『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
過ぎた日を思う。
大好きなお友だち。大切なお友だち。沢山遊んで、楽しかった。その子は遠い何処かへ行ってしまったらしい。
かわいいお友だち。笑顔が素敵なお友だち。沢山話して、喧嘩して、いつの間にか近くに居るのに遠くに行っちゃった。
沢山遊んで沢山話して、次は君達の番、一緒に遊ぼう?」
、、、ふと、時計を見て小説をとじる。
あの頃は楽しかったなぁ、、、
少し悲しくなり友達が一人も居ない私は目を閉じる
図書館から出て、いつも通りの道を通り、一人寂しく家まで歩いて帰る。
心の底から小学生に戻りたい。
そう思った。
「すぎた日を思う」
時々頭に浮かんでくる。
美しいあの頃
一緒に笑いあってくれるヤツら
一緒に泣きあってくれるヤツら
浮かんでくるもの全てに
青春の香りがした。
全てが輝いて見えて
ネットに流れるすさんだ世界には
他人事のように遠い目で見ていた。
でももう他人事ではなくて
癒し合うアイツらはもう居ない
校舎の中で
俺だけ残して塵となった
もう俺には光がないんだ。
もう一度同じことを分かち合う
最後の手段
俺は火に飛び込んだ。
教室、窓側の席
ぼくは、机に頬をつきながら外を眺める
校庭にみえる木々は紅や黄色く色づき、放課後の茜色に染まる空の色と相まって、すっかり秋の景色になっていた
秋は好きじゃない
帰り道に感じる金木犀の匂い
ひらひらと落ちるイチョウの葉
少しづつ肌寒くなっていく気温
この季節は、どこか寂しさを感じさせるものばかりだ
暑い夏に寒い冬
分かりやすい2つとも
出会いと別れの春
ってほど何かある訳でもない
淡々と過ぎていく秋
ぼくはそっと目を閉じ、想いを馳せる
『過ぎた日を想う』2023,10,07
過ぎた日を想うことなく ただ今を生きている
どうしたら跡形も無く 何も残さず消えてゆけるのか
過ぎた日を想うことなく ただ毎日をやり過ごしている
どうしてたった今も 私は生かされ続けているのか
君に出逢った あの日から
僕の中に芽生えた 小さな芽。
君をことを知るたびに
優しさに触れるたびに
愛するたびに…
まるで 水をもらったみたいに
君への想いを咲かせていく。
だけど いつからだろう
満たされて 満たされて 満たされて…
いつのまにか その花は枯れていく
大好きだった あの笑顔を忘れながら…。
その花は思う
もしも 生まれ変わって
また出逢えたら
次は 優しい雨になりたい…
君を笑顔で満たせる そんな雨に。
ホコリにまみれた そんな純愛を抱えて
その花は ゆっくり ゆっくり枯れ果てる
過ぎた日を想いながら。
- ドライフラワー -
「今」以外は全て過ぎた瞬間で過去だ。
想うことも想い始めはもう過去だ。
過ぎた日を想うというのは
一瞬一瞬に出来上がる過去の記憶を
時間で区切って「一日」としてまとめたものを
一日もしくは複数日をその頃として思い出すこと。
今を費やして頭の中で過去の追体験。
楽しい記憶だろうが悲しい記憶だろうが
自分の意思でやりたくてやってる時はいい。
けど、思い出したくもないのに
不意に勝手に始まるのは勘弁してほしい。
あれ、ホント何なんだろ。今がもったいない。
想わねば本日
何をして、何を思ったのか。何を得て、何を失ったのか。どんなことを成して、どんな失敗をしたのか。昨日のぼくはどう生きたのだろうか。
ぼくは昨日を想う。朝に目を覚まして見た天井の染みから、寝る前に視界を横切った蝿の腹の模様まで、全部を想う。ひとつひとつを丁寧に、決して落とさないように。
そんなふうに想う間に、気づけば空は夕焼けに染まっている。橙は紺へと流れて、太陽は退き月に身を譲る。
はっと目が覚める。天井の染みが目に映る。私は慌てて昨日のことを思い出す。決して落とさないように、丁寧に。
ドラムを舐めていたあの日、ライブで最悪な演奏をした。
