飴色

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「なんかさぁ、君のこと飽きちゃったんだよね〜……
別れてくんない?」

僕は分かっていたよ。
逆光に照らされる君は
あっけらかんとした笑顔でそう言ったが、
その目尻に光る物があったことくらい。
けど…僕は告げられたそれを受け入れた。

ねえ、この残る気持ちはどうしたら
面影無く、消えるのだろうね。


『逆光』

1/25/2023, 12:26:45 AM