『遠い日の記憶』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小さい時、人は死んでしまったらお星さまになる。
という話をよくお母さんからされた。星は輝いている。キラキラと、私の人生とは程遠いくらいに輝いている。
だから私は星が好き。私は星になりたい。
でも人は死んでも星にはなれない。
どうやったら人は星になれるんだろう。
どうしたら私は輝けるのかな。
遠い日の思い出
あれは何だったんだろうか
小さいときに見たあれは。流れ星。はたまた地球外生命体が地球にきていたのだろうか。
今になっても謎のままだ。
「遠い日の記憶」
いつもは履かない
黄色い長靴で家出をした
とぼとぼ歩いて
辿り着いた広い砂浜
山を作ったり…
穴を掘ったり…
お絵描きしたり…
ひとり遊びも飽きた頃
曇り空の下
黒い大きな海を見ていたら
何だか急に怖くなってきた…
″お腹すいた。もう帰ろっ″
帰りはちょっと早歩き
長靴の中に入った砂に苦戦しながら…
遠い昔の記憶。
ぼんやりとしていて思い出そうにも思い出せそうで思い出せない。
まるで輪郭がはっきりとしないピントの合わないぼやけた写真のようだ。
その古ぼけた写真のような記憶はふとした瞬間に思い出すこともある。
それが良かれ悪かれ過去の記憶ではあるもののはっきりとしたものではない。
鮮明に覚えているものはほんの僅かだけ。
小さい頃に親と一緒に遊園地に行った記憶。
浜辺で貝掘りへ行ってずぶ濡れになってしまった記憶。
初めて猫を飼い始めて撫でた時の記憶。
記憶は曖昧であっても思い出として処理されるゆえに少しずつ忘れていくのかもしれない。
セピアに彩られたその古ぼけた写真はいつか静かに消えさるのだろう。
「記憶という古ぼけた写真」
『遠い日の記憶』
あの日を思い出したくない。
そう思うと、その記憶は頭から抜けだすとき
じわじわと染み込んでくる。
その記憶から逃げたいのに逃げられない。
ぽんっと抜けてくれればいいのに。
ただ、目を背けたいと思っていても
心のどこかでは、逃げちゃいけない、が、ある。
こんなジレンマを持った日々も、あったなぁ。
小学生の頃かな、実家に、散歩に行くとついてくる猫がいて、田んぼのあぜ道を一緒に歩いてた。
そしたら、用水路のトンネルになっているところに入っていってしまって、そこから出てこない。
トンネルを覗き込むと、猫一匹がギリギリ通れるくらいの狭さで、中は真っ暗。
その暗闇の中から猫の鳴き声が聞こえるが、呼んでも出てこないし、穴の奥でモゾモゾと動く影が見えるばかり。
トンネルの反対側に回ってみると、しばらく使われていないせいか、泥と草木で塞がれていた。
日が暮れかけて、さすがに心配になり、一旦家に戻り、父親を連れて再び猫のもとへ。
父親が懐中電灯でトンネルの中を照らして、
「向こうが行き止まりなんで戻ってこようとして、体をひねったところで身動きが取れなくなったのかも」
と言う。
「これじゃどうしようもない。明日の朝にもう一度来よう」
後ろ髪引かれる思いで、救出を諦めて家に帰る。
街灯もない薄闇の中、時折聞こえる猫の声。
夜、今もあいつはあの暗がりに閉じ込められて鳴いているのかと思うと、居ても立っても居られなくなったが、大人が諦めるような状況を自分がどうにか出来る訳もない。
あいつ、死んじゃうんじゃないだろうか。
あのまま、あの暗がりで。
心が苦しくて眠れなかった。
…と思いきや、いつの間にかしっかりと眠りに落ちた。
次の日の朝、台所で何食わぬ顔でご飯を食べているあの猫の姿が。
拍子抜けだった。自力で脱出できるんかい!って感じ。
猫なんてこんなもんだよ、と母が言っていたが、その猫の姿は泥にまみれていて、散々もがいた跡が見て取れた。
お前も必死だったんだろうな。
見捨てられたと思ったんじゃないかな。
腹いっぱい食って、ゆっくり休め。
いや、その前に、体を洗わせろ。
そんな、遠い日の記憶。
あいつはもういないが、私の心の中にはずっといる。
入試五日前、校門で四時間も話した記憶は阿呆な宝物
題-遠い日の記憶
昨日までのことで
今日という日に迷惑かけるなよ
な?
