『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最近、買い始めた文鳥さん。羽が切られていてあまり飛べない。飛べるって飼育員さん?が話していたけど虫籠の中に1年いたら飛べなくもなるよね。低空飛行だけど少しずつ飛べるようになっている気がする。風切り羽?が切られているから他と比べたら飛べないけどうちの子はうちの子なりに頑張ってる。タイトルのように「飛べない」ではなく「飛べない環境ではない翼」になっていたからタイトルには矛盾しているかもね。少しずつ自分なりに頑張って元気になる姿を祈ってる。私も頑張る。共に頑張ろうね。
「飛べない翼」
天才と呼ばれた彼はきっと神様から立派な翼を預かったのだろう。
スポーツ、強いて言うならテニスという競技は才能の差という物が顕著に現れる競技ではないだろうか。別にそれによって全てが決まると言っている訳では無い。試合している中で目まぐるしく展開が変わっていくスポーツの代表と言いたいのだ。そんなテニスの世界の中では、まず瞬発力やスピード、筋力や持久力と言った根本的な身体的要素から冷静さ、集中力、試合の流れを読む力と言った精神的要素が強く必要となってくる。まぁ別に各スポーツの間にそこまで明確なスキルの差は無いのだけれど。つまり言いたいのは必要となる、あればある程いいと言われている能力が多ければ多いほど天才と凡人の差を広がっていくというわけだ。
彼はテニスの才能を持って生まれた。きっと神様が彼のことを気に入ったのだろうと言えるくらいに彼は上手かった。その上彼は貪欲だった。勝利に、強敵に、敗北に、、、。彼は未だ見ぬ強い敵に挑むために多くの時間をテニスに費やしてきた。、、いつしか彼はこう呼ばれるようになる。"天才"と。別に初めの頃は気にしていなかった。言っているのは弱いやつだ、人との差ばかりを考えてその差をどう埋めるかではなくその差に理由を求めるだけの負け犬だと。けど、何をやっても「アイツは天才だから」「比べたところで意味もない」「監督も無理だって分かってるくせに」「最初から越そうと考えることが無駄」。そう言われ続けてきて、彼は止まった。気づいたのだ。自分は誰かに負けることを求められていない、勝つこと以外は間違いだと言うように彼の今までを蔑ろにされていることに。彼は貪欲だった。強くなるために考えられないほどの量、質、時間を練習に当ててきた。でも周りの人間はどうせ彼が勝つのだから彼がどれだけ練習していようが気にも止めなかった。その事に気がついた時彼の目標は1つになっていた。それは、負けること。なんてふざけた目標だと人は忌避するだろう。だが、その望みは天才と言われた彼だけが持てる目標だった。だから、彼は決めたのだ。皆が目指す王者になろうと。誰もその事には気づかない。だって今までものこれからも最強は彼でそれ以外になることはないと疑わなかったから。その事が彼の歩みを止めたということにさえも気づかなかった。
彼が勝ちたいと渇望する相手を諦めたのは他でもなく、彼に勝ちたいと思っていた人たちで、彼に勝てないと諦めた人のせいだった。別に全責任を彼らに負わせるつもりは無いが、彼を天才に、誰にも追いつけない存在にしたのは紛れもなく彼らだった。向けられていた眼差しはいつかこうなりたいという羨望から、なんでこいつにはという嫉妬、果てには勝てなくてもしょうがないという諦念を孕んだものに変わり果てる。今まで見てきたいくつものその色が彼を変えた。
彼はずっと1人だ。仲間と好敵手と監督と高め合うはずのスポーツは彼には無かった。
神様も酷いものだ。どこにだって飛べる翼をくれたのなら休む場所を与えてくれたって良かったのに。長い間上へ上へと目指していたおかげで視界の中には、何も映らなくなっていた。それに気づいて引き返そうとした時には戻る道が分からなくなっていた。飛ぶ力など残っていないが、それでもどこへだって飛べる翼があって、気持ちを置いてバカになったみたいに翼だけが動きを止めない。骨を折って、羽毛も剥がれた醜い羽は遠目では誰にも気づかれない。
_____もう、誰でもいいから助けてくれよ。
そう呟いた彼の声が届くのは、彼の心が負け墜落した時か、誰かが怪我をおった彼に気づいた時か。どちらが先かは神のみぞ知るところだった。
飛べない翼
飛べない翼に用はない。
今欲しいのはどこにでも、好きなところへ飛んでいける翼だ。
決して落下するような、脆弱で、お飾りなものではない。
