静寂に包まれた部屋』の作文集

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静寂に包まれた部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/29/2024, 3:50:19 PM

《静寂に包まれた部屋》

耳に真綿を詰め込まれたような ヌイグルミの腹の中に縫い籠められたような 喪中のような 針を落とした程度の音ですら落雷のように反響しそうな 水没遺跡のような 廃寺の本堂のような 最終的には狂気を発しそうな

9/29/2024, 3:44:38 PM

私の人生は、
3分の2辛かったこと、
3分の1悔しかったこと
そういう割合。

辛いから、悔しいから、
その気持ちをバネに生きてきた。

多分これはもう、癖みたいなもので
やめられない。

自分の「生き方」として成立してしまった。


静かな部屋だと、
つい、こういうことを考えてしまう。





過去に行き、登場人物たちに会い、
彼や彼女の現在を知るために
SNSに名前を打ち込む作業。

私より幸せそうに見える。

それでいい。
SNSは、そういうモノだ。

9/29/2024, 3:43:09 PM

一日が終わって脱力してベットに横たわる。
落ち着く音楽をかけながら天井を見つめて
今日はこんなことがあった、明日の予定嫌だなぁとか色々考える。
この静けさのおかげで整理して、リセットして明日を迎えるの。

9/29/2024, 3:41:22 PM

【アンラッピング】

部屋を包む静寂を
カッターで切ったら
冷たい綿が漏れてしまった。

9/29/2024, 3:33:41 PM

立ち入り禁止、となってないのに誰も立ち入らないような所が好きだ。

【静寂に包まれた部屋】

9/29/2024, 3:33:40 PM

「……静かだな」
「そうだね。──気をつけよう。罠があるかもしれない」

 剣を背負った青年が呟き、小枝を握りしめた少年がそれに答える。

 彼らが立つのは荘厳な神殿。
 そしてその視線の先。長い長い廊下と高い高い階段の先にあるのは──この距離からでも眩む、大きな丸い宝石だった。

「行こう。あれで──あれで最後だ。あれを壊せば、この馬鹿な戦争は終結する。くだらない茶番は幕を下ろす」
「……あァ。そォだな」

 先に歩き始めた少年の背を一歩遅れて追う。自分の胸ほどの高さもない後頭部を見ながら、イルは先ほどの言葉を反芻する。

 馬鹿な戦争は終結する。
 くだらない茶番は幕を下ろす。

 ……そして。

 俺たちの旅も、ここで終わる。




出演:「ライラプス王国記」より イル、ロキ
20240929.NO.66「静寂に包まれた部屋」

9/29/2024, 3:33:06 PM

静寂に包まれた部屋。

ただ、畳張りだとかフローリングだとかダンボールだとか。気にも止めない床から天井を、ダラダラと眺める一日が好きだ。
窓の外の音と、テレビの音。私が感傷に浸るために必要な素材は、どちらだろうか。常に音を出し、威嚇するようにも見える姿は、何故だかとても滑稽だった。
僕のベットに入り込む子犬は、無邪気で無垢で無頓着だった。包んで閉ざして囲おうとしても、拒絶を示すその声に、そろそろ嫌気が差してきた。
静寂を求めているんだと思う。あまりに煩くて、喧騒の中では決して安心できないから。
戦争だとか、紛争だとか、殺人だとか、発砲だとか。窃盗だとか、放火だとか、地震だとか、氾濫だとか。関わらなければ気にもしない喧騒に、ふと触れてしまった場合、自分はどうしたら良いのだろう。
壊れていたくはない。
守られていたい。
そう思う自分に、幸よあれ。

9/29/2024, 3:30:55 PM

「静寂に包まれた部屋」

甘く香るヘアオイルに

滴る化粧水

いつでも潤うように

全身に塗るローション

昼にさす紅とは違う

ハッカの効いたリップ

誰のためでもなく

私の為の時間

淡く光り

色目かせるライトの元で

自分の心音を聴き

静かだけど、でもちゃんと音がする。

自分を自分たらしめる

私だけの音

9/29/2024, 3:30:24 PM

「静寂に包まれた部屋」

眠りから目が覚める。

目を開いているのにそこにあるのは真っ暗な暗黒。
声が出ない。体が動かない。
なにかに縛られたかのように体の自由が奪われる。

また、目を閉じる。
そこにも同様に真っ暗な暗黒があった。

いつまでもどこまでも闇が広がっている。
私はひどく不安に襲われた。

このまま死んでしまうのだろうか。

そのとき、部屋に蛍光灯の光が射し込んだ。
母が部屋に入ってきて、
「カレーできてるよ。」
と私に言った。

部屋にカレーのおいしそうな匂いが漂ってきた。

その瞬間、恐ろしく不安に思えた闇が晴れ、体が軽くなった。

母の陽気で明るいその声は、
静寂に包まれた部屋を一瞬にして光で包んだ。

9/29/2024, 3:28:54 PM

月明かり照らすきみの忘れ物青いライター煙草のにおい


「静寂に包まれた部屋」

9/29/2024, 3:22:15 PM

自分の部屋は必要最低限の音しかしない。
低く唸る家電の音、空調の音、衣擦れ、私の呼吸音。
私の部屋に必ずいる音はそれだけ。
静寂に包まれたこの部屋は、私にとって充電器のようなものだ。

私は外に出るのがあまり得意じゃない。
なぜなら刺激がありすぎるから。
無数の音、人の波、分からない道程と暗黙のルール。
ひとたび外に出てしまえば、目の回るようなそれらに揉まれて心は摩耗し身体は疲弊する。
シャットダウンを所望する身体を引きずりながら自室に帰る。これは日々のこと。

