『鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鐘の音やドアチャイム 風鈴
鈴の音も場の空気が
清められる気がして好きな音
あちこちのドアやキーホルダーまで
チリンチリン シャラシャラ
私の周りで今日も鳴り響く
✴️110✴️鐘の音
鐘の音…
ベルマーク108点あつめるともれなく煩悩消えてくんないかなぁ?
〘 鐘 の 音 〙
鐘 の 音 が 聴 こ え る
遠 い よ う で 近 い
作成途中
鐘の音
鐘の音が僕を起こす。
それが毎朝の習慣。
鐘の音が鳴り止む、
そうすると、君はいつも窓から顔を出す。
「リンッ」
鈴の音がする。
それを合図に挨拶をする。
「おはよう」
鐘の音が鳴り響く。窓から飛び去ろうとする彼に声をかけた。
「いつか貴方の元で学びたいです!」
「…………10年後の満月の日。ここで待ってろ」
華麗なるワザによって、服に飛び散り咲いた赤い薔薇。目の前で親がいなくなった事よりも、魅了されてしまった心は止められない。
その日から人生の世界が変わった。何事も平均だった自分が嘘のようだ。努力し、挑戦し、失敗し、成長する。あの日見た彼の姿だけを目標にして。
鐘の音がなる度に思い出す。あの姿を、あの感動を、あの高揚を。
この仕事も慣れてきた。今日も完璧に任務をこなし窓から立ち去ろうとすると、子供に呼び止められた。
「あの!」
「…………」
「いつか貴方の元に置いてください!」
その姿は昔の自分と重なっていた。感動と好奇心が混ざりあって二度とない胸の高鳴りを感じたあの瞬間。無意識に自分の口角が緩くなる。
「……10年後、鐘の鳴る夜、またここで会おう」
「……!はい!!」
鐘の音が鳴り響く。ふわりと少年に微笑むと、窓から飛び去った。
『鐘の音』
人生の終わりに鐘の音が聴こえるのだとしたら、パレードの始まりの様な音色がいいです。
この街の鐘の音が聞こえる度に幼少期に夢の中で出会った彼を思い出す。
彼は私よりも頭1個分だけ背が高く、三つ編みを1本、しっぽのように垂らしている子だった。名前は聞いても「また今度会えた時に教えましょうね」とはぐらかされるのだ。
夢の中で出会う度に彼は色々なおとぎ話を聞かせてくれた。なんでも、絵本を読むのが好きなんだとか。後は歳の近い…血は繋がっていないらしいが、弟が1人いるらしい。そんなことまで教えてくれるのに肝心な名前を教えてくれない。
なのに彼は私の名前を知っているのだ。夢の最後で必ず「おや、もう時間ですか…寂しいけれど、今日はもうこのくらいにしましょうか、じゃあまたね、○○。早く戻ってきてくださいね。」
お別れする度に鳴り響く鐘の音と、寂しそうに微笑む彼を最後に目を覚ますのだ。
そして最後に彼に会えたのは今から5年も前。彼は最後も変わらず「私を1人にしないでね、必ずまた帰ってきてください」と私の手を引いて寂しそうに笑った。
それから私は夢で彼に会うことも無くなった。夢の中の存在、イマジナリーフレンドのようなものだと思っていても彼の寂しそうな顔を思い出す度に会いに行かなければと気持ちが急く。
また今日も夕方の鐘の音が響く。もうそんな時間か、と空に浮かぶ満月を見上げていると「見つけました」と聞き覚えのある声。
振り返るよりも早く、彼に抱きしめられた。
「あなたが来てくれなくなってしまって私寂しかったんですよ?だから、逢いに来てしまいました。これでずっと一緒に居られますね」
手を取り、蕩けた笑みを私に向ける彼に名前を問う。