どこにも飛んでいけないなら、最初から授けるな。
平らな背中なら諦めることも出来たのに、存在を主張したそれのせいで、いつも叶わぬ夢ばかり見る。
夢を見たってどうしようもない。だから翼をもいでしまった。
落下するだけの体になれば、底に落ちるだけだから。
底にまで行き着いてしまえば、後は自力で這い上がるだけだから。
今日は病院の全車両のオーバーホールをすることになり、修理業者の白羽の矢を立てたのは俺の彼女が勤めている会社だった。
台数も多いから、社員のほとんどが来てくれたらしい。
救急隊で使う車もヘリも全部だった。
俺のメインで使っているヘリも不安を覚える感じだったから、このタイミングはありがたい。
「担当しますねー」
聞き慣れた声が耳に入って、振り返ると恋人が工具を持って近づいてくる。
「さすが俺の専属メカニック」
くすくすと笑いながら、近くに工具を置いてヘリの状況を手際良く見ていく。
彼女との出会いは俺の仕事関係だったけれど、彼女がこの修理屋で働いていると知って、頼るようになっていた。
最初は不安もあったけれど、どんどん頼もしくなって、気がついたら心惹かれて彼女。今は恋人になって一緒に住んでいる。
「随分、きてますよ。このヘリ」
「ちょっと無理させちゃったからね」
彼女はテキパキと作業を進めていく。その指で触れるヘリ。
「飛べなくなった翼、直しますね」
それを見る彼女の視線、その表情を俺は知っていた。慈しみを持つ優しい微笑み。
俺に向けてくれるものに近いけれど、俺の好きな表情。仕事に対して前向きに、誇りを持った視線。
「好きだよ」
「はい?」
ぽつりと呟いてしまった言葉。彼女の耳には届いてなかった。
「あ、ううん。家に帰ったら話すね」
うっかり、ときめいた気持ちを言葉にしてしまった。分かった、家に帰ったら全身全霊込めて伝えてあげよう。
そんな邪なことを考えながら、仕事をしている彼女を見守った。
おわり
一七九、飛べない翼
飛べない翼
もう飛べない翼
はじめから飛べない翼
境遇は違うけど
どちらも飛べない翼
でも
飛べなくても
いいんじゃない?
もう飛べないなら
折れた翼を
ゆっくり
丁寧に
優しく包み込んで
愛せばいい
はじめから飛べなくても
それはあなたの個性であって
その個性を愛そう
ペンギンだって鳥なのに
飛べないでしょう
けど
ペンギンにも
魅力が詰まってる
飛べなくても
飛べたとしても
価値は変わらない
だってあなたはあなた
わたしはわたしだから
──俺の妖精さん。
起きたら同居人に七色に輝く羽が生えていた。
「あー、まあこうなるよね」
「なんで納得してるの!?」
「わっ、うるさい」
どうも混乱しているのは自分だけみたいで、いつものように銀髪を三つ編みにしながらこちらを見てくる。羽、生えてるよね? 俺の見間違いじゃないよね?
「これね、昨日作った魔法薬の効果。飲んだ人にランダムでいろんな生き物の羽が生えるジョークグッズみたいなやつ」
「なんでそんなものを作ったんだい」
「その場のノリって大事だよね」
「威張るんじゃないよ」
くすくす笑うたびに羽が揺れて、きらきらと鱗粉が舞う。きれいだけれど、なんだかなあ。
「体に害はないんだろうね?」
「先輩と共同開発した安心安全な遊び道具だから、問題無し。一日で元に戻るよ」
「それ、触れるの?」
「触れるけど感覚は無いよ。飛べもしないし」
「ふうん」
後日加筆します。
(飛べない翼)
私は天使
天に使えるために産まれてきた
貴方達もそう
そして貴方もそう
でも貴方はとても周りと違うわね
みんな素敵な羽を持って美しく
誰かの為に誰かの幸福の為に飛び回る
貴方は違うわね
貴方は飛べないのね
可哀想
なんてそんな事気にしないで
貴方の素晴らしさがみんなからするととても憎たらしいのよ
気にしないで
笑笑
本当貴方は惨めね笑
飛べないとわかっているのに
その綺麗な肌に傷をつけてまで飛べる様になりたいの?笑
辞めなさいよ笑
もっと笑われるじゃない笑
それでも私は貴方が好きよ
コレは本心
そんな哀れで惨めで可哀想な貴方
大好きよ
飛べないから笑
きっと飛べていたら何も思わないでしょう
そんな貴方が大好きよ
定番の
2024/11/11㈪日記
日記の文末に決まったかのように
おやすみ
おやすみね
おやすみなさい
と書き分けているけれど特に
意味はなく、その時の気分。
確率的には、おやすみが多い。
今夜はどうかな。
予想してみる?
