人目忍べば世間の人が
怪しい女と指差さん
怪しい女と指差されても
誠心こめた仲じゃもの
指を差されちゃ困るよ私
だから私は籠の鳥
世間の人よ笑わば笑え
共に恋した仲じゃもの
共に恋した二人の仲も
今は逢うさえままならぬ
ままにならぬは浮世の定め
無理に逢うのが恋じゃもの
逢うて話して別れるときは
いつか涙がおちてくる
おちて涙は誠か嘘か
女心はわからない
嘘に涙は出されぬものを
ほんに悲しい籠の鳥
「籠の鳥」 作詞 千野かほる
作曲 鳥取春陽
大正14年
大正ロマンだ、いくら日本人だ大和撫子だ大和魂だと現代の私たちが騒いでみたってこの男女のやり取りを切ない気持ちで聞けなければ何のアイデンティティであろうか?と思うのである
女は妾のおかこいさん。
男は旦那以外の若い書生とかであろうか?
夏目漱石の「それから」
宮尾登美子の「櫂」の世界か・・・それさえ知らぬ子供の頃祖母の収集していたレコードの中にこのレコードを見つけた、歌詞が全く見当もつかない心持ちを歌われているのだということだけは子供心にも分かった。
「無理に逢うのが恋じゃもの…」この歌詞だけがなぜかしら心に残り小学生は赤いランドセルを背負いながらこの歌を口ずさみながら下校していた。
歌うときは何時も映画で観た格子の中でお客を待つ遊女の姿が浮かぶ。
吉原の大門を見たこともないのに目に浮かぶ
その世界の躍動感が胸をうつ。
小説みたいな詩だ。
鳥かごの中の籠の鳥。
令和6年7月25日
心幸
ねぇ、空のかたちって人によって違うんだって、知ってた?小さい頃はすごく広くてぼやぼやしてるんだけど、大人になるとみーんな、小さくてかちかちで、ほとんどなんにも見えなくになっちゃうんだって。
僕の空はね、きっとすごくきっちりした四角いやつ。別に特別狭かないんだけど、まんまるの端っこがよっつ、削れて見えてないんだよ。
君のは?僕が思うに君のやつ、きっとまんまるで、ふわふわで、ぺかぺかで、つるつるで。きれいなんでしょう?どんなふうにでも、なれるんでしょう?
あの時君が放った願いは、鳥かごのかたちをぐにゃり、曲げて。
No.2【鳥かご】
鳥籠
インダスの畔で出逢った
青い花を追いかけて、
七連のマトリクスの向こう側へと
ミラーリングを繰り返し、
この川縁まで訪うたのに
何故あなたに逢えない
青いデイジー
水の中へ沈む小鳥
扉が開いているのになぜ旅立たないの
青い空も木々も呼んでいるのに
いいえ私はかごの鳥 温かく平和な鳥かごで
木漏れ日の中の風になる夢を
見るだけでいいの
住み慣れた鳥かごをなぜ出ていくの
心の翼がはばたき未来が呼んでいる
そうよ私はかごの鳥 時の止まった鳥かごから
いつか飛び立ち風になる日を
夢見ているの
#鳥かご
今日幸せだったことを書く。
学校を休んだら、すぐに心配のLINEをくれた友人に感謝!
その友人は、私と語るために私が大好きなキングダムを読むと言ってくれて、とても嬉しかったな。
帰り道にお喋りしながら帰れて幸せだった。
あとは、健康でいられたことにも感謝します。
バイトでめちゃくちゃ疲れてるけど、特に熱を出すこともなく、なんとかやっていけてることに幸せを感じる。
これは、いつも不満ばかり溢して不幸せな私が幸せを掴むための物語。
何をしても逃げられない。
息苦しい生活から。
私は何回作り笑いしたんだろう。
あれ、、? うまく笑えてる?
私の幸せはどこ、?
