『静寂に包まれた部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
静寂に包まれた部屋。
イヤホンから聞こえる音に包まれる私。
漏れ出ることのない音。
いつか溢れ出ちゃうかも。
#静寂に包まれた部屋
急にテレビ消して手握ったりしてこないでよ。
心臓の高鳴りが聞こえてしまいそう。
まるでこの世界に一人きりになったような
時を止めてしまったかのような
孤独を孕んだ静けさで覆われていた。
そこには、その静寂を解き
孤独から救ってくれる誰かを
ずっと待っているあなたがいるのだろう。
旧校舎誰も知らない踊り場でしゃがんで君と予鈴が鳴るまで
「静寂に包まれた部屋」
大粒の汗が伝わる父の背の五分の沈黙破り水風呂
「静寂に包まれた部屋」その2
瞼の向こうがまぶしくなって私は目を覚ました。最初に視界に入ってきたのは見知らぬ天井だった。ぼんやりした頭を回転させて記憶を呼び起こす。「思い出した。ここは山の中のコテージだ。記憶に靄がかかっているような感じがするのは昨日散々お酒を飲んだからだ。」そこでようやく意識がはっきりして辺りを見回す。そこには昨日一緒に騒いだ友人たちが静かに眠っていた。最後に時計を見たのは2時だっただろうか。手元のスマホに視線を落とすと9時30分を示していた。あれだけ地獄の登山となった後に浴びるほど酒を飲んだのだ。まだしばらくは誰も起きてこないだろう。そこまで考えた私は朝風呂に入るための準備を始めた。誰も起こさないように静かに。
鞄から着替えとタオルを取り出していると鳥たちのさえずりが聞こえてきた。昨日の午後ここにたどり着いてからは全く聞こえなかったのだが、私のわずかな衣擦れの音が響く以外は静寂に包まれている今のこの部屋には良く通った。しばらくその音色に耳を傾けていた私は、再び瞼が重くなってきたのを感じて慌ててかぶりを振った。「お風呂に入って目を覚まそう。」そして私は着替えとタオルを持って部屋の外へと歩き出した。「願わくば次に起きた誰かが、あの小鳥たちの声を聴けますように。」そんなことを考えながら。
静寂に包まれた部屋
孤独を突きつけられる
1人暮し
何年経っても治らないホームシック
意味無い「ただいま」
返ってこない「おかえり」
君の声をこの部屋で
響かせたい
静寂に包まれた部屋で私達は、別れ話をした。
思い出とか、たわいもない話とか。
そういうのも今回で最後だった。
あーあ。私が最期、交通事故で亡くなるなんて。
彼は嗚咽を漏らしながら泣いていた。
"ごめんね。。ごめんね彩。。"
何度も私の名前を口に出しながら。
これで最期だ。
私はもうこの世にはいない。
最期の別れ話は私には少し、、キツかったな。。
部屋にいるのが好き。
一人部屋ではないけど、一人でいる時は本当に楽。一人きりで。なんとなく楽。
よく、僕の両親は喧嘩する。
酷い時は父親が物を投げてきたり、最悪僕らに手を出しかねないほど。
叩かれるのとか、殴られるのなんて、小さい頃ぶり。
母親は僕らのことを守ろうとする。
母親も母親で問題は普通にあるけど。
前に、父親が母親の首を絞めてて。怖かった。
目の前で、人が死ぬ。目の前で、殺されてる。目の前で。
怖くなった。震えが止まらなかった。信じたくなかった。周りのみんな、仲良いのに。
みんな、笑顔で、両親に挟まれてるのに。
僕はそんなこと一度たりともなかった。片方しかいなかった。
だから部屋に駆け込んだ。
部屋に駆け込んで、ドアを背中に泣き叫んだ。
静寂に包まれた部屋は、あっという間に僕の泣き声で静寂じゃなくなった。
その後、母親が父親に抵抗したみたいで、父親にも何個が怪我があった。
母親に抱きしめられて思ったんだよね。
この人は、僕のことを愛してない。
母親からの温もりが、愛が、全くたりとも感じなかった。感じ取ることが出来なかった。
なんとなく好きではないんだろうなとは思ってた。
明らかな差別をされ続けていた。兄と、妹たちをひたすらに庇って。僕のことを庇ってくれることなんてなかった。
だから家族なんて信じられなくなった。信じたくなかった。
愛したくなんてなかった。
だから大っ嫌いになった。
父親もそう。父親は、そもそも僕らのことなんてどうでもいい。自分が寂しくならないための、道具でしかない。
家族であることが気持ち悪い。苦しい。死んでしまいたい。
家族という存在すらも嫌いになった。
だからこそ、家族と笑っている奴らが大っ嫌い。ただの嫉妬だけど。
20240929【静寂に包まれた部屋】
喧騒に
内包された 異空間
静寂に 包まれるは
まほろばの部屋
※短歌モドキ。
静寂に包まれた部屋
静寂に包まれた部屋に1人。私は何してるんだろう。
ベッドの上で横になってスマホをいじって…
楽しいはずなのにどこか切ない。
私はこの生活を待ち望んでいたはずなのに…
そうだ、静寂に包まれた部屋でダラダラするのを待ち望んでたんじゃない。
