鐘の音』の作文集

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鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/5/2024, 12:54:13 PM

君と来た初詣。

思えば、2人きりで出かけたの、これが初めてだったね。

本当は、年越しの瞬間も一緒にいるつもりだった。

大好きな君と、新年最初の鐘を聞きたかったんだ。

でも、僕のそんな願いは、ただの自己満足だから。

君には、君の好きな人、心から大切だと思える人がいる。

前から分かってたんだ。

僕の思いが報われるなんて無いって事。

でも、この思いを伝えずにいるなんて、男じゃないと思った。

振られるってわかってて、君に伝えたんだ。


‘’好きだよ"


って。


2人きりで会ってくれてありがとう。

彼氏さんにも伝えてたんだね、僕と会うこと。

僕がじゃあね、と言った途端、彼氏さんは君の前に現れた。

愛し合ってるんだって、分かる顔してたよ。

どうか、お幸せに。



僕にとって、君は大切な人。

本当は、僕が幸せにしたかった。

でも、君にとって、彼といることが幸せになるというのなら。

僕は喜んで身を引くよ。

誰よりも、君の幸せを願ってる。

この、鐘の音と共に。

8/5/2024, 12:54:02 PM

試合の始まりと終わりを告げる鐘

永遠の愛を誓うチャペルの鐘

企業の上場セレモニーで鳴らす鐘

鐘の音が告げるのは、
運命が大きく動く合図。

節目節目、きっと誰しもに鐘の音は聞こえてる。

そこから先は自分次第だけど
怖がらないで前に進めたら
やがていつか 祝福の鐘も鳴り響くかも。

125:鐘の音

8/5/2024, 12:54:01 PM

もう帰ろう。鐘が鳴ってるよ。

8/5/2024, 12:53:11 PM

『鐘の音』

死者が出たとき

時を告げるとき

この鐘の音が鳴り響くだろう

親、兄弟、姉妹、友人

親しい者が還らぬ人となった時

貴方方はこの鐘の音を耳にするとき

一体どんなことを思って鐘の音を聞いているのだろう

8/5/2024, 12:51:52 PM

晴れ空に響き渡る祝福の音。
遠くに見えた、幸せそうなひとたち。
いつかこの音を、世界で一番きれいなきみの隣で。

8/5/2024, 12:49:45 PM

「この鐘が鳴ったら絶対に行動を始めろ
さもないと殺されるぞ」

デスゲームみたいに宣言された。


















─数時間前─

「ドッチボールしようぜ!
前さ、先生の顔面にボールぶつかったんだよー
さらに本気ボールだぞ!で、ブチギレられて─」

「今日は絵描こうね!
んー、わたしはワンピースの女の子描こうかなあ...」



ここは変哲もないただの小学校だ。

今は休み時間。


6年2組は今日も賑やかだ。






休み時間が終わってクラスメイト一同が

席についた。


3時間目が始まる時間になっても

担任の先生は来ない。


「え、自習じゃねー?!」

「っしゃー!」

喜ぶ男子にしっかり者の学級委員長が

「ちょっと男子っー!ふざけないのー!」

と男子を指した。



でもさすがに遅すぎる。

もう4時間目が始まってしまう。


もう皆、上の空状態か指をいじっているかの

どちらかだ。

すると周りの女子たちが

コソコソ話し始めた。


「これって職員室に呼びに行った方がいいのかな」

「でもこんなに来るの遅いんだから職員室に

いるかも分かんないよ」

「確かに....って、じゃあわたしたち帰れるの...?」

「....」

静まり返った教室では、小声で話したような

コソコソ話でもクラスメイト全員に聞こえていた。


「おいおいマジかよ!」

さっきまで自習だと喜んでいた男子が

冷や汗をかきながら言う。


「でっ、でも、勝手に帰ったらいいでしょ...?」

いつも大人しく目立たない女子が言う。

近くの席の女子が頷く。


「多分それは無理。
見たんだよ、帰る前先生が扉の鍵を
開けるとこ。」

