『過ぎ去った日々』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
全て忘れて過去に戻りたいと何度も願った。でも、この世には、タイムマシンなんてないんだ。過ぎ去った日々は決して戻らない。だから、前に進まなきゃ。そう思ってるのに、僕はまだ過去に住んでるままだ。いつまで思い出を振り返るつもりなんだろうか。
昔暮らしてた街を歩いた
よく散歩した公園とか
住んでたところの近くとか
思い出がたくさん落ちていて
拾いながら歩いた
空の色や風のにおいも
あの頃のままで
あの時の言葉の意味を
急に理解してみたりして
どれも色あせる事なく
いまだ鮮やかで
刺さるような感じがした
「去年は職場ネタ書いたわ。『オツボネのクソ上司にも過ぎ去った昔があるんだよな』みたいな」
それ書いてから1年だってよ。なんならこのアプリ入れてから375日だってよ。早いよな。
某所在住物書きはそれこそ「過ぎ去った日々」を想起し、ため息を吐いた。よく今まで続いたものである。
「日常ネタが長期連載に耐え得るのは分かった」
事実、現在の作風と主要な登場人物は、去年の3月からあまり変わっていないのだ。
「……問題は俺自身の引き出しの少なさだわ」
まぁ、「みんなの作品」見れば確実に勉強になるけどさ。俺より秀逸で良い作品見ると、嫉妬するんよな。
ぶつぶつ。物書きは呟き、天井を見上げた。
――――――
3月6日投稿分の「絆」から始まった図書館のおはなしの、これがいわゆる最終回。
昔々、年号がまだ平成だった頃、都内某所某図書館に、都会の悪意と忙しさと距離感に揉まれて擦れた雪国出身者が、非常勤として流れ着きまして、
名前を附子山といい、正職員の付烏月、ツウキという男に目をつけられました。
「人間は、敵か、『まだ』敵じゃないか」。
まるで人を救う薬のチカラを持ちながら「人間嫌い」の毒を呟く附子、トリカブトのように、
すべての人間を嫌って、疑って、恐れる附子山。
付烏月はこの興味深い、新しいおもちゃに、「誰が怖くないか」を推測する方法を吹き込みました。
脳科学です。人の心の覗き方を教えたのです。
「人間は、敵も味方も『頭』で説明できる」。
けれど附子山の人間嫌いも人間不信も、ちっとも、ほんの少しも、改善しませんでした。
ここまでが前回のおはなしです。
で、今回です。時は進んで新年度です。
附子山は非常勤の契約を更新せず、付烏月にさよならも言わず、1年で図書館から去りました。
「仕事すごく早かったのに、もったいないよね」
付烏月の隣で司書さんが、お昼ご飯を食べつつ電話番もしながら、ポツリ、言いました。
「ひとりで黙々仕事して、たまに受付業務して。愛想さえ良ければ附子山さん、すごく向いてたのに」
「重傷過ぎたんだよ」
新しいおもちゃが消えたのに、ニヨロルン、付烏月は相変わらず悪い笑顔して、サンドイッチをぱくり。
「仕事、向いてるのは、向いてたんだろうね。でも『今』じゃなかったんだよ」
過ぎ去った日々を、付烏月はじっくり味わいます。
附子山と視線を合わせて「絆」の話を、または「もっと」の仕組みを、あるいはストレスの恐ろしさを吹き込んだのを、高解像度で、思い返します。
都会の荒波にさらされた雪の人、附子山にとって、図書館に来る大勢の不特定の他者は、揉まれ擦り切れた心の傷への火の粉か塩でした。
降りかかる火の粉を減らすため、増える心の傷を減らして治すために、附子山は離職し、避難したのです。
きっと次の職場で附子山は、付烏月が吹き込んだ脳科学を武器に、もう少し上手く世渡りするでしょう。
ああ、そして附子山は、あの無垢で根は優しい筈の雪の人は、いつか人間嫌いと人間不信の雪から抜け出して、どこかで真に芽吹き、花を咲かせるのです!
