僕は目の前の出来事から目を背けた。
こわかったから。
あの子が、ずっと友達だったあの子が余命宣告されていたことに
僕の元彼が病気でいつこの世を去るか分からないことに。
笑って泣いてふざけて
ゲームして本読んで寝て
思ってもいない言葉を投げつけて
気づけば僕は自分が生きているかも分からなくなっていた。
"やめて、僕の中から出てこないで、、
泣きたくなるから!でてきちゃっめ、、、''
"おねがい、、、なきたくないの、''
そして、僕は声が出せなくなった。
【現実逃避】
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
僕は皆に気に入られたくて
色々な人の相談を聞き続けた。
自分を削りながらも信用してくれた
愛してくれた人のためには1番尽くしていた。
でもダメだったみたいだ。
僕の行動は逆効果で
利用されることが多くなっていった。
そんな中僕はふと母が放った言葉に心を動かされた。
"100人いたら100人に愛されなくていい
その中の1人や2人に愛されればいい''
【愛されること】
2/27/2023, 10:40:18 AM