『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
◤鋭い眼差し◢
クールでかっこいいと人気の生徒会長がいる。
細いフレームの眼鏡がすごく似合っていて、もちろん頭もいい。
かといって冷たいわけじゃなく、人当たりもいい。教室の評判もよく、誰かと話すときは微笑みを絶やさない。
入学してこのかた何度も告白されては好きな人がいるとふり続け、一途なところも素敵だと密かにファンクラブまでできている。
そんな完璧人間な生徒会長サマは、オレのクラスメイトだ。
とはいえ平々凡々……よりさらに下のオレとはそれ以外特に接点もなく、会話だってほとんどしたことはない。
――はずなんだけれど。
「……なあ、お前また睨まれてるけど」
「知ってる」
やたらと鋭い眼差しがこっちを向いて、目が合った瞬間逸らされる。
オレだけはなぜか、たまにこんなことがある。
「やっぱりお前なんかしちゃったんじゃないの?」
「なにかするほど関わってねぇって」
本当に、心当たりはまったくない。
迷惑をかけている可能性があるとしたらバカでクラスの平均点を下げているくらいだけれど、それだって似たような成績のやつは他にもいる。
今現在騒いでいてうるさいわけでもないし、何度考えても謎のままだ。
「どうしたもんかね」
理由なきそれは、正直あまり気分のいいものではない。
いつか直接聞いてやろうと思う。
……まあ、卒業するくらいまでには。
恋人だけを忘れてしまった男の子の話
貴方からの視線はいつだって鋭く、だがどこか優しい眼差しだった
毎日貴方のことを忘れていたけど、その眼差しは私の脳裏に酷く張り付いては消えなかった
その眼差しを向け心理はわからないし
わかろうともしなかった
僕に、それを知る権利はないと思えたからだ
この病院に来たはじめの日
貴方と白衣をきたいなおじいさんが話していたのを盗み聞きしてしまった
申し訳ないと思ったが、バレなければいい
そんな悪い考えを止めず、僕はいつの間にか真剣に二人の様子を見ていた
後に、僕が毎日誰かを忘れているのも
貴方のその鋭いまなざしをする意味もわかってしまった
わかりたくなかった
何故だか、心が辛く、苦しく、痛く感じてしまったんだ
ああ、僕はなんて酷い人間なんだ
そんな考えも、今更すぎる
君のその鋭い視線は
きっと今のこの、弱い僕を
必死に守ろうとしてくれてるんだって
自惚れてしまう自分がいた
ありがとう
僕を見守ってくれて
そして
ごめんなさい。
そんな目で、わたしを見ないで。
その目線はわたしを、困らせる。
動揺させる。追いやってゆく。
わたしにだけ
厳しい『私』が片時も離れず
わたしを、見張っている。
少しも優しくもなく
ただただ、悲しみに瞳を染めて。
その、鋭い眼差しが揺れて膨らんで
零れ落ちる時は
きっと、わたしも私も泣いている。
【お題:鋭い眼差し】
#鋭い眼差し
コソコソと物入れの戸を開け、目的のブツを音を立てぬよう取り出す。
外装になるべく力が掛からぬように開封はハサミで。
噛み砕く音を立てぬよう、唾液で湿らせて少しずつ歯を入れる。
咀嚼さえ少量ずつ…喉をならさぬように。
キラーン(☆。☆)
鋭い眼差しが、私を貫いた。
『にゃ~んっっ!』
(訳:おやつ食べてる!ハロさんも!!)
