『逃れられない呪縛』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私はかかってしまったの。
『愛』という名の、重い呪縛に。
もう、あなたしか見えなくなっちゃった。
他のものなんて、全然興味が湧かない。
あなたさえいれば、私はそれだけでいい。
だから、絶対他の女のところに行かないで。
話しかけないで、喋らないで。
……あなたも、私だけを見ていればいいのよ。
怖いことも、辛いことも、全部ぜーんぶ私が癒してあげるから。
ね?
〜逃れられない呪縛〜
あぁ、そうか…
「君はもう、そこには居なかったね。」
毎朝毎朝、起きる度に思い出す。
毎朝毎晩、居ないと分かっているのに、どこかで期待をしている僕がいる。
「そろそろ、君の所に行ってもいいかな。」
(………ぃで)
「もう限界なんだ。」
(…ないで)
もう君には届かない独り言を呟く。
ふと、耳元に気配がした。
(こないで)
「………」
(来ないで)
懐かしい君の声だった。
「ごめん。それは無理だ…君は僕にこの先一生苦しめって言うのか…?」
(………)
「ごめんね。」
僕は柵に手をかけた。
#2 『逃れられない呪縛』
たとえば、自らの糸に絡まって死んでしまった蜘蛛なんていないだろう。でも、ときどき人間は、自分の編み出した糸に絡めとられて息ができなくなることがある。
それがいいものにしろ、悪いものにしろ。
僕が彼とキスをしてしまったのも、僕たちを縛りつけるそれぞれの糸が奇妙に絡み合ってしまった結果ともいえる。
周りからのけ者扱いにされてきた君と、両親に捨てられた僕。僕たち2人の孤独を求める魂は、どういうことだか強い引力で引き合わされてしまったようなのだ。
月のない夜だった。僕は、僕のたった一言が永遠に君を捕らえつづけてしまうのだとわかっている。わかっているのに、だからこそ、とどまることができなかった。
「僕も君を愛しているよ」
君は今にも泣き出しそうな顔をしていた。
僕は男に性的な興味があるわけではない。彼に恋情を感じているのかもわからない。
もう誰も愛したくない。
石のように孤独でいたい。
そういう僕らの望みは皮肉にも、互いに情愛を植えつけ結びあわせる強い呪縛になってしまったんだろう。
僕は今夜も君に触れる。その体温は蜘蛛の糸のように僕たちを絡めとり、もう逃れることはできない。
第一志望の学校に落ちたこと。私は目標のために命を懸けて努力する。それが叶うなら、私は殺されても構わない。目標がなくなると生きる意味はなくなる。だから、失敗して自分を裏切ってしまった代償は、あまりにも大きい。卒業するまでは、この呪縛は解けることはない。罪と罰なのか。
お題:逃れられない呪縛
最近の気温の上下は本当に読めないと思う。
炬燵の出番もとうに終え、そろそろ衣替えしてもいいかなと思った矢先のこと。むに、とやわらかな感触が膝に触れた。
にゃおん、ごろごろ。
こちらを見上げる、黒目がちで愛らしい目は「さむいから、いいよね?」と訴えている。
待て。何が良いのだ。私はそろそろ風呂に入りたいと立ち上がるところだったのだ。
しかし小さな体のこれまた小さな前足の肉球は、そのぬくもりをもって愚かな人間の動きを完全に封じてしまった。
ああ、温かい。
ゴロゴロ音が大きくなり、心地よさに足が根を張る。
猫の重みと温かさ、そしてやわらかさ。こちらにすっかり体を預けているのだと実感してしまうと、目尻が下がり口角が上がるのも仕方のないことだろう。
逃れられるはずがない。振り払えるわけがないんだ。
もふもふを撫でるこの手で退かせばいいだろうなんて、そんな簡単な話じゃあない。
こうして、ああだこうだと言い訳を重ねながら、風呂の予定は三十分ほど遅れたのだった。
