『通り雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
題【通り雨】
昨日の続き❤️
(登場人物→すみれ、葵、ふうま、ひなた)
×
(登場人物→莉緒、和樹、隼人、太陽)
「雨が降ってきて焦ったけど良かったですね。葵」
「そうだね~。」
「通り雨だったんだ。」
「僕ね!通り雨って知ってるよ!」
「そうなんだ。すごいね、和樹くん。」
「ごめんね💦瀬川くん。」
「?良いよ。僕、年下の子、大好き。」
「俺もだよ、莉緒ちゃん!」
「ありがと。」
「早速、高校の道案内と、文化祭を回ろ!」
「そうだね。よろしくね。えっと、ひなたさん?」
「そうだよ。君は莉緒ちゃんだよね?」
「うん。」
「あと、ひなたくんで良いよ。こいつらも、くんとちゃん付けで!」
「そう?」
「うん。全然良いよ❤️」
「私もあまり気にしません!」
「俺も。」
「じゃあそう呼ぶね!」
「OK~!じゃあ、早速レッツゴー!」
「「「「「「おー!」」」」」」
「最初はやっぱりお化け屋敷だよな。」
「おー、分かる?太陽!」
「あぁ。俺、お化け屋敷大好きなんだ!ひなたもなんだね。」
「お、お化け屋敷か。」
「天宮さん、怖いなら俺と一緒に入ってみる?」
「良いの?」
「うん。言ったじゃん!僕が守るって。」
「そうだね。」
「姉ちゃん!俺とも回ろう?」
「はいはい。」
「私達はすみれ、葵、ふうまで回りましょうか。」
(お化け屋敷は)
「そうだね❤️」
「じゃあ、みんなで行こう!」
「よし!レッツゴー!」
「怖かった…。」
「天宮さん泣いてたもんね。大丈夫?」
「うん。大丈夫!」
「姉ちゃんってビビりなんだね!」
「うー、ごもっともです。」
「太陽!怖かった?俺は全然大丈夫だった♪」
「俺も大丈夫だったよ。クオリティが高くてすごいね。」
「俺も思った!」
「きゃー!?!?腕触られました~!!」
「だ、大丈夫?すみれ。」
「怖かったんだね。すみれ泣いてるし…。」
「ないでまぜん~!」
「泣いてるやん(笑)」
「はいはい、怖かったんだね。」
「わーん!ありがとう!葵!」
「あはは。次はどこ行く?」
「(莉緒)私はどこでも良いよ。」
「(隼人)俺は射的行きたいなー 。」
「じゃあ、行っちゃおー!射的!」
パンッ!
「取れた!」
パンッ!パンッ!パンッ!
「また、取れた~!?」
「すごいね!隼人くん!」
「うん。人物は得意なんだ。」
「瀬川くんは、完璧だね!」
「そう?ありがとう。あとさ、」
「?どうしたの、瀬川くん。」
「俺のことさ、次から隼人くんって呼んで?」
「えっ、でも!」
「お願い!」
「良いの?」
「うん。天宮さんに呼ばれたいんだ!」
「ありがとう。あと、私も天宮さんじゃなくて、莉緒で良いよ!」
「分かった!莉緒!どうかな?」
「いいね!あらためてよろしくね!」
「うん。」
明日はさらに、さらに続き❤️
「五分前まではすっごく降ってた」と青空睨むきみの髪を拭く
題-通り雨
#21 【通り雨】
沖縄ではさ、通り雨のことを「かたぶい」て言うわけ。
「片降り」が訛ってるんだと思うんだけど
沖縄は島だからさ、天気が良かったらだいたい南風(ふぇーぬかじ)が吹いているわけ。
そんで太陽(てぃーだ)さんに照らされた海から、すぐ雨雲が湧いてきて、さーっと降ってすぐ通り過ぎていくんだよね。
多かったら日に2回とかね。
晴れてるからすぐ虹が出るし
かたぶいするの、とっても好きだった
すぐ止むし、どうせ晴れるからすぐ乾くし
傘とかわざわざささない人がほとんど
沖縄の人が、内地のゲリラ豪雨とか、近年の暴力的すぎる夕立とか遭遇したらびっくりするはずよ。
沖縄の通り雨(かたぶい)は、あったかくて、さーっと通っていくんだよ。
内地の通り雨 はなんだか、冷たくてザァザァ降るようなイメージになっちゃったな。
詩(お題)
『通り雨』
通り雨なら雨宿りして
運がよけりゃ虹が見れるかな?
通り雨なら濡れてもいいな
透けた下着に君が困るかな?
通り雨なら良かったのに
人生は急変する
通り雨なら笑えたのに
さよならの雷鳴だ
些細なことから
もつれてゆく
だから、
通り雨とおにごっこ、しよ!
