『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
12月15日、曇り、金曜日。2人で帰った日。
「もう、消えたいなぁ」
そう言って悲しい顔で笑うあの子は凄く綺麗だった。
泣きそうに潤んだ目を誤魔化そうとしたのか、あの子は
しばらくの間、曇り空をじっと見上げたまま黙っていた。
「雪がもうすぐたくさん降るって。だから、その時になったらあたしがあんたを埋めてあげる」
静かな空気を感じる。
風が強いせいか、私たちの涙はとっくに乾いていた。
私がにこりと笑うと、あの子はいつもの笑顔で笑って立ち上がった。
独白 2023/12/16
冬が嫌いだ。だったら夏の方がはるかにいい。
身軽な方が好きなのに、布を何枚も重ねて纏わないと己の体温の維持すらできない。
冷たい水、氷に触った時なんか最悪だ。一瞬で指先の僅かな温度が奪われていって、いつまで経っても戻ってこない。冷たさが痛みとして神経を伝って脳を刺激する。
夏が苦手な友人がいる。だったら冬の方が好きだそう。
冷たい空気を肺いっぱいに吸い込んだとき、冷えていく感覚が心地いいと聞いた。好きまでは至らないが、わからないでもないなと思った。
冷たい水も氷も、触れた後逆に温かくなるらしい。確かに、友人の手はいつでも暖かい。こんなに体の構造が違うのかと思った。同じ人間という種族なのに。
私は私で、友人は友人。
己ではない何もかも違う人とお互いの様々なことを共有して、楽しいを増やしていけたらそれはとても幸せなことだと思う。
雪を待つ
しんしんと降り積もる雪を待つ
月の光が反射して
私を照らし出すのです
雪を待つ
しとしとと降る雪を待つ
いつか私を満たしておくれ
「雪を待つ」……か。
12月。この時期になると写真に撮る題材の範囲が結構狭められてくる。うーん、自分の想像力が乏しいだけなのかもしれないのだけどね。それでほかの人たちが撮った写真を眺める。あー、こんな写真も12月に撮ってみると味があったりもするんだなと刺激を受ける。
だけど、それはときに地方性の違いで難しいこともあって、似たようなシチュエーションを探して街を散策することになる。まだクリスマスでもないのに早々とオシャレで煌びやかな電飾の飾りがチラホラと目に入ってくる。
子供だった頃は、この時期だともう雪が降っていた気がする。街の電飾を目にしていなくてもクリスマスが待ち遠しく思ったものだった。まあ今と昔ではクリスマスの過ごし方とか楽しむスタイルが変わってしまったからなのだろうけども。
なんだろなあ?……寒いのは苦手なのだけれど、あのようなキラキラした街の電飾よりも、まずは雪が降ってほしいなあ…なんて期待してしまう自分がいる。子供の頃に見た街の雪景色に憧れさえ感じたりもする。
ああ…そうだ。
もう何年も前から感じていたこと……
雪が降っている空を見上げて、ふわふわ落ちてくる粉雪を見ていると、それがまるで過去の思い出達のように私の心にたくさんの懐かしい光景がふんわりと、ロウソクの小さな火が灯るようにいくつも浮かんでくるんだった。
雪が降らなければ降らないで生活がしやすいし外へ出るにも動きやすいのだけれど、そんな現実的なことを思う私が言うのもなんだけど……雪もないのにクリスマス仕様のモミの木のイルミネーションとか情緒もへったくりもないよなあって思ってしまう。
過ごしやすさから言ったら不便にはなるけど、やっぱり私はしんしんと降る雪を待ちたいな。
テーマ/雪を待つ
雪を待つ
朝、気温が低いと予報になっていた。
雪が降るかもしれないと待ちわびた。
雪を待つ
子供の頃は雪が降るのが待ち遠しかった
脛や膝まで積もった雪の中の通学
どう歩いても長靴の中に雪が入った
学校では石油ストーブの周りにみんなの長靴が並んだ
下校までに乾くかは運次第
小学校の裏山
ミニスキーで滑った
ジャンプ台を作り昼休みや下校後
みんなで順に滑った
木の中を縫うコース
無事に下まで滑り切れたら拍手
大抵は途中で転んでみんなで笑い転げた
スケート授業の前には
休み時間に長靴でリンクの上の雪かき
竹ほうきを取り合いながら
時には転んで大笑い
大人になった
今でも雪が好き
家の周りの雪かきは面倒
朝から雪かき、仕事から帰って雪かき、寝る前にもう一度雪かきなんて日もある
車で出かけるのも雪おろしから
圧雪からツルツル
除雪前でもシャーベット状でも大変
夏場以上に車間距離を空け
前の信号や脇からの車、歩行者に気を配りながら
歩道も油断できない
雪の下に氷が隠れている
ホワイトアウトなんて白い地獄のよう
それでも初雪が降るとワクワクする
雪が大嫌いだと言う同僚にはうまく話を合わせる
自宅近くの大きな公園で孫と遊ぼう
山があるからそりすべり
雪だるま作って
かまくら作って
雪合戦は当たると痛いからやめておこう
やっぱり雪が好き
どうせ寒いなら雪が降った方がいい
ねぇ知ってる?