静寂に包まれた暖かい部屋であなたと過ごす事を望んでいたんだ。会話がなくてもただ近くに貴女がいる。その空間が私にとっての癒しだったのだ。
でも今はもう叶わない。もう一度があればあなたとの時間を大切に過ごしたい、なんて身勝手なこと神様は許してくれないんだろうな…
私は1人が好きだ。
でも家族がいたら静かな時はほとんどない。
朝のバタバタを終えてホッと一息つく間もなく犬が催促をはじめる。
やっとオレのターンが来たぜと言わんばかりにわがままになる。
次第に犬は満たされ眠りにつく。
やっと自分の時間が始まりそして一瞬で終わる。
ほんの少しの静寂が心を癒す。
だけど子供達が帰ってくると
嬉しいしホッとする。
今日も無事に帰ってきた。お疲れ様。
そしてまたここから喧騒がはじまる。
暗闇の中
通り過ぎる
車のライト
部屋の中を
照らしながら
過ぎ行く
ベッドに入り
眠ろうとしても
寝れない
時計の音が
やけに気になる
闇の中の
私の部屋
あなたも来ない
私の部屋
別れても
貴方を忘れられなくて
部屋を見まわして
涙流す
目をつむり
呼吸を整えると
やがて静寂に包まれる
雑音がやみ
思考が遠ざかると
内なる静けさが広がる
静寂に包まれた部屋に
内なる静けさが広がり
深い安らぎが染み渡る
〜静寂に包まれた部屋〜#14
寂しがって泣いても
誰にも聞こえない
1人部屋の中に響く嗚咽を聞く毎日
誰か友達が欲しい
自分を欲してくれる人、認めてくれる人が欲しい。
でもさ、自分が他の人だったら僕とつるまないわ
きもいもん
だる
なんだこれ
部屋静かすぎる
外で強く吹く風の音しか聞こえん
もうやだねるおやすみ
・1『静寂に包まれた部屋』
帰ってきたら誰もいなかった。
飼っている猫もいなかった。
おかんはどこいったんだ?
【続く】
「この部屋、こんなに静かだったっけ…」
物件を決めた頃から間取りは変わらないし、なんならものが増えたため手狭になったはずの自室。
なのになんだかとても広く静かに思えて、思わず口をついて出た言葉だった。
進学を機に上京し、慣れないひとり暮らし。
バイトや講義で日々時間に追われる生活をしていた俺は、夏頃には自分の時間が作れるくらい毎日に慣れてきていた。
そんな中サークルの友人の紹介で出会った子と周りの後押しもあり付き合って少しずつ2人の時間を共有し、お互いが居ることが当たり前になってきていた。
時間が合えば一緒に帰り、休みが合えば出かける。
試験前には自分の家で2人とも受講している選択講義の試験勉強をした。学生らしいお付き合いだ。
また、付き合う日数が増えていくにつれ、自室に少しずつ増える彼女のもの。
マグカップ、カトラリー、ルームシューズ、ルームウェア…
淡いパステルカラーのものばかりでモノトーンな俺の部屋に花開いたように見えるのが少し照れくさく、嬉しい気持ちにさせた。
付き合い始めてから時間が立つのが早く感じるようになったみたいで、気がつけば初めて会ってから1年が経とうとしていた。
時間が経つと当たり前な出来事はおざなりになるもので、俺は彼女との時間を作るより友達との遊びやバイトに時間を当てるようになってきていた。
好きなら一緒にいなくても問題ないと思い始めている俺の変化を彼女が気が付かない訳もなく、大切な話がしたいと俺の部屋に押しかけてきた彼女は距離をおいてほしいと告げてきた。
曰く、好かれていると信頼してくれるのは嬉しいが、その信頼を過信して適当に扱われるのは不本意であるとのことだ。
鈍器で殴られたかのような衝撃だった。
進級にあたって次年度の選択講義の相談かと脳天気に考えていた数刻前の自分が恨めしく感じた。
気持ちがあれば問題ないと思ってたのは自分だけであり、尚且つ適当に扱ってるように思われてるとは。
申し訳無さで言葉も出なかったが、終わりにしたいわけではないので何か伝えなくてはとまとまらない思考で必死に弁明をした。
彼女も好かれていることは伝わっていると、当たり前になりすぎてきてたのは自分もだと共感した上でそれでも距離を置きたいのだという。
嫌われてないなら離れていく意味はないのでは。
日常の支柱がまるごとなくなるような感覚さえ覚える。
喪失感を抱く俺に対して彼女は真っ直ぐな目をしていた。
視線がぶつかった瞬間悟った。彼女は腹を決めているのだと。俺には彼女を引き止められないのだと。
「この部屋、こんなに静かだったっけ…」
物件を決めた頃から間取りは変わらないし、なんならものが増えたため手狭になったはずの自室。
なのになんだかとても広く静かに思えて、思わず口をついて出た言葉だった。
あのあと彼女は俺の部屋においていた私物をすべてまとめて持ち出した。
これがあると気掛かりになるからね、と。
俺の部屋に咲いていたカラフルな花々は一時の出来事であっという間に枯れてしまい景色をモノトーンにした。
これが俗に言う灰色の景色か、と思い自嘲気味に笑った。
俺の独り言は春の夜に溶けていった。
エイプリルフールでした!!!驚いた??
