高く高く』の作文集

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高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/14/2024, 10:35:53 PM

高く高く

僕は昔、町にある塔はどこまでも伸びていると信じていた。作り物の空より高く伸びるそれは、空が作り物であることを忘れないための物だと、大人になってから知った。

そして今、その塔は取り壊しが行われている。仕方の無いことだ。作り物の空を本当の空としてこの生活を受け入れる人達が増えたんだから。

でも、その塔に登って遊ぶのは楽しかった。てっぺんから偽りの空を見ることが出来た時の喜びといったら、一生をかけても伝えられないだろう。

そんな物が失われてしまうのが、僕には許せなかった。だから、いつか作るのだ。あの塔よりも、もっともっと高い塔を。

偽りの空を超え、宇宙を超え、この世界の果てを超えるくらい。高く、高く、作るのだ。

10/14/2024, 10:31:44 PM

高く高く


お正月の凧上げ
シャボン玉
風船
ブルーインパルス
身長
そして、自分の夢

高く高く
高く高く

それはいつも子供目線の
笑った顔だった

高く高く
高く高く

大人になって、低さに気づく
涙ひとしずく

10/14/2024, 10:25:42 PM

高く高く


高く高くとんでも
宇宙にはたどり着けない星しかなくて
深く深く潜っても
海の1番深い場所の砂を人は触れない

届かない場所はある
知りながら手を伸ばすも良し
知った上で届く場所を選ぶも良し

何を知り何を選ぶのか
それが
どうやって生きるか、ということなんじゃないかなと思う

10/14/2024, 10:19:33 PM

どこまでも 高く伸びゆけ 雲筋よ
私のこの手が 届かぬところへ

10/14/2024, 10:12:43 PM

No.149『高く高く』

あの鳥みたいに高く高く飛べたらどんな気持ちになるだろう。
楽しいかな?怖いかな?

10/14/2024, 9:46:06 PM

高く高くのぼっていく






ものすごいスピードで









一筋の光のように










どのくらい時間が過ぎただろうか…




真っ暗闇を抜け心地よい温かさ、やさしい光に包まれた








ふわふわとした大地に足をつく





私を乗せた龍はお辞儀をして空に昇っていった






















前から影が歩み寄ってきた

















懐かしい顔。





小学生の時に生き別れたおばあちゃん、
とても可愛がった愛犬のポチ、私が怒ったまま会えなくなった親戚のおばちゃん、優しい笑顔が大好きだった近所のおばちゃん









「よくがんばったね」




あぁわたしは死んだのか……




精一杯ではないけどいい人生だったかもしれない…
顔を上げて潔くみんなのもとに歩みだした




































……………と思ったら自分の部屋にいた。




 
!????







夢だったのか…



















何かを握りしめていることに気づきそっと手を開くと……



固く小さなキラキラと光るもの





龍の鱗だ。










あの龍は確かに…













朝焼けの赤い太陽の光に透かしてみるときらっと光り部屋中が透明な赤い光に包まれた







そっと握り、机の引き出しの小さな小箱にしまう









空をぼーーと見上げてると

一筋の白い線が空に昇っていった

10/14/2024, 9:36:09 PM

ドォ~ン…ドォ~ン…

破裂音が聞こえてきて

慌ててベランダに出て

スマホを向ける

予告無しで不定期

空高く高く

数分間の花火が上がる

あ…終わっちゃった~

綺麗だったね🤗




✴️180✴️高く高く

10/14/2024, 9:15:32 PM

高く高く大空を飛ぶ鳥が羨ましい。
あの空を飛べたらどんな世界がつづくんだろう
鳥になりたい。高く高く飛ぶ鳥になりたい。

10/14/2024, 9:10:06 PM

・高く高く

塔のように積み重なった思い出が、小さな私を見下ろしている。
両手で抱えきれなくなったアレを私はどうすべきなのか、今の私には皆目見当もつかなかった。
せめて私もアレと同じくらい大きかったら崩すことも抱えることも出来ただろうに。
塔のように積み重なった、酷く歪で大きな思い出は、何一つ成長出来ずただ途方に暮れている私を冷ややかに見下ろしていた。

10/14/2024, 9:09:01 PM

高く高くそびえ立った塔。それはこの街のシンボルだ。その塔は百年ほど前にある外国組織とその地域でその組織に協力するものが共同してたてた。その組織はもともと禁止されていたが政府も時代が進むにつれ容認せざるを得なくなった。
その塔は建てられた三十一年後、その組織に所属する者によって原型を止めない形で破壊された。

