『鏡の中の自分』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
”鏡の中の自分”が、一番可愛いと思ってた
橋本環奈さんよりも、クレオパトラさんよりも、この私が一番可愛いと思ってた。
この画面を閉じて、真っ暗になった画面で私の顔面を直視するまでは。
君は誰?と問いたくなる
それに答えることはできない
何者でもないからだ
自分のアイデンティティもあやふやな私は
いつも虚無感に襲われる
だから鏡を見ることは苦手だ
#鏡の中の自分
朝、顔を洗いながら鏡の中の自分を見る。
明らかに童顔で、少し中性的だから〝かわいい〟と言われてしまうのは分かっている。
でも俺は男だから、せめて恋人には格好いいところを見せたい!
「格好よくなりたいなぁ……」
「格好いいですよ?」
小さく呟いたのに、たまたま通りかかった恋人にそう返答された。
「そんなこと思ってないでしょ?」
「え? 思っていますよ」
「かわいいってよく言うじゃん」
「それはかわいいからです」
「格好よくないじゃん!」
「格好いいんですよぅ」
俺は納得いかなくて頬をふくらませる。すると空気の入った両頬に彼女の手が添えられた。
空気を吐き出して、唇を尖らせると彼女はくすっと笑ってくれる。
「かわいい」
「ほら、格好よくない」
彼女は頬に添えられた手を首の方に伸ばして俺を抱き寄せる。自然と耳が彼女の唇の近くなった。
「格好いいところは、私だけが知っていればいいんです」
少しだけ悔しい気持ちはあるけれど、彼女だけは俺のことを格好いいって思ってくれるなら、それでいいや。
そう思って彼女を抱きしめ返した。
――
「お仕事している姿は誰よりも格好いいのに……。なんでそこに気が付かないのかな? ……でもそこがいいからナイショにしておこ」
おわり
一七一、鏡の中の自分
<鏡の中の自分>
俺とお前は鏡
こうして向きあったとき
初めて自分が何か分かる
「さぁ、始めようか!」
―お前は俺と戦う理由はできたか?―
お題「鏡の中の自分」(雑記・途中投稿)
……前に書いたっけ、高校一年の国語で最初に習ったのが、小児麻痺を患った作者で全身鏡が嫌いって話だったって。
めちゃくちゃ書いた気がするなぁ。
投稿を辿ったら「鏡」のお題で書いていた。
鏡の中の自分……COVID-19の頃、夏に日焼け止めをサボっていたらでかいシミが二箇所もできてショック受けたし、元から嫌いな鏡がもっと嫌いになった。
でもお風呂場に鏡は必要だから百均のカードサイズの小さい鏡は買って貼っている。
なんで必要だと思ったんだっけ? と考えたら、たまにがっつりアイメイクとかした日に、ちゃんと化粧が落ちたかを確認するためだ。
最近がっつりアイメイクとかしていないなぁ。今度イベントだから、教えてもらったピンク系のアイシャドウとか買ってみるか。
・鏡の中の自分
見つめないと会えない"私"。
目を逸らしたら会えない"私"。
視界に入らない限り会えない"私"。
もし私が見てないうちに私以外の姿になってたらどうしよう。
それとも、もともと私以外の姿で、私が見た時だけ"私"になってくれるのかしら。
だとしたらこの鏡は相当"私"の事が好きなのね。
もちろん私も、私が大好きよ。
「きさらぎ駅」っていう異界駅が都市伝説として結構有名らしい。なんか知らない駅から必死こいて帰るみたいな…らしいけど。
「なんそれ?」
いや知らん。知ってる?
「いや知らん。いっぺんググるべ」
ヒットした〜?