「ふふ、私の名前は─」
【12時の鐘が鳴る前に】
12時の鐘が鳴ると、私は消えるんだ
今日でさよならだね。
彼女から打ち明けられたとき、僕は「どこかに行きたい」と思った。
2人で、どこか遠くへ。
誰も知らないところへ
彼女の手を取って走った。
燦々と輝く花火に背を向けて、走った。
神社の階段を走り抜けた。
小さな港に沿って道を駆け抜けた。
2人で自転車に乗って、とにかく遠いところへ行こうとした。
後ろに乗る彼女は、悪戯に笑っていた。
星がよく見える芝生に着いた。
僕達は自転車を捨て、ただひたすら走って、走って、走って、倒れ込んだ。
「あー、楽しいっ!」
浴衣姿の彼女は、心の底から笑っていた。
「星が綺麗だなあ…」
僕は、星など見ていなかった。
隣に寝転ぶ彼女が綺麗だから。
「今日で最後だね、この景色が見れるの」
「違う、まだまだ見てほしい。この世界の、もっと綺麗な景色を見てほしい」
僕はそう呟いた。
彼女は寂しそうに笑って言った。
「私が消えるのはね、不可抗力なんだよ。
どこまで遠い所へ逃げても、12時が来たら私の体ごと消える。仕方ないんだよ。」
彼女は立ち上がって、僕のほうを振り返って言った。
「私は、消えるんだよ。存在ごと。」
彼女は笑っていた。
あの時と変わらない、幼くて大人びた笑顔。
僕は、頬に何か伝うのを感じた。
しょっぱい。
でも、そんなのどうでも良かった。
「本当に、消えるのか…?」
彼女は僕に近づいて、耳打ちした。
「―――」
鐘が鳴った。
彼女の息遣い、雰囲気、全てを咀嚼している間に、
彼女は消えていた。
僕は、彼女の言葉を思い出した。
「私が消えたら、私のことを忘れてね」
死と向き合う青春のうちに、君が、大切な人達からリンをならされることがないように
僕は、ただ祈る
もうすぐ命を絶つ僕だけど、きっと君がリンをならしにきてくれるように
僕は、ただ願う
最初で最後の別れを、リンの音で
終わらせたい
僕と同じように朝日が怖くて夜も眠れない素敵な人たちに、どうか、僕のリンが、1つでも多く届きますように
僕は、ただ死ぬ
居場所はあるよ、どんなに価値がないと思ってても、最期に辿り着く僕のいる場所ならきっと、
苦しくないよ
チリーン、チリーンと鐘を鳴らす。
涼やかな音が心に染み渡ってくる。
私が鳴らしている鈴はとある恩人から譲り受けた物だった。
うっすら青みがかったガラスの表面に川を想起させるような水色の波線と金魚が描かれている。
それを鳴らしながら私は恩人との出会いと別れを思い返した。
あれはまだ私が小学生の頃、チョウにつられて歩いていると親とはぐれてしまったのだ。
チョウが手の届かぬところに行ってしまってふと後ろを振り返ると両親がいなかった時ほど心細かったことはなかっただろう。
道の真ん中で人目を気にせず大声をあげて泣いていた。
たくさん人はいるのに誰も自分を助けてくれないで、そそくさとその場を立ち去る中、恩人だけが、私を助けてくれた。
ちょっとどころか完全に時代錯誤の袴姿に大きな傘みたいな帽子に私が貰った鈴をつけてチリーンチリーンと鳴らしながら私に近づいてきた。
そして私を落ち着かせるように優しい声で
「ご両親のところまでお届けしよう」と言ってくれた。
そして私は恩人の手を握りながら、両親のところへ向かっていった。
両親のところへ辿り着くと恩人は帽子に付けていた鈴を外して私の前でチリーンと鈴を鳴らしながらこう言った。
「鈴にはね、不思議な力があるんだ。とても涼やかな音は心に響き渡って落ち着かせてくれるし私にとっては恩人とのあった証なんだ。」