(ウザいよ)
無添加、無香料の固形石鹸を
使っていたのだけど、本物の無添加の石鹸は石鹸素地のみで
作られている石鹸だと聞いて
春から変えたんだけど
寒くなって排水溝が詰まるようになった。
理由は水の温度が低くなり石鹸が
溶けないから。
本物の石鹸の方が高いし
使えば手が若干乾燥するし
排水溝は詰まるし
利点より欠点が多いから
また無添加、無香料の石鹸に戻した。
また元の石鹸を定番にする。
他にも冷えて固まって困るのは
オリーブオイルね。
生活って季節毎に地味に困ることが
多すぎ。
では今週もぼちぼち行きましょう。
おやすみなさい。
61日目
僕らは等しく翼を持っている
けれど誰一人として飛び立つことはない
皆が当たり前のように歩くこの世界で
「なぜ翼があるのに歩くのか」
だなんて疑問を持つ者はいない
翼なんてただの飾りだ
髪のように爪のように付属してきたものだ
当たり前のように飛ばないうちに
本当に飛べない翼になっていった
飛べない翼はいらない。だって大空に羽ばたくのを夢見て羽を広げたのに。他の仲間たちはあんなに綺麗に舞っているのに。いっつも僕だけ仲間はずれ。もう、やだよ。こんなことになるくらいなら最初から翼なんていらなかった。神様はどうして僕にこんなものを送ったの。僕だって大空を自由に飛び回りたいよ。なのに、なんで。神様は意地悪だ。僕にこんな理不尽なものを贈るなんて。少年の顔から涙が溢れた。
ペンギンは飛べない翼を床につけてうなだれていた。
これはとある水族館のペンギンの話。
ペンギンは今日も翼を広げて飛ぶ練習をする。
大空を夢見て。
zene
異なる羽で翼
でも形も大きさも違う羽だと飛べない
#飛べない翼
#飛べない翼
峰を越えた先
水平線の向こうまで
行くことのできない
見せかけだけの翼
空を飛べるなんて羨ましいと
翼を指差して言う人々に
飛べないんですよ
なんて言えないまま
イカロスの翼を知る
念願の空を数刻手に入れて
蝋の偽物の翼と命を溶かすより
自分が臆病だと知りながら
遠い遠い空を眺めていた方が
空を憧れのままにできる
だから僕はまだ飛べないと信じていたい
飛べない翼を、人に例えるなら
あとちょっと、今だ!
…って時に躊躇して踏み出せない
そんな人かも知れないね…
人生には、何度も分かれ道があって
チャンスも必ず巡ってくる
その瞬間を掴めるか掴めないか
あの時、思い切って良かった!
そんな風に思える事が、1つでも
多い人生になるといいな…
皆、見えない翼を付けて
毎日、一生懸命に頑張ってる
羽を広げ「今だ!」と感じたら
自分を信じて飛ぼうよ
私は生まれつき翼が生えていた。
ただみんなの想像する翼とはちょっと違うかもしれない。
私の翼は右側にだけ生えている。翼は自分の思ったままに動かせるが、右側しか生えていないため空を飛ぶことはできなかった。そんな翼でも私は私の翼のことが誇らしかった。
他の人とは違って特別という感じがして嬉しかった。
でも今はそんな翼のことが嫌いだ。
妹が産まれてから私は自分の翼が嫌いになった。
なぜなら私の妹は右側にも左側にも翼が生えていたからだ。
私の翼より少し小さいが空を飛ぶには十分な翼が生えていた。妹が10歳になり、空を飛べるようになってからはたくさんの人が妹の翼を褒めていた。
だが私の翼はそれから逆に虐げられてきた。
何でなの?妹が産まれる前まではみんなあんなたくさん褒めてくれてたのに。私より優れた人が出てきたらその人にしか興味がなくなるの?妹の翼は私の翼よりも貧相なのに?
なんで?なんで??なんで???なんでなの????
空を飛べるからすごいの?
