『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
→ラノベ読みたいんだけどな。
遠くの空へポンと体を投げ出してこの世からオサラバし、異世界に行けたりしないもんかと、淡い期待を抱いていたのは、どうしようもない毎日が積み重なる学生時代だった。
月日が過ぎ、私は社会を構成する一人になった。相変わらず現実は複雑怪奇で、右往左往している間に世間から取り残される。
ライトノベルの異世界転生モノを鼻で笑い、読まなくなったのは、夢を見る気力も失せたからだろう。
遠くの空に一歩を踏み出す憧れを抱かなくなった今を、オトナになったと評価するには、あまりにも楽天的すぎるような気がする。
テーマ; 遠くの空へ
「遠くの空へ」 書く習慣48
地上で発生した波は
遠くの空へ
電離層で反射した波は
遠くの地上へ
波が届けば
力が伝播する
知らない国の
知らない言葉が
生きる勇気を伝える
笑いや驚きの波が
海を渡り
死を思いとどまらせる
波に乗せて
遠くの空へ
きっと 誰かの元へ
#書く習慣アプリ #書く習慣 #詩のようなもの #詩
貴方が望むのなら、何だってなってあげる
踏み台にも、
引き立て役にも、
全て望むがままに
どうか、自分を糧にして遠くの空まで飛び立ってよ
だからさ、忘れないでね
貴方のことが好きでたまらない人間がいるってことを
いつか、今度は
隣に立てるようになりたい
飛んで、
跳んで、
翔んで、
浮かんで、
舞って、
どこまでも。
書く習慣:本日のお題「遠くの空へ」
遠くの空へ、というからには近くの空もあるのだろうか。
自分の現在地に雨を降らせるくらいの範囲は「近くの空」と呼べそうだ。横軸的な意味では空への遠近感がある。
だが、個人的な感覚でいえば、縦軸的な意味での「近くの空」は飛行機に乗らない限り実感できない。
地上にいる限り、手を伸ばそうが山に登ろうが、空は頭上の遥か彼方に広がっているものだと感じる。
前に山へ行った時、姿がかろうじて見えるほど上空からヒバリの声がした。「あんなに高い所にいても聞こえるのだから、ヒバリの声はとても大きいんだな」と思った。
子どもの頃に読んだ絵本に、太陽まで飛んでいったヒバリの話があった。天気が悪いのか冬が長引いたのか、ヒバリは「太陽のかけらを地上に持ち帰る」というミッションを背負い、遠い空へ羽ばたいて行ったのだった。
そりゃあ20cmくらいの小さな体であんなに高いところまで飛べるのだから、太陽まで行けそうな気もしてくる。ヒバリと同じく高所にいるイメージのトンビは翼を広げると1.5mくらいあるから、高いところを悠々と飛んでいても「でしょうね」という感じである。
飛行機の窓から雲を見下ろして、シルクともコットンともつかない白雲の表面に、機体の影が黒々と落ちているのを見て、自分は今空にいるんだなと思う。
以前、入間の航空祭へ行った時にブルーインパルスの飛行を見て、「一人で飛行機を操縦してあんな高い所を飛ぶのは怖くないのだろうか」と思った。
身ひとつで空を舞うヒバリにはそんなことを思わないが、飛行機は体の一部ではないし、メンテナンスが必要な機械だから、ついそんなことを考えてしまう。無事に空から戻ってくる操縦者も、機体を整備している人たちもすごいと思う。
私は車の運転すら苦手なペーパードライバーゆえのゴールド免許なので、飛行機にしろ電車にしろ「運転したい欲」が全くない。運転免許を取った際に自転車の危険に気がついてからは、なるべく公共交通機関での移動を心がけている。自分が人を轢くのも怖いし、不注意で誰かを加害者にしてしまうのも申し訳ないからだ。
自分はそのようなビビりムーブのくせに、誰かが運転してくれている乗り物にはあっさり乗るのだから、まさに技術的なフリーライドである。もちろん乗車料金は払うし、バスなどから降りる際は、運転手さんに「ありがとうございました」と言うようにしている。
さて、「遠くの空へ」というお題に話を戻そう。
私は根っからのインドア派で、飛行機に乗る機会は滅多にない。おまけに飛行機の搭乗にハードルの高さを感じている。何やら事前に色々と手続きが必要で、持ち込める荷物に制限がある。新幹線みたいに、発車3分前にホームの階段を駆け上がっているようではダメらしい。
以前、空港現地集合タイプの旅行計画を立てた際、同行者から、
羽田だよ
成田じゃないよ
羽田だよ
千葉じゃないほう
東京のほう