と言って私に渡した。
そして恩人は名前も告げずに人混みの中へ消えていってしまった。
あれから随分と経ってしまってもう高校生だがその貰った鈴は今も私の学生鞄に自身の存在を主張するとともに私が恩人とであった確かな証にも思えた。
お題鐘
ここまで読んでいただきありがとうございます。
読者の皆様方にはこれ鐘じゃなくて鈴じゃないかと思われる方もいるとは思いますがその思いは心の内にしまっていただきたいと思います。
鐘の音
やわらかみのある祝福の鐘の音が聞こえる。
我が国にお姫様が生まれました、
鮮やかな青色の瞳で、陽の光が集まったかのような金髪。
それはもう全てが美しかったのです。
鐘が年をとるのと同じようにお姫様は成長していく中で好きな物を見つけました。それは、自分の城にある鐘でした。
鐘は国民に栄光の鐘と呼ばれていた。
鐘の凛々しくやわらかさがあり、でも少し重みのある音がお姫様にはとても興味をそそられたのです。
栄光の鐘と呼ばれるのと同時に奇跡の子とも呼ばれている方がいました。
栄光の鐘が鳴ったその瞬間に生まれる子は「奇跡の子」だと古く昔から言い伝えられていました。
その奇跡の子がお姫様なのです。
栄光の鐘が鳴るのは三年に一度でした。
奇跡の子が生まれてから6回目の鐘の音が鳴ると奇跡の子は国民の栄光を背負い、鐘の下で旅立つというしきたりがありました。
青い瞳が暗くなる瞬間まであの鐘の音と共に私自身を見守ろうと決めました。
わたくしの最期は大好きなあの音に包まれながら終われることにとても感動しています。
鐘が鳴り終わるその瞬間まで。
#17
何も思ってないならさ
こんな事辞めてくれる
日常見られて音楽に載せるの
いい加減にして欲しい
ドラマも
何考えてるの?
どんなに我慢してるか分からないよね
貴方達の方が好き放題やってるし
コンビニ行って何が悪いの?
コンビニ言ったら駄目なの
じゃぁ貴方はコンビニ一切行かない?
貴方がもしコンビニ利用してるのなら
そんな歌を書くのはどうかと思うょ
馬鹿にしすぎょ 人を
別にいらないから
二度と連絡してくるな
スタンプ送るな
貴方の詩も 自分の為に書けと前も言ったはず
あれほど言って
そんな事しか書けないの?
なら辞めれば
私は契約なんて一切してないから
関わるな
鐘の音
鐘の音を聞くと、大きな音が響いているはずなのに体の内側はしんと静まり返る。
僕はきっと今、本当の意味で静寂を知れた。
日々家
○鐘の音
鐘の音が鳴り響き、それと同時に船が出発した。
「青い空気が美味しい。」
柿を齧る。
青くて、渋くて、固い。
今の夕焼けには溶けそうにない、未熟な柿だ。
阿呆、阿呆、と烏が罵りながら頭上を飛んでいく。
傾いた日が、この枝からはよく見える。
ゴーン…と鐘の音が響く。
昨日の夜、兄ちゃんが死んだ。
身体の弱い兄ちゃんだった。
いつも帰ってくるなり、倒れ込むように眠りこけていた。
その兄ちゃんがいなくなった。
かなかなかな、と蝉がなく。
兄ちゃんは俺たちとは随分歳の離れた兄ちゃんだった。
俺とは十も違った。
兄ちゃんは、俺たちにいろんな遊びを教えてくれた。
街からここに帰ってきた時には、毎回必ずお土産を渡してくれた。
母さんに内緒でおやつを分けてくれた。
兄ちゃんはいつも笑っていた。
ゴーン…鐘の音が鳴る。
“逆縁”になると、死んだ後の世界でずっと石を積まなくてはいけないらしい。
親戚の大人たちがそう言っていた。
逆縁ってなに?