お笑い役の男子が別人のように

落ち着いて言った。

しかし皆はその男子が言うことの意味を

理解出来なくて首を傾げた。

「児童が学校にいるときは、学校を出入りする扉の
鍵がかかっている─
つまり、先生が来ない限り帰れないんだよ」

説得力のある説明を聞いて、

女子は手で口を覆って目を丸くし

男子はカチンコチンに固まっていた。





「私っ、誰か呼んでくる!」

学級委員長は立ち上がって走っていった。


学級委員長は廊下を走っていると

あることに気づいた。


いつも騒がしい3組から

物音ひとつ聞こえなかったことだ。


学級委員長は3組の教室に走った。

「すみませんっ!」

意味をきらしながら3組の教室の

扉を開けた。



シーン...

そこには誰もいなかった。

しかし黒板には何か書いてあった。

「また月曜日、元気に学校に来ましょう!」

大きくチョークで書かれている。

「まるで..帰るときに書いたみたい...
今は金曜日の4時間目なのに..
...モタモタしてらんない!
みんなを待たしてるんだから。
次は職員室に行こう」



学級委員長は職員室に急いだ。


「失礼します!」

職員室の扉を開けた。


シーン...

そこには誰もいなかった。


学級委員長は怖くなってきたが、

頑張って走り出した。

「何かっ、手がかりになるもの─」

そう思いながら職員室のデスクを

走ってあちこち探し回った。


すると、つけっぱなしのパソコンがあった。

ズラー..と文章が入力されている。


何かコピーでもするのかな...と思っていると

おかしな表示がされていることに気がついた。

右下に表示される時計がおかしいのだ。

「今は4時間目だから...大体12時前か。」

なのに時計は22:50と示しているのだ。


怖いものが苦手な学級委員長は

腰を抜かした。

「よ、夜中...?」



すると、トコトコと足音が聞こえた。

学級委員長は、この足音は先生や児童では

無いと判断した。

なぜなら3組には児童がいなくて、

職員室には先生が1人も居ない。

そしてどちらも時間が早まっているとしか

思えない。


ついさっき、”時計が夜中になっている”という

決定的な証拠を見つけたからだ。



きっと知らない人か怪しい人─

学級委員長はデスクの後ろに隠れた。


トコトコトコ...

だんだん足音は近づいてくる。

学級委員長は息を殺してとどまっていた。

ガチャ─

学級委員長は心拍数が上がっていくのを感じた。

「フッ、バレバレよ」

学級委員長はドキッとした。

隠れてても無駄と思った学級委員長は

勇気を出して立ち上がった。


「何の用ですかっ...」

足がブルブル震えている。

「何の用かって...分からないかしら?
そこの時計。時刻がズレているでしょ?
それ、私がやったのよ。
時刻を...13時間くらいかしら、
早めてやったのよ」




「鐘の音」

2時間くらいかかりました。
続きは「もっと読みたい」が
10超えたら出そうと思います!

8/5/2024, 12:48:32 PM

夕暮れに、見覚えのない住宅地に迷い込んだ。
塾からの帰り道、自転車で一人、人気のない路地を彷徨っている。
おかしいのは、いつも通りのルートを走っていたのに、いつの間にかこんなところに迷い込んでいたこと。
まるで、誰かに誘われたかのように。

ノコギリで、何かを切るような音が聞こえる。
ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ、ギーコ。
人気はないのに、誰かがどこかで何かを切っている。
振り返ると、さっき通り過ぎた道が消えていた。
そこには、暗闇が広がっているだけ。
いよいよ、やばいところに来てしまったようだ。

スマホを取り出し、自宅に掛けてみる。
誰かと繋がったが、聞いたことのない言葉でずっと男性が喋っていた。
声に聞き覚えもない。絶対に家族の誰かではない。
仕方なく電話を切り、自転車を止め、目の前にある家のインターホンを鳴らしてみる。
鳴り響く鐘の音。これは…お寺の鐘の音だ。

