『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鳴らないポケベル。
返ってこないメール。
開けないLINE。
次は何だろう?
時代は移り変わっても
人の心は通信する何かに左右されてる。
《開けないLINE》
驚く 慌てる 無駄にアイコンを連打する 焦る アプリを閉じて再度開いてみる うっすら事態が見えてくる デバイスの再起動もしてみる 運営に悪態をつく 気を取り直す 先方にeメール等の代替手段で不具合で開けないことを伝える さりげなく、自分だけが不具合に陥っているのか、さぐりもいれる コンピュータに強い知人に症状をみてもらう 結局、運営に連絡 些細な勘違いを指摘され、秒で解決
10分前、君から来たLINE。私は見れないでいた。些細な言い争いだった。始まりは何か覚えていないぐらい、どうでも良いことで幼稚な口論が起きた。お互いの悪い癖、カッとなるとひたすらに言い争う。どちらが悪いというものではない、むしろどちらも悪い。ふと我に返り少しバツ悪く、私はその場から逃げてしまった。そして今に至る。十数分、私はずっと画面を見つめている。見てしまったら、逃げられない。ふっと軽く息を吐き、スマホを手に取る。君が伝える文字は一体なんだろうか。謝罪か、それとも先程の続きか。不機嫌な心に反して、顔が少しにやけていることを自覚しながら画面を軽く叩いた。
#開けないLINE
「 開けないLINE 」
君からの通知が溜まっていくばかり、何故か開けないんだ。
「 5通の新着メッセージ 」
LINEを開けばそのメッセージが目に入る。勇気を振り絞って君からのメッセージをら見た,
「 おい 」
「 まこと 、 風邪引いたんだって ? 」
「 1人で辛くね ー のかよ 。 」
「 しょ ー がね ー から 行ってやる 」
「 鍵空けとけよ 。 」
返事をしようとした瞬間、家のインターホンがなった。
先輩はおとこのこ __
( これにて終了、次は スタンミ&トコロバ を出していく予定です )
2024 . 9/2
(現パロ)
こちらから連絡を送った数分後、『ピコン』という軽快な音が返事が来たことを伝えてきた。
通知に見える文字は『フォルテがスタンプを送信しました』という文字だけ。
普段なら何の連絡が来たのだろうとすぐに気になって開いてしまうけれど今日ばかりは、いいや今だけはそのメッセージを開くことができなかった。
別に特段忙しいわけでもない。返せない状況なわけでもない。さっきまでしていたことといえば、ぼーっと漫画を読んでいただけで、キリが悪いとかでも全然なくて、ちょうどぴったり話と話の間だった。
それでもボクはメッセージを開くことができない。
ついさっきメッセージ上で告白をしたばかりか、直接的な言葉をかけられるのが嫌だからという理由だけで、返事はスタンプで書いてほしいなんて言ってしまったから。
だから、今の通知は、その告白の返事なのだ。
軽はずみに、深夜テンションで、その場のノリで、告白をしてしまったのだ。
命がかかっているとかプロポーズとか、まぁともかく格好つけなければいけない場面ではなかったかもしれないけれど、少なくとも、そんな勢いで話すようなものではない。
それの返事なんてものを開くには、ちょっとだけ勇気が足りなくて、もう少しだけ寝かせることにしてしまった。
「開けないLINE」
開けないLINEって、LINEを開かずに読める数行が自分の知りたくないことだったり、聞きたくないことだったりするから、開かず「既読」にならないようにしてるってことかな。
私はアプリのマークに未読の数が出るのが気になるので、全部のメッセージ開けちゃうんだよね。今のところ、知りたくない、聞きたくないことは来てないので、恵まれてるんだろうね。
アレは私が悪いよ。
決めたことに背いて連絡先を渡したのが悪い。
もうしません。
『開けないLINE』
僕には今気になっている人が居る。
幼馴染の鈴奈 陽菜ちゃんだ。
僕は世間一般では『オタク』と呼ばれている。
だが、決して陰キャでは無い!
友達だっているし、一応クラスの人とも一通り話せる。
さて、話を戻そう。
僕、川津 流は、陽菜ちゃんに惚れている。
きっかけはとある昔の一コマだ
そう、この『陽キャ』の僕が虐められているくらい昔の事だ。
あの世に己の醜態を晒すバカどもの標的になった時、僕はやられっぱなしだった。
昔はよくて虐められていたものだ。
そのたびにお母さんに言って転園をしたり、園に問題がある場合訴えてもらったりしていた。
そんな日常のひと時、僕は例に漏れず虐められていたが、その日はちがった。
皆見て見ぬふりをするのに僕を助けてくれる子が居たではないか。
それが陽菜ちゃんだった。
僕はあの日初めて恋をした。
今でも覚えているよ。
8/14日なつの日だった。
僕の初恋記念日だ。
それから僕はお父さんに協力をお願いして、陽菜ちゃんについて徹底的に調べた。
好きな人の事は何でも知っておきたいよね。
1週間くらいかな?