雪が降ってるから寒いとは限らないんだよ
雪が降らない方が身に染みる寒さなの
雪が降っている時の方が暖かい
ほんとだよ
そう私は雪が好き
大寒波が来るらしい。
いよいよ冬が来たと、そう思いながら俺は炬燵の準備を始める。
なんとなくまだ良いだろうと後回しにしていたが、夕方4時の時点で既にかなり寒い。古い木造住宅の我が家の戸を風がガタガタと揺らしていた。早く出せとせっつくように。急がねば、寒さが一気にやってくるぞと。
押入れにしまっていた炬燵布団を引っ張り出し、天板を外して乗せる。
机自体はオフシーズンも使っていたので、留め具を外して布団を挟むだけで良い。机を出す手間も片付ける手間もないこのタイプは、一人暮らしの俺には丁度良かった。
なんとかセットし、炬燵のスイッチを入れる。このまま入ってしまいたいが、そうしてしまうと出られなくなる未来が見えているので、ここは堪えた。
炬燵を背にし、夕食の支度をする。今日は鍋焼きうどんだ。冷える日の晩にこれは美味い。
1人分の小さな鍋で具材を煮る。冷凍庫からうどんを取り出し、頃合いを見て共に煮込んだ。
グツグツと音を立てる鍋に気を払いつつ、鍋敷きを置き、箸とレンゲを出す。
少し早めの夕飯だったが、作っているとお腹が空いてきた。
開けっぱなしになっていたカーテンを締めながら窓の外の様子を見た。風が強くなってきた。窓の隙間から入ってくる冷たい空気が冬であると事を思い出させる。
雪は降るだろうか。今年はまだ降ってない。
冬は好きじゃ無い。車も窓も水道まで凍ってしまう。豪雪地帯では無いにしろ、毎日の様に降る雪のせいで雪掻き掻きは必要だ。
でも嫌いじゃない。
冬はあの子の季節だ。
雪が降ると現れる色の白い女の子。
初めて会ったのは幼少期。祖父母の家だったこの家に遊びに来た時の事。
冬休みの時にだけ会える女の子。
祖父母が他界し、家を受け継いで引っ越してきてから再び会う事が出来た。白い肌の女の子。黒い髪と黒い瞳がよく映えている、姿が変わらない女の子。
彼女は自分を雪女だと言った。冬の間だけ里に降りてこられるのだと言っていた。
実際はわからない。本当は同じ子じゃないのかもしれない。
雪女伝説がこの地にあるなんて話は聞いた事無いし、彼女は暖かい部屋で一緒に過ごす事だって出来る。
炬燵がお気に入りで、きつねの鍋焼きうどんが好きなんだ。
雪が降ると現れて、いつも薄着だから俺の服を貸す。
一緒に遊んで過ごし、冬が終わる頃に「またね」と言って去っていく。
鍋の蓋がぐつぐつと音を立てて、蒸気が吹きこぼれた。
慌ててコンロに戻り火を止めた。蓋を取ると蒸気がモワッと上がり目の前を真っ白に染める。
甘じょっぱいつゆの匂いが食欲を掻き立てた。
「少し…早過ぎたかな」
隣に置かれたうどんの入って居ない土鍋に目をやる。具材は煮たってくたくたになっている。大きなお揚げが存在感を放っていた。
俺は用意して置いた鍋敷きの上に作った鍋焼きうどんを乗せ、炬燵に足を入れた。
しっかりあったまった炬燵の中で、冷えた足がじんわりと温まっていく。
カーテンは少しだけ開けてある。隙間から見える窓の外、風と共に白い綿が浮かんでいる様に見えた。