「ああ、見たい、附子山さんの花の色、見たい!」
ニヨロルン。付烏月はとても悪い笑顔で言いました。
「付烏月さん、やってることは『心に傷負った人に寄り添ってサポート』って、すごく善いことなのにね」
「なぁに?」
「動機が不純過ぎるんだよね。単に『自分が闇堕ちからの光復帰がヘキ of ヘキだから』だもんね」
「俺、ヒトサマにメーワクかけてないよ。なんにも悪いことしてないよん」
「そうじゃなくて」
「俺のヘキ、君の地雷?アナフィラキシー?」
「そうじゃなくて」
「過ぎ去った善良な日々は、キレイな花の良い養分になるんだよん……」
「はいはいヘンタイヘンタイ」
図書館を去った附子山の人間嫌いが治る日を想像して、付烏月はその日も図書館でせっせとお仕事。
ちなみに離職後の附子山は、都会の歩き方を少しずつ覚え、「藤森」に改姓する「諸事情」を経て、
約十数年先の現在、次の次の職場で親友と後輩に恵まれて、まぁまぁ幸せに暮らしておりましたとさ。
そして、物語は過去投稿分、3月2日〜5日あたりのそれに繋がるのですが、
スワイプも面倒なので、気にしない、気にしない。
過ぎ去った日々は、私の心を支配する。
〈過ぎ去った日々〉
昔の色々事を思い出す
だが過去には戻れない
楽しかった事も辛かった事も
そんな思い出は遠い記憶の中に
今も残っている
忘れようとしても忘れられない事が
心の片隅にひっそりと
静かになった時に頭に浮かぶ
今日、私は3年間お世話になった学校を卒業した。
1学年でたったの40人弱、全員の名前が読み上げられるのはあっという間で、式自体はすぐに終わった。
友人と写真を撮って、解散。
帰り道は少しだけ寂しくて、友人から貰った手紙をひっそり読んだ。
過ぎ去った日々は帰ってこない。
けれど、それらは大切な思い出だ。
それが、自分を少しだけ強くしてくれるような気がした。
〖過ぎ去った日々〗
あの子、人の彼氏狙ってるらしいよ?
え、まじ?さいてー。
あの子、先輩と付き合ってるって嘘ついたって。
まじ?嘘つくとかやばすぎ、
あの子、前の学校でいろんな男の子と遊んでたんだって!
うわ、そんな子やだわー
あの子、裏で仲いい子の悪口言うんだって、やばくない?
え、最悪じゃん、話しかけるのやめとこーよ。
あの子が、、あの子が、、
嘘ばかり言いふらされて、省かれて、冷たい視線浴びて、たくさん苦しんで泣いたのも全部過去のこと。
昔住んでいた街を歩いた
思い出を拾いながら歩いた
過ぎ去った日々。今まで無意味に過ごした時間を思うと涙が出ますよ。でもこれから時間を有効に使えるかと言ったらノーなんですわ。
どうにも今までの人生で怠け癖ってやつがついちゃって基本だらだらとしか生きられない。
理想の自分はいるけどその自分になるための行動ができない。だってだらだら生きたほうが楽だから。
こういう考え方や生き方を決めるのはやっぱり教育だよな。もっとまともな親がよかった。
私 3月1日をもって
高校生を終了してました
高校生活を通して学んだことは
たった3年の中で
大切な人を作るも作らないも
どちらでもいいということ
ただ、
せっかく出会った人たちとは
他人じゃなく知人になっておいた方がいいということ
人間関係を上手く築く
練習台にするべき場だったなと思う
過ぎた日々を思い返して
懐かしむなんて私はきっとしないけど
そういうことが出来るってことも
その日々があったおかげ
あとひとつ
馬鹿に真面目にならないで
少し校則破っちゃってもいいってこと
ありがとう
3年間の知人たち。
_ ₁₆₂
『過ぎ去った日々』
私もわかってはいるんだ。
過ぎ去った日々は、戻らないこと、やり直せないことを。たらればの話は言いたくないと美学を話しながら‥今だに過ぎ去りきれない地点に心があることも確かなんだ。
◆過ぎ去った日々◆
過ぎ去った日々を巻き戻して
あの時のあの事を変えることができたなら
大きな病気や怪我をして
今、辛いだろうあの人を助けてあげたい
でも、あの人は
出来なくなったことを嘆く訳でもなく
出来ることを真摯に努力して
ちゃんと生きている
そして日々を楽しんでいる
過ぎ去った日々は
辛いだけじゃなく
愛おしい日々でもある
過ぎ去った日々を変えることはできないが、過ぎ去った日々に意味を与えることはできる。
高校の時、物理の先生が語った言葉だ。寡黙な先生で授業は単調。ボソボソ話しながら公式を板書していく。決して面白い授業ではなかった。周りのみんなは授業を聞かず、内職をしていた。
わたしは先生がたまに話す哲学の話が好きで先生の授業が好きだった。物理というよりは哲学が好きだったのだ。
授業の半分以上がナチス・ドイツとハイデガーの話の時もあった。聞いていたのはわたしだけだったかもしれない。先生は物理の話より哲学の話の方が好きだったようだ。
先生は私が高3になる時に隣町の高校に異動となった。出世には全く興味がなさそうだったので、一物理教師として定年を迎えたと思われる。
高校を卒業して30年たつが、今でも先生の話した言葉が頭に残っている。
無意味に過ごしてしまった20代後半。あの時代を今更後悔しても変えることはできない。が、あの時代があったから今がある。と言えるよう前を向いて頑張りたい。
思い出すなかれ。
今日の自分は過去の自分と別物。
もっと言えば、1秒前の自分と今の自分も別物。
毎秒が新しい人生であり、冒険である。
羽ばたいていけよ!!!!!