【No. 11 鳥かご】
捨てられた鳥かごを放課後にみた
檻の中には衰弱したインコがいた
「可哀想」
そう呟いたあと、
今にも瞼が落ちそうなインコの目を見つめる。
その瞳は、僕とどこか似ていた
【鳥かご】
【鉄格子より】
いつか、この鳥籠から出たい。
ずっと、ずっとそう思っていた。
私の家は、正直家庭環境があまり良くなかった。
母親は毎晩のように男を連れて来ては、
「あんたは邪魔。外に出てろ。」
と私を追い出した。。
父親は酒癖が荒い。
暴力を振るわれることもあった。
いわゆるアルコール中毒というやつだろう。
私は奴らのおもちゃだった。
私が痛がるのを見るのが好きらしかった。
手を加えるのも。
料理の支度が1分でも遅ければ、
「何をノロノロしてんだこのバカが!」
と、何度もぶたれ、蹴られた。
もちろん、保護者の同意が必要な書類などはサインしてもらえるはずが無かった。
私はずっとあざだらけだった。
毎日のように殴られるので、あざはいつまで経っても消えなかった。
それどころか、どんどん増えていった。
そんな見た目のせいで、私は学校でいじめを受け続けていた。
「あざばっかりで痛そーwww」
「なんていうか、かわいそうだねw」
担任の先生ですら、私を差別した。
親(親だと思ったことはない)による暴力について相談したとき、
「あぁ、えっと、その…、スパルタキョウイクなんだな!」
と返された。
なんだよスパルタキョウイクって。
スパルタという言葉で援護できるものじゃないよ。
こいつ、何もわかってない。
悔しかった。
悲しかった。
何より、もう希望などないと、鳥籠から出られないとさえ思った。
好きな人が居た。
同じクラスだった相木くん。
イケメンだし、勉強もスポーツも出来て、しかもこんな私にも優しく接してくれた。
本気で好きだった。
放課後、体育館裏に呼び出して告白したことがある。
絶対付き合いたい、だって好きだから。
だけど、相木くんからは
「ごめん、その、なんていうか、菜々子ちゃんといるのは、難しいというか、まだ友達のままで居たい…」
と返された。
どうせ、私の家庭環境を知っているから付き合いたくないんだろ。
その後、ずっと泣いた。
こんな私にも、1人だけ協力者が居た。
母方のおばあちゃんだ。
暴力やいじめを受けた私の、いちばんの理解者だった。
保護者のサインが必要な書類は、全ておばあちゃんに書いてもらった。
大学に行きたいと言えば、
「ウン百万ほど貯めてあるよ。菜々子ちゃんの人生のために、大切に使いなさいね」
と、学費まで全て用意してくれた。
おばあちゃんの力では家庭環境をどうすることも出来なかったけど、いつも私の味方をしてくれて、私を唯一人間として育ててくれた。
感謝してもしきれないほど、私に協力してくれた。
おばあちゃんのお陰で、私は第一志望の大学に合格する事が出来た。
国内有数の難関国立大学に入学した。
けれど、私の入学式の写真をおばあちゃんが見ることは無かった。
老衰で亡くなった。
大学に入ってからは一人暮らしを始めた。
親(アホ)からは
「俺らの飯は誰が作るんだよ!」
と、怒鳴られた。
けれど、そんなことは知らない。
私はお前らの召使じゃない。
大学の授業は、想像を絶するほど難しかった。
わけの分からない教授の話を延々と聞かされ、
わけの分からない問題をテストに出してきた。
友達がいれば気が楽だったかもしれないが、地方からやってきた私にとって「友達」「先輩」は無縁な存在となってしまった。
親からの仕送りは当然ないので、バイトを始めた。
おばあちゃんが用意してくれたお金では足りないと感じたからだ。
ハンバーガーチェーンで働き始めた。
最初はとてもやりがいを感じた。
初めて自分で得たお金、お客様の笑顔。
それらがモチベーションだった。
しかし、バイトを始めて半年後。
