『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どこまで値段を上げられるか、それを希求する。
人は、なにに、どれだけ、価値を見出せるものか。
かけがえなききもの。それは果たして本当に存在するのか?するが、あらたにはつくりだせないのか
それは、神だと言う人がいるかも知れない。または、それは地球だ、いや、それは生命だ。おもに人の。
あるいはこの問いそのものが、こたえなのか
いずれにせよ、空に限りがないのと同じように、
魂の宇宙に果てはないのだ
今の気持ちを忘れちゃいけない
上を目指す時も
頂上にたどり着いた時も
#高く高く
高く高く
眩しい青空の下 白い軌跡が青空の上を
通過して行く 小気味良い金属がカンッと
当たる音 そうしてなだらかな放物線を
描いて白球が空を高く高く飛んで行く
気が付けばフェンスを越える特大ホームランが青色の空の中に白く輝いていた。
〜高く高く〜
向上心は高く
目標は高く
そうやって生きてきた
自分をいつも押えて
人に認められたくて
それだけで生きてきた
なのに求めすぎ?
人に尽くしてる分自分まで犠牲にしていたから
人から見たら理解できないと思う
結局自分を愛せるのは自分しかいないし
自分を大切にできるのも自分しかいない
今は自分を大切にしよう
でもひとつ言わせて
あなたは私の事何一つ分かってない
高く高く
僕は昔、町にある塔はどこまでも伸びていると信じていた。作り物の空より高く伸びるそれは、空が作り物であることを忘れないための物だと、大人になってから知った。
そして今、その塔は取り壊しが行われている。仕方の無いことだ。作り物の空を本当の空としてこの生活を受け入れる人達が増えたんだから。
でも、その塔に登って遊ぶのは楽しかった。てっぺんから偽りの空を見ることが出来た時の喜びといったら、一生をかけても伝えられないだろう。
そんな物が失われてしまうのが、僕には許せなかった。だから、いつか作るのだ。あの塔よりも、もっともっと高い塔を。
偽りの空を超え、宇宙を超え、この世界の果てを超えるくらい。高く、高く、作るのだ。
高く高く
お正月の凧上げ
シャボン玉
風船
ブルーインパルス
身長
そして、自分の夢
高く高く
高く高く
それはいつも子供目線の
笑った顔だった
高く高く
高く高く
大人になって、低さに気づく
涙ひとしずく
高く高く
少しウエストが太くなった猫を連れて、食後の散歩に出た。
畑の前に行くと、なにやら騒がしい。 カエルの一団がやけに騒いでいる。
なんだって?
にゃあ。(どっちが高く跳べるかで勝負してる)
どっちって?
にゃあ。(みどりと茶色)
集団の輪の中で、二匹が睨み合っている。
にゃあ。(判定の仕方がわかんないみたいだ)
やれやれ。しょうがないな。
僕は物置から脚立を持ってきて、広げて置いた。
何段目の踏み板まで跳べるか。これならわかりやすいだろ。
にゃにゃ。 猫がカエル達に説明すると、2匹とも頷いて了承した。
先手 みどり。鋭い視線で脚立を見上げ、3回ほど喉を膨らませたあとジャンプした。太ももの筋肉がしなり、腱が美しく伸びた。タッタッと見事な着地。
記録 2段目。
後手 茶色。ふてぶてしくスタート地点に寄る。周囲は皆みどり色だが、そんなことは一切気にもしない。泰然自若。観客の歓声も待たずにサッと跳んだ。ダッと音を立てて着地。
記録 地面。
歓声が止んだ……。えっ?な、なに?今の?どういうこと?
しばらくして。沈黙を破ったのは茶色だった。
ケ、ケロケロ、ケロケロ、ケロケロケロケロ。
なんだって?
にゃあ。(さっきまで土の中で寝てた。寝起きだから本調子じゃない。ホントはもっと高く跳べる、だってさ)
観客がいっせいに騒ぎ出す。
ああ、うるさい、うるさい。じゃあ脚立、向こうに置いておくから、気が済むまでやってくれ。
僕は畑の端っこ、家からできるだけ離れたところへ脚立を運んだ。カエルの一行があとに続いた。
じゃあな。 脚立をセットして、僕は家へ向かった。
にゃあ。(おいらなら、脚立の天辺まで跳べるぞ)
嘘つけ。いつの話だよ。ちゃんと運動しろ。最近ちょっと太り過ぎだぞ。
にゃ。(お前もな)
高く高く
高く高くとんでも
宇宙にはたどり着けない星しかなくて
深く深く潜っても
海の1番深い場所の砂を人は触れない
届かない場所はある
知りながら手を伸ばすも良し
知った上で届く場所を選ぶも良し
何を知り何を選ぶのか
それが
どうやって生きるか、ということなんじゃないかなと思う
どこまでも 高く伸びゆけ 雲筋よ
私のこの手が 届かぬところへ
No.149『高く高く』
あの鳥みたいに高く高く飛べたらどんな気持ちになるだろう。
楽しいかな?怖いかな?