雪が降ると現れる白い女の子。
今年もそろそろ来る頃だろうか。
#雪を待つ
【 雪を待つ 】
春の精として生を受け、数多の季節を過ごしてきた。
寒い冬を乗り切れば、新たな花を咲かせることになる。
(今年は暖かいなぁ…)
あまり気温が高いと、体内時計が狂ってしまう。
早く寒波がやって来ないかと、首を長くして待っている。
「やぁ、こんにちは!」
冬を運ぶ風に乗って、将軍はやって来た。
「今年は随分とのんびりな登場ですね」
「手厳しいな。でも、一緒に雪ん子も連れてきましたよ」
小さな雪の精は、将軍にわらわらとくっついて、
こちらの様子を窺っている。
「おチビさんたち、さっそくお仕事頑張ってもらうよ!」
さぁ、しっかり冬を過ごして、春に備えようじゃないか。
「雪を待つ」
今年も残すところ後わずか、暖冬のせいか厳しい寒さも無く毎日が慌ただしく過ぎ去っていく。
この季節には必ずと言っていい程降り積もる雪も今年はまだ積もる事もないそうで、実家からは今年こそは年末年始は帰省せよと連絡までくる次第だ。
雪を見るとあの頃を思い出し
故郷に帰ると今はもう居ない貴女の影を探してしまう。
帰らない日々、還らない人
私はそれに耐えきれず都会に出て来たというのに。
そんなことを考えながら帰り道、ふと見上げると今年も降ってきた。
今年はだいぶとお寝坊さんだったね。
待ってたよ、ゆき…そうポツリと呟き涙が溢れた。
今年も仕事が忙しくて帰れそうに無いと連絡を入れ、俯きながら帰宅する。
【雪を待つ】
しんと冷えた空気が、皮膚を裂く。灰色の曇天からは今にも雪がこぼれ落ちそうだ。吐いた息が白く天へと吸い込まれた。
きっともうすぐ、今年最初の雪が降る。そうすれば君が姿を現すだろう。境内が静かな白に包まれる間だけ言葉を交わすこととできる、麗しい僕の神様が。
冬は嫌いだ。水仕事をする手はかじかんで、あかぎればかりになる。足先は冷えて、薄いせんべい布団じゃ寒すぎてまともに寝入ることすら難しい。だけどそれでも、君に会うことができるほんの短い季節だから。それだけで大嫌いな冬を、少しだけ好きになれるんだ。
(早く会いたいな)
雪の降る日を待ち遠しく思いながら、僕は井戸のつるべをからからと巻き上げた。
雪を待つ
シャク シャク シャク 息子(3歳)は、
この音が大好き
秋に地面に降る 落ち葉
敷き詰められたように落ち葉が
全面に落ちると 息子は、パリッ パリッと落ち葉を踏む この音も大好き
最初に言った シャクっと言う音は、
雪に足跡を付ける音
一面 真っ白で 綺麗な銀世界
その雪の地面に 何の脈絡も無く 小さな
足跡を付ける。
まるで 真っ白いキャンパスに
落書きするみたいに....
息子は、意味も無く駆け回り
きゃきゃきゃきゃ 両手を振る。
それが 息子なりの雪遊び
しかし 今年は、その雪がまだ降らない
しかし息子は、雪を待つと言うより
雪を見つけたら 家から飛びださん勢いに
なる。
息子は、雪が降ると言う概念では無く
見つけると言う概念らしく
みかけたら ラッキーみたいな
宝箱に入っているラッキーアイテムみたいな
感覚だ。
いつかこの遊びも息子にとって
終わりを迎える時が来るだろう....
