『逆光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
逆光で君がシルエットになる
なんだか 僕はセンチメンタル
お願いいなくならないで
もっと 親密になりたい
もっと 君を知りたい
もっとが溢れてくるんだ
苦みを含んだ甘い果実を
享受する二人
想いは叶う
ぎゃっ…こ…う?
本読まないせいかわからないが、言葉の、意味が、わからない。。。
‹逆光›
私には、見えなかった。
彼女の顔も、姿も、心も、何もかも。
本当の彼女を、私は見つけ出せなかった。
眼球に突き刺さる眩しさだけが、私の記憶に残っていた。
あれほど眩しかった彼女を、もう誰も覚えていない。
私の心の中にさえ。
私の心だって、逆光のように、見えないのだ。
# 逆光
短歌 逆光ポートレート
木漏れ日を
バックライトに
立つ君の
甘い笑顔に
「好き」がふくらむ
お題「逆光」
掴んでみたい
目にしか見えない細い イト
私の指をすりぬけしらんぷり
あたたかい感触だけがそこにあった事を証明する
切望の白はどこにでもあった
姿を歪にしても 掌に跳ねても 変わらぬ温度で
窓の隙間から 木々の間から ビルの間から
あぁそうだ。雲間からみえるそれの名前を知ってる?
Angel Ladder
あれ?違う₺၈になっちゃった
#逆光
逆光。
眩しくて。
目が開けられない。
太陽の光は、とても強いから。
直接見ていられなくて、背を向けてしまう。
光の強さは背中を温めて、暑ささえ感じて。
照らされた私の影は、くっきりと足元に映っていた。
怖いものをかき消してくれる
優しい逆光に涙がこぼれた
逆光が差し込むとか聞いたことがあるような。日常生活ではあまり言わないから創作とかでよく出てくる印象。
普通は太陽が眩しいとか眩しいとだけ言うだろうから、文章にするときくらいしか逆光なんて言葉使わないかな。
最近だと歌とかで聞くな。adoとか言ったか。そんな有名な歌手が逆光というタイトルの歌を歌ってたな。歌手というか歌い手というか。
プロだろうから歌手と言ったほうがいいのかな。どっちでもいいんだけど。
あとはFGOでも逆光という歌があったはず。逆光って響きがいいからみんな使いたがるのかな。なんか神々しさも感じるいい単語だしね。
神々しさと言ったら後光が差すってのも聞いたことがある。あれはお釈迦様の後ろに差す光だっけ?
あれも一種の逆光なのかな。後光は本人から発してる印象もあるけど。
逆光
私はみんなとは違う
みんなは、目や耳、足、腕
ちゃんと2個あるのに私は
足は1本しかなく、片目は使えない
腕があっても手が使いようにならない
みんなとは違う自分が、何故か
存在を否定されてるように
苦しい
人と違うから、なぜ後ろ指を
刺されるのだろう
この世は色んな人がいる、
だから否定しないで欲しい
差別ダメ 🥀
一緒に産まれて
同じ名を持つ唯一無二だったのに
君はいつからか遥か彼方
僕らは同じだと称賛される
僕には君が見えない
君の声だけが聞こえる
差し伸べられているはずの手はどこだろう
「なんかさぁ、君のこと飽きちゃったんだよね〜……
別れてくんない?」
僕は分かっていたよ。
逆光に照らされる君は
あっけらかんとした笑顔でそう言ったが、
その目尻に光る物があったことくらい。
けど…僕は告げられたそれを受け入れた。
ねえ、この残る気持ちはどうしたら
面影無く、消えるのだろうね。
『逆光』
逆光
遮りたいという、すぐの本能と
もしかして、その光の先に
まだ見ぬ心踊る何かに期待する
3秒後の理性
昨夜 深々と降り積もった 庭の雪
細かい雪の結晶が ハラハラと 落ちては 重なり 落ちては重なり だんだん高く積もっていくのを いつまでも いつまでも 見ていた
今朝 早く 朝焼けが カ−テンの隙間
から差し込む
‘‘あっ、雪 溶けてしまう! ’’ と 飛び起きて 慌てて 庭に出る
庭テ−ブルの上に ずっしりと
乗った雪が 逆光に照らされて
キラキラ 輝いている
思わず 両手を突っ込む
サラサラとした雪を ガサっと掴んで ぎゅっと握る
とっても冷たい ぱっと手を離す
手を入れた部分が ちょっと 盛り上がった
こんもりした 真っ白の 真綿のような雪
