鳥かご』の作文集

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鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/25/2023, 2:41:58 PM

目が覚めると、私は鳥かごの中にいた。

びっくりしたけど、自由になれた気がして嬉しかった。

だけど三日くらいここにいて気付いたんだ。

餌…もらってないなって。

このままじゃ死んでしまう。

だから一生懸命叫んだ。泣いた。

だけど誰も来てくれなかった。

所詮は鳥かごの中の小鳥。

生きるか死ぬかも、決定権は人間。

7/25/2023, 2:34:21 PM

私は大切にしていたつもりだったのに、あなたには窮屈だったみたいだ。

「鳥かご」

7/25/2023, 2:24:38 PM

白い鳥かごを眺めていると、声をかけられた。

おや、また会いましたね。
確か、17作前にお会いしたきりでしたね。お久しぶりです。おや、素敵な鳥さんですね。 

相手は、鳥かごを覗くとそう言った。
なにも入っていない鳥かごを見て。そう言った。
かごを開けると、何かが飛び立つ音がした。

……もったいないですね。折角、あなたのために用意されたモノだったのに。

カラになった、いや元からカラだったはずの鳥かごを相手に渡す。
すると、相手は鳥かごの中から無数の鳥を羽ばたかせて見せた。

私はこの鳥さん達と歩いてきますね、それでは。また、何処かでお会いしましょう。

7/25/2023, 2:24:26 PM

鳥かごの中にいる、幸せの青い鳥。

たくさんの人たちが青い鳥へと集まって、

気づけばかごの中には大きな世界ができていた。

童話の青い鳥では、チルチルとミチルが思い出の国から青い鳥を連れて帰ろうとするのだが、

思い出の国を出た途端、青い鳥は黒い鳥に姿を変えてしまう。

あの世界の青い鳥も、黒い鳥に変わってしまった。

幸せとは長続きしないものなのだろうか。

今日も何かが起きている。

諦めて、次の青い鳥を探すとでもしよう。

7/25/2023, 2:23:25 PM

鳥かご

鳥かごなら
鳥が選んでいるね

かごの鳥
これだと
かごが鳥の限界になる

かごの鳥から鳥かご
主観と客観でもあるね

客観とは主観である
俯瞰的な主観
主観からいかに自分を除けるか
これが客観で

科学とか学術とか
あれらは観念や概念である
論理やら理論とか
実現化に向けた足掛かりにはなる
深くは学んでないから知らんけどさ

まずは自分から何を選べて
誰かから何が選ばれるかを考えない

自己実現とは実験結果の過程で
仮定とは手始めであるから
出来ることからやるのがいいね

鳥かごなら鳥が行ける範囲が
鳥のかごになるから
無理をするとお亡くなりになりますよ

小さくても方向性を変えていければ
それなりの手応えが掴めるから
やって良かったと思えたりするよ
それが失敗であることも多い
だから方向性を変えていけるわけですが

少なくとも私は
これらを書いてみることにして
良かったとは思えている

ひとまずはそれだけでいいと思ってる

7/25/2023, 2:22:32 PM

鳥かご
うーん…振り返ると、いつも、翼をください、とか、勇気一つを友にして、とか歌ってたな…鶏のように、空を見上げながら、自由を夢見ていたな…見えない何かに囲まれながら、有りもしない翼を求めて、羽ばたきたいと妄想して…今でも其処から、抜け出せない…

7/25/2023, 2:18:48 PM

青い鳥は逃げた

いや、解き放たれた

空になった鳥籠を見つめる

幻影を見る

囚われていたのは果たして何だったのか

7/25/2023, 2:15:36 PM

『悪魔と天使』


彼女はささやいた。

「ここから出して」

彼女はとらわれていた。
暗く、狭い檻のなか。

日の光は差し込まない。
月明かりだけを頼りに過ごす日々。

まるで、鳥かご。

僕は手をさしのべた。

彼女はわらう。

「あはははっ、おばかね。
あたしのことを知らないの?
…本当、お人好しなのね。」

少し悲しげに微笑んだあと、
彼女は僕を連れて、そのまま闇に消えた。


お題:《鳥かご》

7/25/2023, 2:11:47 PM

鳥かご…

箱入りで自立が遅れた私のことか……!?