聞いてみたけど、母さんは泣きそうな顔でただ首を振った。
兄ちゃんも今頃石を積んでいるのだろうか。
兄ちゃんは向こうで死んだらしい。
兄ちゃんが働いていた街の、兄ちゃんの家で。
兄ちゃんは一人で死んだらしい。
ゴーン…鐘の音がまた鳴る。
最後に会った時、兄ちゃんがこの柿の木を教えてくれた。
[弟妹達には内緒だぞ?危ないからな。お前ももう九だから…兄ちゃん同士の秘密だぞ]
兄ちゃんは俺の頭を撫でて、ちょっと悲しそうに笑った。
ここからは町が一望できる。
町の夏祭りの時の花火も綺麗に見える。
兄ちゃんが自慢げに教えてくれた。
お盆休みの最後の日。
兄ちゃんが街に帰る日のことだった。
かなかなかなかな、蝉が鳴いている。
ゴーン…鐘の音が体の芯に響く。
柿を齧る。
青臭くて、苦くて、シバシバする。
ゴォン…ゴォン…
鐘の音が町中に響いていた。
心が揺れた時、心の鐘が、いや、小さな鈴が「りん」と響く。心が震えて、さらに感動したり、ときめいたりして、自分ではどうしようも出来なくなる。
〚鐘の音〛
鐘の音
ジリリリ
ジリリリ
ジリリッ
耳もとで騒ぐ時計の動きを勢い任せに止め、カーテンも朝2番の力で一気にひらく。突然の明るさに目が萎縮する
毎朝聞いているこの音で起きれない人は、どのように起きているのだろう
私の朝はいつもこの音からだ。
プルルル
プルルル
プルルル
電話の音で焦って、先ほど止めたばかりの時計を見ると
打ち合わせの時間から30分ほど過ぎていた
プルルル
プルルル…
眠気が危機感に変わり、鳥肌が立つ
止まる気配がないスマホを枕で押し潰した。
17時の鐘の音を聞いて、家に帰る。
まだ遊びたいのにとか、カラスがうるさいなとか、些細なことだけど、僕はこの鐘が嫌いだった。
大人になって、夕方になんて帰れなくて。
今はカラスの代わりに、酔っ払いがうるさくて、最終便にギリギリ間に合わせながら帰る日々。
今日久々に17時の鐘の音を聞いた。
地元とは全然違う音楽、なのに何故だか
家に帰りたい、
君と来た初詣。
思えば、2人きりで出かけたの、これが初めてだったね。
本当は、年越しの瞬間も一緒にいるつもりだった。
大好きな君と、新年最初の鐘を聞きたかったんだ。
でも、僕のそんな願いは、ただの自己満足だから。
君には、君の好きな人、心から大切だと思える人がいる。
前から分かってたんだ。
僕の思いが報われるなんて無いって事。
でも、この思いを伝えずにいるなんて、男じゃないと思った。
振られるってわかってて、君に伝えたんだ。
‘’好きだよ"
って。
2人きりで会ってくれてありがとう。
彼氏さんにも伝えてたんだね、僕と会うこと。
僕がじゃあね、と言った途端、彼氏さんは君の前に現れた。
愛し合ってるんだって、分かる顔してたよ。
どうか、お幸せに。
僕にとって、君は大切な人。
本当は、僕が幸せにしたかった。
でも、君にとって、彼といることが幸せになるというのなら。
僕は喜んで身を引くよ。
誰よりも、君の幸せを願ってる。
この、鐘の音と共に。
試合の始まりと終わりを告げる鐘
永遠の愛を誓うチャペルの鐘
企業の上場セレモニーで鳴らす鐘
鐘の音が告げるのは、
運命が大きく動く合図。
節目節目、きっと誰しもに鐘の音は聞こえてる。
そこから先は自分次第だけど
怖がらないで前に進めたら
やがていつか 祝福の鐘も鳴り響くかも。
125:鐘の音