香水』の作文集

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香水』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/30/2024, 2:10:46 PM

題【香水】
(登場人物⇒すみれ、葵、ふうま、ひなた)

「ねぇすみれ。好きな人の匂いって、なんか覚えるよね。香水とはまた違う匂い。」
「どうしたのですか、急に?」
「あのね、ひなたの匂いは何て言うか、優しい感じの…、て、ごめんねすみれ、こんな話しちゃって。」
「そっか。ふうまの匂いは、守ってくれそうなゆうかんな匂い、ですかね?」
「え~!すみれも分かる!?」
「まぁ、他の人よりは鈍感ですね!すぐ分かる気がします。」
「だーれだ?」
この匂い…、あっ!
「ひなたくんだね。」
「おっ、正解です!葵。」
「やった~!」
って、待て待て私、当てちゃった!
気持ち悪いって思われてないかな?どうしよ。
「だーれだ?」
「ふうまですね!」
「即答!さっすが~、俺の彼女!」
「止めてください!恥ずかしいです。」
「仲良いな、相変わらず!」
「もう~(笑)」
「あっ。そろそろ下校時刻過ぎちゃう!」
「本当だ!ばいばい。」
「じゃあな。」
「はい!さようなら。」
「あっ。すみれ!今日も一緒に帰らない?」
「はい!」
「じゃあ、俺らも一緒に帰ろ?葵。」
「えっ!あ、はい。」

8/30/2024, 2:07:46 PM

「香水」

匂いって武器だと思う。

記憶に残りやすいから。

同じ匂いを嗅いだら、思い出される。

あなたの優しかった香水の匂い。

そんな切ない思い出なんてまだない私は、

香水の匂いが強ければ、(  ᷄ᾥ ᷅ )ウッ……ってなるから。

匂いは物理的な武器にしかならない。

なんだか悲しい。

8/30/2024, 2:06:06 PM

─── 香水 ───


人工的な香りが好きじゃない

自然のままが一番好き

ある程度は仕方がないと思ってるけれど
洗髪剤に柔軟剤に化粧品に香水に
混ざりに混ざったクラスメイト達のにおい

正直くさい

纏まりがないだけじゃなく
本当に重なりまくってたから

冬のあの空間は地獄でしかなかった

8/30/2024, 2:02:51 PM

香水なんて使ったことがなかった。
使いたいと思っても
何を使えばいいのかわからない。



そんな状態が高校生まで続いてた。



そんな私でも使い続けてる香水がある。
石けんのようなシャンプーのような
優しくて爽やかなこの匂いがする度に
彼との思い出が蘇る。






まだ空から見守っていてくれてるかな。

8/30/2024, 2:00:46 PM

香水 良い臭いがする
好きになる、気になる臭いもあるし
香水って不思議だね~

臭いに敏感な人多いしね!

8/30/2024, 1:59:31 PM

夜中にいきなり浮気した彼が尋ねてきた。急に抱きしめられフワッと香りがした。何か思い出のある匂いだ。わたしと彼が初めてデートした日に買ったハナミズキの匂いの香水。「あぁ、忘れようと思ったのに」

8/30/2024, 1:57:15 PM

香水

花の香水は花を搾って
樹の香水は樹を搾って
果実の香水は果実を搾って



大好きなあなたの香水は
あなたを搾って

8/30/2024, 1:56:50 PM

数年ぶりに訪れた、インドネシアのバリ島。
夕食帰り、日本より幾分か過ごしやすい夜風に吹かれながら入った店で、とっておきの香水に出会った。
棚いっぱいにところ狭しと並ぶ香水、香水、テスター。あてもなく、パッケージと英単語の羅列を見ているとき、ふと目に留まった。
’lost in tokyo’_東京の迷い子。
’under malibu ocean’_マリブ海の水面下。
そして、’memory of Paris’_「パリの記憶」
私の手に少し香りを纏わせたとき、身体中を爽やかな優しい甘さが吹き抜けて、心が穏やかに凪いだのを、憶えている。
一目惚れといっていいのだろうか。この香りを纏えたら、柔らかな揺蕩いに落ちていける気がした。
森林、山村、海洋、花畑、雑踏、どの言葉にも属せない、なんとなく、私の思い描いていたパリとはイメージが違っていたけど。冷えきった冬の早朝に、バニラの香るベルモットを溶かしたような、優美で爽快な香りだった。

