『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遠くの空へ
あなたは消えちゃったね。
私だけを残して。
どうか
私がこの世から旅立って
空に行くまで
見守っててください。
★ 遠くの空へ
今ではなく未来へ
あるいは過去かもしれない
その先にあるものは
まだ見ない世界かもしれない
あるいは すでに知っている風景
想いはどこへでも飛んでいけるから
いつかのあなたに届きますように
ずっとあなたを愛しています
今日は快晴だ。雲ひとつない。
本来であれば、明るい気持ちになれるであろうが、
あいにく今日はこの快晴が憎い。
天候が悪ければ、君が海外に飛び立つのを少しでも延ばせられるのに。
こんなことを思うなんて最低なのは僕にもわかってる。
君は希望を持って前に進もうとしている。その邪魔なんて到底できない。
僕も前に進まなければならない。
だけど、ここまで気の許せる友達は、僕には君しかいなかったんだ。
「帰国する時連絡するわ。お前も頑張れよ!」
とだけ言い残して乗り場に向かっていってしまった。
「待ってる。留学頑張れよ。」
これしか言えなかった。この言葉で精一杯だった。一気に孤独を感じ始めた。
僕はちゃんと笑えていただろうか。
こんなにも寂しがっていることがバレてないといいけど。
飛行機が飛び立つまで、僕は棒立ちで見ていることしかできなかった。
飛行機がゆっくりと動き出す。しばらく走ったあと、車輪が滑走路から離れた。
今日は快晴だ。飛行機が見えなくなるまでここにいよう。
そう思ったのに、君を乗せた飛行機はすぐに遠くの空へ消えていった。
「なんか、あいつみたいだな。」と、ふと思った。
次はいつ帰ってくるのだろうか。
君のことだから、帰ってきてもまたどこかに行ってしまうかもな。
まぁでも、僕はどこにも行かないから、君が帰ってくるのをのんびり待ってるよ。
『遠くの空へ』4/12
青い空に、白い雲と
赤い風船が漂っている。
地上を見ると、
少女が空を指差し、泣いていた。
空を漂うと、仲間と出会った。
でも、彼は僕とは違うようだった。
君は、願いを乗せて飛んでいるんだね。
長い旅になるだろうけど頑張れよ。
手紙と一緒に彼方へと飛んでいく
あぁ、僕も誰かの想いを乗せて
飛んでみたかった。
テーマ:遠くの空へ #151
遠くの空へ飛んでいってしまえばいいのに。
私はどこまでも続く青い空に向かって一人、
そう思った。
新学期が始まって、
満足いかないクラスになったわけではないのだが、
授業が始まって、
授業にあたった先生が怖いと噂の男の先生。
初めての授業でも大きな声が教室中に響き渡る。
早く終わってほしいな。
そう思うことはあまりないのだが、
授業が終わったあともまた明日、
その先生の授業があると思うと気が重くなる。
明日が来ないでほしい。
でも明日はいつも通りくるのだろう。
私は暗くなった空に向かって、
深いため息をついた。
いかにも 綺麗事を吐き散らしてニコニコしていそうなお前のその口が鬱陶しい
お前も
お前も
お前も
どうせ、口から出るのも、書く文も、 世間体を気にした言葉ばっかりで 期待するのはやめた
薄っぺらいんだよ
何も知らないだろ
薄汚い雑巾で自分磨きしてんだろ
何も私を守ってくれない
お題「遠くの空へ」
#遠くの空へ
ブラジルのみなさーん!!!!
聞こえますかー!!!!!!