中1の頃、バレンタインライブ というライブである曲をやった。
友達にギターやらない?と言われてやってみたがどうもうまくいかなくライブ2週間前にドラムにする!と言い ドラムの練習をしていた、が小テストの勉強 期末の勉強 とありあまりドラムの練習時間を作れなかった。
結果、ライブは私のせいでボロボロ
いや、私だけではない。全員ボロボロだったと言える
そんなあの日を思い出して私は今日もクリスマスライブまで練習をしている。
もう、先輩方にがっかりしてほしくないから
─過ぎた日を想う─
どうすれば良いのだろうか。
幸せだった生活を懐かしむこの気持ちは。
君と過ごした、楽しい日々を想うこの気持ちは。
どこに捨てようか、誰に譲ろうか。
毎日考えて、でも意味なくて。
楽しかったのは事実で、
好きだったのも事実で。
過ぎた日を想うことが、
無意味だというのもまた事実で。
どうすれば良かったのかな。
どうすれば幸せだったのかな。
どうすれば、笑っていられたのかな。
全ては君しか、解決出来ない問題。
僕だけでは、どうにも出来ないんだ。
題名【無力な僕】
懐かしい歌に
懐かしい香りに
ふと気づけば
意識は遠い過去に
小旅行
痛みも消えた
輪郭だけの過去は
ただ懐かしく
そこに静かに
横たわっている
その時には
分からなかった
気づけなかったと
自分のものさしで
意味を後付けし
今を生きている
あの痛みも
あの苦しみも
全て
無駄ではなかったと
「過ぎた日を想う」
過ぎた日を想う
世界はきらきらと眩しくて、何にでもなれると思ってた。
空だっていつかは飛べるかも。空想でいっぱいだった小さな私。
それから少女になって、大人になって、ままならない世界の色の深さと複雑さを思い知る。
私は他の誰にもなれなくて、持っているのはこれしかない。私は私と手を繋ぎ、その手の力を強めていこう。
今はまだそんな余裕はないけれど、いつかは辿った道を振り返り、過ぎた日を眩しく想う時が来るかもしれないね。
ほんのひととき想いを巡らしてみた、ある秋の日の午後のこと。
#49
あの日。
僕がキミの手を掴まえていたら。
行かないでくれ、と引き止めていたなら未来は変わっていたのかな。
何度も夢に出てくるんだ。
僕のせいだって、周りから責められ続ける悪夢を。
あの日をやり直すことはもうできない。
過去にはもう戻れない。
嘆いても、何も変わらない。
こんな僕を見たら、キミは何と言うだろうか。
呆れた顔をするだろうか。
一緒になって落ち込む優しさもあるから、もしかして涙を見せるかもしれない。
キミのことを思い出すのは決まって悲しい顔だ。
僕の思い出の中のキミは寂しそうな表情ばかりだよ。
これも僕のせいなんだろうな。
キミを幸せに出来なかった、僕の責任だ。
そんな僕は、辛いとか苦しいだなんて思っちゃいけないんだ。
過ぎたあの日を尊ぶことで赦されることじゃないけれど、
今日もキミの悲しげな顔を思い出しては自分を戒めるようにするよ。
︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎小さなあの子と僕の記憶︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎
眠い目を擦りながら重い瞼を開ける。
開けると僕の視界には不向きな自然の光が、
差し掛かる。
そう、嫌でもかってくらいに眩しすぎるこの光。
夜が明け、
朝が来たんだなって改めて思う。
昨晩ずっと、前に僕の窓に
訪れたあの子の事を考えていた。
その鳴き声で僕は
苦しい朝も
憂鬱な朝も
耐えられたから。
感謝してるからまた会いたい。
君の姿が変わったとしても、、
今は何も考えず、あの子の事だけを
考えている。これが恋心というものなのかな。
今日もまた布団の中で
キミの存在を知ったあの日を、
あの遠くに飛んでいってしまった
過ぎた日を想う。