10/14/2024, 8:36:17 PM

高く高く
いい意味で使われる印象があるのだろうが、
日本では、物価だけが、高く高くなっている。

10/14/2024, 8:14:58 PM

高く、高く。
 ふわふわと、プカプカと、まるで天に昇る風船みたいに。

 何処までも浮いてしまいそうなほど、地に足をつけている感覚が無い。
 私を地上に引き留めてくれる命綱が、何処にも存在していない。
 手を伸ばしても、誰も私の手を掴んではくれない。
 ずっと、自らの足で地を踏み締める人たちと同じようには歩けないの。


 高く、高く。浮いて、浮いて。
 いつか惨めに地に墜つその時まで、私は独り昇り続けるのだろう。

10/14/2024, 7:34:58 PM

高く高く


伝えたいことがあって
それは風に乗って、海を越え
山々の間を縫い、川の流れに沿って
遠く異国の大地まで

狭くなってしまったこの世界で
本当に大事なことは届き難くて
いつも雑音に掻き消される

届けたい、この言葉は
見上げた夜空より、高く高く
多くの人に、心に
深く静かに、染み渡るように
いつの日か伝わることを願っている


誰もが、幸せになれますように

10/14/2024, 7:25:39 PM

高く高くより高く。

町を歩けば増税の声。
値上がり食品、値上がり家電。
地域は増税、高く高く

10/14/2024, 6:10:02 PM

#高く高く…

秋の空
高く高く澄み渡る
お陽さまが出ている時も
星星が輝く夜空も
とても美しくて息を呑む

貴方と見つめる空は
神秘的で私を幻想の世界に誘う…
世界で一番幸福を感じる
どうかいつもでも
隣で空を見させてね…

10/14/2024, 5:33:33 PM

【高く高く】

優しく風が吹いて、顔のすぐ横にある草がさらさらと音を立てた。
草をベッドみたいにして寝転んでいる今、その音が子守唄に聞こえて目を閉じる。

ひゅうひゅうと風が舞うのが収まって、たっぷり余韻に浸ってから目をゆっくり開ける。
目の前に広がるのは、青と黒の背景に銀のラメを散らしたような素敵な光景。
そこにぽっかりと浮かぶ、今にも折れそうな細々しい月があった。
それを目に入れて、もしや、あの細さなら今の自分にも握り潰せるのではないか、と手を空へ伸ばす。

月に手をかざして、ぐしゃっとするように握ってみた。

掴んだ感覚はない。重力に従って腕を下ろすと、ぼんやり光っている月が変わらずに見えた。
流石に掴めないかぁ、となんとなく悔しくなる。
自分の腕がにゅーんと伸びさえしたらぽきっといける気がするんだけどな。
そんな妄想を頭の中でして、ふぅ、と息をついて再び目を閉じる。
なんだか疲れて眠りたい気分になってしまった。
外で寝たら風邪を引くだろうか。まあ月の光が温めてくれるか、月光って布団みたいなもんでしょ。と、謎の持論を展開して深呼吸をする。

「おやすみ」と呟く声を、ぽきっとできそうでできない月のみが聞いていた。

10/14/2024, 5:33:02 PM

天高く馬肥ゆる秋
洋上の小舟は進む
どうか安らかに

高く高く

10/14/2024, 5:24:15 PM

高く高く…



スマホの待ち受け画面に

スカイツリーから見た夜景を使っている。


中央に東京タワーがある。


小学校の修学旅行で東京タワーに行った。

当時、東京タワーの中に手相の占い機があり

百円玉で人生を占った。


細かく印字された文字を丹念に読んだ。

自分の手相を機械が判定したのである。

絶対に当たる確信があった。

隅から隅まで何度も読んだ。


「大器晩成」


12歳の少女は

小さな胸にその言葉を刻み込んだ。





さて、私は現在57歳……



……あれ?

大器晩成!?   


神様!  今ですよ!!

10/14/2024, 5:20:01 PM

高く高く


街を独り歩く。
俺の隣は、空っぽ。
ただ、風が吹き抜ける。

ほんの少し前までは、
人見知りな俺を心配して、
貴方が、横に居てくれた。
その温もりが、
俺の支えだった。

なのに。貴方は。
こんな俺を、一人、
地上に置き去りにして、
俺には、何も告げずに、
天へと駆け上がって行った。

俺の心の中には、
今でも、貴方の笑顔で、
溢れているのに。

貴方は、もう、
この世の何処にも居ない。

泣き声が溢れない様に、
きつく口唇を噛み、
涙が溢れない様に、
そっと天を仰ぐ。

高く、そして蒼く、
果てしなく広がる空。
この広い空の何処かに、
貴方が居る、そんな気がして。

俺は、貴方に届く様に、
高く高く、手を伸ばすんだ。

だけど、
貴方には、届かない。
俺の手は、ただ、
虚空を掴むだけ。

10/14/2024, 5:11:36 PM

高く高く

高く高く 目指して 生きても
下にある何かを 見落として
今いる場所が高いのか どこなのか
時々わからなくなる。

そんな時はどこを見たらいいんだろう。

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