日本に帰ってきた今、あの香りを纏いたいとか思っていたくせに、まだ一度しかこの香水を使えていない。
私はパリの記憶を着付けたところで、誰にも届かない。だから、初めて好きな人に送った手紙に、私の代わりに絡ませた。

きっと香りなど、届いたときには消えていたのでしょう。それでもいいや、と思えた。
いつか彼に直接出会えたときに、残り香として憶えていてくれたら、なんて。

8/30/2024, 1:56:12 PM

「香水」

 私は、香水が好きじゃないと思っていた。
 君に出会うまでは。

8/30/2024, 1:55:26 PM

「…マスタァ、香水の瓶って捨てるの結構手間かかるんスね」
カウンター席の向こうに置かれたグラスと、“JIN”とラベルのある、透明な液体の入った瓶を引き寄せながら、俺は言った。

「…アルコールを分解するにはまだ早過ぎますよね。お子様は大人しく、ノンアルコール飲料をどうぞ」
マスターは、忌々しくも鮮やかな手つきで、俺の左手のグラスを器用に取り上げ、冷蔵庫から水蒸気の立ちのぼる、ほっそりとした瓶を取り出した。
流れるように栓抜きで口を開け、グラスに注ぐ。

俺の感情とは裏腹に、俺の口内は脊髄反射で唾を飲み、俺の右手は瓶をカウンターの向こうに差し出す。
差し出すついでに微かな抵抗を試みる。
「でもマスタァ、俺はもう酒分解できるくれえの生い立ちしてると思わねえの?」

「そんなことで未成年が飲酒できるなら、私に相談に来る知り合いの大半は、二十になる前に飲めるってことになっちまいますがぁね」
マスターはにやりと笑って、優美にグラスを差し出した。

受け取って、一口飲む。
弾けるような二酸化炭素の刺激と、ジンジャーの辛くて甘い抜けるような味が、口内に広がる。

「で、お姉さんの香水、まだ捨てられてないんですねえ。あんな啖呵切ってた割には」
白い布でグラスを磨きながら、マスターは言う。
「…そうっスねぇ。捨てれねぇの」
ジンジャーエールのぱちぱちの刺激に目を瞑りながら、俺はため息混じりにマスターに返す。

「…もういっそのこと、落として割ってしまったらどうです?」
マスターは何気ない風で付け足した。
「あの時、あなたが言ったことは正しいんですから。『過ごした時間が長いとか、ポリシーとか立場とか、そんな綺麗事でなんもしてくれない輩よりも、どんなに知り合った期間が短くても、何処の馬の骨か知らなくても、悪人だったとしても、建前だとしても、自分に対して親切にしてくれて、有益なことやものを渡してくれる奴の方が好きになるに決まってる!』…だったか。それは正しい、世の真理です。あの時は感心しましたよ。生後5年のホムンクルスが言ったとはとても思えませんでしたから」

俺は、返す言葉を探す間を埋めるために、またちびりとジンジャーエールを口に含んだ。

俺は一ヶ月前に、たまたま迷い込んだマスターと、たまたま居合わせた数人の人に助けてもらった。
俺たちは、俺たちの家_研究所の実験台からこの世界に連れ出してもらった。
それまでは、俺も姉さんも、実験漬けの毎日だった。
母さんに忠実だった姉さんは、家を家族の絆を守ることにずっと固執していた。
…だから縁を切ることにした。俺は、俺じゃない過去の誰かを見るような目で、俺と姉さんに苦痛を強いるこの家が、好きじゃなかったからだ。

姉さんと母さんは、不思議な香りをいつも仄かに纏っていた。
姉さんに言わせると、それは母さんに貰った信頼の証で、俺たちへの愛情らしかった。
母さんに言わせると、その香りはまじないで、バケモノに襲われないためのお守りらしかった。
そして、俺たちの家にはずっと香っていた匂いだった。