「ちょい待ち…あ、出た。福岡県の遠いとこにあるらしいね。滅多に人行かんから…なんか初めて知ったし…」
めっちゃ有名。都市伝説の駅。行ってよ
「ヤダよ」
ごめんて。
「でもまぁ界隈では人気かもよ。…駅かぁ…あ、「山崎駅」て知ってる?」
待ってググる。…普通に出た。京都の駅だね。
「なんかかたす駅から行けるとかいう都市伝説の駅なんだって」
フーン…
「興味無いでしょ」
だって興味ないんやもん。
「示せや」
都市伝説か〜。洗面台で喋る方が都市伝説っぽくね?
「まぁでも、誰でも喋ってるかもよ?秘密にしてるだけで」
たしかに。何となく秘密にしてるもんね。てかドッペルゲンガーって会っただけでそのうち死ぬらしいじゃん。ウチら大丈夫なん?
「あー…まぁ同じ世界線では無いし大丈夫じゃね?」
ん。じゃあそろそろ学校行く時間だし切り上げっか。
「ん。またね」
ちーっす。やべ〜学校行きたくねー…前科者いるし…
「こっちにも居る。アイツまた傘振り回すんかな…今日雨だし」
ヤダなー…
鏡の中の自分
愛媛「鏡を見たら、ウットリしちゃったわ。まるで美しいあたしがもう一人いるみたい」
右顎あたりが疼くなと思って、鏡を覗いてみると、吹出物ができている。
もうね、ニキビとか言えるお年頃ではないのだよ。
原因を調べてみたら胃腸機能、腎機能などが低下しているとか、ホルモンバランス崩れているとか、マスク着用による摩擦だとかなんとかかんとか。
全部当てはまってる気がするなあと思いつつ。
「お疲れのご様子だねえ」と、鏡の中の自分に向かってそっと呟いてみた。
『パントマイム✋️』
鏡の中の私は、上手く自分やみんなと仲よく出来ていますか??
私は、制服のまま、朝の身支度をしながら歯を磨いていた。いわゆる、ながらですね(^_^;)
キレイな色した歯磨き粉。お気に入り🌟
昨日、ハローウィン🎃メイク💄をしたせいで、肌荒れしている(;´д`)トホホ…
ビフォナイトメィア・アクリスマス。の女のコのマネしてアイライナーで、イソイソお絵描きした。_φ(・_・
カンヴァスが私、だから。代わり映えはしないけど。
ハローウィン🎃は大好きな文化🎃👻
泣き腫らした眼に、ハローウィン🎃メイク💄で、口の周りがただれてる。左眼は、ちょっとだけ、まだキズがある。
鏡の私は正直だ。今日orどっちが、ハローウィン🎃なのだろうか……。ヒドイカオネ。
ふと、鏡の中に真夜中のマリアが現れた。ニヤリ。休む??と、訊いた。
いいえ、昨日のハローウィン🎃👻は、私は、充分にハローウィン🎃👻を楽しんだから。!!
『休まないわ。!!』
姿カタチのない、まやかしの杜のあなたなんかに、負けない。まるで、自分に言い聞かせるように。
ハローウィン🎃👻は、私もお化けの仲間入りです🎵
コンビニのカボチャプリン🍮食べて、父と母に、笑われたメイク💄だけれども、私のお気に入り🎵
想先生や、みんなに笑われも、( ・∀・)イイ!!