玄関のドアが開き、真っ青な人が出てきた。
全身が真っ青。目も鼻も口もない。
これはやばい、と隠れようとしたが、どうやら向こうにはこっちが見えていないらしい。
辺りをキョロキョロとして、目の前の僕に気付かずに、扉を閉めた。

そして僕は途方に暮れる。
自転車に乗り、あてもなく走り出した。
すると、辺り一帯から鐘の音が響く。
寺の鐘の音が鳴り響く。
ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン。
左右に並ぶすべての玄関のドアが開き、真っ青な人が顔を出す。

まっすぐ前を向いて、一心不乱に自転車を漕いだ。
左右の青い人が、口々に何かを言っている。叫んでいる。
どうせ聞いたって分からない。走り続けるしかない。
道の先に、何かが立っていた。青い人だ。
右手に…ノコギリを持っている。
そして、左手には…誰かの首。

横を走り抜ける時、青い人が持っていた誰かの首がこちらを向いた。
その顔は…僕だった。
自転車はそこで豪快に転倒し、僕の体はアスファルトに叩きつけられた。

「交通事故で運ばれた男の子、助かったって?」
「ああ、一時はどうなることかと思ったけどな」
「首の骨が折れてて、心肺停止もあったとか」
「うん、たぶん、あの世を垣間見たんじゃないかな」

「だけど、手術中にも大変なことがあってさ」
「何?」
「突然、執刀医が倒れたんだよ」
「ホントかよ。なんか、不穏なものを感じるな」

「いや、それがさ、そいつ、次の日手術だってのに深酒したらしくてさ、それで体調崩して気を失ったらしいんだ」
「マジか。医者の不養生ってやつだな。で、そいつはどーなったの?」
「まあすぐに執刀医は交代して何とかなったけど、目を覚ました後でそいつに話を聞いたら、気絶してる間もこれはマズイって気持ちがあったのか、何故か夢の中でノコギリ持って手術を続けてて、周りにいる手術衣を着た同僚からやめろって言われても手を止めることが出来なくて、辺りから聞こえる寺の鐘の音に自分は死んだのかと不安になったところで院長が現れて、お前はクビだ、って宣告されたんだって」

8/5/2024, 12:48:28 PM

雨音の カーテン

晴れていたら景色最高なんだけど
海の青さと空の葵さが違っていていいんだよ

傘をさしても足元が濡れていく
鐘の紐を私も手にとり一緒にひっぱる

雨の中に消える音でも 胸にやさしく刻まれる

8/5/2024, 12:47:14 PM

『鐘の音』
       休み時間になっては
       駆け足で外へ行き
       鐘の音が鳴り響くまで
       遊び尽くす
       いつかまたやりたいな。

8/5/2024, 12:46:37 PM

教会の鐘の音、それは彼を思い出す音。
半年前、彼は教会の前で婚約をしてくれた。

「半年後に仕事がひと段落する。そしたら迎えに行く。そのときに改めてプロポーズさせて」

そう言って去って行った彼は、今日ここに戻ってくる。
私は教会の前で、あなたが来るのを待つ。
約束の午後1時。教会の鐘が鳴った。
ちょうど彼のことを思い出した瞬間、遠くの方でこっちに駆け寄って来ながら私に手を振る彼の姿が見えた。
その彼に手を振り返すべく、私は右手を挙げた。