遠い日の記憶
あの人を守るために突き放した言葉が貴方だけじゃなくて私にも刺さっているのは何故…?ああもう泣きたい。もう遥か遠くの記憶だと思ってたのに、
遠い日の記憶に思いを馳せてみる。あんなこと、こんなこと。気がつけば現実に戻っている。心は過去だけでなく未来へもワープして想像を巡らすことこともできる。そして、人の思いや感情を思い巡らすことも。心は何て自由なんだろう。
遠い日の記憶
幼い頃の趣味、思い出、使ってた道具、好きだった物。
記憶になくても、もうあの日を感じられなくても。
きっと心の片隅で、ずっと自分を支えてる。
久々に思い出せたあの動画。また調べたら消えていた。
もう一度見たとしても、あの頃には戻れないだろうな。
焼酎二階堂のテレビコマーシャル…
ファンが押しが多いと…
私もファンです…
呑む事は勿論ですが…(笑)🍀
「眼を閉じるだけでじゅうぶんです…」
そんな風な台詞の二階堂コマーシャルがありました
当時夕方再放送のドラマのコマーシャル時間内で見ました
私はまだまだ酒の呑める年齢ではなかったと思います
しばらくすると同じ時間帯
ジャパネットたかたの社長の横で
ダチョウ倶楽部の3人がヤア!ヤア!ヤア!と
3方向のカメラに向けて…(笑)🍀
再放送のドラマは沢山ありましたね✨
あぶない刑事 東京ラブストーリー 探偵物語 お金がない
大江戸捜査網 暴れん坊将軍 大岡越前 3匹が切る
岸辺のアルバム 野々村病院物語 青が散る奥様は魔女
ほんとに…眼を閉じれば…浮かんでくるよ!✴️
たしか…
その二階堂コマーシャルは
タイムマシーンがあったら…なんて言葉で始まったような…
…🙇お粗末様です
眼を閉じれば十分浮かんでくるよ…
父に手を取られて歩いた海岸を
右手に親父
左は母さんでなくて…
俺の一番古い記憶の伯父さんがいた…
普段忙しい親父を一人占めできた…
だから憶えているのかもしれない…
それも伯父さんも一緒に…
伯父さんとは最初で最後だった…
俺が中学入る頃に…
家に帰ると母さんが身仕度してる…
親父のを…
伯父さんがと…
慌ててる母さんに親父が…
慌てるなよ!もう亡くなってるんだから…
慌てる必要はないからと…
次の日の朝 親父は東北に向けて1人向かった…
数日して帰って来た親父は
何にも変わりなくて安心した事を覚えています
親父は伯父さんに憧れてたそうです
親父本人から聞いたわけではないのですが…
それからうーんと俺も大人になって…
二階堂も美味しく呑める年頃へとなった頃に
晩年の親父が誰かに手書きで手紙を書いてた…
夕方に2階の部屋で…
何も声をかけなかった…
真剣過ぎて…マジって思ったよ…
その手紙が誰に宛てた手紙なのか知らない
手紙を投函したかも知らない
知っているのは…
手紙を書き終えた親父が…
俺の部屋に置いてあるウィスキーを呑んでた…
そして…
泣いてた…
誰も気がつかれないように…
圧し殺して泣いてた…
もう聞けないけど…
俺も歳を重ねて親父の歳に近づいてきて…
コロナもあって覚えた1人呑み…
1人チェーン店居酒屋…
深夜1時過ぎから2時間のカウンター隅の1人呑み
目蓋を閉じて思うのは…
覚えて来た景色と…あの日の親父の涙…
そして親父を浮かべ…
誰にも見えないように…
1人涙を…
そして眼を閉じれば浮かぶ暖かな記憶…
子供のために家族のためにほんとに…
親父ありがとうございました。
遠い日の記憶
目を閉じると浮かんで来るのは、
燃える炎が建物の木材を灰へと
変える風景
それをじっと見つめる二人
村々から慟哭の様な悲鳴があちこちで聞こえる。
二人は、何で立って居るんだろう。
何でその風景を眺めて居るんだろう?
彼らは、誰だろう?
目を開けるとぱっとその風景は視界から
消える。
そうして、気が付いたら瞳から涙の雫が
流れていた。
顔を腕で覆って涙を止める
だけど何かが迫り上がって来る
止められないこの気持ちは、何だろう?
