『鏡の中の自分』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
美しい方がいるのです。
私の目の前に、私の手が、触れそうなところに。
私とは違う、私よりも何倍も美しいのです。
長年、あなたを夢見て生きてまいりました。どんなときもいかなるときもあなただけを愛していました。
そこまで夢に見てきた方がここにいるのです。
ですが、醜い私なりに、少しでもあなたのようになれるように顔にきらめきをかけてきました。
こんなに醜い奴が化粧なんて馬鹿らしいと私を罵るでしょうか。
それとも醜いなりに努力していて美しいとおっしゃるでしょうか。
なんと言われたって構いませんわ。
「鏡の中の私より、美しいかたなんて居ませんもの!」
鏡の中の私もきっと私を美しいと思っているはずですの
@鏡の中の私
鏡映しとはなんだろう。
鏡の話は今まで何度か本で読んだ事はある。鏡の世界とか、もう一人の自分だ、とか。
まあ、少なくとも世界が違えば概念も違う、ということだけは分かった。
・・
それは現実とも変わりないようだ。
だから結局のところ、鏡映しとは何なのかはわからない。
『鏡』なのだから全てが反対?しかし、これは私個人の考えだが、鏡が映し出すのは左右が反転しているとはいえ、本質的な事は変わっていない自分のままだ。そんな状態で性格などの中身まで変化するのだろうか?
まあそれは実際に鏡の中の自分と話さないとわからないわけだが。
………ああ、もし鏡の中の自分がいたら“私”はどうなるのだろう。
もし、本質的な者が変わらないのなら………
(……本物の“××”は、どっちになるんだろうな)
ー鏡の中の自分ー
ロコ・ローズ
2世の方へ…
自分の思うままに生きてこうよ
有るも無いも自身で悔いの無い選択してくださいね
報道をあらためて見て涙しました…
経済優先社会
何にしてでも数字を追う競争社会
人をおとしめても
人を踏みつけても
自分が良ければ
あとは…
単純に寄り添い合う事が無いから…
みんな疲れている…
彼氏が彼女が…義父義母が…
友が最愛の仲間が…
息子娘が…
君があなた方が…
日々苦しんでいるのかと思うと…
私自身…
己の腫れた目蓋を鏡台で見て…
何も出来ない自分に苛立ち
情けなさに涙止まらず…
社会は誰のもので誰のために有るのか
俺は…ただ…
君を守りたい
その命を笑顔を明日を守りたい…
単純に誰とでも友達になれる社会を目指して…🍀
寝起きのだらけた姿
こんなところ誰にも見せられないわ!
今日も“みんなに好かれるあたし”になるための準備をしなくちゃ
メイクよし、髪も整った
“あたし”になるための最後の香水を潜ませて、準備は終わり
「今日も一日笑顔ですごしましょ」
鏡にうつる自分へ語りかける。
ニッ、と音が出そうなくらいの笑顔でね
自分を元気にできるのは、ここにうつる“あたし”なんだから
鏡の中の自分
体調によって
顔色も変わる
鏡の中自分って
本当の自分かな?