その香水は、紆余曲折を経て、俺の手元にあった。
_正確には、俺の部屋に、俺の新しい家のタンスの中にあった。

俺は、過去の象徴を未だに捨てられずにいた。
何故だかは分からないけど。
俺の脳は、感情は、捨てろと言うのに、俺の脊髄は、その意見をずっと否定していた。

いや、俺のそんな言葉は建前で、本当は、俺は捨てたくないのかもしれない。
香水も、母さんも、姉さんも、研究所であったことも。

「…落とした方がめんどくせぇじゃん。捨てんの」
今日だってそうだ。
今日だって俺は、自分でも苦しいと分かる言い訳を呟く。

「…まあ、それもそうですよねぇ」
そして、それを指摘しないマスターの優しさに、まだ甘えている。

…マスターの言う通り、俺はまだまだお子様なのかもしれない。
過去に縋り続ける、お子様。

ジンジャーエールを口に含む。
ジンジャーの爽やかな甘辛さが、鼻を刺して抜けていった。

8/30/2024, 1:52:43 PM

パルファム=5~7時間
オードパルファム=4~5時間
オードトワレ=3~4時間
オーデコロン=1~2時間
オーデサントゥール=1時間

上記は香水の持続時間を表しているものだ。
上記の中で最も香りの持続時間が長い「パルファム」は、香りの濃度も高く15〜30%ほどある。
持続時間が一番短い「オーデサントゥール」の濃度は、1~3%ほど。一番上と下で、何十倍も違いがあるのだから驚きだ。

昨今はスメハラという言葉をよく聞くようになった。香りというのは好みが分かれるものであるため、いささか仕方ないことであるのかもしれない。

誰かにとって好ましい香りは、誰かにとって不快な匂い。

こう書くと悲しい事だが、人それぞれ違うが故に起こることであり、そういうものは世に溢れている。
香りだけが特別な問題というわけではない。

推し香水を作るくらい香りが好きな我が身としては、人に不快な思いをさせず、かつ自分も楽しめる方法を模索する日々である。

上半身に付けると周囲に香りが漂いやすいので、腰やスカートの裾に付けるなど工夫をしているのだが…。香りがほのか過ぎて、付けていないレベルに感じる。 香りを楽しめないのに、香水を付ける意味とは一体…。

ロータスの香りがするオードパルファムで、寝香水を試してみたこともある。
ユニセックスなロータスの香りは、癒しにもなるし、ベッドの中も良い匂いになる。翌朝になれば、ほのかに香る程度になるのだから、良いこと尽くし。
個人的には良い塩梅と思っていたのだが、残念ながら他人には不快だったようだ。
嫌そうな顔で「スパイスのような香りがする」と言われて以降、寝香水はしなくなった。

香りに慣れてしまうと、香りに疎くなる。
自分ではなかなか気付けないものだ。
これはなにも、香りだけにとどまる話ではない。

大抵の物事は、人から言われて初めて気付く──そういうものなのかもしれない。
────────────────────────香水

オリキャラ達の香りイメージメモ
博士=グリーン系
助手=フローラル系
俺=ウッディ系
彼女=ハーバル系
思考の海の番人=マリン系
カード=オリエンタル系
ドリームメーカー=シトラス系
…推し香水作りたくなってきた…。

8/30/2024, 1:52:32 PM

すれ違った人から君のつけていた香水の匂いがした。
もう忘れられたと思っていたのに、
君は僕の嗅覚さえも虜にしていたのだ。
その時僕は心の底から願った
大好きだった君へ、幸せになってね

2024 8/30 香水

8/30/2024, 1:45:11 PM

香水が香ると、あなたが近くにいる気がして不安になる。理由はない、貴方が近くにいるはずもない。けれども、確かに言語化できない不安に駆られる魂が自分の中に溢れている。

8/30/2024, 1:43:25 PM

香水 


春香の使ってる香水って
[ドーリーガール]ってやつ?


うん、そうだけど、なんで?


こないだ、ドンキで俺も
なんか新しいのにしようかなって
色々試してみてて
なんか、似てんなーって


そっか。見つけられたんだ。
ワンちゃんみたいな嗅覚だね。


うん、でもなんかちょっと違う気がして。
いちお聞いてみた。


ふふ。
あ、そういえば来週は空いてるの?




違和感がないように話を変えた。
あまり深掘りされたくなかったし
2度とこの話を掘り下げられたくなかった。

かつての恋人がくれた
[AffectIonアフェクション]という香りは
驚くほど私に合う香りだった。
愛情、愛着を意味するAffectIonは
彼からの想いなのか
愛着から執着へ変わってしまった
私への揶揄なのか。
今や確認するすべもない。

初めて香りを纏った時
「思ったとおり」とだけ宗二は言った。
最高の褒め言葉で
口説き文句だった。





前に行きたがってたとこ
香水作るところはいいの?


うん、いいや、それより
映画見たいのあって。
フランス映画だけど付き合ってくれる?


寝たらごめんww


なら朝イチ先に見てくるから
昼過ぎに合流する?





