『鏡』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鏡
鏡は前からあまり好きじゃない
自分を見たくなかった
明るければ
自分のイヤな部分が目につくの
でも…
見たくないから避けたり
…鏡から遠ざかる
時々…
何故か見たくなって
眺めたり…
暗ければ…
よくわからないから
イヤな部分が
隠れてるように
見える
いい部分が強調される
案外、ここはいいね
なんて…思ったり。
鏡
かがみよ
かがみよ
かがみさん
聞きたいことがいっぱいあるの
鏡にうつる私
ガラスにうつる私
君の瞳にうつる私
絵画のようにきれいなら
君の心のうつろいを
閉じ込めておけるかな
鏡
そこにあれば見るが、見たところで何にもない、のっぺらぼうの女がいるだけ。
笑ってもいない、怒ってるでもない。悲しむでもなく、喜んでいるわけでもない。
生きると言うことは、嬉しさや楽しさ、悲しみなど様々な感情を味わうことだと思っている。
だとすれば、目の前の鏡の向こうにいる、これは果たして生きているのか、いないのか。
愛の言葉を伝える口と心地良い香りを覚える鼻がその顔に表れた時。
のっぺらぼうの目からは、数え切れないほどの涙が流れるのだろう。
end
《鏡》
ジーッと鏡を眺める
ニコッ
優しい笑顔の私
そこの私
何を考えてるの?
教えてよ
わかば
━━━
《鏡》
そんなに見つめないで
鏡の私が言う
あなたの隣にいたかった
ずっとずーっと
最後の時が来るまで、ずっと…
あおば
スマホ画面に映る自分
いけると思い写真アプリを開く
やっぱりブスのままで結局閉じる
私の日常
8/18 「鏡」
鏡が反射して反社になったらしい
どういうことだってばよ?
「なぁ、ーーくん。君は自分の顔を見たことあるかい?」
友人は呟く。
「そりゃあ、当然、見たことあるさ」
僕は当然の返しをする。
「どうして自分の顔を知ったんだ?」
「それは、鏡を見れば一瞬さ」
「鏡がうつすのは、君の顔だけ」
「あたりまえだろ」
「そうさ。当たり前さ。でもね、自分の内面をうつすものは、この世に存在しないのさ。」
「君はさっきから何が言いたいんだい?」
「要するに、鏡のように、正確に自分をそのままうつすものがない限り、自分の内面も、自分では理解出来ていないのかもしれないな。」
鏡。そこには左右だけ反対の私とそっくりな人がいる。でも、私はその人が嫌いだった。その人が自分だと知ったのは、小学生三年生の頃だった。当たり前の事過ぎて、誰もそんな普通の事を私が知らないとは知らず、ほんとのことを教えてくれなかった。成長する度に、当たり前の事は普通知ってると思われてくらしい。私は「その人」が嫌い。理由は、明確にはわからない。ただこの私だけずれているような、遅れているような、変なモヤモヤが嫌で、それを理由でなんとなく嫌な感じの子、妙なオーラを放ってて気持ち悪い子。そうなるのが嫌で、結論をつけた。私は「その人」が嫌い。それは、私が私を嫌っているから。
(かもしれない)
可愛くなれたらいいのに
断れない性格で、やな事も口に出せない。
ずっと大人の言いなりで、人間が嫌いだった。
だからストーリーで本音と愚痴かいて満足したけど、本当は恋なんてできるはずない陰キャなんだ。
友達は見せかけばかりで、運命なんか信じない。
鏡を見て思う。
可愛くなれたらいいのに。
そうしたら好かれたかな、嫌って言えたかな。
強くなれたかな。
家を出てふらふらして、意味もなく出歩いてた。
でも、君と出会ってから世界が真逆に動いた。
人生は単純って、私間違ってたんだ。
可愛くなるんだ、好きとか困るぐらい。
私を愛して、愛して、可愛がって。
もうこれ以上、私を裏切らない。
本当の私は可愛いんだ。
鏡
針を縫った傷跡がよく写って
私より私をよく知っている感じがする
アンチルッキズムだよ 普通に
鏡にアレルギーがあるわけでもないのに
どん底まで堕ちていって堕ちていって
メイクを魔法と捉えて
落ち着いた
あの子は可愛い
あの子は美人
あの子は運動が出来る