君の傘は小さい。いや、俺がでかい。
朱色の傘を二人で分け合う。
分け合うと言いつつ大体は俺の肩が占める。
なんなら傘から少しはみ出ている。
君は申し訳なさそうだ。
俺も申し訳なくなる。
せめて、と思い俺が傘を持つ。
君の歩幅に合わせてチマチマ歩く。
周りから見れば滑稽だろう。
君はいつもなら乗らないバス停に並んだ。
ちょうどバスが行った頃らしい。
屋根の下の長イスに座る。
君は傘を畳みながら、今日はすみません、と言う。
俺の方こそ、と言う代わりに、お礼を言った。
あなたと帰れるの、嬉しかったです。
君はきょとんとする。
自分の鼻息が荒くなってないか不安になる。
君はちょっと笑って、次は大きい傘を買います、と言った。
バスに乗り、君と違う駅で降りる。
帰り道、君の言葉を反芻する。
反芻しながら、雨の中、踊り狂うように走って帰った。
題:通り雨
最近傘の出番が増えたと思う 晴れてたのに急に暗くなってきて ザーっと通り雨が降って来るし 真冬以外は日傘も欲しい… これからもお世話になります「晴雨兼用折り畳み傘」さん!
ポポヤ
急に雨が降って傘を持ってなかったから雨宿り
そしたら私と同じ状況の人が先に居て、なんだか気まずい
「急に雨が降ってきましたね(笑)」
そう話しかけてくれた彼
思ったより会話が弾んで楽しかった
このままずっと雨が続けばいいのに。
でも実際そうはいかなくて、
「それじゃ、さよなら」
そう言って去る君
君の背中を見てまたどこかで会いそうだと勘が…
_通り雨
晴れなくていいから
曇りになってよ。
通り雨ってつよく降ってすぐ止む雨のことなのかな
そういう雨って面白い 外にいるときそんな雨に出会ったら楽しくなる 雨はほどほどが魅力的
最近多い通り雨 勿論、湿気で髪はうねるし傘さすのは面倒だしで大変だけど
その代わりに夕焼け空がいつもと違う表情を浮かべるのが好き
時々顔を出す虹が好き
雲の気分が目に見えて好き
、、意外と通り雨って良いところも沢山あるもんだね。まぁこれからは見れなくなるけど。
『通り雨』
私は15年目のうつ病から
双極性障害と診断変更された
つい2週間ほど前の出来事だ
そしてこれは脳の病気だ
鬱は10人にひとり
双極性障害は100人にひとり
別に珍し過ぎる訳ではない
が
自殺リスクはとても高い
そして
それらを理解していても
防げないことが多い
何故ここまでそれまで診断が遅れたか?
それは周りにも医師にも
自分を偽っていたからだ
これは…
私のスペック
産まれた瞬間から望まれなかった私を
守るためのスペック
見事に、赤ん坊の時から発動した
どうでもいい人には通用した
丸々と太って、可愛げもない容姿でも
良い子だね!可愛いね!と
大人になってもいい人、明るくて元気な人!と
『通り雨』のように
ただ嵐が去るのを待つ
笑っていれば、良い子にしていれば
いい人を演じれば…
親が大人が、教師や友人や
私にとっては大切だと思う人には
嫌われない
それらを本能的に知っていたし
反射的にこなせる
だから診断が遅れた
だが
遅れた分、反動が著しい
もうスペックは発動しない
もう反射的にこなせない
これ以上を超えると入院だろう
わかっていても
もう無理かもしれない
もうそこまできてるけど
多分、次の受診も偽りの私を演じると思う
こんな気分も
『通り雨』のように
過ぎ去ってくれたらいいのに
そして虹が見られたら最高だろうな
でもさ
なんか…もー苦しいや
「通り雨」
小さい頃、通り雨の時は
ネズミさんがお嫁にいってると教わった。
今でも、通り雨が起きる時は
お嫁に行ってるんだなぁ〜って思ってる。
幸せに♡
梅茶々
通り雨…
娘と自転車で買い物に行った時思いだす
通り雨どころではない、スコールだったけど
小学生の娘に大丈夫?もうちょっとだよーと声かけると、ママも大丈夫?って2人で笑いながら
走って、お店で雨宿り…
あの頃から、ママ大好きの娘が大人になり、
結婚し…やがて娘も母になるんだろうな
懐かしい場面が浮かんだ
突然の夕立に、人気の消えた商店街の軒先で雨宿り。
通り雨だ。すぐ止むだろう。
先客がいた。うずくまる三毛猫。
恨めしそうに雨空を見上げている。
「お前も雨宿りか」
「にゃあ」
間違いなく、猫だ。
「次の取引先の客を待たせてんのに、こんなところで足止めだよ。びしょ濡れじゃマズイし、店もやってないから傘も買えない。まあ、俺が天気予報を確認して傘を持ってくりゃ良かった話だけど」