8/5/2024, 12:44:15 PM

美しの塔鐘鳴らす
 ここに来たここにいるよと霧晴れていく

目を閉じて夢想を広げ軽い目眩
 頭蓋にしみる平和の鐘の音


♯鐘の音

8/5/2024, 12:40:36 PM

夕暮れや あの鐘鳴りし 夏の日の
踵踏みしまま 君誘ふ僕


#13 鐘の音

8/5/2024, 12:40:30 PM

鐘の音

お別れのイメージ
悲しいのではなく、バイバイ手を振る。
また明日の合図

8/5/2024, 12:40:01 PM

鐘の音

柿食わないと
鳴らないのでしょうか
法隆寺

何も思いつかないと、こんなことしか出て来ません。
もうこのパターンで。

ダイエット
鳴らしてみせよう
腹の音

3分アラーム
鳴るまで待とう
カップラーメン

最低ですね。
こんなことを書いていい場所ではないはず。

もうこれは、あの大御所様に任せるしかないでしょう。

どうぞ。

あの鐘を
鳴らすのは
あーなーたー



まじで猛省end

8/5/2024, 12:39:30 PM

題名 鐘の音
今日も鐘の音が鳴って、
朝が来る
でも、
もう少し夜でもいいのにな…
だって夜は、
独りで居れる時間だもの、
でも今日も
朝が来る
私は今日も
仮面を被って
夜になるのを
学校で待つ
それの繰り返し…
だから鐘の音は、
嫌いだ…

8/5/2024, 12:38:39 PM



鐘の音で目を覚ます
飛び交うおはよう、トーストの焼ける匂い
廊下を走っているのは、寝癖をつけたままなのは誰?
皆私のかわいい子どもたち
また一日が始まる



「鐘の音」

8/5/2024, 12:33:50 PM

題 鐘の音

鐘の音がなる。

切ない気持ちで私は結婚式の2人を見つめた。

幸せそう。そうだよね。あなたたちは出会った時からすぐに惹かれ合ってあっという間にスピード結婚したもんね。

私は、その前からずっと好きだったのに。
その前から、食事とか誘ってたのに。

話せただけで舞い上がってたのに。

何も通じてなかったんだね。

あの子と出会ったあなたの頭の中はあの子の事ばかりで。

話してても上の空。視線はあの子を追ってて、話してても切ないだけだった。

食事はいつもあの子との先約。

あなたがそんなに動く人だって思いもしなかった。

いつもあなたの行動には、言葉には、思考にはあの子がいて・・・たまらなかった。

私の今までの気持ち全てないがしろにされたみたいで。

家に帰ったら涙が止まらなかった。

それなのに追い打ちをかけるように、あなたは結婚してしまった。

私は今、これが現実なのか考えてるよ。

今まで頑張った私は。恋してた私は。
どこへ行けばいいのかな。この抱えきれない気持ちは、どうしたらいいの・・・。

私は笑顔を貼り付けておめでとうと拷問のような言葉を放つ。

ねえ、幸せになってほしくないのに、あなたの笑顔が凄く幸せそうで見たこともなくて。

そんな姿を見られるのが嬉しいとどこかで感じてしまってる。

だから・・・もう少し時間がたったら・・・あなたの幸せを願えるように頑張るから・・・。

今日は、まだ複雑な相反する気持ちを抱いてる私を許してね。

8/5/2024, 12:31:52 PM

『鐘の音』

夏休みとはいえ、寺の息子である俺の朝は早い。五時に起きて本堂の掃除を済ませ、それから朝のお勤めがある。さらに朝食後には、庭掃除が待っている。昼になればまた、昼のお勤めがある。午後や夜も、寺の仕事はびっしりと詰まっている。そんな状態なので休む時間はほとんどない。

俺も来年は受験生になる。勉強する時間がほしくて、住職である父に掃除の免除を交渉してみたが、一発で却下された。

「掃除は仏道修行の基本だ。今からそうやって弱音ばかり吐いていてどうする。大学に入ったら、学年が上がるにつれてもっと大変になっていくんだぞ。そもそも、お前は宗門後継者入試を受けるんだろう。受験生であることを逆手に取るなど、とんでもない。もっとしっかりしなさい」