と、覚えやすいようにか狂歌で念押しされた。そして続けざまに「遅れたら乗れないから」「チケットに書いてあるより1時間前に着くようにして」「そうだ、空港で一緒に朝ごはん食べよう」「朝の電車は遅れるかもしれないから、本当に時間に余裕を持って来てほしい」と、旅行会社のガイドさん並みに丁寧に説明してもらった。
楽観主義の飛行機エアプが当日の行き当たりばったりで行動すると、本当に詰むようだ。
せっかくの旅行で迷惑をかけたくないので、当日の朝と同じ時間に到着するように一度空港まで行ってみた。成田とは間違えなかったものの、地元のこぢんまりした空港しか知らなかった身に、羽田空港は広かった。
駅みたいなものと言えばそうだが、そこだけでひとつの街のようだった。天井が高く開放的で、SFか何かに出てくる「あらゆる天候からシェルターで守られている街」っぽかった。
そしてみんなスーツケースを転がして、ヒールや革靴をコツコツ鳴らして颯爽と歩いていた。かっこいい。散歩へ行くようなカジュアルな服装で、祖父から譲り受けた古いボストンバッグを提げた自分が、ひどく場違いに思われた。
合流した同行者から予定時間より早く着いたことを褒められ、おしゃれなカフェでコーヒーを飲み、私たちはつつがなく機上の人となった。私が散歩服なのに対し、同行者はふわっとした丈の長いワンピースに身を包んでおり、なるほどこういう格好をすればかわいくリラックスできるのだなと勉強になった。
私の手持ち服が丈の長いふわっとしたデザインになったのは、この時の経験が元になっている。せっかく遠い空へ行ったのに、地上に持ち帰った教訓がこれだ。
太陽のかけらを咥えて地上に持ち帰ったヒバリのほうが、私より遥かに有用である。
「遠くの空へ」 #335
どうしてそんなに遠いの
私の力では
あなたに近づくことすらできない
近くにいるように見えて
本当は果てしなく遠い
思わせぶりなんてしないでよ。
『遠くの空へ』
もうこの世界に疲れてしまった。
起きるのもつらくて、唯一の助けは眠ることだけ。
夜が来るとどうもつらさは増して、
寝たいのに寝れない日々が続いた。
寝ている間は救われるのに、
寝させてくれないなんてなんて酷いんだと思った。
私は、遠くに行ってしまうけれど、
大切なあなたには幸せに生きて欲しいと思う。
どうか、次会う時には幸せだったと言ってね。
【遠くの空へ】
空ってどこまでが空なんだろう
今見てるこの青は距離的にはどこらへんにあるんだろう
遠くで凪ぐ雲はどのくらい早いんだろう
ああ、今日も僕は学校に行きたくない
家がダメなら、あの空の少し遠くにあるところに
学校よりも飛行機雲一本分くらい遠くの空にあるところに放り出されてみたい
どこまでが空かを考えながら、自分のこべりつく思考を忌む
そう空でもいい、空でもいいから
僕を甘えさせてくれないか
『遠くの空へ』
遠い空の上にいるあなたへ
あなたがいなくなってから、まもなく十年が経ちます。あっという間の十年でした。
最後まで一生懸命生きようと頑張ってくれたあなたの姿を思い出すと、いまだに涙が浮かんでしまいます。
あなたに会いたい。
この気持ちも何年経っても変わらないようです。
きっと私が死ぬ時は、あなたに会えるといいな、と思って死ぬのでしょう。
でもその時、あなたに胸を張って再会できるよう、私もあなたのように頑張って生き抜きます。
たくさんの愛と勇気を私にくれたあなたに、心からありがとう。
愛してる、この言葉は再会できるその時までとっておきます。
それではまた。
遠くの空へ
何処までも飛んでいって欲しかった。
若さという翼を持ったまま、遠くへ。
自分はそれを、視界の入らない後ろから見守っていれたら、それで良かった。
なのに。
「……お前、海外転機は?」
「蹴った」
別れたはずの恋人は玄関先に現れた。スーツケースを持ったまま。
引っ越し作業中だった俺は軍手のまま頭をかいた。
「正確にはプロジェクトのお膳立てしてそのまま丸投げてきた。…そんなわけでまたここに住むから、引っ越し中止して」
「いやいや、いやいや」
「キャンセル料とムダになったダンボール代払うから」
「それは正直助かるがそうじゃなくて!」
我が物顔でーー実際住んでいたのだから当たり前なのだがーー部屋の中心に入り、スーツケースに腰をかけてジャケットを脱いだ。
「だってどう考えても原地の人に任せた方が良い企画だったし、かといって何もしないのも無責任だし」
「…別れたよな? 俺ら」
「アンタが勝手に私を推薦して外堀埋めただけ」
肩かけバックからペットボトルを取り出しフタを開けた。パキ、と乾いた音が響く。