あの子は勉強が出来る
あの子が羨ましい
そう思って周りが見えなくなった
「あの子」しか見えなくなった
あの子を鏡にして
あの子はこのトリートメント使ってるから
あの子はこの日焼け止め塗ってるから
あの子はこの靴履いてるから
あの子はこの辞書使ってるから
中身は真似しないで鏡で見える範囲だけ真似した
どうやってもあの子に慣れないのに真似真似真似
何時しか自分が何が好きだったかも分からなくなって
家族も見えなくなって
もう私はあの子しか分からない
なのにいつまでたっても不安が残る
鏡は悪くない
映った私が悪いのだから
もう見るのはやめよう
目じゃなくて耳を使いたい
鏡を見ると
太った体
艶のない髪
たるんだ顔
現状を突きつけられる
理想の体になるため
無理のない運動をしていこう
理想の体になれば
心も軽くなる
鏡
うつる自分に話しかけるのが日々の習慣
「今日も可愛い!」
「今日も頑張った!」
「明日も頑張れる!」
自己調整をするために私にとって欠かせないもの
鏡を使って自分に言い聞かせるルーティン
(鏡。)🦜
あのね。
僕にそっくりで
僕が、睨むと
睨み返して、
僕が微笑むと
微笑み返す。🦜
・不思議な
雀、が居たんだよ。🦜
・なかなか、
姿が素敵だった。🦜
(だからね。)
「娘雀しゃん、に
教えてあげたらね。
そしたら
それは(鏡。)と
言う物で、
・雀は、鏡に
写った、
僕なんだだって。」🦜
【世の中には、
不思議な物が
有るんだと、僕は
感心したんだよ。】
『鏡』
これは…今でも見るのが怖い
物心ついた頃から
親姉妹はおろか、クラスメートからも
クラスメート:親に似てないね
親姉妹:川で拾ってきたの
そう言われ続けた私は…
母のドレッサーに写し出される自分を見ては
涙した…
そして、どう見ても姉よりもはるかに
ブサイクで太っている自分を惨めに思った
だから今でも
自分の顔が、容姿が嫌いだ
そして
思春期以降、自分の写真を残すのを拒んだ
大人になった今もそれは続いていて
子どもたちと一緒に写ってる写真も
ほとんどない
だから…
犯罪者や被害者になって
事件に巻き込まれるなんかしたらさ
引き出される写真は
卒アルの写真だろうなってw
それはそれで、寧ろ一番気に入っていないのに
最悪だなってw
メイクである程度は良くなったのかな!?
もう、自分の顔、嫌いすぎてわかんなくて
この年になって…
「かわいいね」とか言ってくれる人もいなくて
だからもう、いいやってw
『鏡』に写し出されるのは現実なんだと思う
けど
好きな髪色、好きなメイク、好きな格好
これをし続けると決めている!
誰が何と言おうとも
『鏡』に写し出さなくても
私という人間は私しかいないし
私が私を決めていい!
人にどう思われたって…
私が私を知っていればそれでいい!
私の中では
『鏡』の中の自分は
幼い頃、写し出された私で止まっているから
そんな自分は
もういないし、要らない!
「鏡」
身支度程度しか鏡の中の自分と
目を合わせられない。
気が狂いそうだ。
鏡を見ると
自分が映る
姿見として使うならば
あんまり見たくない
神社の御神体は鏡
ということも多いと聞く
どちらの鏡も
映すのは
自分
【鏡】
泣いている君に手を差し伸べる
そうすると自分に手が差し伸べられる
自分がやった行いが帰ってくるのはこのことだ
良いことをすれば、良いことが自分にも来る
悪いことをすれば、悪いことが来る
これは生きている上でも大切なこと
願いを叶える鏡。〈鏡〉
この地域には、ある宝があるらしい。
それは先祖代々受け継がれてきた、伝説の宝なんだと。
そんな財宝があると知った、朱羅中学のオカルト研究部は
「そんなの探すしかないっしょ!」と、地域全体を
探し始めた、、、
探して、探して、毎日探し続け、夏休みが終わった。
「本当にあんの?」部員は言った。
「あるだろ。こんな噂あるなら。」
部長はそういうが、部員は「もうやだよ〜」といって、
探すのを辞めてしまった。
部長は諦めず探して、探し始めて1年が経った。
学校に登校中のことだった。