『閉ざされた日記』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の記憶に閉ざされた日記
君は今頃どうしているだろうか。
君が僕のことを忘れても
この愛は確かにあるんだよ
ノートが出てきた。
高校時代、私と友人4人で交わした交換日記。
皆絵を描くのが好きだから、文字よりイラストの方が多い。
その時好きだったアニメや漫画のキャラクター。
お互いにお題を出しあって書いたオリジナルの絵。
皆受験勉強で忙しくなって、たった半年で終わっちゃったけど、楽しかったなぁ。
閉ざされた日記
日記は苦手。
気が向いた年は、100円shopで気に入った模様の手帳を買って、出来事をちょっとメモしようかなと、やってはみる。けど、1ヶ月ともたない。
例え続いたとしても、それは、体調不良と情緒不安定と愚癡の記録帳と化す。振り返ると頭を抱え、誰にも読ませられないような内容だ。
そんな負の遺産を遺してしまうくらいなら、日記など書かないほうが良いと想う。
月日が流れ、手帳が発掘され、本になってしまう…なんてこともあるのだから。
でも、そうだなぁ…。
1日の最後に、色んな事を想い出して自分なりの言葉にする。
そんなゆったりとした時間があるのなら、閉ざされた日記をまた開いてみてもいいのかもしれない。
この気持ちは「書いて」が作ってくれた。
こんなに言葉を綴ることが好きだった
こんなに自分の中の言葉を書き出す事が癒やしになる
こんなに誰かの書いた言葉を追い求め
こんなにすらすらとたくさんの文章を読むことができる
こんなに心に響く言葉を持っている人がいる
本や文章を読むのが苦手だった。
人に想いを伝えるのが苦手だった。
文字なら、言葉なら、自分が誰なのか知られないこの場所なら、表現できる。
「書いて」ありがとう。
『閉ざされた日記』
2✕✕✕年〇〇月△△日(日曜日)
天気(晴れのち隕石)
今日で世界が滅亡するらしいので、今回は朝から日記を書いています。
……本来は一日の終わりに書くものですが、その頃には既に世界が終わっているでしょうから仕方がありませんね。
今だに信じられませんが、何か巨大な隕石が地球に衝突するみたいです。
今日はせっかくの日曜日だというのに空気の読めない隕石です、殴りつけてやりたいぐらいですよ。
私にスーパーマンのような力があれば良かったのに…… 遠い昔に絶滅した恐竜さんもこんな気持ちだったのでしょうか?
……そもそも恐竜さんはスーパーマンなんて知りませんね。
日記を書くのも今日が最後だと思えば何だか感慨深いものです。
最後はどんな言葉で飾りましょうか?
…………よし、決めました。
地球の皆様、良いしゅうまつを!
────パタン
最初の頃は、いいことがあったら残しておきたくて始めた日記。
それが、だんだんと、いいことも、嫌なことも書くようになった。日記が誰にも言えない氣持ちを吐きだす場になった。
当然、誰にも見せられない。
見せないからありのまま書ける。
そしてさらに、感じたことや氣付いたこと、発見したことなんかも書くようになった。そのスタイルになってから結構、経つ。
自分の中にあるものをそのまま吐き出すように書いていくと、モヤモヤしていたものは晴れていって、嬉しいことは、嬉しさが増す。
有能なセラピストやね。
誰にも見せない日記。
僕はずっと前に友達とある日記を書いていた。
日記の名前はもう覚えていないが
お互いに苦しくてこの世界から消えちゃいたい時
書いていたことは今でも覚えている。
疲れた 消えたい 何でかなもう嫌だ
黒い言葉の数々が並べられていたはずだ。
だが、今はもうその日記は存在しない。
あの子が持っているのか
僕がどこかにしまったのか
覚えていないくらいに僕は強くなって
あの子も強くなっていた。
僕らにもうあの日記は必要ない
【閉ざされた日記】
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親Ver.
お前、大人に生意気言ってんなよ!テメェ舐めてんじゃねぇぞ!!
はっ笑
生意気?あーそ、その生意気なのがあんたの娘よ
ふざけんじゃねぇぞ
誰がお前に金出してやってると思ってんだ!
だから言ってるだろ
小遣いの9割は教育費にでも使えばいいって
それを拒否したのはあんたらだよ。
叔父Ver.
受験受かったら俺らからお祝い金あげるね
ぁ、ども
どもって何だよ
お前、それが受験生の態度か。
別にいらないし。
僕にお金かけたって仕方ないよ。
はぁ?お前なんだその態度は!
受験生らしくもっと勉強しろよ
あれ、僕まだ努力できてなかったんだ
あーあ、あほらし。頑張れてるなんて思ったのが馬鹿だったんだ。
【諦めた日】
閉ざされた日記
日記を書いた。
1日1ページ楽しかったことも忘れたいくらいの嫌なことも。
そしてその日記を閉ざした。
大人になってもう日記の存在ごと忘れた日に閉ざした日記を見れるように_
いらっしゃい。
ここに来るのは初めてかい?
私は、そうだな…
君たちの言葉で言うなら「記憶」
もしくは「思い出」あるいは「日記」
まぁどれでもいいさ。
ここに来たってことは、
消してしまいたい
思い出したくない
嫌な記憶があるんだろう?