それまでは、私も一緒になって見守る。
息子の代わりに私が雪が降るのを
待っている。
いつか息子が「雪降ったよ~」と自分から
教えて 自分から雪を待ち望む日も
来るだろうから....
それまでは、秘密のラッキーアイテム扱い
させておくのだ。.....
〚雪を待つ〛
寒い冬の季節、電車に雪だるまが乗り込んできた
ところどころ溶けていて、かなり疲れているようだった
だが、雪だるまに席を譲る者は誰もいなかった
皆、席が濡れるのを恐れているのだろう
私は周りからの痛い視線を受けながらも勇気を振り絞り、雪だるまに席を譲った
雪だるまは「ありがとう」と私にお礼を言い、ドスンと席に座った
電車から降りる際も同じようにお礼を言われ、私は濡れた席を拭きながら「いいことしたな」と思った
そんな出来事があってから約1年が経つ
今年も雪が降ってきた
またあの雪だるまに会えるといいな
「雪降らないかな…」
君と雪を待っていた遠い昔の記憶
今はもういなけれどきっとどこかで待っている
だから今日も雪を待つ
十二月某日。
空にはどんよりと雲が広がっている。
『寒い……』
白い息を吐きながら、歩いていく。
近くの電光掲示板を見ると、氷点下に近い気温となっていた。そりゃあ寒いわけだ。
頭も寒さでだんだんぼんやりしてきているが、目的地にもまだ着きそうにない。
このままでは凍えてしまうので、温かい飲み物でも買おうかと自販機に立ち寄った。
小銭入れを取り出し、投入口にお金を入れた時にふと記憶が呼び起こされる。
『そういえば、アイツともこうやって飲み物買ってたな。』
お金を入れながら、彼女の太陽のような笑顔、そして優しい声が頭をよぎる。
「キョウくん。」
彼女に名前を呼んで貰うのが、好きだった。
体が弱くて、会うといつも体調を崩していた。
少し散歩するか、家で会うことしか出来なかったけど、それでも彼女と過ごす時間は、かけがえのないものだった。
彼女と話したこと、散歩した場所が頭の中を巡っていく。
幼い頃から顔馴染みではあったものの、きちんと話したのは付き合っていた二年と少しだけ。
顔しか知らないのに付き合ったのは、彼女から告白されたからだ。
全く知らないのに付き合うのはどうかとも思ったが、知っていくうちの好きになることもあるかもしれないと、引き受けた。
多分本当の理由は、告白を断るのが怖かったんだと思う。
でも彼女と付き合った時間はとても幸せだった。
死別してから数年たった今でも、思い出すくらいには。
ガコンッ
無意識にボタンを押した飲み物が落ちてくる音で、我にかえった。
またか……、と思いながら買った飲み物を拾う。
こうして寒い日は、いつも彼女を思い出しているような気がする。
それほど自分にとって、彼女は偉大な存在だったのだろう。
拾った飲み物を開けて飲もうとする。
視界の端に白いヒラヒラとしたものが見えた。
『雪……』
空を見上げると、雪がふわふわと落ちてきている。
そういえば彼女と雪の降る中散歩したこともあったな、と思い出が沢山頭に浮かんでは消えていく。
寒い時期、そして雪が降ると思い出す彼女との記憶。はたから見たらまるで呪いのようだろうが、彼女に囚われるならば正直本望だ。
ここまで心酔している故、思い出すのかもしれないなと呆れから笑みがこぼれる。
再び空を見上げる。
先程よりも雪が本降りになってきていた。
『……おかえり、ゆき。』
そっと呼んだ彼女の名は、雪の降る空に溶けていくような気がした。
#雪を待つ
雪が降ったら、何をしよう。
幼少の頃は、雪が積もった日はひたすら遊ぶことを考えていた。
雪国の実家に帰った日なんてもう大はしゃぎ。
雪だるまからそり遊び、横穴を掘ればかまくらなんてのもできたほどだ。
そんなはしゃいでいたあの家も、もう空き家となっている。
雪を待ち望んでいたのに、今や思い出ごと、雪に押しつぶされそうになっている。
大学の授業が終わった金曜の昼下がり。