摩耗した心を労わるように、疲弊した身体を回復するように、私は静寂に包まれた部屋で浅く息をする。
20だったものが80になる。決して100になることはないそれは、私が明日も何とか外に出るための延命措置だ。

思えば、静寂とは音がしないことだった。
でも意識の外側にいる音なら、私の充電を阻害しない音なら、それは静寂に含まれると感じる。

静寂に包まれた部屋とはつまり私の部屋だ。
そして私の充電と延命を担う一大拠点だ。

9/29/2024, 3:14:04 PM

【 静寂に包まれた部屋 】

誰も居ない部屋が一番心地良いと
感じるのはいつからだろう

2024 09.30 #03

9/29/2024, 3:13:45 PM

この部屋に存在しているのは
からっぽの思想と
からっぽのわたしだけ

ただひとりたゆたいながら
からっぽの部屋であるために
わたしさえも排除して

部屋は静寂に包まれる

9/29/2024, 3:12:54 PM

静寂に包まれた部屋。
私1人。しじまは私をずっと見続ける。
ぐるぐる回る思考の中で何も変わらない部屋。
置いていかないで!!
悲痛の叫びとドアを閉める音がこの部屋に反響してた。
今はただ1つの静かな部屋でしかない。
別れはこんなにも虚しい。
何も残らないものだから。
あぁ、あの人よ。
波にさらわれた想いだけ。
私の気持ちはきっと
重いだけ。
結果だけが残った部屋。
あの人は綺麗な意地悪で憎らしくて、かわいいあの子を選んだ。
私は醜くて、意地っ張り。
勝てるわけないよ。
今からでも、
また元の関係に戻りたい。
あの日々に。
あなたが好き、愛してるの。
私は海が好きだった。あなたが好きだったから。
私は自分が好きだった。あなたが好きだったから。
意思がない人間だって思われてもいい。
あなただけが、あなただけが。
都合のいい関係でも、いいから。
お願い。
私の事を見て。
私に最後にキスだけでもしてほしかった。
何かあなたの証が欲しかった。
あなたとの思い出だけの部屋。
あなたはもういないのに。

9/29/2024, 3:11:38 PM

穴の底から見上げる月はとても明るく、綺麗だった。

ある日、可愛いらしい女の子が覗き込み、僕に向かって「何でそこにいるの?」と声を掛けてきた。

僕は考えてみたけど分からなかったので「分からない。生まれた時からここに居るから」と答えた。

「おいでよ」

そう言われて初めて、穴の外を意識した。

月を掴むように、女の子のそばかすを数えるように、上を見上げながら、ゆっくりと穴の壁面に足と手をかけ登る。

目だけ覗かせて見た穴の外の世界は、月明かりに照らされながら、緑と花々が風に揺れとても良い匂いがした。

柔らかな風に包まれながら緑の中に立つ。胸がどきどきする。生まれて初めて感じた感覚に身体がついていかない。何をどうしたら良いのだろう。

その時、女の子の後ろから巨大な黒い影が、何かを僕に向かって撃った。

大きな破裂音と共に、僕の左足をかすめ血が吹き出す。

僕は恐怖で穴の底に飛び降りた。

見上げる。ギラギラと光る目が二つ覗き込んだ。

穴の外はなんて恐ろしい世界だろうか。

僕はここが良い。この穴の底から見上げる月ほど美しいものは無い。

始めから穴の底にいる者は「其処に」安堵を覚える。

題:静寂に包まれた部屋

9/29/2024, 3:11:32 PM

真っ暗な部屋、締め切ったカーテン、漏れ出すパソコンの光、君は今日も遅くまで遊んでる。部屋の外からは何も聞こえない。部屋の中はどうなっているのだろうか。君はそこで何しているのか僕には分からない。そして今日がもうすぐ終わる。この静かな部屋の中明日を迎える。おやすみ

9/29/2024, 3:11:26 PM

詩(お題)
『静寂に包まれた部屋』


昔は六人家族でした
二十畳の部屋も小さく感じた
今はひとりポツンと座る
静寂に包まれた部屋となる

77型のテレビをつける
大音量にしてバラエティーを見る
僕はひとり声だし笑う
それでも
静寂に包まれた部屋のまま

みんな
お化けでもいいから
寄っといで

みんな
死んじゃったんだけど
遊ぼうよ

僕の
こころのヘッドフォンを
はずしてよ

9/29/2024, 3:10:59 PM

自分だけの城。誰の色も入れされない。自分がここでは正義。ここから1歩でも踏み出せば、通用しない。何もかも。何に縛られることなく、静かなこの場所で深く眠る。これこそが、最高の幸せなのだ。
恋人はここだ。ずっと一緒にいる。これからも私にとって一番の居場所なのだ。

9/29/2024, 3:06:49 PM

静寂に包まれた部屋で。


静寂に包まれた部屋で
2人で
泣こう。

お母さんを
見送る時に。

まだ生きたかった?
ふとお母さん向けの
曲を聴くと泣ける。

9/29/2024, 3:04:04 PM

静寂に包まれた部屋
合鍵で、ドアを開けた…
付き合って直ぐに、渡してくれた鍵…部屋の前で、待っていた私に、何時でも、入れるようにって…
部屋の中は、明かりも無くて、真っ暗な儘で…
明かりを灯すと、テーブルの上には、走り書きのメモが1枚…
部屋の中は、静まり返って時計の音すら聞こえない…自分の吐く息と、心音だけが耳に聞こえる…
メモには…

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