君のちょっとした優しさや
思いやりの言動を
周りの人は気づいてるし
知ってるよ
面倒臭さが先だって
誰かがやるだろって
後回しにしてる ちょっとしたこと
君はすぐ気づいてしてる
心の中では感謝してる
いつも助かるなぁって
ありがとうって思ってる
でもね
頑張りすぎちゃだめだよ
なんにも気にせずにいたっていいんだよ
ぼーっとする時間も大事だし
したくないなって思っても
大丈夫
2
その愛はまるで呪いのようで。ママの言うことさえ聞いていればあなたは幸せになれるからと繰り返していた。そこに私の意思は存在せず、何かをやりたいと言うたびにダメ出しされた。少しずつ削られていく自尊心に私は気づかないふりをした。
「ねぇ、お母さん高校卒業した後どうしたらいいと思う?」
本当は進学したかった。だけど、母の進学しようという言葉がない限り何もできない。
「そうね、お母さんが結婚相手を見つけてくるからすぐに籍を入れましょ。婿入りしてもらって一緒に住んでくれたら安心できるわ」
その言葉通り、二十歳になる前に私は結婚した。完全に面識のない人だったが、清潔感のある真面目そうな人で二つの意味で安心した。彼も母の犠牲者になる。そう思うと少しだけ心強かった。
だが、私が期待していた生活はなかった。結婚してしばらくは旦那が仕事に出て、昼間は母と二人で生活していた。だが、学生のように勉強に逃げることはできず息苦しい生活が続いた。夜は旦那が帰ってきて、三人で食卓を囲んで、リビングでゆったりと過ごしていたがどことなく緊張感があった。きっと旦那も落ち着いた気持ちで生活はできていなかったのだろう。
結婚して数年経つと、今度は母が孫を欲しがるようになった。母に言われるがまま子作りして、運よくすぐに妊娠することができた。
だが、妊娠が発覚して母性が芽生えた。子どもが生まれる前に母の元から逃げないといけない。今まで逃れられない呪縛だと思っていた母の生き方は、孫にも同じようなことをするに違いない。
夜、旦那と二人っきりになった時間に夜逃げを提案した。彼はすぐにそれを受け入れて二人で計画を練っていった。私は家から出ることができないから、母がいなくなる時間を常に探した。旦那は有給を使って、物件を探したり、夜逃げの手助けをしてくれる人を探してくれた。
夜逃げ当日、旦那の友人が手助けしてくれたおかげで順調に家を出ることができた。初めて母の手元から逃れて感じる夜風はすべての不安を吹き飛ばしてくれるようで、心まで涼しかった。
「逃れられない呪縛」
私は毒蜘蛛。
絡まった糸から解放されても、体が重いわ。
多分、親のせいかもね。
多分、体が不自由なのもあるわね。
多分、大切な人を裏切った代償かもね。
重い、重い、重い…でも生きるしかないよね。
一生解けない呪縛を背負って。
【逃げられない呪縛】
逃げられない呪縛、それは人生だと思う。
人として生を与えられ、
こう生きるべきと、多くの人が思っている。
この世の中多数派の意見は通りやすく、
少数派の意見は通りにくい。
学校、就職、結婚といったモノ一つとっても、
いい学校にやら、いい会社にやら、結婚は女の幸せなど、
大勢の人がそう考えている。
そういった考えから外れる人たちは歪だとされ、
世間の目に晒される。
自分の思うままに、自由に生きたいだけなのに、
生きてるだけなのに、私達人間はいつでも呪縛されている。
もっと世界がいろんな事に寛容であればいいのに。
逃れられない呪縛
逃れられないんじゃなくて
終えれないだけだと思う
縛ってるのは自分自身
呪われてるんじゃなくて
呪っているんじゃないかと
誰が呪って
誰が縛っているのかと言う話
ただの自分の一部分に過ぎない
それは全てではない
他人だって沢山いるのに
何故その外側に目が向かないのか?