真夜中の中のマリアが、ため息をついて、ーーせめて、泣き腫らした眼をタオルで水で濡らしてから、眼にあてて冷やすといいわよ。と、ビブラートの聴いた声で言ったの。
私は、『……ありがとう。』と、拍子抜けした。
少し、長めの前髪をハーフアップに結んだ。
真夜中のマリアは、『いてら』と、高いトーンで、私に言った。母が、昨日のヒルナンデスのビデオ見ていた。丁度、真夜中のマリアの曲がかかっていたの。
私は、あなたは、有名ね🎵と、鏡に向かって言った。ふふふと、笑って消えて行った。
ダメな今日の私も、昨日の続きなのーー。頑張れないけれども、頑張るしか勝たん❢
せっかくだから、タオルを水に濡らして絞り、目元にあててみたの。ーー冷たいーー(。>﹏<。)ひと月前なら、心地がよかったのになぁ〰️。
夏から🍉、秋になったのね🍁✨️
紺色のバレッタを髪の毛に、止めた。カチッ。
『ちょっと泣き腫らした眼だけど、肌荒れした口元💄、あんまりよくないはないけれども、……陽葵ちゃんには、負けるけれども、私もカワイイ〰️💛✨️』
口のミントの息を確認ーー。私も鏡の私に向かって『いてら✋️』と、言った。
フレンチトーストのイイ香りがする🎵😍
終わり
鏡の中の自分
起きた瞬間から眩暈吐き気と酷い悪寒でダウン。
こんなに気持ちのいい秋晴れの日になんてこと。
明日は目の下のクマを隠して出社せねば。
毎朝の化粧は楽しいけど、面倒だとも思う。
でも、クマを退治した顔を見るとしてよかったと思う。
ということでまた明日。
end
鏡の中の自分
鏡の中の自分とは自分自身を映し出す鏡だ。
内面的な自分を見つめ直す鏡
(……もっと、綺麗な色だったらな…。)
小学校の手洗い場の鏡を見て、少女はそんなことを思う。彼女の髪の臙脂色は十分 綺麗な色ではあるが、それでも図工の教科書で見つけた"綺麗な色"への憧れは、彼女に色眼鏡をかけさせるのだ。
そんな少女の思念を、鏡の中の世界に棲むカゲが取り込んだ。
カゲは少女の姿をとり、ニセモノの少女となった。声も思考も振る舞いも、全て少女と瓜二つ。
ただ唯一、その髪だけは、少女とは異なる色であった。
「センパイの髪って綺麗っすよねー。ちょっと羨ましいかも…」
「あら、そう…?貴方の茶色の髪だって、十分綺麗だと思うわよ…?」
「ふは、ありがとうございます。どーも隣の花は赤く見えちゃうもんで」
高校からの帰宅路。すっかり成長した少女は、後輩と楽しげに話しながら歩いていく。路側帯の際を自転車が颯爽と通り過ぎると、その風に乗って彼女の薄紫色の髪がなびいた。
壊されかけた廃校の、忘れられた鏡の中の世界。
ボロボロとなってしまった内装を、鏡越しに覗く存在がひとつ。それは小学生くらいの大きさの、臙脂色の髪を持つカゲだった。
(『向コウ岸』―ホンモノになったニセモノと、ニセモノにされたホンモノ―)
朝、髪をセットするとき。
出かける前のビジュアル確認。
お風呂の姿見に映るとき。
思い返してみると、私は一日に何度も鏡をみている。
鏡の中の私は実際よりも細く見えるし、思ったよりも可愛く見える気がする。
だから、ついついじっくり眺めてしまう。
そんな明るい気持ちで出かけても、街には美人があふれかえっていて、自信をなくしそうになる。
学校に行っても、周りには可愛い子ばかりだ。
そういうときに私が思い出す言葉がある。
〝どうせブスなんだったら愛想が悪いよりは良い方がいい
どうせブスなんだったら勉強はできないよりできた方がいい〟
この言葉はもしも自分がブスだったらと仮定して考えてみたとき、人に好かれるにはどうすればいいかを考えた人のものだ。私はこの言葉を聞いてから、人と話すときできるだけ笑顔でいるようにしている。
もともとの顔を変えられなくても性格や頭の良さは自分自身が変えられると思う。
鏡に映る姿ばかりを磨くのではなく、鏡では見ることができない中身を磨いていきたい。
鏡野中の自分は