今日もバレた。
私は観念すると、フリーズドライの鱈を差し出したのだった。
余計なことには気付けるのに、
本当に大切なものには気付けない私の目。
━━━━━━━━━━━━━━━鋭い眼差し
『ブラックジャックの彼女になりたい』
目玉焼きの黄身が蕩ける 眼球は熱を帯びて気が触れそうだ 森や山や海 自然は癒しかはたまた牢獄か
思いに耽っていたら 朝食が冷めてしまったよ
シンビジウムに水をやり 私の吐息は白くなる
鋭い眼差し
じーっと見てくる、その瞳。いつもその瞳に射られてしまう。
ずっと気になっていた。なぜだか、わからない。
周りは、怖いとか睨んでいるとか言っているけど……
そんなことないのに。偶然見かけた、動物と話をしている時は、とても優しい眼差しをしていた。
一人教室で本を読んでいる時は、その瞳は真剣でキラキラと輝いていた。
苦手な体育の時は、動揺する瞳。あっちこっち動く。
私だけが知っている、彼女の様々な表情ならぬ、瞳たち。
わかりやすいのにと頬杖をつきながら、彼女をちらりと見ると鋭い眼差しで見られた。
ドキッと心が揺さぶられる。一瞬で矢に射られたような。
ごくりと唾を飲んで、今日こそ、彼女に話しかけようと思った、高校二年の春――
奴が鋭い眼差しでこちらを見ている
爪を立て
ニャッと飛んだ
肉球が両目をかする
顔からフェロモンか何か出ていたのだろうか
鋭く真剣な眼差し
何かを見つめている
貫かんばかりの集中
気配が
アカネ自身が弾丸の中に収まっていくかのように
二呼吸目に発砲音
見渡す限り緑一色の山の中
木の葉と木の葉の間から覗く虫の機微でさえも見えているのではないかと疑うほどの精度だった
コンマ1度のズレがどれほどのものになると思っているのか
スコープもなしに
「ずっとやってたの?
「
教えてもらった通りにやるんだ
鋭い眼差し
気取られた
発砲
後ろ足に当たる
そう遠くには行けないはず
陽の鋭い眼差しが地面に照り返し炙ってくる
鋭い眼差し
背中から強い視線を感じる…身体を貫く様な鋭さと、逃げられない強さ…振り返る勇気さえないけど、あいつだと解ってる…ロックオンされて、何時でも何処迄も続く追跡。少しでも隙を見せたら、屹度そうなることも判ってる…今はただ、じっとやり過ごすだけ…
ふわふわの髪は雛鳥みたいで
もちもちの頬は大福みたいで
ふかふかの手は紅葉みたいで
くりくりの瞳は夜空みたいで
月が眩し過ぎる日の夜空みたいで
愛おしくて
愛おしくて
仕方が無い人
いつからこうなったんだろうね
いつから間違えちゃったんだろうね
私がもっと上手く動けてたら
仲良く笑えてたのかな
私がもっと上手く動けてたら
手を繋いだりとか出来たのかな
私がもっと上手く動けてたら
他愛無い会話を出来てたのかな
全部間違えちゃったのかな
手遅れなのかな
もう何も出来ないのかな
『オレはアンタと仲良しこよしする気は無いです』
私の居場所はもう無いのかな
『今更何を言ってんですか?』
普通の家族みたいに出来ないのかな
『アンタの普通とオレの普通は違います』
ふわふわのくせっ毛
柔らかそうな頬
大きくなった拳
黒く濁りきった…
「…また会えたら良いな…」
きちんと話したい
普通の家族じゃなくても良い
貴方が笑顔の姿を
少しだけ見せて欲しい
題名:鋭い眼差し
作者:M氏
出演:💜(🎗)
【あとがき】
戦闘シーンをカッコよく書きたいなって気持ちがありましたが少しばかり寂しげな創作になりましたね
家族と言うのは同じ時間を同じ気持ちで過ごして初めて相入れるものだとM氏は思います
出演してくれた彼女とその弟は大半の時間を別の場所で過ごしていました
長い年月で培った環境も思考も友愛も…全て違うものとして
例え一方が一方を想っていても届かなければ意味が無いですよね
伝わりませんよね
愛情も憎悪も全部同じなんです
時間の流れは誰かを救うものに成り得ますが
薬と同じで誰かを壊すのにも充分なんです
割り切らないといけませんね
割り切れるかは別ですが
僕は、きみの鋭い眼差しに恋をした。
きみの大きな瞳に見つめられると
我を失ったように次に話したいことを
忘れてしまう。
きみと話したいことを何度も予習したのに
いざ君の目の前に立つと真っ白になって
なんでもない、話をしてしまう。
もっと、君という話を聞きたいのに。
話すことは、たわいもないテレビの話。
どうして、君の前では緊張しちゃうのかな。
1番話したいのは君なのに。
ただの友達にはたくさん話せるのに。
一生懸命
やってるから。
だから
思い通りに
上手く
事が進まないと
余裕が
無くなって
顔に
出てしまう。
それだけ。
わたしだけが
一生懸命
なんじゃない。
この人だって
あの人だって
一生懸命やってる。
だから
ちょっと
睨まれたって
落ち込まないで。
気にせず
明日も
頑張るんだ、
わたし。
#鋭い眼差し
鋭い眼差し
そう思ったことはないかも
眼が悪いだけかもよ
眼差しもあまり感じないし
何かなって思う程度
たまにビックリされたりはするかな
何をビックリしてるのか解らない
特に何も言われない
だから通り過ぎていくだけ
悪口や陰口なら聞こえてますよ
思うのは勝手なんだけど
判らないようにいいなよって思う
実害が出たら対処はするよ
己の愚かさを思い知るといい
他の周りにも聞こえてますからね
ほとんどはどうでもいい
無価値ですから
気分が多少悪いくらいな話
鋭い眼差しにより
思い当たることがあるなら
それなりに対処するしかない
対処するには素直に聞いた方が早いよ
勘違いだったりしたら面倒でしょ?