高く高くのぼっていく
ものすごいスピードで
一筋の光のように
どのくらい時間が過ぎただろうか…
真っ暗闇を抜け心地よい温かさ、やさしい光に包まれた
ふわふわとした大地に足をつく
私を乗せた龍はお辞儀をして空に昇っていった
前から影が歩み寄ってきた
懐かしい顔。
小学生の時に生き別れたおばあちゃん、
とても可愛がった愛犬のポチ、私が怒ったまま会えなくなった親戚のおばちゃん、優しい笑顔が大好きだった近所のおばちゃん
「よくがんばったね」
あぁわたしは死んだのか……
精一杯ではないけどいい人生だったかもしれない…
顔を上げて潔くみんなのもとに歩みだした
……………と思ったら自分の部屋にいた。
!????
夢だったのか…
何かを握りしめていることに気づきそっと手を開くと……
固く小さなキラキラと光るもの
龍の鱗だ。
あの龍は確かに…
朝焼けの赤い太陽の光に透かしてみるときらっと光り部屋中が透明な赤い光に包まれた
そっと握り、机の引き出しの小さな小箱にしまう
空をぼーーと見上げてると
一筋の白い線が空に昇っていった
ドォ~ン…ドォ~ン…
破裂音が聞こえてきて
慌ててベランダに出て
スマホを向ける
予告無しで不定期
空高く高く
数分間の花火が上がる
あ…終わっちゃった~
綺麗だったね🤗
✴️180✴️高く高く
高く高く大空を飛ぶ鳥が羨ましい。
あの空を飛べたらどんな世界がつづくんだろう
鳥になりたい。高く高く飛ぶ鳥になりたい。
・高く高く
塔のように積み重なった思い出が、小さな私を見下ろしている。
両手で抱えきれなくなったアレを私はどうすべきなのか、今の私には皆目見当もつかなかった。
せめて私もアレと同じくらい大きかったら崩すことも抱えることも出来ただろうに。
塔のように積み重なった、酷く歪で大きな思い出は、何一つ成長出来ずただ途方に暮れている私を冷ややかに見下ろしていた。
高く高くそびえ立った塔。それはこの街のシンボルだ。その塔は百年ほど前にある外国組織とその地域でその組織に協力するものが共同してたてた。その組織はもともと禁止されていたが政府も時代が進むにつれ容認せざるを得なくなった。
その塔は建てられた三十一年後、その組織に所属する者によって原型を止めない形で破壊された。
高く高く
いい意味で使われる印象がるのだろうが、
日本では、物価だけが、高く高くなっている。
高く、高く。
ふわふわと、プカプカと、まるで天に昇る風船みたいに。
何処までも浮いてしまいそうなほど、地に足をつけている感覚が無い。
私を地上に引き留めてくれる命綱が、何処にも存在していない。
手を伸ばしても、誰も私の手を掴んではくれない。
ずっと、自らの足で地を踏み締める人たちと同じようには歩けないの。
高く、高く。浮いて、浮いて。
いつか惨めに地に墜つその時まで、私は独り昇り続けるのだろう。
高く高く
伝えたいことがあって
それは風に乗って、海を越え
山々の間を縫い、川の流れに沿って
遠く異国の大地まで
狭くなってしまったこの世界で
本当に大事なことは届き難くて
いつも雑音に掻き消される
届けたい、この言葉は
見上げた夜空より、高く高く
多くの人に、心に
深く静かに、染み渡るように
いつの日か伝わることを願っている
誰もが、幸せになれますように
高く高くより高く。
町を歩けば増税の声。
値上がり食品、値上がり家電。
地域は増税、高く高く
#高く高く…
秋の空
高く高く澄み渡る
お陽さまが出ている時も
星星が輝く夜空も
とても美しくて息を呑む
貴方と見つめる空は
神秘的で私を幻想の世界に誘う…
世界で一番幸福を感じる
どうかいつもでも
隣で空を見させてね…