「大丈夫?」ふと上から声が聞こえる
寝転がっていた自分の視界を覗き込む
逆さまな顔がある。
私は、身を起こし涙を拭いて立ち上がる。
「行こう!」そう言って私の手を握る
君の手の温もりが余計に私を切なくさせた。
君は、何も思い出せなくて良いんだよ
前世の遠い記憶もあの日の辛い過去も
罰さえも僕が全て引き受けるから
だから君はどうか現世で笑っていたら
嬉しいなあ
【前世】
「ねぇ私達極悪人になっちゃったね」
君が泣き笑いの表情を僕に向ける。
君は、優しいからどんな理由があっても
この状況に納得しないだろう
「君は、僕に巻き込まれただけ全部
僕がやったんだから!」
「でも私のせいで君は、こんな事を
やったんだよね」
「違う君が居ても居なくても僕はいずれ
この村を壊してた。」
こんな....山の神様なんて居るかどうかも
分からない神様に生贄を捧げる風習を
頑なに守って人を毎年殺してる村なんか
無くなって当然だ
君が居なくなる事に何の疑問も罪悪感も
抱かない村の人間なんか大嫌いだ!
【現世】
だから、どうか君は思い出さないで
あの日の遠い記憶は、全部僕が
持って行くから....
だから君は、どうか笑って居て
そして誰よりも幸せになっていて
僕はもう一度君の耳元に囁く
「大丈夫だよ!」
僕の言葉に安心したのか君は、控えめな
笑顔を浮かべる。
僕は、もう一度君の手をしっかりと
握った。
【遠い日の記憶】
兄ばかり贔屓されるのも
妹ばかり可愛がられるのも
夫婦喧嘩の原因にされるのも
全部の原因で元凶にされるのも
全部愛なんだなぁってずっと大切にしまってた
でもそんな記憶は大切にしなくてよかったみたい
やり直したい。全部。
・2『遠い日の記憶』
交番に寄ろうと思ったけど、もうなんだかどうでもよくなってきた。周りに誰もいない、防犯カメラもない、どうせ言ったところで捕まらないだろうし。
会社に連絡して午前休をもらった。
休むほどではないし。
嫌な事があれば
芋づる式に
嫌な事は思い出された。
怒りが記憶を蘇らせる。
もう誰でもいいから私に心から謝罪してほしい。
そう思っていたら向こうから同級生が歩いてきたのだ。
【続く】
「僕の将来の夢は作家になることです。小説を読んでいるとき、僕はその物語の主人公になったような気分になります。ドラゴンを倒してお姫様を助けたり、怪盗になって厳重な警備を突破して宝石を手に入れたり、時には病気で好きな人の最後に立ち会ったり……現実ではなれない自分を物語を通して追体験させてくれるような気持ちになります。勉強勉強の毎日に正直、僕は今、学校生活があまり楽しくありません。ですが小説を読んでいるときは、そんな現実を忘れさせてくれます。だから、僕は作家になり、僕みたいに現実にうんざりしている人を救いたいです。」
小学生の時の課題:将来の夢 より
―――昔一度会ったことがある
また会えて。こうして再開して。
よかったなって…
遠くで鳴った雷に
呼び起こされたそれは
遠い日の記憶
夏祭りの夜
林檎飴をせがむ私の手を握る父の手
雷と共に降り出した雨
私をおぶって駆ける父の
足元で跳ねる泥の音と大きな背中
もう思い出にしかない父の姿
遠い遠い日々の残滓
テーマ『遠い日の記憶』
遠い日の記憶
なぜか銀河鉄道999が思い浮かんだ。
言わずとしれた松本零士さんの長編漫画だ。漫画は読んだことはないが、アニメで見た記憶がある。
「鉄郎。999に乗りなさい」というメーテルのセリフが印象的だ。
たしか、主人公の鉄郎が永遠の命を得るため機械の体をタダでくれる星を目指してメーテルと一緒に999に乗り旅に出る話し。
鉄郎は、999が途中停車する多くの星でさまざまな人や動物、機械の体を持つ人などに出会い、考え方や生き方、価値観の違いや差別、人の優しさや勇気に触れ合れあい人として成長していく。そして、終着駅でなぜ機械の体が欲しかったのか考えるが、成長した鉄郎にとって機械の体を手に入れることは意味をなさず、遠い昔のことになっていた。
調べたらまあこんな感じ。
鉄郎にとってメーテルとの旅は、辛いこともあったけど濃厚な楽しい思い出。最初の目的は何の意味もない遠い記憶でしかないのかもしれない。
記憶も思い出でも昔の経験だけど、記憶は辛かったり暗いイメージ。思い出は楽しく明るいイメージ。これからは良き思い出をたくさん作っていきたい。
会いたいって言ってくれた
夜遅くても会いに来てくれてた
今となっては遠い記憶‥