気持ち悪い視線なら近寄らないだろうし
鋭い眼差し 夜を照らすタイヨウは私のみかたをするのだろうか?そっとにらまれたその眼差しは鋭いものではないきっと大丈夫、、、いつもの黒猫が目を光らせているだけだろう か?
穏やかで奇想天外。
なんとも真面目で怠惰的。
格好悪いのに格好いいんだから、本当に困る。
いつだって不意に見せる”鋭い眼差し”に、こっちはいつだって期待と歓声で応えてしまうんだ。
鋭い眼差し
『鋭い眼差し』
反省している
まゆこは私を庇うために
事実をみんなに話したんだ
その時にまゆこを鋭い眼差しで
睨んでいた
裏切られたと思った
大親友なのに!って腹を立てた
まゆこの怯えた顔
もっとキツく睨み続けた
あれから
まゆこに「ごめん」と「ありがとう」が
言えないまま
お別れの季節
もっと気持ちを思いやれる人に
なれたら良かったのに
私は、大人たちの鋭い眼差しが嫌いだった。
私を信じていないように感じるから。
でも、今は違う。
ついさっき、具合が悪いのを隠していたのがバレて、彼女に無理やりベッドに連れていかれてしまった。
鋭い眼差しで、「嘘ついてるでしょ」なんて言われちゃって、何も言えなくなった。
でも、なんだか嬉しかった。
もっと、私も素直にならなきゃ、ね。
鋭い眼差し
そこに含まれているのは批判?
あるいは怒り?
どんな意味であれ、僕はもう長いこと、誰かに真っ直ぐに見つめられたことがない気がする
誰にとっても、見るほどのこともない人間
でもヘタレな僕は、顰蹙や反感の視線を浴びるよりは、忘れられた存在でいいと思ってしまう
もちろん、寂しいには違いないけれど
激昂
ミルは、ここにいる暗殺者の中では能力はずば抜けて高いけど、性格は暗殺者にはそぐわないほど極めて優しい。育て親がヴァシリー幹部と知った時はすごく驚いた。
あの人はかなりの気分屋で、自分の享楽の為なら残酷な手も厭わないから。
(……神様を信じる騎士としては、考えられない性格をしていると思う。でも、それはきっと俺たちもそう。神様に背く……この教団に逆らう人たちはみんな、この手で殺してきたから)
それはきっと、とても恐ろしいことだと思う。道徳に反することをしている。
「……俺たちがしていることは、本当に正しいことなのかな……」
「スピカ〜」
「!」
振り返ると、いつの間にかミルが背後にいた。俺の反応が予想外だったのかミルは不思議そうに首を傾げている。
「どうしたの?そんなに驚いた顔して。これから任務でしょ?」
「……あ、えと……そうだね。ごめん」
「??調子悪い?」
「ううん。そんなことない」
「そう?なら、行こっか」
俺とミルがこれから向かうのは潜入任務。教会と懇意にしている貴族の一人が最近動きが怪しいから、それを調べる為に向かう。数時間前、俺たちを召集したヴァシリー幹部はこう言った。
「お前たちは暗殺者としては優秀だ。故に上からこの任務が任されたのだろう。だが、気を抜くな。暗殺者はそれが命取りとなるのだからな」
ヴァシリー幹部は気分屋だけど、面倒見が良いから周りの騎士たちからは慕われてる。でも、容赦なく斬り捨てたりもするから恐れられている所もあるけど。
……でも、幹部の仰ることは正しい。俺たちの任務はあくまでも潜入。なるだけ交戦を避けないといけなかった。
「……屋敷の主の部屋はこの奥だね」