私は「明後日 天気」とスマホに打ち込み、検索をかけていた。自分は根っからのインドア派なので、普段はあまり天気を気にしておらず、イベント前日でもなければ予報を確認するなんてことは滅多にない。
ではなぜこんなレアな行動をしているのかというと、今年の冬は今までと全く違う点があるからだ。
これは気候が変わったとかでもないし、急にデートの予定ができたわけでもない。
私は、今年から大学に通うために新潟に越してきた。
去年のニュースでチラと見ていたが、どうやらその年は相当酷い雪の降りようだったらしい。
スマホに、明後日の大雪警報が届いた。
地元じゃ雪は珍しいとまで行かないが、積もることはほとんどないという感じだった。あたり一面真っ白だなんて経験は、数年前の大雪の時くらいのものだ。ここ新潟とは訳が違いすぎる。しかも私の大学は、新潟県の中でも降雪量が多いとされている地域にある。近くのお店で可愛げのある浅めのブーツを買おうとしたら、スタッフさんがそれだと埋まりますねとやんわり教えてくれた。
明後日から急に雪で埋もれて家から出れなくなるなんてこと、全く経験したことがない。想像がつかない。
でも明日からそれが本当に起きるかもしれない。
自然への畏怖と好奇心が混じった今日の午後。
...明後日友達とイベント行く約束してたのになあ。
単発バイト時給3000円。
1日で30000円可!
あたしは迷わず応募した。
面接に行くと即採用され
契約書にサイン
そのまま説明会がおこなわれる
講堂に案内された。
壇上に長いひげを生やした
優しげなおじいさんが現れ、
話し始める。
えー、本日はクリスマスプレゼント配達員に
ご応募いただき誠にありがとうございます。
えー、さっそくですが
仕事の内容をご説明いたします。
えー、と言っても簡単な仕事で、
12月24日の夜8時から翌25日の朝6時までに
えー、お子様のいる各家庭へ
プレゼントを配達するというものです。
えー、気をつける点としては
配達時にお子さんに見つからないようにする
といったことくらいでございます。
おとなには見つかっていいんだ。
あたしは思った。
えー、ただ、最近はちょっと大変な点が
3点ほどございます。
えー、一つめといたしましては
1人あたりの配達区域が広範になったという点。
配達員1人につき100人のお子様に
プレゼントを渡していただくのですが、
えー、少子化のためお子様のいるご家庭が
減少したためです。
えー、二つめは
世界的なインフレと長引く景気後退によって
予算が不足ぎみという点でございます。
えー、バブル期のような高価なプレゼントは
現在お取り扱いできないため頑張って配達していただいてもお子様があまり喜ばないことがございます。
えー、現在企画部が経理部と交渉中ですが
おそらく予算アップはむずかしいかと。
えー、三つめといたしましては
えー、地球温暖化によって
雪が降らないという点です。
えー、皆さんにはトナカイが引く
ソリに乗って配達していただくことになっておりまして
通例では時間的に余裕があるのですが
ここ数年雪が降らないことが多くなりまして
えー、そうなりますとソリが使用できません。
えー、したがいまして、その場合には
えー、徒歩での配達となります。
会場がざわつく。
100個の荷物を
10時間で
広範囲に
徒歩で。。
一人が手を挙げて
質問をした。
もし時間内に配達できそうにない場合には
どうしたらいいですか。
えー、その場合には早めに
本部にご連絡ください。
ベテラン配達員が即座に
お手伝いに向かいます。
えー、ただ、その場合には
プレゼント1つにつき
500円の減給となりますことを
ご了承ください。
説明会終了後
応募キャンセルしにいった。
キャンセルはできない旨
契約書に書いてあります
と言われた。
優しげな顔をした
クソじじいだった。
配達区域は抽選で決まった。
雪国の人はガッツポーズ
南国の人はガックリとかたを落としていた。
あたしは
北関東の群馬県渋川市。
ビミョーだ。