終。 #002 「過ぎた日を想う」
過ぎた日を想う
今、彼と別れてきた。交際期間、四年。何故、別れたか?私にもよくわからない。ただ言えることは、もう彼を愛していなかった。
四年前、同じ大学の心理学の時間、たまたま隣に座ったのが貴方だった。朝までアルバイトをして、心理学の授業は眠ってしまい、ノートを貸して欲しいと言われた。連絡先を交換し、後日、ノートを返してもらうために、一緒にご飯を食べに行った。
それから何度か会い、付き合うことになった。
一緒にディズニーランドに行って、
「やっぱり、シンデレラは可愛い」
と言うので、私はシンデレラが嫌いになった。
初めて温泉に行った時は、私の浴衣姿を見て
「可愛いよ」
と、言ってくれた。
優しく包み込んでくれる夜が好きだった。
一緒に笑ったり、時々、喧嘩したり、彼しか見えない日々が続いた。
過ぎた日を想う。
たくさん思い出はあるけれど、何故か彼のことが愛せなくなった。お互い、そうだったと思う。私が別れを告げた時、彼はほっとしたみたいだった。
今までありがとう。
貴方を本気で愛していました。
いい人を見つけて幸せになってね。
さようなら。
たくさんの思い出
たくさんの後悔
全てを握り締めて
今日もあなたとの日々を
もう戻らぬ日々を
想い過ごします
【過ぎた日を想う】
人付き合いは、嫌いやないけど苦手なんやと思う。
おはよー!あれ、昨日休んどった?
うんーちょっと熱出て
えー大丈夫ー?
最初はなんとなく上手くいくけど、ボロが出る。
ハーフとか 空気読めへんとか 単に合わんとか
そんなシンプルな理由で上手くいかへん。
我ながらとっくに人嫌いになっててもおかしないんやけど。
なにそれ!笑
天然やんな〜
ツッコミやめて笑笑
周りの人に恵まれたから、人と関わる楽しさを知ってしもとる。理不尽な理由はわからへんけど、無意識に人を傷つけるとかはしたないから、空気読めへんのは直したかった。
新しい環境。新しい人。
過去を振り返ったらしんどい思い出もある。
そやけど関係あれへん。今には全く関係あれへん。
今だけ見とったらええ
後悔ばかり想い出す
すぐにいいことが出てこない
これは性格なのか脳の癖なのか
過ぎた日を想わず
楽しい未来のことを考えよう
過ぎた日を思う (10.7)
え?——あぁ、ごめんね。“ブックストア”って私のあだ名だったから。小学校の頃の。
ちょ、ダサいとか言わないで。
呼んでたのは一人の男子だけだよ?「ブックストア、今日読んでるのは何の本なん?」みたいに、毎日私の読書に干渉してくるだけ。
別に悪口じゃないし困ってなかったけど、ある日宿題で
「嬉しかったことも、嫌なことも、今のみんなの気持ちを教えて」
って作文を渡されたんだ。それで——何となくあだ名のことを書いたら、すぐ呼び出されちゃって。
ほら、あの頃いじめとか問題だったじゃん?だから、仕方ない。
でもね。
次の日名字で呼ばれたら、肺が急にちっさくなって息が苦しくなったの。視界がじんわり滲んで、よくわかんないけど嫌だーって。
先生はからかってると思ったんだろうけど、私にとってはアイツからの“特別”のしるしだったの。些細な会話の繰り返しが、私の大好きな時間だったんだよ。
彼にとって私ってなんだろう。
都合のいい女?
「……みじめだ」
私はまたお酒を流し込んだ。
"過ぎた日を想う"
いつだって後悔ばかりが想起する。
あのときこうしていればとか。
あのときこう言ってあげていればとか。
ああ、間違ってしまったなと、苦く思うのだ。
でも幸せだったことや、楽しいことだって、後悔と同じ数だけあるのは確かで。
だから僕はたぶん。
間違ってばかりでもなかったはずだし。
それが間違っていたかどうかは、きっともっと後になって噛みしめることになるのだろう。
過ぎた日を何度も想いながら、今日も僕は今の僕だけができる選択を、どちらがいいだろうと天秤にかけている。
【過ぎた日を想う】