酷く悲しい記憶
辛く苦しい思い出
捨て去ってしまいたい過去
そんなものをいつまでも
抱えてちゃ人生がいつまで経っても
つまらない
だから、人はここに来るのさ。
生きた分だけ無限に綴られ続ける
記憶のほんの一粒
消したいその部分だけを
鍵付きの箱に入れて
頭のずーっと奥に仕舞うために
話が長くなってしまった
さぁ、鍵をかけよう
これで悲しい思い出は忘れられるさ
まぁ…実際は鍵なんて
かけたフリだし
思い出なんてそう簡単に消せるものじゃない
けれど忘れたフリさえできれば
明日はとりあえず楽しくなるよ
それじゃ、おやすみ
良い夢を…
閉ざされた日記。
僕は昔毎日の辛いことだけを書いた日記をかいていた。
その時は生きる理由も分からなくて毎日辛かった。だけど1年後真っ暗闇にいた僕に差し伸べた一筋の光があった。貴方の優しい声が
僕の凍った心を溶かしてくれた。
今度は貴方の光になりたい。同じように僕に手を差し伸べてくれたように。
そう思い辛いことだけを書いた日記を閉ざした。
流啓
眼差しが伝えた
其の 理由に
狂い始めては
価値の無い存在
纏う 重さは
不可欠な歪み
取り残された
意味に 問い掛け
砕け散る記憶
感情は 失う程に
「廻リ続ケタ 末路・・・」
断ち切る決断
望まれ無いならば
此のまま 視定め
過ちの数だけ
決して残さぬ様に
此の血で 流す理
償え無い世界で
選んだ選択は
「私を犠牲に導く・・・」
「閉ざされた日記」
記憶のない「私」の日課は
「私」が書いたという数十冊の日記を読むこと。
大切な人に出会い
愛しむ日々が綴られていて
その大切な人の顔はまだ思い出せないけれど
「私」にも日記の私と同じように優しい時間が育まれていった。
でも、困ったことに
最後の1冊だけ鍵がかかっていて読むことが出来ない。
......
鍵のありかを思い出せずにいたけれど
ある日のシーツ交換の時に
床に落ちた鍵に私だけが気づき「もしかして?」とそっと拾い隠し持っていた。
尖った金属は「監視」に没収されてしまうから
.....
大切な人と私はどんな幸せをつかむことになるのだろう。
でも、なぜ、こんなにも相思相愛なのに彼は一度もここに来ないのかしら?
そっと鍵を差し閉ざされていた日記を開くと
私から心離れた彼は、もう、この世には居ないこと、そして、私の自分勝手な愛情と悲しみ
拭いきれない罪が記されていた_______
鉄格子のはまる窓から
ほんの少し見える空を仰ぐ
今日も天気は良さそうだ
私は最後の日記を閉じてまた鍵をかけ
その鍵をベッドフレームとマットレスの隙間に挟み隠すと再び最初の一冊目を開いた。
白く冷たいこの病室で空っぽの「私」に戻るために。
閉ざされた日記
僕の日記を勝手に見られたあの日から、
僕は日記に鍵をかけるようにした。
注意深く閉まってる棚にも鍵をかけて、
棚をカーテンで隠して、
分かりにくい場所において、
部屋にも鍵をかけた。
見たい人は、
なんでそんなに隠すのか、
やましいことがあるのか、
信用していないのか聞いてくる。
そういう訳では無い、
ただ、1度失ってしまった信用は、
あの日記と同じように
もう手元にはなくなってしまった。
閉ざされた日記
毎日感じるストレスを
閉じ込めて 会社へ出掛ける
心のノートに
溜まった辛い言葉
みんなも開かない
心のノート あるかな?
解放の鍵で
一緒に開けよう!
僕は小学生時代、日記を書いていた。
とはいっても親からの押し付けで書いていたので平仮名で行稼ぎをしたり日記を休んでいたりした。
だがここ最近私は日記を書きたくなった。
突然だが私はある夢がある。
それは小説作家になる事だ。
そして私はその練習で日記を初めてもいいのではないかと考え出した。
閉ざされた日記を開いてもいいのではないか、今の僕はそう思っている。
数年前、と言ってもまだ4年前と数えるべきだろうか。当時から手帳のメモ欄に日記を付けていた。悪筆に近い筆跡で日々の出来事を残している中、ひときわひどい字で綴られた日があった。今隣では、2歳になる愛しい子が寝息を立てている。ワタシはまだ、授かれなかった「あの子」を思い出して泣く。
お題:閉ざされた日記
閉ざされた日記
日記をつけていた。
日記というか、嫌なこと、悲しかったことを
吐き出すノートだったかな。
でも日が経つにつれて、
負の感情が溢れかえった文字列を見て
恥ずかしくなった。
それで、もうあのノートを開いてない。
あんなこともあったね、
なんて言える日まで開かないでおこう。
負の感情を持っている自分を好きになれるまで
開かないでおこう。
独り言でした…
あの頃の苦しみはいつかは戸締りをして
また進み出すそうして生きていき幸せをまた噛み締めて歩む
しばらく誰も居なかった部屋を空け、
机に置いてあった日記を手に取りページを開く。
そこには楽しかったこと、悔しかったこと、
辛かったこと、嬉しかったこと。
様々な記憶が書き記してあった。
私はそれを見て、ただ、静かに涙を流し
あの人の生きていた証をぎゅっと握りしめた。
一枚の絵がある
タイトル『閉ざされた日記』
しかし、目の前の絵の日記は開いている
・・・はて?
開いているのに閉ざされている?
ん?
その日記には小さな文字が
「・・・・ナ」
「・・タナ」
「ミタナ」
・・・・・・・・・ワタシハダレ?
#4 『閉ざされた日記』
閉ざされた日記
厨二病の時の閉ざされた日記。
黒歴史だから見ないで。