屋敷の裏手にある地下倉庫の入り口から侵入し、そこから廊下を歩く。しばらく歩いてから近くの部屋で天井裏に潜り込み、今歩いている廊下の奥にある屋敷の主の部屋の天井裏に向かう。
そこで屋敷の主が、本当に教団に反旗を翻すつもりでいるのか情報を掴む。先頭を歩く俺の後にミルが続く。
(今のところは大丈夫。このまま、天井裏に行こう)
でも、その時だった。
「!何だ、お前たちは!」
運悪く、近くの部屋から出てきたこの屋敷の騎士と遭遇した。俺は即座にその騎士の喉元を掻き切る。騎士は呻き声一つあげることもなく、その場に倒れて絶命したけど……。
「……ごめん、ミル。撤退しよう」
「大丈夫だよ、行こう」
俺たちは急いで元来た道を引き返す。でも、裏手に回ったところで、敵の勢力に囲まれていた。その数は十人くらいだった。
「!」
俺とミルは短剣を構え、臨戦態勢に入る。そのうちの一人が剣を持って俺に斬りかかるけど、短剣で受け止めてその横腹を思い切り蹴り飛ばす。
ミルは敵の懐に潜り込んでは容赦なく胸や首に短剣を突き立てて、相手の命を奪っていく。
「はぁっ!」
相手の振るう剣が的確にミルの胸を貫こうと差し出されるが、ミルは上体を捻って舞うように躱すと、次にはその短剣が相手の首を掻き切っていた。
「なんだ、あの娘は……!」
「動きが桁違いだぞ。人間離れしている……」
ミルの動きに敵に動揺が走る。俺たちはそれを見逃さない。同時に敵陣の中に躍り出て、短剣を振るう。
「ごめんなさい。許さなくていいから」
ミルはそんなことを言いながら、無慈悲に短剣を振るう。相手の喉を、胸を、腹を、そして顔を。言葉とは裏腹に深く深く切り裂いて、貫いて、奪う。
でも、隙を突かれて肩を軽く斬られてしまう。追撃に彼女の胸を貫こうとした剣が彼女の背後に迫る。
「ミル!」
俺は咄嗟に腕を伸ばして、彼女の身体を押す。彼女を刺すはず剣は俺の背を切り裂いた。でも、俺も深手を負わないようにしていたからか、傷は浅い。
「スピカ!」
「だい、じょうぶ……傷は浅いから」
ふらつく俺を見て、ミルの目の色が変わる。場の空気が一変した。この空気を俺は知っている。ヴァシリー幹部が持っている狂気に似ている。
「……」
目の前にいたはずのミルの姿が消えた。そして、次の瞬間には俺の周りにいた騎士三人を倒していた。彼女は俺の隣に立つと、傷に障らないように俺の肩を支える。
「大丈夫だよ。すぐに終わらせるから」
そう言って短剣を構えたその目は静かに怒りを燃やしていて、とても冷めていた。
「私の友人に手を出したこと、後悔させてやる」
キミが今日元気なんだ
そう思って眠る夜は…
とてもとても充足感があって
キミが生きている
キミが息づいている
この同じ空に
ぼくのお手紙の想いが届いて
それを伝えるように
一生懸命勉強姿を
お電話で繋げてくれて
おりこうちゃんねですね
たくさんたくさんがんばりましたね
いいこいいこですねってなでて
キミの胸を撫で下ろしてあげる為に
今日は
とっておきのプレゼントを
寝落ちグッズ…
使ってもらえるの
私も
私も
私も
楽しみなの
キミに安堵の眠りに誘えるなんて
ぼくは
キミに言われて一番嬉しかった言葉を
覚えているから──────
──────「ぼくがきみを寝かせてあげたいな。」
あの言葉に今日までついてきたんだもの
ぼくがキミにしてあげられるなんて
夢の夢の夢のようだ
おやすみなさい
キミ
キミ
キミ
キミ
あいしてる