他人の人が見る
自分の顔は
どう写っている顔
気になります
もしかしたら
もっと不細工かも
加齢とともに
老けたな~と思う
ずっと前から
顔体操してる
これ意外と
効果ある
私若見えです
あとね
毎朝、鏡の前で
最高の笑顔をしてます
ほうれい線の
予防が
口を尖らせてて
ちゅーの形で
左右に動かす
私、運転しながらとか
してます
ただ信号待ちのときは
気をつけよう
隣の車から
運転手が見てる(笑)
顔体操オススメ
きみは、ぼくに髪のけをすきにあそばせるのがすきだった、するりと生えぎわに指を差しこめば、ふわりとシャンプーのさわやかなにおいがした、それから長いあいだ、そばにいられなくなってもなお、それはしあわせのにおいとしてぼくに染みついたのだった
鏡の中の自分と向き合う
生え際に見え隠れしている白髪も
目尻にうっすらあらわれた小皺も
長い年月を歩んできた私の証だ
今日も一日お疲れさま
鏡の中の自分に微笑む
同時に
鏡の中の自分が微笑む
これからもよろしくね
#鏡の中の自分
#19
「ご機嫌よう。今日も"猫かぶり"お疲れ様」
鏡を覗きながらメイク落とし
素顔と素の本性を曝け出したら
一体ね
どれだけの人が
どれほどの意識を
自分に向けてくれるのだろう?て思うのよ
#鏡の中の自分
酷い眉間のシワ。
不機嫌そうな口元。
鋭い目。
これが私。
「鏡」。それは、不思議な物。怖い話に出たり、毎朝に見たりする。(前置き)
お題:鏡の中の自分
私は、今鏡をずっと見ている。どうしてそうしているのかは、学校ですごいギャルのような子から、聞いた話だ。その話は、「鏡をずっと見ているとなんと、いつもよりきれいに見える。」と言うしょーもない話だった。「絶対自分のことが凄く好きだからだろう。」と思ったが、気になって今鏡をずっと見ている。変わらない。何処からか声がした。「学校に遅刻するよー!」母の声が聞こえた。 完
"鏡の中の自分"
「…っと、これで全部だな」
開院準備を完了させ、診察室を出て居室に入り、白衣を掛けたハンガーを手に取ってハンガーから外し、壁に戻すと、白衣を翻して腕に通す。軽く襟を整えるとクローゼットを開けて、扉の裏の鏡を見ながらしっかり整える。
ふと目線を上げ、鏡に映る自分を見る。前髪を撫でると髪先が、さらり、と解ける。
──前髪、少し伸びたか?
と、思いながら目線を少し引いて顔全体を見る。メッシュのように顔の両サイドに生える白髪は変わらず。だが顔付きが少し違う気がした。少し前の自分では考えられない、少しの安らぎを覚える顔付き。
流石に五年前と比べたら表情が固いが、当時の自分とあまり変わらない顔付きだった。
──いつの間にか、またこんな顔できるようになったのか……。
不思議そうに頬を指で撫でると、口角を上げる。当時の自分と同じ高さまで、とはいかない。当時の半分以下の高さ。何とかそれ以上上げようとすると、頬がプルプルと震えてしまった。
──やっぱり駄目か。
真顔に戻して、また頬を撫でる。
少し前の自分ではできなかった笑顔を、五年前の自分のようにはできずとも、少しでもできるようになったのだと思うと、何だか少し嬉しい気もする。
「あっ……」
ふと時計を見る。もうすぐで病院を開ける時間だ。正面玄関の扉の施錠を開けなければ。
「……っ」
両頬を叩く。パシンっ、と小気味良い音が部屋に響いた。
「……ふぅ」
一息吐いて顔を引き締め身を翻す。長い白衣の裾が、ふわりと舞い上がる。卓上の引き出しを開けて正面玄関の鍵を手に取ると、居室を出て廊下を歩いた。
【鏡の中の自分】
ボーン、ボーン、、
柱時計が午後2時をさす。
不気味な音色を奏でながら午後2時を闇夜に潜む者達に知らせる。
屋敷の洗面台には蝋燭の様な淡い光が漏れており、影が広がり大きなオバケの様。
『、、午後2時。』
何かを決心する様に女は鏡を睨む。
少しばかり緊張しているのか、洗面台に置いている手に力が籠っている。
『よし、、』
一度深呼吸をした女は、鏡を見つめ問いかける。
『己写しの鏡よ。私を写して。』
瞬間、鏡の中の女はぐにゃりと揺れ、女が驚きと恐怖で体を強張らせている間に元の女を写した。
『これが、本当の私?』
鏡の中の女は自分より一際綺麗。
目もくっきりしていて、鼻筋も心なしが高い。
『、、、いいな。』
そう、呟いた。
今、目の前には相変わらずの私。
午後2時を1分過ぎ、鏡はぐにゃりと私を歪ませる。
『フフ、じゃあね。私。』
目筋鼻がくっきりとした綺麗な私は、ランプを持って洗面台を離れていった。
『待って!!出して!』
『貴方がいいなぁって言ったじゃない。だから、、、ね?』
洗面所を出て行こうとしている私を追いかけるも、目の前には見えないガラス。
もどかしくてバンバン叩くも、びくともしない。
やがてパタンと扉は閉まり、無情にも鏡は逢魔時の夜を写した。
メイクを終えた私は、最終チェックで鏡を見ると、当然のように自分の顔が映る。
しかし鏡に映る自分は、本当の私なのだろうか。
鏡の中の私は、鏡の世界の私であって、今の私ではないようにも見えてくる。そう思うと鏡の私が、全てを見透かしているように感じ、じわじわと怖くなってきた。
急いで鏡の扉を閉めた私は、直ぐにそれを忘れようと身支度を再開させる。
しかし、急いで閉められた扉は閉めきれていなく、若干隙間が出来ていた。そこから何故か、映って居ないはずの彼女の顔があり、ニヤリと笑いこちらをじっと見つめていたのだった...
