『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
居心地よどうぞいかがです
なんて最悪さえも思えまい
つむじに増えゆく白髪やら
果ては
へそくり在り処見つけたや
発見ばかり こどものよう
飽く間もないと 浮き心地
地に這うことはいやがって
鳥のようにもなりきれない
いっそ果てまで舞い飛んで
けたけた笑えば良かろうに
それじゃ肴になりゃしない
呑めもしないで見下ろしや
連なる背中を指差してはて
何を眺む また笑むばかり
―――――――――
(遠くの空へ)
遠くの空へ
飛んで行った
その時に気づいたんだ。
きっと何かを見つけて、
そしてきっと戻ってこないのだと。
それは無知らせというのだろうか
他人は笑うだろう。
そんなことはないと無責任に言うだろう
嘘も偽りもない。
けれど、その中に慢心があったような気がした。
飛んで行ったその時の背中を見つめた時
涙が溢れ、その姿さえも朧げになった。
どんな顔をしていたのだろう。
どんな気持ちだったのだろう。
そんなことを思いながら、空を見上げる。
「あの子が好き!」
すてきだね。
「自信はないけど…」
あなたは可愛いから、勇気出して!
「もう耐えられない」
我慢しなくていいんだよ。
「つらい…」
相談に乗ってあげたいけど…ごめんね。
「親友と喧嘩しちゃったの。」
ちゃんと話し合ってごらん。
「仲直りできたよ!」
謝れて偉かったね。
「この人と一緒に生きたい」
私は応援しているよ。
「私たちのこと見守ってくれる?」
勿論。ずぅっと見てるよ。
あなたと会話はできないけれど。
あなたと泣くことはできないけれど。
あなたと笑うことはできないけれど。
私は遠くの空で、いつもあなたのそばにある空で見守っているから、
遠くの空へ、あなたの話を届けてね。
遠くの空へ…
遠くの空へ向かって投げたつもりのボールに。
「暴投ばっかり投げてんじゃねぇよ!」
指差して笑う声が響いた。
海の見える教室で二人は同じ時を過ごした。
「とばすなって」「遠くへ行くなって」
彼の口癖だった。
何時だって、何故だか
「タンポポの綿毛みたいに、ふわふわと飛んでいくみてえだな」
そう言っていた。
私は、何時だって、何故だか
それが嬉しくて、わざとそんな掴めない感じを演出したかった。
それが、好意だったと互いに気づくのに三年かかった。
卒業証書を抱いてあなたの横を歩いた。
変らない自信なんてなかった、でも好きです
今が…今とても。
桜が青葉に変わる頃
新しい住所を握りしめて泣いた。
始めて、違う世界で生きてゆくことを実感した。
失う時はじめて知った、輝いた日々。
輝くものは輝きのままにとどまらず、緑の葉は芽吹く。
遠くの、遠い空へ…
「ありがとう、あなた。きっと幸せに」
言葉を投げた。
遠くの空へ、飛んでいきたい。
やだな。このまま死ぬの
ああ
飛んでいきたい
遠くの空へ
昔から
鳥にだってなりたかったし
イカロスの気持ちもわかるし
翼を下さいは感情入るし
タケコプターの誕生を待ちわびてる
いつか
自由に飛べたらな
その前に
身体のメンテナンスだな
いやはや
僕はもう死んだんだ
夏の夜空に見守られて
僕はもうしんだ、
君を忘れるずっと前に僕は死んだんだ
僕が僕であるがために。
もうとうの昔に忘れた
君になんか出会ってない、僕は何も見ていない
孤独な君を愛していた、
他には何もいらないと教えたのは君だろう?
