『香水』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
主張し過ぎは 苦手
でも
やさしい香りに出会ったから
やさしく いられる
………香水
#香水
あの日に限って
いつもと違う香がした
それも誰かと似ているあの香りが…
いつもより饒舌で
いつもより優しいあなた
やっぱり…ね
私の疑問は確信に変わったの
もっと悔しいかと思ってた
泣いてしまうかと思ってた
だけどそうじゃなかったの
これでまえへ進める
新しい一歩踏み出せる
あなたはその甘い香りに誘われて
私のいない世界へ
私は自由と孤独の扉を開ける
たぶん思い出すのね
この香りを思い出しなから
あの娘のせいにしながらも
香水/瑛人
この人のこの歌以外は知らないな…
当時はテレビや有線で
飽きるくらい聴いたんだろうけど…
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ほんのり香るか香らないかくらいが丁度良いのよ
だから、べったべたに付けるんじゃないわよ
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リフレッシュなら柑橘系
リトセア(リツェアクベバ)が一番落ち着くのにな
(香水)
#香水
匂いが記憶に一番残りやすいらしい。それは、五感の中で唯一海馬に影響するからだという。
私がこれから生きていくなかで、出会う人も別れる人も増えていくだろう。
愛しい人でさえ、きっといつかは忘れてしまう。
交わしたはずの言葉を忘れ、
愛した概形が崩れていくのを黙って見送り、
優しく触れてくれた感覚を誰かの優しさで上塗りをして、
ただ懐かしいと同じ味に涙して、
嗅いだことのある香りに振り向く。
そんな人に出会えたら、なんてね。
「くっさ」
何気ない一言だったと思う。
明らかにふざけていたし、悪気も無かったんだ。
よく考えもせずただノリで言った一言は相手を傷つけた。
どれくらい傷付けたのかは分からない。
でも、それが相手にとって泣きたくなる様な一言だったのは確かだろう。
実際に泣き出してしまったから。
何故あんな事を言ってしまったのかは分からない。
たしか香水の話をしていた時、だった。
相手が香水を変えたようなことを言ってその事を笑ったのだが、言い出したのは誰だか分からない。
ただ皆が口々に「くさい」と言うものだから私もそれに乗っかったんだろう。
そう、きっと、言い出したのは別の誰かだ。
泣き出し、先生に気づかれ怒られた腹いせに私達は彼女を無視しだした。
幼稚だった私達はそれがどれだけ残酷な事なのか分かっていなかった。
いや、少なくとも私は分かっていなかった。
今でも思い出す。
ラベンダーの香りが私の鼻をくすぐった事。
その時の衝撃を。
まるで雷が落ちた時のように全身が硬直して上手く言葉が出なかった。
褒める事も出来ただろう。
その時の私には、彼女を庇うような勇気は無かった。
何年か経った今、お酒の匂いを纏わせながら夜道を一人、歩いていた。
人っ子一人いない夜道は都会の忙しさを忘れさせる。
ヒールの響く音を聞きながら確かな足取りで目的地へ向かう。
髪から滴る水は私の頬を伝い地面に落ちる。
その水滴は雨に混じって直ぐに分からなくなった。
目的地へつくと昔のメンバーが揃っていた。
そこには彼女の姿もある。
昔の面影があるのか、ないのかすら分からなくなっていた。
今更友達ヅラをしたって。
急に罪悪感が押し寄せてきて吐き気を催し急いでトイレに向かった。
後ろからは心配する声が聞こえる。
彼女の声も混じっていた。
再び戻ると微かにバニラの匂いがした。
思わず声を上げて、その匂いが彼女からしている事に気がついた。
「…それ、匂い」
「……ごめん、臭かったかな?」
乾いた笑い声をあげる彼女に「そんなつもりはない」とはっきり言えなかった。
「え、いや、その」
しどろもどろしているとメンバーの一人が助け舟を出してくれる。
「いい匂いって言いたいんじゃないかな、違う?」
「そぅ……」
「よか…った」
言って見せた彼女の笑顔が眩しくて、私もつられた。
幸せな時間を過ごして、着々とメンバーが帰っていきついに彼女と二人きりになった。
「その、ごめんね。中学生の時」