……と、思うなどした。

一人娘で女子校育ち。丁寧丁寧に育てられた結果、
大学生になっても物を知らないまま成長したきらいがある。

門限が厳しかったりしたし、
一人暮らしを始めようとした時も、まあ最初は止められた。

社会人になってからは散々ゴネて、
一人暮らしをすることができた。



これは『鳥かごの話』というより、
『鳥かごを出た後の話』になってしまうが、

やはりどこかで自立はしておいた方がいい。

自分の為とか大人としての責任みたいな、
硬っ苦しい理由はこの際ナシにしよう。

そんなことより、シンプルに楽しいのである。

もちろん自立となるとそれ相応の責任や、
自分で管理せねばならない面倒も増えるが、

それを差し引いても自立は楽しい。世界が広がる。


……というのが、一人暮らしをして以降、
箱入りだった反動で、どこもかしこも遊びに行くように
なってしまい、

先日、よく知らないバーに単身突入し、
そこで見ず知らずの人間と徹夜で酒を飲み明かし、
そのまま歌舞伎町で焼肉を朝飯にして帰った
女の言い分である。

金は凄まじく飛んだが、これも勉強代だと割り切っている。

7/25/2023, 2:00:54 PM

無垢な少女の手によって保護されたボクは、もう囚人も同然。檻に閉じ込められた哀れなボクを、鑑賞して楽しいの?可愛い可愛い可愛いって、まるでボクを下に見てるね。断っておくけど、ボクは君よりずっと偉いぞ。空高く自由に飛べるんだ。この窮屈な檻さえなければね!
ふん、可哀想な生物だと思ったでしょ。今度はモフモフしたって許してやんないから。

7/25/2023, 1:59:25 PM

鳥かご





小さな窓から入る光をぼーっと見つめていた。
また朝が来たのかと思う。何度目の朝だろうか。
もう何年ここにいるのか、もしかしたら、何十年なのかもしれない。
手と足につけられた枷は、自分自身の力が、奪わられていくのがわかる。

「……冷たい」

ひんやりと冷たい床は手足、体、心の芯まで冷やしていく。
両膝を立てて、そこに、目頭を押し付ける。
なんでこんなことになったのか、今でもわからない。
遥か遠い日の記憶を思い出す。世界を魔王から救ったはずだ。
英雄と呼ばれ、国王、国の人たちから感謝されていた。
しかし、ある日突然、自分の世界が一転した。
自分の力は、人を脅かすと。人間ではないと言われ、レッテルを貼られる。
命をかけて、世のため人のためと戦い続けたはずなのに――

「……なんでっ……」

じんわりと涙が出てきて、膝小僧が濡らしていく。
これで何度泣いただろうか。もうわからない。

「僕が、何したって、言うんだよっ」

奥歯をグッと噛み締めた。心の奥深いところにモヤが溜まる。

「世界を救ったはず、なのに、人を脅かすって……」

冷たい床に静かに寝転ぶ。――痛い、冷たい、憎い、憎い。

「本当に怖いのは、魔王じゃない。人間だ」

誰もいないこの空間。独りぼっちの自分しかいない。
目の前に広がる世界は、冷たい床と黒い鉄格子、そして小さな窓。
窓の外の世界は今、どうなっているのだろうか。平和なのだろう……きっと。
普通に人が行き交い、たわいもない会話をして、温かいご飯を食べる。そして、夜が来ると布団で眠る。当たり前な日々を過ごしているに違いない。

「僕もその当たり前の日々が、あったのに……」

体を起こして、ふらふらと立ち上がる。
当たり前の日々を奪われた、力も奪われた。
まるで、鳥かごの中に囚われたようだ。自由なんてない。

「……ちくしょう」

黒い鉄格子まで辿りつき、格子に触れた。

「……出せよ……ここから。出してくれよ‼︎」

久しぶりに叫ぶと喉が痛かった。ずるずるとその場に崩れ落ちる。
しばらくすると、足音が聞こえてきた。いつもと違う足音。

「迎えにきたで、英雄ちゃん。いや――新たな魔王ちゃんかな」

変わった訛りで話す、赤茶色の髪をした男が黒い鉄格子の前に現れた。右耳にはシルバーのイヤーカフをつけている。
フード付きの黒のロングコートを着ていて、前をしっかり閉めていた。

「……ま、おう、ちゃ、ん?」

「そうそう、魔王ちゃん」

にこっと笑うと黒い鉄格子に触れる、すると、砂のような格子が崩れていった。

「さぁ、鳥かごから出ようなぁ、魔王ちゃん」

手を差し出された。一瞬、迷った。――この手をとっていいものだろうか?