だから僕は全部捨てたんだ
金もプライドも将来も自分も全部忘れたんだ
もういらないんだ、僕が君を思い出すと嫌なことばかりなんだ、君が僕になると面倒で疲れることばかりなんだ。
僕はずっと僕でいい。君はずっと僕でいい。君はもう死んだ、僕を知るずっと前に。
茹だるような夏の暑い日、僕はあるひと夏の冒険を思い出す。
僕は幼い頃、両親と妹と一緒に祖父母の家に毎年遊びに行っていた。夏休みとあって、それなりに暑かった。だから、幼かった僕と妹は毎日のように祖父母の家から、海に遊びに行っていた。それと、僕は父と一緒に朝早くに林へ出かけては、カブトムシやクワガタを取って遊んでいた。
その日は、いつもより暑くて蝉のうるさい日だった。
いつもなら誰かが家に残っているのだが、たまたまその日は僕と妹しか家にいない日だった。その頃は広い祖父母の家が新鮮で仕方がなかった。僕にとっても、妹にとっても。いつもなら、両親に怒られるから祖父母の家を探検なんてできないけど、その日だけはチャンスだった。その日をのがせば、いつ探索ができるかなんてわかりゃしない。そう思った僕は、妹を誘って祖父母の家を探索しだした。ここで良い誤算だったのは、妹もこの探索に乗り気だったことだ。
探索を続けていくうちに、おかしいことが起こった。
どんなに廊下を歩いても、行き止まりに行き着かないのだ。祖父母の家は平屋建ての家だった。確かに子供にとってはかなり広い家だったが、それでも行き止まりに行き着かないのはおかしいと幼いながらに思った。そして、その時気づいたのだが、一緒に探索していたはずの妹がいなかった。それに気づいた瞬間蝉の声が一層うるさくなって、意識が遠のいていった。次に目を覚ました時には、夕方で広間の真ん中で寝てしまっていたようだ。妹は広間の隅で遊んでいた。僕が声をかけると起きたことに気づいたようでおはようなんて呑気に言ってきた。おかしい。僕は妹と祖父母の家を探索していたはずで、その間に妹とはぐれて、なんて混乱していると、考えていたことが声に出ていたのか、
「探索なんてしてないよ?お兄ちゃんずっとそこで寝てたじゃん。変なの。」
と言われてしまった。
それなら、あのやけにリアルな経験はなんだったんだろうか。あれから何年も経った今でも、僕はこの出来事の真相を知らない。
お題:遠くの空へ
遠くの空に鳥。
今はウグイスがけきょけきょ鳴いている。
もうしばらくすればトンビが旋回する。
カラスは年中飛んでいるかも。
あんまり干渉してないといいなぁ。
遠くの空へ 「ねぇ、おかぁさん」
「なぁに?」
「おとぉさんどこにいるの?」
「!....そうねぇッ」
何でお母さんが泣いていたのかわかった、
そっか....お父さんは、
お国の為にあの遠くの空へ行ってしまったんだね。
“遠くの空へ“
空を舞う、鳥さんのように
この不自由な世界から、飛び出して
私も最後は、自由に羽ばたいて逝きたい
---二作目---
空を仰いで、歌い出す
触れることの出来ぬ、貴方に向かって
届くようにと、願いつつ
愛の音色を、奏でるんだ
#遠くの空へ
269作目
風船が飛んでいく
遠くの空へ
高く遠く何処までも
「わたしの風船が
泣いている子に届きますように…」
手元から離れた風船に
娘は伸ばした手を引っ込めて
涙を拭った
#遠くの空へ
もし、私の声があそこまで届くんだったら
あの人にも届くかな
#遠くの空へ
遠くの空へ、お願い事をする。そこには居ないはずの私の親友の姿が見えた。嗚呼、願いが叶ったんだ。 【遠くの空へ】
遠くの空へ
私の親友は、スペインにいる
世界を知りたいとスペイン語を学び、
スペインの大学院に通っている
SNSで繋がってる現代
遠くにいても、事細かに近況を知れる
ストーリーに流れてくる彼女の姿
私の知っている笑顔
私の知らない世界をその瞳に映して
そんな時、距離を感じてしまう
日々、驚きと発見に囲まれた充実した留学生活と
同じ毎日、同じような業務を繰り返す、私の日々
でも、彼女が飛び込んだ世界は
彼女の努力で勝ち取ったもの
私も、あなたの勇気を見習って
頑張ってみるよ
遠くの空へ、呼び掛けてみる
遠くの空へ
ずーっと遠くの空へ
さらにさらに遠くの空へ
そしたらそのうち地球一周して
真上の空にたどり着く?
(地球の空はひとつ)
『遠くの空へ』
何もかもうまくいかない日があって
全てから逃げ出したくなるけれど
そんな私に関係なく空は青く澄んでいて
そんな空に溶け込みたくて
どこまでも広がる遠くの空へ手を伸ばした。
この空が唯一のものであるのなら
遠くの空などあるはずもない
/お題「遠くの空へ」より
遠くの空へ
「遠いな......」
なんて零しながら空を見上げた。
今までの僕は、皆に置いていかれないよう頑張っていたけど、そろそろ限界かな。
僕は面白みに欠けてきていた。
何をやっても否定されるし、上手くいかない日々が続いた。
「いっそこのまま、辞めてしまおうか......。」
なんて言いながら、遠くの空に手を伸ばしていた。
遠くから僕を呼ぶ声が聞こえた。
「おーい!○○ー!そろそろ次行くぞー!」
と仲間で1番元気な彼奴が僕を呼んでいた。
そっか。僕には信頼出来る仲間がいたんだ。
そう小さい声で言いながら、僕は仲間の元に向かって走った。
「待ってよぉ〜!www」
遠くの空へ
楽しい遊園地
でもジェットコースターには乗れなくて
怖いの!すごく怖いのぉ(´இωஇ`)
ゴーカート大好き♡
メリーゴーランドに乗って手を振る私
もう夕方…記念に貰った風船🎈
車の中で風船の紐から手を離してしまい
外へと飛び出し
遠くの空へ飛んで行った
風船さん飛んじゃったァー!
さようなら(ヾ(´・ω・`)
母「あんたなにやってんの!!」