僕はずっと前に友達とある日記を書いていた。
日記の名前はもう覚えていないが
お互いに苦しくてこの世界から消えちゃいたい時
書いていたことは今でも覚えている。
疲れた 消えたい 何でかなもう嫌だ
黒い言葉の数々が並べられていたはずだ。
だが、今はもうその日記は存在しない。
あの子が持っているのか
僕がどこかにしまったのか
覚えていないくらいに僕は強くなって
あの子も強くなっていた。
僕らにもうあの日記は必要ない
【閉ざされた日記】
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親Ver.
お前、大人に生意気言ってんなよ!テメェ舐めてんじゃねぇぞ!!
はっ笑
生意気?あーそ、その生意気なのがあんたの娘よ
ふざけんじゃねぇぞ
誰がお前に金出してやってると思ってんだ!
だから言ってるだろ
小遣いの9割は教育費にでも使えばいいって
それを拒否したのはあんたらだよ。
叔父Ver.
受験受かったら俺らからお祝い金あげるね
ぁ、ども
どもって何だよ
お前、それが受験生の態度か。
別にいらないし。
僕にお金かけたって仕方ないよ。
はぁ?お前なんだその態度は!
受験生らしくもっと勉強しろよ
あれ、僕まだ努力できてなかったんだ
あーあ、あほらし。頑張れてるなんて思ったのが馬鹿だったんだ。
【諦めた日】
1/18/2023, 1:42:51 PM