さようならは言いたくないの
また どこかで 会おうね
『遠くの空へ』
いつかこの命が終わるとき
再び君に会えますように
同じところへいけますように
遠くの空へ祈りを込めて
/遠くの空へ
遥か遠い空の先には月があって、星があって、宇宙がある。
「宇宙の先は、天国なのかなぁ」
一ミリも信じていないものを思い描いて吐き出した。
隣の君がため息を吐き出したのが聞こえる。
「手前は地獄行きだろ。どう考えても」
「分からないでしょ? 何かの手違いで天国に行くかもしれないよ」
そう答えて空を見上げた。彼はもう何も言わなかった。
「ねぇ僕の代わりに行ってきてよ。天国」
君、飛べるんだからさ。
そう言って笑えば彼は視線を空へ移した。
「俺も地獄だろうな。手前の後追っかけ回してやる」
「なにそれ、最低」
笑えば星が瞬いた気がした。
遥か遠い空に憧れた。決して届かないあの暗闇の世界のその先を想像するだけで、胸が高鳴った。
はやく逝きたいなぁ、と僕の声だけが響いた。
遠くの空へ
いつか行ってしまうのかな。
でも、それでも私には分かるんだ。
“また何処かで絶対に会える”って。
#遠くの空へ
「遠くの空へ」
私の背中に翼が生えて
遠くへ飛ぶことが出来たら
人生の美しさに気付くことが出来ただろう
でも
それと同時に
苦しいことから逃げ出すだろう
私は
簡単に逃げ出してしまいそうな自分を恐れて
遠くの空へ羽ばたくことを望めない
ある日、僕は夢を見た。
それは、陽も昇り切らない薄暗い明け方に誰も居ない海辺を1人で歩いているというもので現実世界と区別するのが難しいほどに感覚が妙にリアルだった。
音を感じた。
磯に打付ける波の音が周囲の音を掻き消す。
風を感じた。
波風に煽られて髪がたなびき何度も手で掻き分ける。
穹を見上げると1羽の鳥が飛んでいた。
「君みたいに、自由にこの穹を飛びたいよ。」
と、言葉が通じる訳でも無いのにまるで厨二病真っ只中の中学生の樣な台詞を吐く自分を羞恥心が襲う。
すると、その鳥は僕の目の前まで飛んで来た。
その瞬間、僕は反射的に目を閉じる。
怖くて暫く目を閉じていたが
「(あれ、波の音がしない、、風も、、)」
と、先程まで感じていた波の音や風が急に止んだ事に気が付く。
「ドンッ…」
という大きな音が鳴り何かが身体に乗った樣な重圧が一度に掛かり、再び目を開けるとそこには地平線の彼方へと続く蒼穹の大地が何処までも拡がっていた。
「ドクン…ドクン…」
と、同時に鼓動が高鳴る。
まるで、この穹と共鳴しているかの樣に
「ドクン…ドクン…」
と、鼓動は高鳴り続けピタリと止まる。
そこで、僕は目を覚ました。
ある日、僕は夢を見た。
それは、1羽で何処までも遠くへ往く鳥になりこの穹を自由に飛び回る夢だった。
#遠くの空
私には、好きな人がいました。
その好きな人は、
どこか遠くの空の上にいます。
その彼とまた会いたいな、
声が聞きたいな。
手を取ることは出来ないけれど、
また次___、
会えたら、、、
絶対に言うんだ─────。
今日もお空は泣いて笑って大忙し
最近はあんまり情緒が安定しないみたい。
なんだか今の私みたい。
ねぇねぇ もしよければ
私の涙もどうぞ?
それとも私も一緒に泣いちゃおうかな?
お空も私も 心不安定。
お互いお疲れ様だ。
一緒に泣いたら
今度はうんと元気になろうね。
拝啓
-遠くの空へ-
【遠くの空へ】
真っ赤な風船が、抜けるように青い空に浮かんでいる。どこかの子供が手を離してしまったのだろうか、たった一つだけぽっかりと。
青空をゆっくりと、横一文字に飛んでいく風船。河川敷に仰向けに寝転がっていた僕は、思わずそれに手を伸ばした。
人差し指と親指の間にぴたりと収まった風船は、けれどすぐに風に流されて、僕の手の中から抜け出してしまう。ああ、いったいあの風船は、どこまで旅をするのだろうか。
(君のところまで、届けば良いのに)
ネットワークもろくろく整っていない開発途上国へと、子供の教育の普及のためにと旅立っていった君。空港の保安検査場の前、軽やかに手を振った君の笑顔を、ふと思い出した。
果たして今も、君は僕の知らない空の下で、元気に過ごしているのだろうか。
(どうか君の人生が、幸いに満ちたものでありますように)
餞別にと最後に贈ったストールの、君が好きだと言っていた鮮やかな椿の花の刺繍を思い浮かべながら、遠くの空へとどこまでも飛んでいく風船にひそやかな祈りを託した。
お題《遠くの空へ》
想い描く夢ひとつ。
いつか描いた夢は、いつかいつかと遠ざかって泡沫となって、散ってゆく。
それでも夢の翼を描いて、蒼穹目指す鳥になるんだ。
遠くの空へ 思い馳せて
大空に浮かぶ 雲のように
自由に飛びたい その思いは
果てしない未来へ 続いていく
【遠くの空へ】
君はもうここにはいなくて僕だけが残された。
君への想いがこの身体を張り裂くなら一層のこと
君への想いもあの日の思い出も
遠くの空へ溶けて消えてしまえばいい。
ただの抜け殻になれれば
君のいない世界でも存在することはできるだろうから。
『遠くの空へ』
人には学校や仕事、生活の中でもたくさんの悩みを抱えている。私にも人間関係や勉強、恋愛など悩みがたくさんあり、時には逃げ出したくなることもある。考えても考えても答えは出ないと分かっているのに。今までの私はそうだった。でも、1番大切なことは我慢しないことだと思う。
高く高く、鳥のように自信を持って私も空に羽ばたきたい。
時には嫌なことは忘れて、新しい世界に飛びたとう。