調べた結果はあまり気の良い物では無かった。
陽菜ちゃんの妹が病弱で虐められやすく陽菜ちゃんが良く守っていたらしい。
その前例があり、陽菜ちゃんは僕を守ってくれたらしい。
「なんていい子なんだっっっ」
僕はつい叫んてしまったよ。
僕の愛する人はなんていい人なんだろう
それからも陽菜ちゃんに付いてのリサーチは欠かさなかった。
とりわけ何か出来事がある訳もなく高校生になった。
陽菜ちゃんを追って学校を決めたから、少し勉強はしないといけないが、まぁ問題ない
で、高校生になったからには、そう、陽菜ちゃんと付き合いたい。
どうするべきか、
できれば正攻法で行きたいな。まずはLINEから、、、
ふふふふふ、
先生を買収して陽菜ちゃんと同じ班になったぞ。
これで少しは交流が出来る。
早速声をかけよう。できるだけ自然に、、、
「陽菜ちゃんだよね?僕のこと覚えている?幼稚園が一緒だったんだけど、、、」
「えっと、ごめんなさい覚えてないの。」
ガーンッッッ
そうきたか。
ま、まぁ僕のことだからこんなことは想定内だ。
大丈夫、大丈夫、ふぅ
僕「そっか、残念。僕は川津 流(かわず りゅう)じゃあこれからよろしく。」
陽菜ちゃん「うんよろしく流くん」
まぁまぁ、第一コンタクトは問題無さそうだ。
これからLINEをゲットするぞ!!
陽菜ちゃん「そういえばこれから班として付き合うことになるからLINE交換しよう?」
僕「もちろん、いいよ」
な、な、な、なんとっっっっっ
こんなあっさりとLINEが交換できるなんて僕は神にでも愛されているのか???
あれから少しずつを深め仲良くなっている。
最近はよく2人でお出かけをしたりしたんだ(*^^*)
後数ヶ月で聖夜だ。
その時告白しようと思う。
その時までに計画を練らねば、、、、
そうして計画を建てていたある日、陽菜ちゃんからLINEがきた。
『私たち、付き合わない?』
僕は舞い踊り家中を駆け巡りたい衝動を抑えすぐにLINEを返した。
『もちろん』
ふう、ここまでが僕の愛する陽菜ちゃんと付き合える物語だ。
何?題材と1つも関係無いだって?
うるさいなぁ
せっかく僕の幸せな馴れ初めを教えてあげたと言うのに
あぁ、そうか、
僕を嫉妬しているんだな?
残念な事だ。嫉妬す、、、、
〔ここで文字は途絶えている〕
(愛のメモリー)
僕の愛の記録を書いていると衝撃的な事があった。
陽菜ちゃんのが学校一のモテ男と腕を絡ませキ、キ、キスをしているではないか、、、
最近はついに付き合えたため浮かれていて日々のリサーチはしていなかったが、、、う、浮気?
あのお淑やかで淑女な陽菜ちゃんが?
僕は認めたくなくて部下を使ってリサーチさせたが
結局陽菜ちゃんは浮気をしていた。
僕は結局LINEを開き一言
『別れよう、僕見ちゃった』
そう送った。
暫くして通知が沢山来たが僕はそのLINEを開け無かった。
これが僕の恋の行方だってさ。
開かなくても見える文字から目を逸らしたかったのに逸らせないのは何故だろうか。
彼女に渡そうと思ったペンダントを捨てれないのは何故だろうか。
今までの僕の人生の全てが消え去った。
あぁ僕は、、、
設定
川津 流くんはなんとなく分かるとおりお金持ちです。
陽菜ちゃんは悪い子では無いですが流くんを好きとかは無く結構できると玉の輿なため付き合っただけです。
LINEを送った後学校に行くと気まずいので学校の先生を買収して席を離させました。
先生も慰めてくれたそうです。
陽菜ちゃんも罪悪感あってか流くんと距離が空きました。
流くんは時間はかかりましたが立ち直り可愛い奥さんと幸せな生涯を暮らしましたとさ。
流くんの名前の由来は〔井の中の蛙〕→蛙→かわず→川津
流は流れるから流ですね
開けないLINE
わたしは友達付き合いが苦手だった。
学校が全ての年齢の頃にスマホとLINEがあったら「既読スルー」で犯罪者の様に言われ、完全なる登校拒否をしていたと思う。
好きな人とも毎日「今日何してた?」なんてLINE、開けるどころか送らなかったに違いない。
ママ友LINEは子供の為に歯を食いしばって我慢し、参加していただろう。
そしてLINEが使える今は、好きな人達とのたわいない話、生存確認位なので開けないLINEの経験が私にはないのです。
便利だけれど振り回されている人が沢山いるLINE
どうしたらいいんでしょうか,
経験のないお題はとても難しいです…
ー開けないLINEー
片思い中の相手から来たLINE
待っていたとは思われたくなくて
すぐ開くのはちょっとな…と指先が止まり
ただただ友達一覧の画面をスクロール
まだ1分すら経ってない
一旦ホーム画面に戻ってTiktokを見ても
今は頭がブロックしてるみたいに入ってこない
この後どんなLINEを送ろう、どんな返しが来るかな
気づけば10分経ってた
この間に今流れてる動画は何回流れただろう
そしてやっと
LINEのメッセージを開く。
「ちょっと今時間ある?電話しない?」
あー予想外。
蒼夏
開けないLINE
私には開けないLINEが2種類ある。
1つ目!