「ビビってるんか?」

自分は首を縦に振る。少し怖い。特に目の前の人間が。

「ここから出て、世界を変えようやぁ。羽ばたく時やで、魔王ちゃん」

赤茶色の髪をした男は、自分の手の枷に触れた。さらさらと砂のように崩れていく。
そして、足の枷も同じく、崩れていく。自由の身になった。
力が一気に戻ってきたのがわかる。体が軽い。

「そろそろ、行こうか、魔王ちゃん」

その言葉と同時に囚われていた鳥かごから出た――



――さぁ、人間が生み出した魔王が鳥かごから解き放たれた。

7/25/2023, 1:48:04 PM

【鳥かご】

顔がいいし、声がいいし、優しいし、カッコいいし

面白いし、話すのが苦手な自分からしたら

とっても嬉しいし、楽しい。


ふーん、あの子のこと好きなんだ…

じゃあ、一旦距離取ろうか。

鳥かごの中に自分の、恋心を収めて

今日も友達を装って、いつも君を追いかける。

7/25/2023, 1:45:20 PM

鳥かご


捕まえられて、囚われて。一生この鳥かごの中で過ごすのだと思えば、抜け出したくて仕方がありませんでした。
そう嘆き悲しんでいると、その人はそっと鍵を開けました。
「いいよ、行って。逃げて、いいよ」
不気味なほどに優しく微笑んだその人から、逃げるようにかごから飛び出しました。逃げて、逃げて、走って。やっと訪れた自由を心から噛みしめて喜びました。
少し経って、私はなぜかまた同じようにその人の元にいました。連れ戻されたわけではありません。自分の足で来たのです。
「おかえり。戻ってくるって、思ってたよ」
そう微笑んだその人は私をそっと抱きしめました。
ああ、きっと最初から鳥かごなんてなかったのです。もうずっと前から囚われたままなのですから。

7/25/2023, 1:38:48 PM

鳥かごを想像すると、なぜか不安な気持ちになる。

鳥を飼ったこともないし、鳥かごだってもちろん持ってない。
おそらく小学生の時にクラスで飼ってた文鳥くらいしか接点がない。あとたまーーーにお隣さんちに行った時に玄関にいた九官鳥くらいだ。
正直鳥に興味がないので、何の思い出もない。
しかしなぜか鳥かごを連想した時に、やたらと胸がざわつくのだ。不安で胸が重たくなる。
それがなぜなのかを突き詰めて考えてみたところ、魔女の宅急便に辿り着いた。
ああ、そうだ、と急に思った。

魔女の宅急便で、キキが初めての依頼で誕生日の男の子にプレゼントを届けに行く時の話だ。
プレゼントは鳥かごと鳥かごに入ったジジによく似た黒猫のぬいぐるみ。
しかしキキはアクシデントでプレゼントの黒猫のぬいぐるみを落としてしまって、探そうにも約束の時間に間に合わなくて、ジジを身代わりに鳥かごに入れて届けた後、必死にぬいぐるみを探して、それからジジを助けに…………

私は魔女の宅急便が大好きだ。
子どもの頃に何回も観た。セリフも流れも覚えるくらい観た。
すごく高い上空で強風に飛ばされて落ちそうになって、ぬいぐるみを落としてしまって、時間もなくて、ジジと離れ離れになって、カラスは怖いし、犬も怖いし(めちゃくちゃ優しい)、心細いし、バレそうでドキドキするし。
これだ。
鳥かごを想像して不安になる感覚と、魔女の宅急便のこのシーンを思い出したときに感じるこの感覚は一緒だ。
あまりに鳥かごと接点がなさすぎて、私の中で、鳥かごは魔女の宅急便の、このシーンのイメージが固着しているのだ。
今思い出しても胸がどんよりとして不安になる。
でもあのシーンももちろん好きだ。当たり前だがなくてはならないストーリーだ。画家の女の子との出会いの大切なシーンである。
だけれど、ちょっぴり不安になる。子どもの頃に抱いた気持ちを私は未だに保ち続けているのだ。このまま変わらず保存していきたい。