一晩降って また どこかへ去って行ってしまう
〔おたがいさま〕
僕は写真を撮るのが苦手。
何回やっても逆光になってしまう、なんでだろう。
彼女はそんな僕にいつも笑いかけてくれて、
上手く撮れるまでピースもしてくれる。
もちろん、写真は上手くなりたい、けど、
彼女の笑顔をずっと見ていられるこの時間が
結構幸せだったりもする。
彼は写真を撮るのが苦手。
いっつも逆光になっちゃう、かわいい。
彼があたふたしながら私のまわりをくるくるするのが
とっても愛おしい。
逆光だからむしろ彼のことがよく見える。
上手に撮れた時にちっちゃい子みたいに喜んでカメラを見せてくるのをもっと楽しみたいから、
上手にならなくても良いよって、
つい意地悪言ってしまう。
#逆光:13
夜中に散歩する。
これは日課だ。
人混みが嫌いな僕がちゃんと世界を見れる、
堂々と何も気にせず外を歩ける唯一の時間だから。
日光に当たらないのは心配されるが日の出の時に少し浴びてるからと言い訳をいつも繰り返している。
大抵、そういうことではないと怒られるか笑われるかの2択だ。
家の中で窓から浴びてるからいいじゃないか。
夜に見える星空。
これは田舎者の特権じゃないか。
オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、冬の大三角形。
とても綺麗だ。
冬の夜の冷たい空気もとても心地よい、
自動販売機で買うコーンスープの美味しさを引き立たせる。
歩みはどんどん上へと向かって登っていく。
馬鹿と煙は高いところが好きとか言うが、そうなのかもしれない。
登っている時の自分の口から出る白い息、星空、全てが一緒なのに飽きずに綺麗とワクワクする自分は馬鹿みたいな子供だ。
そして登り終えた時に見える日の出、そして家々の逆光に飽きずずっと見に来ている僕は本当に子供みたいだ。
逆光
僕に さよならと
告げた彼女
逆光で彼女の顔は
分からない
あぁ
僕の泣き顔だけが
見えてるのは 少し悔しいな
「逆光」
レンズの向こう側に見える貴方を大きな光
がまとっている。
ゆっくり手を下げていた。
あたたかく眩い光が天空から滝のように溢れていた。
どこからその光は降り注いでいるのか。
地上からではその始まりは見えないが、あまりにも神々しいその光に、周囲にいた人々が吸い寄せられるように集まっていく。
私もならって皆の後を追った。どこへ辿り着くのかわからないけれど、私ひとりだけ置いていかれたくはなかった。
どんっと、体が勢いよく前方から押された。よろけて後ろへ尻餅をつく。私は地面に座りこみ、何が起きたのかと呆然として前を見る。
『お前は来るな』
厳しい声が飛ぶ。
目の前に立ちはだかった人物が、私の背後を指差した。
『早く戻れ』
光を背にして佇む彼の人は、全身に暗い影が射していた。逆光となった表情は読めないが、告げる声には強い意志が込められていた。
『お前にはまだ果たすべき使命があるだろう』
私を突き飛ばした人物は、くるりと背を向ける。
「嫌だ!」
私は抵抗した。必死に手を伸ばす。
「私も連れて行って」
私の悲痛な叫びなど無視して、彼は光の方へと歩き出した。
座り込んで動けなくなった私を、後から来た人達が追い越していく。誰も私に手を差し伸べてくれない。
私はその場で踞り泣いた。
どうして私だけ置いていってしまうのかと。
そうして気づいたら、私は病院のベッドの上にいた。体には所々包帯が巻かれていて、後から聞けば私は大きな事故に巻き込まれた中での数少ない生還者だったらしい。
私はベッドに横たわったまま目を瞑る。
私に戻れと言ったあの人は、誰かを置いていかねばならなかったあの人は、どんな顔をしていたのだろう。眩い光の元へと行ったあの黒く翳った彼と彼らを思ったら、一滴の涙が頬を伝った。
【逆光】
逆光って響きだけでかっこいいのに
漢字もかっこいいときた
光をも従える者
光で顔が見えない、ということは
表情も見えない、ということ
そこに神々しさを覚えるか、畏怖を覚えるかは
██次第
「あ、逆光になってるから、こっちで撮ろう」
と写真を撮る位置を変えてみたけれど、その人は光輝いたままだった。
あ、そういえばこの人、スターなんだった。