鏡の中の自分
鏡って自分がどんな表情をしてるのか分かるからやだな。
弱さを見つめ直すみたいで嫌。
鏡の中の私はいつもぶっきらぼう。
もしかしたら鏡の中の私もそう思ってるかもしれない。
当たり前だ。
私と鏡の中の私は、同一人物なのだから。
でも時々考える。
鏡の中の私は、閉じ込められた他の誰かなのではないかと。
助けを求めているのではないか。
そんな空想をしながら、私は鏡を見た。
そこにいるのは、いつもの私の顔。
全く同じ動きをする。
表情も、わずかな動きにすら、淀みはない。
空想は現実にはならない。
頭の中だけの面白い展開のストーリーは、決して目の前にない。
背を向けた。
鏡の中の私も背を向けている。
見えないけど。
くだらない妄想はやめよう。
「見てるよ」
幻聴なのかわからない声が聞こえた気がした。
吹き出しそうなくらい
疲れてる。
どした!?ってくらい、不満そう。
ニコっと、笑うと
ちょっとは、マシかな。
たまには、自分のこと
ちゃんと見なくちゃなぁと
反省。。
忙しいも、時間ないも
自分を置いてけぼりにする
言い訳だったかな。
焦らない、焦らない。
自分を大事にする時間だって
きっと、取り戻せる日が必ずくるよ。
【お題:鏡の中の自分】
褒めてくれ罵ってくれ酷い語で
傷つけられて贖罪をくれ
(鏡の中の自分)
オレの親を見たことがある友人は、しきりに似てる似てると言う。
ぼんやりした時の顔がそっくりだと。
信じられない。
「似てるか分からねぇ」
「そうか?」
友人はニヤニヤしなら続けて言った。
「それよりメシどーする」
んー…。がっつり食べたい気がするな。こう、秋らしいやつ。
「やっべ。似すぎ」
悪友は腹を抱えて笑い出した。
300字小説
自分からの叱責
「……やっちゃった……」
重い足取りでマンションのドアを開ける。パンプスを脱ぐと同時に溜息が転がり出た。
今日は金曜日。恋人と一緒に夕食を食べに行っていたのだが、喧嘩をしてしまったのだ。
理由は覚えてないくらい些細なこと。でも、自分の意地っ張りなところが出て、いつにない大喧嘩になってしまった。
「……明日のデートどうしよう……。えっ!?」
化粧を落としに向かった洗面所。その鏡の中の自分が私を睨んでる。
「私、今、こんな顔してる?」
驚く私を更に睨んでくる。
「……そう、そうよね……」
今日のは私が悪かった。スマホを出し、彼の番号をタップする。
『きちんと謝れば許して貰えるよ』
鏡の私の唇がそう動いて笑みを浮かべた。
お題「鏡の中の自分」
鏡の中の自分。
鏡の中の自分は
お化粧して
逢いに行く。
鏡の中の自分は
ずっと笑顔が
いいなぁ。