めんどくさいやつ。
2つ目!
返信に困るやつ。
めんどくさくても返してやれって?
返すよ。
すぐにじゃないけど。
返信に困るやつはスタンプかリアクションで返して終わりにしちゃうけどね?
めんどくさいやつってどんなのー?ってなると、
バイトのシフトこの日出れない?
みたいなやつとか。
どーでもいい内容のメッセージ、スタンプのみの会話。
とかね。
私だけー?笑
だとしたら薄情なのかな〜
開けないLINE
ろくに話したこともないクラスメイトからの通知。
何かと思ったらよく分からないゲームの招待。
それも数日ごとに何回か。それは…何?本当に。
既読をつけないまま、そっと非表示にする。
夏休み明けですね。皆さん大丈夫ですか?私は大丈夫とは言えないんです…裏で悪口言われてるって思ったら行こうとは思わなくて、まぁなんとかなるって思うしかないし希望を持つことしか今はできませんからね
私の人生はその人1人の為にあった。
いつも優先するのは彼女のライブ配信とラジオ。
彼女の声を聞いて、側に存在を感じることが何よりの幸せだった。
彼女をこの目で見る為に社会人という仮面も被って。
私のその頑張りは、ランキングチャートに乗る彼女の名前に現れていた。
嬉しい。私は彼女というアイドルの一部なのだと感じられた。
だからネットのニュースを見た時思考が止まった。
フェイクニュースだと思って色んなニュースアカウントを見た。
彼女だけの人生を歩んできた私に1つだけの通知。
これだけ彼女に捧げてきた自分は、彼女と繋がっていると感じていた。
でも私と貴方との繋がりは、ただこのofficial accountの1つだけだったのだ。
一方的なお知らせと、妙に噛み合わない返信。
彼女は私の名前も顔も知らない。
私は彼女の本名も歌声も、人生をも知っているのに。
私は彼女のアイドルという人生に同乗しただけの、唯の一般人なのだ。
立派なのもすごいのも、血の滲むような努力をして掴み取った夢も彼女だけのもの。
私のものじゃない事に気付くなんて今更だ。
でも私には彼女しかなかったから、だからこのトークを開いたら私が終わってしまうと思った。絶望の色。
私はまだ、最後の通知に既読をつけることが出来ない。
──開けないLINE
もうどのくらいこうしてるだろう、
メッセージなんて来るわけない。
勢いに任せて心にもないことばかりを言い募って
底の知れない暗闇のような画面を睨み付けて
ベッドにスマホを放り出す。
今更どの面下げてLINEなんかできるかよ。
目をいっぱいに見開いて戸惑って
ふる、震えた睫毛が暗い影を落としたあの顔を、
あんなこと言ったのに無理して笑おうとしてた。
どうして責めなかった、
俺が悪いのに。泣いてくれたら。
泣いて責めてくれたなら、なら、悪かったって、
嘘だって、のに、、なんで居なくなっちまった
後悔は、後にも先にも行き場がなくて、
どんな苦しさも、お前とは引き換えにできなくて、
情けない俺、お前がいなきゃ彩もないのに。
赦されなくても、会えなくても、
闇の中の光、お前の元へ駆けて駆けて行け、
グループLINEを開けない。
恋愛話、付き合えない。
私の顔も知らないどなたかを、誰かの誰かを愚痴り、
共に共有するなんて耐えられない。
でもさ、それは普通のこと!
それすら耐えられない私はこの先生きていける?
いや、いまはそれどころじゃない。
でも、既読無視なんてできない。
どうしよう、
分からない、どう合わせたらいい?
分からない。から、でも、既読無視はだめ。
一呼吸したら、もっとも当たり障りのない言葉を出さなきゃ。
「開けないLINE」
よりによって間違えた
通知をスライドして消した
ポップアップで確かめて
呼吸を整える予定が
学校じゃ話せたんだけどね
でも学校もなくなっちゃったしね
私たちどうすれば良かったんだろうね
もう会えないんだろうね
分かってたけど悲しいね
開けないLINE
開けないLINE
LINEは直ぐに見るに越したことはないし、大事な連絡であればあるほど直ぐに見るのが望まれる。
私もそう思っているので出来る限り早く見ている。
その筈なのに私のアプリアイコンの右上にはいつも「1」が付いている。
たった一言「今から帰る」そんなLINEが開けない。
だって開いてしまったらもう貴方からの連絡は来ないから。
まだ未読のままで、あの日のままでいいですか。
誰からも連絡が来ないLINE
友達がいない訳では無い、、、と思う
開かないLINE 開けないLINE 開ける必要が無いLINE
誰からも連絡来ないならLINEなんて必要ない
けど待っている ひとつの通知を 貴方からの連絡を
#開けないLINE