あとは天の神様に祈るだけだ。
あたしも
神様なのに。
テーマ : 雪を待つ
雪が降っても、そんなに積もらない県民の僕にとっては
雪が降ってる時に
「今年の雪は積もるかなー♪」って
大人になってもワクワクしているわけですが
果たして今、書こうとしてる事が
今回のテーマにふさわしいかわからないけど
ふさわしくなかろうが無理やり押し付けていきたいと思います( •̀ω•́ )
で、今回の結論から書くと価値観の相違なんだよね
同じ価値観の人ならね
その人の考えてる事も理解しやすいから
話も早く進むのに
違う価値観の人だと
何言ってるか理解できないし
まず、理解しようとしたって考え方が180℃違うから
少なからず批判的になってしまう事だってある
ただ、それに関して僕が不思議に思ってるのは
価値観の違う人が
「わかりやすく話すと…」って具体的に話してくれる時があるんだけど
まったく何言ってるかわからないんだよね
まぁ、これに関しては
もう僕が理解しようとするのを辞めるてか
相手が説明下手のどちらかなんだけど
ここまで何言ってるかわからないのは逆に面白いなって
思う時はあるね
だけど、価値観の違う友達だってもちろんいるわけで
愚痴とか聞いてもらいたい時だってあるわけで
僕が愚痴を聞く時は
多少思うところはあろうとも
基本、口出しはせずに共感をメインにしてさ
本人が落ち着くまで待ったり
「どう思う?」って聞かれた時のみ自分の考えを話したりしてるんだけど
僕が愚痴を話す時は
共感おろか口出ししかしないな、こいつって
思う時がよくあった
まず愚痴を話しきれないしね
アドバイスなんか求めないのに
「こうしたら?」「それは勘違いじゃない?」とか
もう聞く気すらないんだろうなみたいなね
まずさ、僕は聞いてほしい時は
「ただ、聞いててほしいんだけどさ」って最初に言う
他人の考えがほしい時は
「ちょっと相談があるんだけど」って最初に言う
まず、それが伝わってないなって感じた
もちろん、価値観は違う
相手の思考回路なんてまったくわかるはずもない
ちゃんと理解してる
期待して信頼してたからこそ諦めも悪かった
でも、まぁ、人の話なんて聞きたくないよね
自分の話、聞いてほしいよね
そんな自分勝手な人の思考回路なんて
僕がわかるはずもないしな
それから、その友達には愚痴を話さなくなったんだけど
とういか、自分の話自体話さなくなったな
相手の話しか聞かなくなった
たまーにね
「RNL、愚痴とか言わなくなったねー」って
言われるんだけど
言わなくなったんじゃないんだ
お前に言ったって仕方ないから話さないんだよ
話したって気分悪くなるから
そう、これがある意味割り切ったってやつだ( ˙▿˙ )
ギブアンドテイクができない関係は続かないからね
友達だってメリットがあるから仲良くするのに
なかったら、むしろデメリットしかなかったら
仲良くする意味なんてないに等しいしな
僕は、損得勘定でしか人と付き合えな人間だからな
そうだなぁ
価値観とは言えど相手の性格も関係してくるから
一概に全部、価値観とは言えないけど
その人に諦めがついちゃえば価値観なんて
関係ない事がわかったよねww
と、まぁ、こんなところで
愚痴を書いて
友達の悪口書いてる僕の方が
よっぽど性格悪いよな
これで、テーマの「雪を待つ」どうやって押し付けようかな
んー…難しいなぁ
よーし!こうしよう!
さて、いろいろ書いたところでね
書きながらも考えたんだけどね
テーマの「雪を待つ」どこに行ってしまったんだろうね
長らく書いてたから雪だったし溶けたんだろうね!
……んねっ!(・∀・)
子供頃雪が降るのを待っていると
サンタの季節だ
あまり降らない雪。
降っても年明けに降る雪
12月中にはめったに降らない
それでも子供頃はずっと待っていた。
雪を待つ
せっかく冬になったのに、雪が降らないのはもったいない…
雪が積もって白銀の世界が広がってしまえばとても綺麗で何も考えなくていいような気分になる