そして今話題の新作ジブリも観に行きたい。あれも鳥なんだっけ?気になる木。

7/25/2023, 1:37:39 PM

「鳥籠」

 膜宇宙論のことを知った時、あぁそうだったのかと思った。つまり、肉体は三次元から外にでることはできないけれど、魂は別なのだと。
 私達は、三次元という鳥籠から外には出れないけれど、魂は(とは、言っても特別なものは)抜け出る事ができるのかも知れない。体外離脱という言葉を使えば、ただのオカルトになるが、もし、物理学的に魂が、素粒子のようなものと証明できたとして、次元の壁を自由自在に移動できる存在なのだとしたら?
 そこまで考えて、これは仮定の仮定であるから、ただの妄想に過ぎないと、自分に言いきかせた。素粒子が次元の壁を突破できるのかも、わからない訳なのだから。
 そうして、しばらく忘れていたけれど、ある番組で望月先生のABC予想の説明を視た時、これは正しいという直感のようなものが、落ちてきた。もし、別の次元が存在し、そして別次元を自由に行き来する事が可能になれば、解けない数学の難問も解決できるのでは、ないか?
 正直に言えば、私は物理も数学もあまり学んでいないが、鳥籠(三次元)から飛び立つためには、例えばリーマン予想も、物理学と数学が融合する必要がある。もちろんこれは、妄想ではある。けれど、頭の中から離れない。 
 そうした折に『ビューティフルマインド』という映画を観た。もちろんこの映画の伝えたい主旨は理解しているけれど、私の解釈では、主人公は次元と次元の狭間を行き来するコントロールができない様に感じた。あくまで私個人の印象である。
 いつの日か鳥籠から解放されて飛び立つために、リーマン予想が解ける日を待ちわびている。

あとがき

 物理学、数字、スピリチュアルティ研究をある程度理解した上での文章です。深い内容に踏み込んでいるのかもしれません。

7/25/2023, 1:35:55 PM

鳥かご
子供って鳥かごに閉じ込められてるみたいだよね

親のしつこい干渉、先生からの期待の眼差し、人々の差別、貧富の差、環境などなど

あらゆるものがまるで見えない鎖のように絡み合って鳥かごの中に心を閉じ込めてる

でも、鳥かごの中でも色んなことを知って、好きなことを見つけて、自分の心を守る方法をその場しのぎであったとしても……

たった1つでも見つけられるのであれば、その鳥かごはいつかきっと壊れるはず

7/25/2023, 1:35:49 PM

■鳥かご
生まれて初めてお付き合いした人から初めて贈られたプレゼントは、鳥かごに入った鳥モチーフのネックレスだった。確か、「これは君だよ」という趣旨のコメント付きだったと思う。「そのままずっと私をかごにつかまえていてね♡」的な返しができればもっと長くその人との恋愛を楽しめたのかもしれないが難しかった。そもそも私は生き物としての鳥が苦手であり閉所恐怖症なのだ。

どれだけ見た目が麗しくても、好きで好きでたまらなかったはずの気持ちも、光の速さで冷める場合があることを実感した例である。

7/25/2023, 1:34:55 PM

鳥かご


鳥かごの中に鳥がいる。
ピィピィ鳴いてる。
静かにしてよ。
と言う。
鳥はピィピィ鳴く。

7/25/2023, 1:34:06 PM

お題:鳥かご

私たちは小さな鳥かごの様なものに囚われて生きている

行きたくもない学校に朝早くから行き
嫌な勉強をし、みんなの前では平気そうに笑って
本当の自分を隠して生活をしている。
一見それは悪いことのようにも見える
げど、本当の自分を隠すことは決して悪いことじゃない。
みんな何かしらの猫を被っている。
そうしなければ人は、まともに生きていけない

こんなに狭い世界に居場所がないのは当たり前
今、居場所がなくて辛い思いをしている人は絶対にいる
誰にも頼れなく、ありのままの自分を出せる場所がない
でもそれはこんなに狭い世界では当たり前
1度は誰でも居場所を無くす
今の世界、たった一つの選択を誤るだけで人生が一変する
私たちは皆、いつも崖っぷちで生きていくしかない

いつかは世界中の人が余裕を持ってありのままの自分を出せる
そんな世界になって欲しいと私は願ってる
こんな鳥かごのように小さい世界じゃなく。

7/25/2023, 1:31:18 PM

鳥かご


脱走を試みて入口をしきりについばむ鳥は
その外で静かに爪を研ぐ猫を知らない

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