きっと怒ってる
すっと
白雪姫のプンプンみたいに
あとずっと動いてないで寝てる
ずっと食べてる
幸せに暮らしてるはず
いつか鏡の中の自分になりたい。
私は鏡の中の自分が好きだ。
鏡の中の自分は歌に合わせて踊っていたり、笑顔でメイクをしている、現実の私と違って表情豊かだ。
それがとても、、とても可愛らしく見える。
誰よりも輝いて見えるのだ、、
いつかは現実でもあのくらい輝きたい。鏡の中の自分のように…
鏡の中の自分
鏡の中に映るご自分の顔は笑っていますか。怒っていますか。ああ。あなたの顔が笑顔かどうかで決まると思っていますか。それは誤解です。
鏡は真実を映す物。あなたが笑っているからと言って、鏡の中のあなたも笑っているとは限らないこともあるのです。その笑顔は真実ですか。
時に雲外鏡なる物を知っていますか。妖怪の正体や妖術を照らし出す鏡と言われ、かの西遊記にも三蔵法師に化けた妖怪の真の姿を暴くために使用されています。
この雲外鏡、とある神様が所有されていたのですが、罰当たりなことに何者かによって持ち去られてしまいました。今はどこにあるのか分からず、所在不明となっております。まあ、罰当たりにはいずれそれなりの天罰が下ることでしょう。
問題は雲外鏡が外に持ち出されたことです。もし雲外鏡が妖怪の手に渡れば、人間を騙したいと思っている妖怪にとっては邪魔なものでありますから、いつか壊されるかもしれません。それは本当に困ります。神様から無傷で戻すように言われておりますゆえ、壊れましたでは許されないのです。神様つきの役人としては由々しき事態です。
そして、雲外鏡が妖怪ではなく人間の手に渡れば、その人間の真の姿が見えてしまいます。その姿は人間の形を保つことができているのでしょうか。形の崩れた姿の自分を見た人間は、人間の心を保つことができるのでしょうか。神様は優しい方ですので、人間たちのことをいたく心配されておりました。
妖怪の手に渡っても、人間の手に渡っても問題となる鏡。それが雲外鏡です。
もし、どちらかで見かけた際には、鏡を覗くことなく、私共にご連絡下さい。
さすれば、あなたの秘密は守られます。
鏡の中の自分
魔法にかけられて…
可愛く変身してたの
鏡の中の自分に
一目惚れ
恋しちゃった…
鏡の中の自分を見ると、これが今こうやって
考えているのだなあと思う。
今、この文字を読んでいること。
スマホを持っている手が視界にあること。
一人称視点だ。ずっと。産まれてからずっと。
鏡を見ると思う。
私は“私の世界”の主人公だと。当たり前ながら、改めて。
周りの人のことを考えて、というのも分かるけど、
主人公なのだから、
その他のことはただのイベントでしかないのかも、と
思うこともある。
鏡を触る。勿論、鏡と私の間で指先が触れ合う。
指先がじわじわと冷たくなる。
触れている部分に、体温が移る。
そうやって混ざり合って、体温が等しくなって。
それでも、私が動くから鏡の中の私が動くのであって。
どうやっても、この世界の主人公からは逃げられないのだ。
向こうの私が、鏡の中から逃げられないのと同じように。
「鏡の中の自分」 白米おこめ
鏡の中の自分
鏡の前に立ってニコッと微笑む。
今日も私は可愛い
可愛い私は好きだ。
鏡の前で1度立ち止まって下を向く
今日は調子が悪い。
外には出ないでおこうか。
鏡の前で今日の自分を観察する。
今日の私は可愛い。
よかった。
まだ私は大丈夫。
街中を歩く。
みんな可愛い。みんなかっこいい。
見た目が全てとは言えないけれど、
見た目が良くなければ全て否定される。
街中を歩く。
醜い人は存在しない。
そう。そんな人はいない。
だって視界に入らないから。
少し立ち止まって観察する。
醜い人は存在しない。
だって外に出ないから。
人の目に映らないように自分から姿を消すの。
不安になり鏡を見る。
私は存在する権利があるだろうか。