「あ、これ泣きついたぐらいじゃ撤回しないわー。って気づいたから住民票抜いて向こうの仕事終わらせて戻ってきてやろうかと。…どうする? アンタが断ったら私ホテルか漫喫暮らしだよ? あー困った」
「困ってんのは俺の方だよ!!」
人がどんな思いで一大決心したと思ってやがる。
この、十四も年下の女を、こんな金も地位も碌にない、中間管理職のオッサンから解放してやろうと。
ついさっきまで、どんな思いで、二人で暮らした部屋を片付けていたと。
「お前の未来を思ってだな…」
「未来、ね。……ある程度は、アンタの言う通りだと思う」
そっぽ向いていた視線をこちらに向けた。炭酸水を飲みながら、ゆっくり話す。
「私はね、何処でも行ける。短いけど海外生活も悪くなかったし、あっちの人達との仕事も面白かった。やっていける。選べる。何処にいたって、羽ばたける」
「偉い自信がおありのようで」
「アンタがそう言って突き放したんでしょうが」
ペットボトルを持つ手で指を指した。中身が溢れて、フローリングが濡れる。
「認めるよそれは。アンタが評価してくれたんだし」
「だったら…」
「だから、飛ぶ"空"は自分で選んだ」
そう言って立ち上がり、近づく。
目線が少し低い。だが真っ直ぐな瞳がこちらを貫いた。
「私が、選んだ」
「………」
「アンタが、私の"空"だよ」
ふっと小さく、優しく笑う。
俺の、いっとう好きなコイツの表情だった。
テーマ : 遠くの空へ
ふと手を伸ばしてしまう時がある。いま求めているもの、ずっと大切にしているものが脳裏に浮かんだ時とか、かつて失った何かを思い出した時とか。
心(そば)でおもい続けながら、届かないくらい遠くにあるようにも感じられるもの。夢や目標といったような、今はまだ実現できていないモノなんて、まさにそう……。
常に強くはいられるのは中々に難しい。早いに越したことはないけど全てではない。立ち止まったり俯いたりする夜があること自体は悪くないし、それもまた必要な場合がある。
それでも夜明けを迎えられた時は、目線は再び遠くの空へ。目指す場所を見失わず背筋を伸ばし、それぞれの理想をイメージし続けながら歩き続けられるように、励まし合える誰かと進もう。
タイトル「遠くの空へ」
僕の思う気持ちが届くようにと、
遠くの空へ想いを馳せた。
遠くの空へ
焦がれ 羽ばたいた あの鳥でさえ
アナタには逢えないのでしょう。
「遠くの空へ」
どこにいても
同じ空の下。
遠いのは
物理的な距離ですか?
それとも
心の距離ですか?
遠くの空へ
上を見あげたら、はなまるをあげたくなるほど綺麗な空が広がっていた。見渡す限り青空で、雲ひとつない快晴だ。ただなんか、思いがこみ上げてくる。目に涙を浮かべそうになるがその涙が目から落ちる事はない。あの人は元気だろうか。そう思い、私は今日も上を見上げる。
遠くの空に、彼がいるはずだから。
遠くの空へ
いっときは辛くて放り出した
遠くの空へ 遠くの空へ
もう二度と遭う事が無いように願いながら全力で逃げた
もっと力を持って違う形になって返ってくるとも知らずに
逃げ出せたんじゃなくて時間を貰っていたんだと…自分が成長するしかないんだと気が付いた時……つまらない大人になっていた
あの頃のように素顔で笑えなくなったように
知らない空の下にいる人に、この文章が届いている。
見つけてくれて、ありがとう。
31 「遠くの空へ」
考えたことはある?
空ってどこまで続いているんだろうって。
私は何度も考えたけど答えは永遠に出ない。
そもそも一言で“空はここまで続いている”って言える人がいないから。
正直私は空がどこまで続いているかなんてどうでもいい。
だって、日常生活で“空はどこまで続いているんだろう”
ってずっと考えている訳でもないから。
でも、これだけは言える。
未来に進むには「遠くの空へ」届くぐらいの努力が必要だって。
2026.4.12.Sun.
遠くの空へ
遠くに行きたいと何度も思っていた。場所はどこでもいい。この街じゃなければ、この山に囲まれた土地じゃなければと何度も願った。
山には厚い雲がいつもかかっていて、山を越えても意味がないと言われているように感じていた。掴めない雲を越える手段が自分にはないと何度も思っていた。
遠くの空の、そのまた遠くの空に今、私は住んでいる。あの場所では出会わなかった人たちに生きる意味をもらっている。遠くの空は冷たく、澄んでいる。
過去の遠くの空へ
思いを馳せる
家族と行った温泉街の夜空
朝練へ向かった早朝の空
仕事でミスをした帰り道の夕焼け空
桜のトンネルを並んで歩いた午後の空
思い出の中にある空は
いつもきれいだ