説教される俺を見て、中学生の弟が笑いを噛み殺していた。弟は宗門の中高一貫校に通っているため、それほど真剣に勉強しなくても大学まで進める。今さらながらに、公立校を選んでしまった自分の愚かさを思い知った気がしたが、それもこれも人生勉強のためである。ひたすらに精進するしかない。

父の説教からようやく解放され、仕方なく鐘楼の周囲を掃除していると、意外な来客が訪れた。高校の同級生である高山さんだ。

「中道。あんたに訊きたいことがあるんだけど」

いやに高圧的な態度で、高山さんは切り出した。

「野木真美子と付き合ってるって、本当?」

付き合うも何も、俺たちは終業式の日に少しばかり話をしていただけだ。それなりの進学校で、塾にも行かずに優秀な成績を保っている野木さんは、俺にとっては雲の上の人なのだ。付き合うなど、庭掃除をさぼる以上にとんでもないことだと思う。

俺がそう言うと、高山さんは冷たい目をして、馬鹿にしたように笑った。

「まあ、あんたと真美子ならお似合いだと思うんだけどね。地味で目立たないくせに、お高く留まってる。似た者同士って、こういうのを言うんだろうね」

さすがに、このセリフにはカチンときた。俺は愛想笑いを張りつけたままで、高山さんに尋ねた。

「そう言う高山さんは、予備校の方はいいの? 予備校の国立大進学コースで夏期講習受けるって、みんなに言ってたよね。さぼったら、すぐについて行けなくなるんじゃなかったっけ?」

「あんなの、楽勝だよ」

やはり馬鹿にしたような笑いを浮かべたまま、高山さんは言い放った。

「目を瞑ってたってついて行ける。大体、うちの学校は評価がおかしいんだよ。何で大して努力もしてない真美子が私より上の成績なわけ? 許せない。あれ、絶対に贔屓だから」

見当違いな嫉妬に満ちた発言をした後で、高山さんは命令した。

「いい? 真美子にこれ以上、優しくしないで。あんたたち二人ぐらい、私の手にかかったら簡単に潰せるんだから。いい加減、長いものに巻かれる謙虚さを持ちなさい」

そして高山さんは清々したとでも言うように、くるりと背を向けて寺の庭から立ち去った。

何をしに来たのだろう、あの人は。

どうせ、予備校の授業で絞られていることに対する憂さ晴らしだ。俺はそう思うことにした。

「愚か者め。いつになったら人生の真理を悟るんだ?」

もやもやとした気持ちを吹き飛ばすように、俺は鐘楼に上がる。大きな鐘は、俺たちのうちに籠もった煩悩の塊を見せつけるように、今日も重くぶら下がっていた。

「俺が地味だと思って好き勝手なことを。今に見てろ。この鐘の音で、町ごと浄化してやる」

胸を反らして、思い切り鐘を撞き始める。くぐもった音が辺りに響き渡った。

鐘の音が、高い空を突き抜けて町中を包んでいく。この町は今日も平和だ。

8/5/2024, 12:29:15 PM

夏の高原に響く鐘の音が記憶の底に眠る何かを起こす 何十年も前 ブラウン管の小さな画面に映る美ヶ原高原 まだまだ子供だった私 いつか行ってみたいねと言っていたまさにその場所に立っていた もう充分すぎるくらい大人の私 過ぎた日々は遠く懐かしく 丘の上で背伸びしてももう見えないことばかり けれど 俄雨のあとの麓は虹の七色に輝いていた

#鐘の音

8/5/2024, 12:29:08 PM

鐘の音



厳かな教会の庭。
そこから鐘の音が聞こえる。


明日は……、明日はいよいよ結婚式だ。
名字が変わるというのは、どことなく嬉しいような、
でもどこか淋しい。

明日の今頃は周りに祝福されて、賑やかな風景になっているのだろう。

今はこの陽が沈む色合いが切なくて、少しだけ感傷にひたっていたい。

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