なんで、そんなこと言うの私は...
"ごめんな、他の人と幸せになってくれ''
言えない。
君に、
大好きな君に!
"僕を忘れないで..覚えていて....僕がいなくなっても''
なんて言えないよ。
ずっと苦しむのは君なんだからさ
だから
ごめんね
大好きだよ
【大好きな君に】
彼女が生きて居ることだけが私の希望だった。
小学生の頃から一緒で
一緒にゲームして部活とか応援して
お互いに相談しあって支えあってきた。
彼女がいなくなる事がいちばん怖かった。
恐怖だった。
体が弱い子だから仕方ないことだと言われたけど
僕は諦められない。
僕は最後まで彼女が僕の希望なんだ。
【たった一つの希望】
僕は目の前の出来事から目を背けた。
こわかったから。
あの子が、ずっと友達だったあの子が余命宣告されていたことに
僕の元彼が病気でいつこの世を去るか分からないことに。
笑って泣いてふざけて
ゲームして本読んで寝て
思ってもいない言葉を投げつけて
気づけば僕は自分が生きているかも分からなくなっていた。
"やめて、僕の中から出てこないで、、
泣きたくなるから!でてきちゃっめ、、、''
"おねがい、、、なきたくないの、''
そして、僕は声が出せなくなった。
【現実逃避】
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
僕は皆に気に入られたくて
色々な人の相談を聞き続けた。
自分を削りながらも信用してくれた
愛してくれた人のためには1番尽くしていた。
でもダメだったみたいだ。
僕の行動は逆効果で
利用されることが多くなっていった。
そんな中僕はふと母が放った言葉に心を動かされた。
"100人いたら100人に愛されなくていい
その中の1人や2人に愛されればいい''
【愛されること】
あの頃泣き虫だった君は今どうしていますか?
ちゃんと笑っているかな
すぐ泣いちゃったりしていないかな。
僕が最後に残した言葉が
"幸せになってね"
なんて
重荷すぎたかな笑
でもどうか幸せに笑って毎日を過ごせることを
僕は青い空の上から願っているよ。
またね
【君は今】
┈┈┈┈┈創作┈┈┈┈┈
僕は動画で何度も調べた。
心が疲れているサイン。
心が壊れてるサイン。
全て精神的な問題のものばかり調べていた。
何度調べても結局全てあてはまっていたんだが、、
でも、ある日思ったんだ。
こんなものを調べていくら見たって
解決法が分からなければ意味がなくて
でも、もし解決法が見つかったとしても
その効果が出なければ意味が無いんだと。
そして、その日から調べることをやめ
自分は壊れていないと信じ込ませた。
命を懸け生まれた小さき精霊
皆を笑わせ笑顔にし
少し困らせる精霊
毎日成長し何時しか独り立ちをする。
精霊は独り立ちするまで愛される子もいれば
この世から去る子
親の顔色を伺い育ち言葉を失う子
それぞれの一生を過ごす。
小さき命はそれぞれの生き方で一生をすごし
誰かの手で失われる。
【小さな命】