猫は黙ったまま、俺をじろりと睨む。
不敵な面構えだ。可愛くはない。
でも、愛嬌だけは…いや、ないか。
「お前も誰かに飼われてりゃ、こんなとこで雨宿りしなくてもよかったのにな。お互い、不憫な境遇だよな」
「にゃー」
「取引先のおっさんが嫌なヤツでさ、完全に人の足元を見てる。毎回ネチネチとこっちの腹探られてさ、まったく商談はまとまらない。今日も遅刻だし、また嫌味言われるよ、きっと」
「にゃーにゃ」
「お前みたいに自由気ままもいいけど、明日の飯にも困るようじゃたまらんしな。人間は働かないと」
「にゃーにゃにゃーにゃにゃ」
「お前…さっきから返事してないか?…気のせいだよな」
「にゃ」
雨が上がりそうだ。やっぱり通り雨だったらしい。
「さて、客先のオヤジがキレる前に顔を出すか。じゃあな、お前も達者でな」
「ほっとけ」
「えっ?」
「にゃあ」
「おいおい、お前…」
猫はのそのそと起き上がり、こちらに尻尾を向けて去ってゆく。
その両足の間から、タマタマがチラチラと見えていた。
「え?三毛猫の…オス?」
「お前も頑張れよ」
「え?…えぇ?ちょっと待って…」
「ま、俺は安泰だけどな」
「いや、待てって。どこ行くんだよ」
猫は走り出し、商店街の裏の、今まで見たこともないような豪邸に吸い込まれていった。
「三毛猫のオスってかなり希少な…てゆーか、あいつ、喋ったぞ。三毛猫のオスって喋るんだっけ?だから希少なのか?」
頭が混乱してくる。
「ま、まあ、いいや。仕事しよ」
雨は上がり、雲の切れ間から差し込んだ陽光が水溜りに煌めいている。
ネクタイを締め直して、軒先を出る俺の耳に、
「俺に会えたから、お前にも運が回ってくるよ」
なんて都合のイイ声が聞こえたような…気がした。
通り雨
くらげの傘とか欲しいなぁ
透明で、透き通ってる傘が欲しい
色は何色がいいだろう?
水色 黄色 桃色
どれも捨てがたい
デザインは何がいいかな?
クラゲとか、めっちゃかわいくない!?
あとはー、猫ちゃんとか〜
植物がデザインされてるのとかもかわいいかも
なんかあるじゃん
ただの透明の傘じゃなくて、
いろんなかわいいデザインが施されてる☂️
ああゆうのが欲しい
むかーし、むかーし
持ってたことはあるんだ。
でも、今は、
紫外線カットの日傘兼、雨傘!
みたいなやつを使っております。
それもいいけど、
紫外線カットなんて、1ミリも出来なさそうな
すっごくかさばる、
でっかい透き通った傘を持って出かけたい
たとえ、通り雨しか降らなかったとしても
そういう贅沢してみたーーーーーーい!!!
降り込められていたいのにな
いつまでだって濡れていたかった
貴方と笑って どこまでも走っていけたならな
ぬるく心地の良い雨の中
硬く手を握り合って
さあ、雨が上がるよ
全てはただ一時の気まぐれさ
雨雲があてもなく流れてゆくように
私たちの愛もやがては引いてゆく
手を離したくないな
名残惜しいよ
貴方が好きだったんだ
それじゃあね
さようなら
お題:通り雨
「通り雨」
降って来やがった
朝の予報より早かったな
傘は嫌いだが
コイツが濡れるのは嫌だ
コイツはコイツで
俺が汚れて帰るとコイツの同居人に怒られるからな
大人しく腕の中に収まって
楽して家路をたどるとするか
向こうの空が明るいから 通り雨だよと
僕は君に話しかけた
あの時 雨に濡れた君を見ながら
黙って通り過ぎるしかなかった僕が
想像の中でだけ飼うことにした君に
「お母さんはホクホク派?ねっとり派?」と子供からの質問。
「なんの事?」と聞くと焼き芋の好みらしい。「お母さんはねっとり派の皮まで食べる派かな」と答える。皮まで食べるに少し驚いた様子だったけど「私もねっとり派だよ」と言う。
私の小さい時はリヤカーで、大人になったら車でおじさんが家の近くで
「石焼き芋〜いもっ」と売りに来てくれた物だったけど、今はスーパーや焼き芋専門店があって、ありがたい事に身近な食べ物になった。
それでも『焼き芋フェア』やアニメで
焼き芋ネタを見た時に「秋だなぁ」と季節の変わり目を感じる。そして子供と一緒に『焼き芋グーチーパー』を歌のだ。
冷めたお茶 煙草の煙 通り雨 別れ話が立ち去った跡
「通り雨」
─── 通り雨 ───
慌てて走っていく人を見ながら
私は店内でゆっくりと紅茶を飲んでいた