「いいよ、なんで今更?」
「ずっと後悔してたから。本当はいい匂いって言いたかったのに、無視した事も謝りたくて」
「…いいよ、傷ついたけど昔の事だし」
「本当に?さっきだって…」
「気にしてないわけじゃないけど、いつも考えてる訳じゃないから」
「…最近、香水かったの」
「どんな?」
「よく分かんなくて…良かったらこれからも、時々会って香水のこととか教えてくれない?」
「いいよ」
ー香水ー
もう一度…
生まれてくることができたら…
やっぱり父に会いたい…
父の香り…
無味無臭…的な…
たまにタレの匂い…
焼鳥屋さんによって…
ちょいと一杯のつもりで呑んで
いつの間にやら はしご酒
気がつきゃホームベンチにごろ寝
これじゃ体に良いわけないよ
わかっちゃいるけどやめられない
ホリャ♪すいすいスーダラァ……
すらすらすいすい~♪
星月夜をいっぱいに浴びた月見草に降りる朝露を集めて香水を作ってた
黄昏と夜明けの間に咲く宵待草
それがどんな香りの花かなんて
もうどうでもいいの
…あなたは今日も来なかった
#香水
『香水』
人混みの中でふと香ってきた香水の匂いに足を止める。
やけに気品を纏ったその匂いで思い出すのは、とうの昔にいなくなったあなたのことだけで。
忘れられたと思っていたのにな、なんて自嘲的な笑みが溢れた。
つきり、つきりと胸を刺す痛みには気づかないふりをして、前へと歩を進める。
だけど、痛みは存在感を増すばかりで。
やっぱりね、俺にはあなたがいないとだめなんだよ。
「あれ……香水、付けていたっけ?」
家で彼女とすれ違った時、慣れない香りがした。俺は立ち止まってしまい、少し考えてから声をかけてしまった。
「あ! 今日、香水を持っていたお客さんとぶつかっちゃって少しかかっちゃったんです。匂いますか?」
俺は彼女に再び近づいて彼女の匂いを嗅ぐ。いつもの彼女……いや、女性特有のかのかな。優しくて柔らかい香りが、かき消えている。
彼女は俺から一歩下がって、顔を俯かせた。ほんのりと耳元も紅くなっている。
「どうしたの?」
「へ、変な匂いじゃないです? 汗臭いとか、油臭いとか……」
確かに彼女は車の修理をする関係上、油っぽい時はあるけれど、彼女は家に帰ると真っ先にお風呂に入っているのでボディーソープの香りが鼻をくすぐる。
それから時間も経っていれば、彼女自身の香りがして俺は多幸感に溢れる……のにな。
「そういう匂いはしないよ。むしろ香水の方が気になるかな……」
胸がもやもやするのは心の片隅に置いておくとした。
すると彼女は不安そうに見つめてくる。
「シャワーに入って、結構洗ったんですけれどね」
「あ、いや、そうじゃないんだけれど……」
いきなり、彼女が俺の唇をきゅっとつまんだ。
「んふ!?」
「気がついてないでしょうが、唇がとんがってますよ」
俺は彼女に閉じられた唇のまま、ふがふが言い返すと、彼女は唇を離してくれた。
「いや……俺の大好きな匂いじゃないから不安というか……ちょっといや……かな……」
彼女は驚いた顔をしてから、嬉しそうに微笑んでくれた。
「あとでまた、ゆっくりお風呂に入りましょう」
おわり
百六、香水
《元主の代わりの××の香り》
(刀剣乱舞/薬研藤四郎)
ある夏の日の事だった。
宗三左文字が薬研藤四郎に用があり、部屋を尋ねた。
「薬研、明日の出陣の事ですが....」
彼の部屋の戸を開けた時、ふわりと何かが香った。
部屋の主の薬研は「ん?どうかしたか?」と、読んでいた本から顔を上げて返事をする。
「薬研。何か香でも焚いていたんです?」
「ん?あぁ、さっき大将から沈木の香水とやらを貰ってな。まぁ俺らからしたら沈木自体の方が馴染み深いけどな」
その答えを聞き、宗三は「あぁ、なるほど」と頷いた。
そして同時に、審神者が彼に沈木の香水を贈った事は偶然か、はたまたわざとなのかとも思ったのだ。
「信長の葬式に、遺体の代わりに沈木の仏像を入れたとか」
「そんな話もあるらしいな。俺からすりゃ、蘭奢待を切り取った話の方が好きだけどな」
「好きも嫌いもあるものですか」
この短刀は、かつての主の葬式で、骨すら残らなかったが故に、代わりに焼かれた物と同じものをその身から香らせるのだ。
(焼失した刀に、その香りを纏わせるとは、今世の主もまた変わった人間ですね....)