じゃあ私も飛んでやるよ。
そんなことを思い返しながら私はただただ地面に向かって進んでいく。こうなることははじめからわかってた。でも私でも出来るんだって皆のことを見返したかった。
あぁもうそろそろ地面にぶつかりそうだ。
次産まれるときは絶対今よりも立派な翼を両側に......
私の意識はそこで途絶えた。
ぽつり、ぽつり。
樋の裂け目から滴り落ちる雫を眺め、胸の内でリズムを合わせる。降水確率30%とは思えないほど堂々たる降り。これは線状降水帯が到来した場合をMaxとしての数値なんだろうか。天気予報が何と言ったところで結果は変わらないのだから、責めるべきはそこじゃない。分かってはいるけれど、今日は先週から待ち焦がれていた日だってのに。朝から期待させておいてこれかよ、と今朝のお天気キャスターに文句の1つもぶつけたくなる。
「おーい、アップさぼんなよ」
振り向くと、体から湯気が立ってそうなトラと目が合った。
「終わったんだよ」
我ながら不機嫌丸出しだなと呆れる。でも、仕方ないよな。トラなら分かってくれるはず。
「速すぎね?考えろよ」
ホールの出窓に放り投げてあったタオルを拾い、トラはガシガシと顔を拭いた。ついでに頭も。切り過ぎたって恥ずかしそうにしてたけど、トラは短髪が似合う。
「あー、晴れねーかな」
恨めしく空を見上げる俺のケツをトラが蹴りつけた。特に意味なんかない。目の前にケツがあったから蹴っただけ。俺達のコミュニケーションスキルなんて、この程度だ。
「次の記録会は出れるんだろ?」
俺の反撃を身軽にかわしたトラが、ファイティングポーズをとってみせる。俺は自分のタオルで適当に攻撃を仕掛けながら、出るよ、と清々しく答えた。やっと言えた。ほんとにさ、こんなに長くなるなんてな。
「無理すんなよ。逆足切るとか笑えねーから」
トラはそう言って笑ったけど、俺がアキレス腱をぶっちぎってから今まで、トラは1度もそのことを笑わなかった。むしろちょっと泣いてた。
ズン、と腹の辺りが重くなる。それは、俺を笑った顔を思い出したからだ。あの日から俺は、あいつと口をきいてない。でも、もう逃げられない。委員会で遅れてくるらしいあいつは、そろそろこのホールに来るはずだ。
「あ……」
トラがファイティングポーズをやめた。すうっと俺の後ろに流れる視線。振り向かなくても分かる。
優しいトラは俺の肩をポンと叩いてから、あいつの方へ駆けていった。たぶんまたケツを蹴りに行ったんだろうけれど、その結果は分からない。ただじゃれ合う声だけが聞こえていた。
あの時、あの声で、あいつは俺を笑った。ギプスの足をぶら下げながら登校した俺を指さして、
「飛べない翼」
って笑ったんだ。
ふざけたつもりだったんだろ。「卜部」っていう俺の名字は小学生の時から「とべ」ってあだ名に変えられていて、高跳びにハマって以来、下の名前と合わせて「飛べ翼」って上手い具合に呼ばれてたから。
「飛べない翼」
背が高くて、練習しなくても俺と張るくらいに跳べるあいつが、俺を指さして爆笑したのが許せなかった。ぶっ飛んだ松葉杖はあいつの額にアザを作り、俺達は口をきかなくなった。
「とべっち、ほら見ろよ、捕獲成功ー」
チャンスをくれるトラ。トラに免じて……俺は、ゆっくり、振り向いた。
トラにガッチリ押さえ込まれたあいつ。俺と目が合うと、あいつはスッと口角を下げた。あれ?と違和感に眉が寄る。それが何なのか、数秒経って気がついた。背が高いと思っていたあいつが、トラとほとんど変わらない。ってことは、俺ともきっと……。追いついてたんだ、離れていたうちに。
そして瞬時に理解する。あの時、トラが「飛べない翼」って笑ったって、俺はキレたりしなかったはず。でも、あいつが心配そうな顔で手を差し伸べてきたって、俺は松葉杖を投げたかもしれない……。見上げなきゃいけないあいつのことが気に入らなかったんだ。「飛べない翼」は言い訳でしかなくて。
「……とべっち……」
あいつはトラを引き剥がし、俺の前までやって来た。やっぱり目線はほとんど同じ。
ごめん、を言い出せない俺達はしばらく向かい合ったままでいた。呆れるコミュニケーションスキル。でも、ここで終わりにしないとな。