と、日付が変わると同時に持ち出した私物と一緒に駆け込んでくる彼女を見て安堵し泣いたのは数時間後の話。
【静寂に包まれた部屋】
「チャポン」「ふーっ」
キャンドルの優しく揺らめく光が踊るシャワールーム。
いつも離れられない影も、仲良く一緒に揺らめいて踊っている。
お風呂好きな私への誕生日プレゼント
が、バス用キャンドルかぁ。
女心、分かってるね。彼女が出来たもんね。
ゆっくり、ゆっくり贅沢に時間を過ごす。
キャンドルの光と静寂に包まれた、
シャワールーム。
「ダーックション!!」
遠くの方で、くしゃみの音が聴こえてきた。
季節は移り変わり、夜は少し冷えてきたもんね。
プレゼントありがと。
お礼に、とっておきのハーブティーを淹れるね。
最近買ってよかった物と聞かれたら耳栓である。
マイベストバイイズミミセン。
隣の生活音も近くの工場の稼働音も目覚ましにしている鳥の鳴き声もかの物をつければたちまち聴覚から姿を消してしまうのだ。
当然蚊の羽音もサイレントに帰すため夏の夜は注意が必要である。
ホモ・サピエンスの笑い声には2種類あって、聴いて心地よいものとそうでないものとある。
隣人は残念ながら後者に我が海馬が分類したため、かの物の出番は少なくない。
秒で静寂を生み出すそのお値段はイチ...ジュウ...ヒャク...ゴヒャクエンである。
五百円の耳栓、皆さんはどう思いますか?
#五百円の耳栓でご投稿ください。
午前8時。
私は音のない世界で目を覚ました。
時を知らせる鳥は既にその役目を終えて巣の中に帰っていた。
午前8時15分。
私の会社の始業時間だ。
通勤時間20分。
なんだ、ただの遅刻か...
「静寂に包まれた部屋」
さっきまで聞こえていた声はもうない。
女性の高い声と、興奮したような男性の声。
2つの声が重なり合っていた。
その楽しそうな声が消えた部屋はどこか冷ややかさを帯びており、この世界は自分一人になったのでは無いかと思わせる。
何時もこうだ。
楽しい事がある後の静けさは良く分からない寂しさを感じる。
これは楽しい事が過ぎ去ってしまった事によるのかどうかは定かではない。
ただ、何時も静かな部屋で一人佇む。
別にこの余韻が嫌いな訳では無い。
遊びはまたすればいい。
それでも同じことは二度ない。
この゛寂しさ゛は一つの思い出を想うからかもしれない。
昔は別にそうだった訳では無い。
普通に楽しんでみんなで色々やりあって、それで終わり
ある意味何にもならない一時の快楽だ
それで良かった。
それで済む方が良かった。
人生がこんなに生きづらくない。
この静寂を取り戻した部屋ではつい感傷的になる
らしくないな
さて、帰るか、
先程まで生きていた男女をその場に放置して、一人部屋を出る。
薬を飲み興奮した男女は殺し合う。
やっぱりというか男が勝つ。
その後に薬の副作用で男も息絶える。
簡単だ
SやC、ましてやHを飲むような奴ら簡単に騙されてくれる。
何時も楽しい喜劇を見せてくれるが、自分にも手を出してくるのは面倒くさい。
殺すだけなら簡単だが、面白くない。
昔はそれで満足出来たが何時だって飽きは来るもんだな
ずっと特殊だった自分、
人を観察するのが好きだ。
理由もわからない理論を振りかざして悪さする理由が分からない。それが面白い
結局被害者がされた事をすると、「自分は関係ない」だの
「悪かったと思ってる」だの吐き捨てる。
正直それはどうでも良いが、それで許されると思う人の考えが分からない。
知りたい。
知らない事だ。なぜそう思うのだろう。
世間では「異常者」と言われる。
だが仕方ないだろう、自分を変化させるのは難しい
面倒にならない程度で済ます
それが効率的だ
プルルルル
静寂に包まれた部屋に響く電話
新たな依頼だ
復讐屋
そう言うお店をしているんだ。
根っからの屑だけ殺す殺し屋さ
警察も少しは見逃してくれるから楽なんだ〜
是非機会があったら教えてね
※SはスピードC、コカインHはヘロインです
どれも麻薬の隠語です。
※麻薬は危険です絶対にやろうと思わないでください
うちやまの怒りの咆哮がなければ
その時間は訪れないのである。
ましてはみんなを悲しませる。
その姿はまるでラージャンのよう、
臭くたくましいシワでできているのである。
次の静寂が起きた時にはうちやまを
討伐しようと思う。