長谷部や不動が知ればどんな顔するか、想像するだけで困ったものだと嘆くばかりだ。
お題にそって書かないといけないけど。
香水はつけないし。イメージ沸かないな。
もしもの話。
香水をかけることで、なりたい自分に変われるとかそんな付加価値が付いてるなら使いたい。
周りから何を言っても、許されるって外見イメージを払拭する。
反抗してこないというイメージから、取引先にも社内でもナメられまくり。今までたちの悪い冗談には静観と無言で相手にしない選択をとり、上司のギリギリアウトのセクハラ、モラハラにも冗談を混ぜて巧妙に切り返してきてきた。
溜め込む方式の怒りを発散する場所はわきまえてる。
キレたことは公では今まで一度きり。
怒らない奴がキレたらやばいの典型タイプだと思う。
大人になって我慢することが増えたぶん、我慢する容量も増えた。だけどその分爆発した時の火力が増している。
シュッと一吹きでオーラだけで黙らせるくらいの覇気を纏わせるような魔法があったら。
男社会で生きる女達がどれだけ楽になれるだろうか。
最近女だからと見下されることの多さに、努力だけではどうにもならないような高い壁を感じる。
悔しくて泣いた。
私は男に媚を売る香水は欲しくない。
自分を輝かせる覇気を纏う香水がいい。
アンチヒーロー
蒼さんのショート動画を見た🎵ビィラン🎵力強くて超?カッコいい〰️(*>∀<*)✨
私の好きなビィランは魘夢さま(* ´ ▽ ` *)💜優雅で孤高で美しい✨鼻から抜けるような優しい声で『愚かだな。』って、囁かれたい(/ω\)キャー何も考えられなくなるんだろうな、私。『愚かかも・・・。』と、自覚します笑
炭治郎のことは、胸が痛むけど(-_-;)
あらぬ夢を見せられて、家族を侮辱されて。『そんなこと言うはずがない俺の家族が!!💢』と、?真っ向から言える炭治郎は、素敵です(´;ω;`)信じる力ってすごい〰️✨正論or正義どっちかな〰️🤔
でも、私は、お化けや妖怪や幽霊が大好き😍💞出来れば。京極夏彦先生の弟子になりたいなぁ〰️(*>∀<*)✨φ(魘..)何時か、お化けや幽霊👻が、主役の物語を書きたいφ(..)(*^.^*)🎵蒼さん、言っていたなぁ〰️🤔、こんばんはあんずさん、その後、魘夢にひどいめに合うんだヨ、でも、、あんずさんはそれでも、幸せ😆🍀かっ。(-_-;)
yes(*>∀<*)✨💜その通りです(///ω///)♪恐れ入ります。蒼さんm(_ _)m(-_-;)
魘夢さん、大好き😆💕〰️💜
夏音ちゃんと木田太一君に、『あんずの魘夢がまた始まったヨwww』と、言われそうだな〰️(-_-;)
昨日、凛先生とかりたモーツァルトの本📕も頑張って読みます(*^.^*)🎵私なりの想いを込めて・・・。終わり
普段立ち入ることのないバー。眠れない夜に立ち寄ってみたそこで貴方と出逢った。お酒に詳しくない私がメニュー表を手に途方にくれていると、そっと傍にやってきて、柔らかく微笑んでくれた。
見ない顔だね。ぼくはここの常連なんだ。よければ、ここのオススメのカクテルをきみにご馳走させてくれないか? だなんて。手慣れた様子。手慣れた仕草。ナンパかしら、なんて思いながらも、一人になるくらいなら、それでもいい、と彼の言葉に従った。
隣に座った彼との距離は殊のほか近く、ふわり、清涼な香りが鼻腔を擽る。甘やかなウッディムスクの香り。密やかに微笑む彼にはよく似合う。
どうやら作り終えたらしいソレを、バーテンダーから受け取り私は一気に飲み干す。度数など、どうだって良かった。きっと、どうにかなりたかった。けれど思いとは裏腹に喉を通るそれは生憎と私の喉を灼きはしない。驚きが顔に出ていただろうか。彼は静かな笑みをそっと崩した。クツクツと低い笑い声が耳朶を刺激する。夜の甘やかな森の香りと落ち着いた低い音が怖いほどに体のなかを巡るのを感じていた。