「飛べない翼、じゃねーからな。もう。」
言えてしまったら、気恥ずかしさの混じる苦笑いが浮かんだ。あいつも同じ。
「……飛べ翼」
ごめんも言い訳もどうでもいい。どうしようもなく低いコミュニケーションスキル。俺達はさっきのトラとあいつみたいに組み合ってから、雨のグラウンドに駆け出していった。そして、あっという間にずぶ濡れにしていく雨に心から感謝しながら、互いのケツを狙って大騒ぎで転げ回った。
《飛べない翼》
「飛べない翼は意味の無い」と思う人が多いだろう。でも、意味がないわけはないと思う。たとえ飛べなくたってあるだけで意味はあると思う。例えば、綺麗な翼だとしたら多くの人から羨ましがられたり癒しになると思う。さらに、モデルなどにもなれるだろう。翼が綺麗ではなくても自分の努力で変われるところもあるだろう。翼がない人からすればあるだけでも恵まれていると思われるはずだ。ネガティブに考えてしまうことだって誰だってあると思う。そこで視野を広げて見方を変え、少しポジティブに考えてみよう。そうすると少しでも気持ちが楽になるはず。
『飛べない翼』というテーマについて…
鳥→羽という素晴らしい翼がついてるから自由に飛べる。
人間→人には翼がついてないからもちろん飛べないけど、立派な足がついて歩けている。
当たり前の事だけど人間と鳥は生き物でも違う生き物…
鳥は翼が傷ついてしまうと飛べないね…
鳥はどんな気持ちで大空を飛んでいるのかな??
鳥にとっては翼は必要だね…
傷つくと飛べない鳥になってしまうからね…
人が大事にしている事と同じぐらい鳥にとっては翼は重要な物だね…
飛行機…飛行機も翼がないと飛べないね…
人の命を預けている大切な乗り物だね…
私たち人間には出来ない事を鳥や飛行機はしてるね…
飛べない翼を深く考えた事ないから、貴重な時間になったかな…
自分が思う『飛べない翼』っていうテーマなのかもしれないね…
飛べない翼
ツバメ
君は美しい
飛べるかどうか知らぬまま
その翼羽ばたかせ飛べぬ才のない翼は
朽ち果て底へと落ちてゆく
飛ばぬが救いそんな訳もなく
飛ばぬ根性知らずは寒さに凍てつき
落ちてゆく
飛べない翼は落ちてゆく
だが落ち行く先が地獄だ
なんて誰が決めただろう
飛べなかろうと
飛べたかろうと
あるいは、翼が無かろうと
幸せか辛いかなんて決めるものじゃない
人も同じ
裕福だろうと貧しかろうと
天がどれ程優しかろうと
今がどれ程厳しかろうと関係無い
どんな肩書きがあろうと
幸か辛なんて定められる事などないのだ――
《籠の鳥》
(刀剣乱舞/蜂須賀虎徹)
長曽祢虎徹の真作。
それが蜂須賀虎徹である。
しかし、あの浅葱色の羽織を着た男が振るったのは贋作の虎徹だった。
真作以上に贋作がその名を、その斬れ味をもって広めることがもどかしく思えた。
「何故真作の俺が使われず、贋作が虎徹の名を広めているのだ....」
どうか、この俺を振るってくれ。
大事に仕舞われるだけなんて御免だ。
飛べる翼を持ちながら、飛ぶことを許されぬ籠の鳥のように。
俺は誇れる斬れ味を持っているのに、刀の役割を果たすことなく、平和な籠の中で生きてゆくのだろうか。
「飾られるだけの刀では無いのに....」
真作であるが故に、大事にされすぎた名刀の話。
[飛べない翼]
人間生まれてから色々な道ができている。
自分の好きなこと得意なことでもみな翼をつけて飛んでゆく。でも、僕には、鎖がついでいる。飛ぶにも飛べないとても固くて外せそうにない鎖…皆が羽ばたいていくのに僕は、行けない。決められた道を鎖と共に行かなければならない。鎖を外して羽ばたいて行くことが出来ない…怖い、勇気がない。僕以外にもいるかもしれない、一本道にそって飛んでいる人達が…自由に『飛べない翼』になっているかもしれない。でも頑張って少しづつ、少しづつでもいいから自分の好きなほうへ羽ばたいて行ってみて、失敗してもそこから挫けずに頑張ってみて下さい。少しずつ努力という羽をつけて行って、いつかは、『飛べない翼』から『飛べる翼』になるかもしれない。