フランス映画が好き。
あまりにも文化が違うから。
情愛や性愛が、感情でなく
雰囲気で描かれている。

セリフも詩的な表現が多く
口数も少ない。
空気のような映画が多いと
私は思っている。

宗二はそういう人だった。
そしていつの間にか
いなくなってしまった。

答えも出さず
香りだけを残して。

1人映画を見る。
昔ながらのミニシアターは
誰かの丁寧な仕事の上で
清潔な湿り気を感じる。
人の匂いが染み込んだソファは
真紅のベルベット生地に
金の刺繍があしらわれている。

座面を撫でると
生地が逆立ち、指の跡ができる。
昔だったら
願掛けのように
名前を書いていただろう。
あなたを忘れない。

映画をみると没入した分だけ
自分の中に豊かさが生まれる。

「冷めたランチみたいな人」
と主人公が言っていた。
心の中でメモをする。

氷が溶けて
薄くなったレモンティー
爽やかさも苦味も
全部薄まっている。




んで、どうだったの?
今日の映画。

とても良かったよ。
ざっくりいうと
都会暮らしの女性が田舎に引越して
田舎の男性と結ばれそうで結ばれない話。

それが、とても良かったの?

うん。
現実そう簡単に恋愛にはならないし
かといっていい年頃の男女が意識しないわけもない。
とっても良かった。

ふーん、好きよな、そういう
曖昧なやつ。




喉に詰まりそうな
冷えたオムライスを
フォークで食べる。

8/30/2024, 1:43:21 PM

みんなそれぞれ愛してやまない匂いというのが存在しているだろう。
私ももちろん存在する

8/30/2024, 1:42:19 PM

まわりのひとに
じぶんから
発するニオイ
嗅がせては
嫌われること
気にしては
ニオイ消すこと
ばかりして
自分を外に
開くこと
出来なくなって
ここにいる

ニオイを武器に
するなんて
とても自分は
出来ないと
決めつけている
今日もまた
香水なんて
選択肢
自分の中に
見つからぬ

8/30/2024, 1:39:21 PM

『香水』
貴方の香りで
忘れられない夜に結びついた
ねぇ、これ以上
私を口説かないで!
ずるいよ
ずっと記憶に残っちゃう、
10も年上の貴方に
のぼせ舞い上がった私は
大人になって気づくんだ
見抜けない罠に
香水がまとわりつく素肌に
溺れて・・・

8/30/2024, 1:37:40 PM

私があげたシトラスの香水を、貴方はいつから纏ってくれなくなったのだろうか。3年間一緒に居たけど、私達の間にあった愛はいつ冷めたかも分からない。気が付けば私は貴方と距離を置かれていて、貴方から香るのはいつだって芳醇なラベンダー。それは知的で端正な貴方によく似合っていたけれど、私が求めている事に応えてくれないのが悲しかった。


色白な貴方は、今はもう真っ赤に汚れている。シトラスでもラベンダーでもない、生臭い匂いが私の鼻をつく。私の何が悪かったんだろう。いつから貴方は私を見てくれなくなったんだろう。


「君は、僕には重すぎる」


そう言い残して貴方は消えてしまった。私のお腹に深く刺さった包丁を抜かないまま。でも今は、貴方と同じ匂いになれて嬉しい。

8/30/2024, 1:37:11 PM

母のドレッサーはいわゆるハイブランドのパウダリーな香水の匂いがした。
しかし私があの匂いにこうした説明をできるようになったのは上京して伊勢丹なんかで同じ匂いを嗅いでからだ。

母は普段化粧をしない人だった。
まして香水をつけているところは一度も見たことがない。
おそらくドレッサーの引き出しに入っていたあの香水も貰い物か何かだったのだろう。
初めその匂いを嗅いだ時は正直臭いと思った。
そのドレッサーも長く使われていないからその香水も古くなってこんな匂いになってしまったのだと思った。
埃やカビの匂いと混ざってしまっているのだ、と。

もしもあの匂いを初めて嗅いだ場所が伊勢丹の煌びやかな化粧品コーナーだったら、
私はあの匂いを良い匂いだと思っただろうか。
それともやはり臭いと思っただろうか。

8/30/2024, 1:33:43 PM

触れ合う度に香る君の匂いを

僕はいつから遠ざけるようになっただろう

君が恐ろしく美しい
凍えるような笑顔になったのは

それでも君に縋っていたい僕のせいなんだろう



割れた君の匂いの欠片を

濁った僕の心と吸殻も一緒に

思い切り踏み躙った

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