『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雨の日
窓に滴る雫が好き
自分の暗いところを
流してくれそうだから
でも
君の目から溢れる雫は嫌い
君には笑ってほしいし
自分も悲しくなるから
雫
あの日もう雨はやんだのに私の目からは雨の雫がポツポツとたれていた。誰もが見て見ぬふりをした。誰かに助けてもらいたくてあがいた私が馬鹿だった。どんなに空が快晴に晴れていても私の目からこぼれ落ちる雫は止まらなかった。もう苦しかった。あんなに止まらなかった雨がやんだと思い顔を上げるとあの人の顔があった。「大丈夫」という声は優しくてまた私の目から雫がこぼれた。でもその雫はさっきとちがって暖かかった。
『雫』
雪のように白い肌の君が流した涙は
雫のように輝いてみえた。
赤く、温かい液体が、私の頬に落ちてきた。
「い……くん…………」
声が掠れる。
「大丈夫か?」
「大丈夫なワケあるか……!」
君が、無数のガラス片から、私なんかを庇って。
いいワケがない。
「あんたが、俺より小さくてよかった」
「バカ言うな!」
私の叫びを聴いた君は、いつもみたいに笑った。
美しい夜に 舟は進む
櫂を伝ってこぼれる雫が
月明かりにきらめく
風に吹かれ 髪が揺れる
歌声が聴こえる 愛の歌
舟よ急いで 夜は短い
雫たちを過去に残し
過ぎゆく時のなかを
美しい夜の中を
「雫」
#398
「雫」。この漢字ってよく見ると結構格好良いね。強キャラとか強技の名前に入ってそうな字だ。
私は雨が好き。なぜなら、雨の雫が床に落ちた音が好きだから。その音をずぅっと聞いていると、心が無になって、時間があっという間に過ぎていく。ずっとずっと、雫達が奏でる音楽を聞いていたくなる。
また、翌日の朝、まだ残っている水たまりを見つけては、少しだけ足で踏んでみたりする。そして、葉に残っている雫を見てはいつ落ちるのか、ずぅっと見ている。まだ、雫達が奏でる音楽を聞いていたいから。
#雫
雫が連なって、一筋の水になった。
水はトレーに注がれ、あなたは、粉と混ぜ合わせた。
すると、不思議なことに、色が変わったのだ。
―ねるねるねるねというお菓子は、練れば練るほど色が変わるのである。
雫が落ちて
水溜まりがどんどん広がっていく
心がなんとなく寂しい
でも心地いい
雨の小さな雫。私の体に当たっては細かく砕け飛び散る。雨が上がったら、蒸発して巡り巡ってまた雨になる。私の一生の中でこの雫は一体何回雨になり地面に落ちてきたのだろう。傘に当たる雫の音が騒がしい世界から守ってくれる
また会えたね。さようなら。いつ会えるかな。
お休みなさい。
雫
雨降ってるし☔ベストタイミング。
折りたたみの傘買ったんだけど、セール品だったからかちょっと弱くて💦
油断するとすぐおちょこになろうとするのだよ…(^.^;
本屋さんで傘買う私も私ですね~
でも水色で可愛いし、いつもカバンに入れておけるのだ。コンパクト(*^^*)
小雨だったらいいかなって思うんだけど、バス停でバス待ってる時とか、一緒にならんでる人たちに氣を使わせてしまうから。
そのためにも持っとく。
傘さしかけてくれたおばさん、おじさん、ありがとうm(_ _)m💖
どうしようかなって戸惑わせてしまうのも、ちょっと楽しい…(〃∇〃)←おぬしも悪よのぅ…ほっほっほ。
雫、ね。
ちょっとくらいだったら、走っちゃうんだけどね。
雫
雫、無限の恋 泣いてるよ 雨の中 二人の行方など
誰も知らないけど
やまないで夕立 永遠に隠してよ 傘が二人の距離 縮めてくれるから
ちょっとだけ照れた顔 自信になってるよ
(幽閉サテライト 夕立、君と隠れ処の歌詞より引用)
この曲が私はとても好きだ。
…何故なら、甘酸っぱい恋の歌であるからだ。
聴いていて切なくなる。
この切なさが好きなのだ。
…綺麗で透明感があるのに、現実でありそうなことだから。
雫
溢れる想いの雫を流すのも
拭ってくれるのも
全て貴方がいい
霧雨の中 葉の上に溜まっていった雫が
一滴落ちた
傘の上で 音もなく降っている霧雨に
聞こえるはずのない 雫の音が聞こえた気がした
耳を塞いだ自分の周りは
静かに振られる 自然のものに溢れていて
しゃがみこんだ自分が
世界に取り残されているように感じた
綺麗な自然に
囲まれている自分が異様に汚く見えて
傘を投げ飛ばして 自然と一緒になりたいと願った
そんな自分も汚く見えた
雨の雫が、窓を濡らした。
雫が落ちていく音を、私は愛している。
1度きりのオーケストラのように、雫が世界を奏でる。
まるで贅沢な音楽を聴いているかのようで、私は雨の音を愛している。
雨の多い土地に生まれた。雷鳴と雨の音を子守唄に育ち、私は今を健やかに生きている。
雨ゆえの災難も多々あれど、それでも私は雨を愛した。
まるで、愛しい伴侶のように雨を慕う。
一つ一つの雫を懐(おも)う。それは土へ染み渡り、水の恵みとなるだろう。
月光は雫のように光を落とす。
とある小説に書いてあった一言だった。
この言葉が妙に頭に残る、印象深いといえば良いのかなんと言えば良いのか、正直頭に残っている以外にはない。
雫は月と言う源が落とす光、人類にとって水と同じように必要なものである。
月に手を伸ばしても絶対に届かない。
だけど月が落としてくれる光は感じられる。
それは一つの光を雫と形容し
願いを込める雫として
[雫]
雨が降ったあとの葉っぱには、雨の雫がついている。
時間をかけてゆっくりと、誰にもみられず、ひっそりと雫を落とす。
まるで、私のようね。
‐雫‐
♯41
「雫」
通り雨が過ぎ
顔を上げれば
すぐそこには新緑
葉の先から滴る雫が
空の虹と葉の緑を反射して
僕の目に世界の広さを教えてくれる
慌ただしくてごめん。
本当はもっとゆっくりしたかった。
君に甘えて、自分勝手だった俺。
あたしはあなたにはなれない。
エンドロールで俺が泣いてたこと、君は知らないよね。
君を迎えに行って
映画を観てから同じ家に帰って
ご飯を食べて一緒に眠りにつくことができたのなら。
君の隣でもっと素直に笑えるよね。
こんな思いをすることがなかったのなら
愛なんて知らなかった。
遠くから電話する今、思う。
雫
一雫の涙なら…
どんなに良かっただろうか…
大悟の事で流した涙は…
これまでに流した涙の中で
比べものにならないほど…
だけどそれ以上の笑顔も幸せも沢山
もらえてる私の一番大切な宝もの
今日の一日も…ありがとう…
また明日ね