店長によるパワハラが始まった。
「なんでこんなこともできないの?」
「君って要領悪いね」
「こんなこともできないんだぁ、」
「こんなんじゃ生きていけないよね?」
説教を超えたレベルのことをされた。
ビンタされたこともある。
一人暮らしを始めたのに、これじゃああの時と同じじゃないか。
だけど、生活費のためにもバイトを辞めることはできなかった。
就活が始まった。
何十社も面接を受け、その度に
「残念ながら、今回はご縁がなかったということで…」
という言葉を聞かされた。
それでも根気強く続けた。
そうしたら、1社だけ受かった。
事務仕事だ。
よかった。受かった。
そう安堵したのも束の間、激務に襲われることになった。
こなしても終わらない仕事、
長引く残業、
お局の悪口、
上司からの圧、
耐えられなかった。
辞めたいとも思った。
だけど、面接でやっと合格した会社だ。
辞めたときのリスクが大きいことなんて重々承知していた。
終電ギリギリの電車に揺られながら考えた。
鳥籠から出ても、結局楽しくなど無かった。
現に、他の人の顔の疲れ方が証明している。
私だって、この人たちとおんなじようだ。
私は悟った。
私は鳥籠から出ていない。
この世界こそが鳥籠なのだ、と。
鳥かご
鳥かごって不自由だと思うよね。自由に飛べないし
でも食事とかは出るもんね。自由には飛べないけどそれ以外の自由はあるよね。
世の中には自由に飛んでるやつが問題起こしてニュースになったり事故って死んだり色々あるけどそれならまだ不自由な鳥かごの中で自由に過ごしてる方がいいんじゃね?って思ったんだけどそれじゃあニートと変わらないよな。
だから今の世の中鳥かごの中にいる人が多いのかな。
でも今は夏で暑いって言うのに僕の財布の中は氷河期で大変だからバイトする為に鳥かごから出ないと行けないんだよね。
今は採用通知が来るのを待ってるけど落ちたかも。
鳥かご
鳥籠は、鳥にとっては、牢屋の中だろうか?
私が、もし今、鳥で鳥籠で囚われているなら鳥籠から
逃げたいぐらいだ。
マンガ[ヴァンパイア 騎士]を読んでから
ヴァンパイア は本当に存在するのか?と、調べると
ヴァンパイア 、吸血鬼モデルになった人物が出てきた。
昔に遡ること
血の伯爵夫人と呼ばれる
エリザベートバートリ(1560〜1614年)
今では幽霊城と呼ばれるチェイテ城で、
若い女性600人以上を殺害したとされる連続殺人犯で
吸血鬼モデルにもなった女性
ヴラド・ツェぺシュ(1431〜1476年、ワラキワ公国の君主(今現在ルーマニア)で、ドラキュラ公、串刺し公とも)も吸血鬼モデルになっている)
エリザベートバートリに、仕えていた若い処女のメイドから流れ出た血を浴びてから、若いメイド女性を殺めて
狂い、シリアルキラーになったとされている。
私も当時、18〜19歳できそうで、女優の山本美月、
韓国アイドル、ツワイスのモモの体型、顔形では
なくて、それに、セルライトがある理由で、
元彼2人に断られて(多部未華子さん、上白石萌音さんの顔に似てゴメンなさい。そして私の顔が好きなんです)
今だに、処女だけど、もしも、エリザベートバートリの時代に生きて、もし知っていて、彼女に誘拐されていたら、どんなに怖かったんだろう?と、鳥肌が立つ程だ
そして、アイアンメイデン、鳥籠のような吊り籠もあり、
その吊り籠でも誰かの被害女性が入り、被害女性の
血を出して
エリザベートバートリに被害者の血のシャワーを浴びていた。と書かれていたり………
ゾッとする内容だらけ
【鳥かご】
↓思い付いた言葉
狭い檻
自由がない
飛べることも忘れそうな
(自分に出来ることも忘れる)
心臓を守る肋骨
押しつぶされないように
中のものが何処にも行かない安心感
外の世界が見えるのは天国?それとも地獄?