「強いお酒だと、思った? それはプッシー・キャットっていうノンアルコール・カクテルだよ。ちなみに意味は、『可愛い子猫ちゃん』だ。……甘くて美味しかっただろう? ……きみはどうにもこういった場所は不慣れに見える。お望みのものでなければ、申し訳ないが」
「……!」
図星すぎて、咄嗟に言葉が出なかった。下戸ではないけれど、普段こんな場所に、それもこんな時間に来たりはしない。この空間に彼はあまりにも溶け込んでいるけれど、私はこの場では驚くほどに浮いているのだろう。きっと、だからこそ彼は声をかけた。
「いじめすぎかな。ごめんね。可愛い猫はいじめたくなるんだ。お詫びに、別のものをご馳走しようか? 酔いたいのなら、相応のモノを見繕おう。ぼくのオススメは――」
「お詫びなら、私の好きなカクテルを頼んでもいいかしら」
なんだか悔しくなって、ジャブ代わりに、彼の言葉を遮ってみる。少し虚をつかれたように目を丸くさせた貴方は、面白そうに目を眇めてみせたあと、お望みのままに、と気障ったらしく微笑んでみせた。だから、私も精一杯の虚勢を張って、不敵に笑い返す。
「――スクリュー・ドライバーを」
そうしてみせれば、今度は、彼が言葉を失う番。スクリュー・ドライバー。――カクテルに詳しくない私だって知っている、レディ・キラーの異名を持つカクテル。できるものなら、私を殺してみせて。そんな思いを込めて、彼の瞳を見つめる。
しばし言葉を失った彼は、堪えきれないように笑い声を上げた後、くしゃり、と髪を掻き上げた。
「子猫扱いをして悪かったね。お望みとあらば――いくらでも」
近いと思っていた距離が、また、近付く。ほんのり甘いと思っていた香りは、彼の眼差しから、露わになった額から、グラスを手渡す指先から――立ち昇るようにその甘さを増して、私を長い夜の森にいざなっていた。
テーマ「香水」
私は、柑橘系の香りが好きだ
アロマの香りもオレンジ系が好きだし
今、気に入って使っている「香水」は
グレープフルーツの香りだ…
市販品を振りかけるだけでは飽き足らず
数年前から、レモンの木も育てている
鉢植えだから沢山は実らないが
去年は、五つ立派な実を付けてくれた
ちなみに、レモンは葉っぱもレモンの
香りがするから不思議だ…
生まれてから今まで、ずっと田舎暮らし
だから、都会に憧れた時期もあったが
今は、大好きな柑橘系の木を色々植えて
田舎暮らしバンザイ…な感じだ
「香水」とは、アトマイザーに入った
出来上がった香りだけではない。
自然と共に暮らす私には、外に出て
庭先の花壇や菜園の中がすでに
香りの宝庫だ…
ラベンダー·ミント·ジャスミン…
書き出したらきりがない
当たり前のようで、決して当たり前では
ない…この神秘的な沢山の香りは
やはり神様のなせる技だとも思える
香水
香りの記憶は
自分が自覚している以上に
鮮明
切なさを感じる香りは
いつも同じ
忘れたい ラストノートの体温を
/お題「香水」より
真夜中のコンビニは、どこか寂しいものを感じさせる。
と、人とすれ違ったときにふわっと香った、よく知っている香り。
思わず振り返った。
ばちっと視線があった。向こうもこっちを振り返っていたらしい。
「……やっと、また会えた」
夢でもいい。夢でもいいから、今は、今だけはこの夢から醒めないで。
─香水─ #49
"自分に甘い"ではなく
"自分に弱い"
僕がずっと探していた言葉だ
あなたへ
見つけてくれてありがとう
泣きたくなっちゃうよ
おんなじ香水だって気づいた、瞬間に
音を失くした雑踏の中で
立ち尽くして貴方を探してしまうんだ
✼•┈┈香水┈┈•✼
もう居ないはずの君がいた気がした。
–– 香水 ––