お題・過ぎ去った日々
題名・時差
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今日、俺の卒業式。
泣いていはいなかった。めちゃくちゃに楽しい日々だったけれど、友達やクラスメイトが大号泣しているのを見ていたら、特に泣く気持ちにならなかったのだ。
映画で隣の人が泣いているのを見て、なんとなく気持ちが冷めるような感覚とにている。
「卒業式早すぎるよ゛…。」
ズビズビと花を啜りながら抱き合っている女子群達。この中で一人普通の顔しているのも、なんだか薄情な奴な気がしてくる。
そうして、卒業した俺らは別々だったり、たまに同じ道を行く奴がいたりとか、そんな感じで別れていった。
ーーーー
三ヶ月後、春休みも終わり、大学へ行く日々が始まる。バイトも掛け持ちして自由に使えるお金も増えて、結構充実した毎日を送っていた。今日も大学へ行った後、バイトをして帰る予定だ。
「…あ」
上履きを忘れた日、先生に借りたまま返していないのを思い出す。クローゼットを漁ると、奥の方から埃をかぶってでてきた。
バイトの後、返しに行くことにした。
ーーーー
「いやー久しぶりだね、元気してたか?」
先生に会って上履きを返した後、結構長めの立ち話をして帰路に着く。学校に通っていた時に通った道だった。友達とバカ話ししたり、田んぼのカエルを捕まえてビビリなクラスメイトを脅かしに行って、返り討ちにあった後仲良くなって、それから…、
「…大人になりたくないなぁ」
今の気持ちはきっと、お爺さんになっても忘れないような気がした。
さようなら
後ろは見ない
明日から
新しいわたし
過去に決別
今日のテーマ
「過ぎ去った日々」
過ぎ去った日々というとなにを思い浮かべるだろうか。
私は青春を思い出す。
楽しかったこと、辛かったことなどを考える。
私はまだ青春を謳歌していない。
まだ青春を感じたことがないとも思えてしまう。
例えば推していた人が先日12周年を迎えた。
ずっと見ていて面白さは変わらず、時が経つのは早いなと思った。そこで考えてみた。
過ぎ去った日々とはこういうことなのだと。
楽しいすらも忘れてしまうほど楽しませてもらってる。
それはいいことではないかと私は推測する。
長年見てきたからこそ変わったものがある。
だけど面白さと毎回スマホに釘付けになるのだけは変わらない。戻れるなら過去に戻ってみたいものだ。今じゃ考えられない日々が私達を待っているのかもしれない。
悲願の神域
簡単に言えば、生と死の狭間
荒神っていう神様が気分転換につくった世界みたいなものだよ
「そして君は死ぬ一歩手前に荒神さんに連れてこられたってわけ、おわかり?」
目の前の男性はそう意地悪げに微笑み言った
男性とは思えないほど華奢で綺麗でも性格が終わってる。恋愛対象になる事はないだろう。
まぁ、男性という時点で可能性は無いが…
話を戻そう
私はつまり死にそうになっていたと
理由は過労死
Theme.過ぎ去った日々
君と一緒に過ごした日々は、
私にとっては幸せだったよ?
君にとっては幸せじゃなかったのかな?
君は過ぎ去った日々なんかどうでもよかった
といいたいのか。
2017年
キキッードゴン
「誰か救急車を!」
ピポーピポー
僕は意識を手放した。
2028年
パチッ
僕は目を覚ました。目の前に移るのは歳をとった母とメガネをかけている医者。
「おはようございます。四季くん。11年前のこと覚えていますか?」
『車に轢かれたことですか?』
「そうですね。記憶はだいじょぶみたいです。お母さん。」
「ほんとですか!それは良かった!」
「記憶が正常なのでリハビリを初めてもだいじょぶそうです。」
そこからはリハビリをして昔の友達と会っての繰り返しだった。
『来てくれてありがとう。真斗、修一。』
「四季、お前変わったな。イケメンになったな」
「ちょ、俺より身長高くねぇか」
『俺177』
「えっ、俺169なんだけど、、」
「はっ、残念残念」
「真斗お前は180超えてるもんないいなぁー」
僕はついこの前まで真斗、修一と一緒に居た感覚があるけど、あっちは僕がいない11年間という長い年月をすごしてきたんだな。
最近は真斗や修一、クラスメイトの人達から僕がいなかった時の話をされるんだ。楽しいけど悔しい、
僕がいないこの世界で過ぎ去った日々がどれほどのものか。
僕は実感していた。