世界はいたるところに点在して
いまや手の中に収まるサイズ
何故にわざわざそこだけを見て
それ以外を見ないのかがわからない
逃れられないんだとしても
他に目は向けられるよ
繋がっているようで
別々だし
同じように考えてない
それに大半はきちんと考えられない
わからないなら
ひとまずは言葉にしてみて
それから並べましょう
出来るなら日をちょっと置いてから
読んでみたらいい
自分で書いたのに
意味すらわからない代物も割とあるよ
それにしても何処からきたんだろうね
《逃れられない呪縛》
現実だと税金
本当に恐ろしい
僕はあの日
君に呪いをかけた
僕と別れたその時に
君に最低なことを言った
そうすれば君はきっと
悲しいことがある度に僕を思い出す
だけどほんとうはもう気づいてる
呪いにかかったのは君じゃなくて
君を想うのをやめられない僕だったんだ
《逃れられない呪縛》
#41
逃れられない呪縛
長女だから?
未婚だから?
子なしだから?
関係ある?
誰の為に仕事をして、誰の為に買い物をして、誰の為に家事をして、誰の為に生きているのか
自分の為に何かしたい
この呪縛から逃れられる唯一の方法は...
明日は燃えるゴミの日だし、バイトの面接があるし、その前にクリーニング屋にも行かなくちゃ
だから君のことを考えてる暇なんかないんだ
ほらもう早く寝なくちゃ
それなのに、目を閉じるたびに君の顔がちらついて、ちっとも眠けは訪れない
つんとすました横顔
大きな口を開けて友達と笑い合う君
それから…
あいつの前で頬を赤らめ、恥ずかしそうに目を伏せる君
ねえ、真っ直ぐに僕を見つめた意味はなんだったの?
逃れられない呪縛
逃れる方法はないのか。
逃れたくても逃れられないのが呪縛か。
やっかいなものだ。
1つ人生が終わってしまってる。
誰か呪縛を解いてくれ!!
中2
逃げられない束縛
お菓子を食べすぎた、、、
まだ、食べようとしてしまう自分、
食べるなと、何度も言ってくる
双子の妹
逃げられない束縛、、、、、?
(笑)今回に関してはむずすぎです!!
中2には難易度が高杉くんです笑
高杉くんって誰やねん!!!(^^)
笑ってくれた、、、かな、、、あはは~、、、は~
逃げられない束縛?
「逃れられない呪縛」
キミと目が合った。
あれは、ほんの一瞬のことだったのかもしれない。
あれ?おかしい。
いつもならどちらかがすぐに目を逸らすのに。
逸らさないの?
あの時の私は、
緩やかな時の流れの中に迷い込んでしまったような感覚になって、目が離せなくなってしまった。
あぁ。ダメだ。
あれからずっと、私はキミから逃れられない呪縛にかかっている。
人として、本当に大切なキミ。
周りの人は、キミが大好きだよ。
遠く離れてしまったけれど、
キミの幸せをずっと、願っているよ。
あった、確かにあったよ呪縛
結果的には
時間は掛かったけれども解けたかな
昔から母親から
パートナーは大卒と言われてきて
その通りにし
結婚して子供を儲けて
普通の家庭を築く
そんな呪縛
結局大卒パートナーは
基本的な生活能力ゼロ
経済DVで破局
もう結婚は懲り懲りとまで思ったけれど
今のパートナーと出会い結婚
大卒ではないけれど
家族を1番に大事にする素晴らしい人
なんだったんだ呪縛
(逃れられない呪縛)
重大なミスをした。
被検体に逃げられてしまったのだ。
所長が出掛けてる間に
手の力を少し弱めた瞬間
するりと
こんなことがバレたらタダじゃいられない。
処分される
〔や、辞めて、ください。す、すみませんでした。〕
[君が悪いんだよ〜ちゃんと見てないと ]
〔ど、ドアが開いてたことに気づかなくて…〕
[えぇ〜。言い訳は要らないよ。]
処分される同僚の声と所長の声が頭に響く
こうしちゃいられない
早く 早く 逃げなきゃ
荷物をまとめて
大きな袋に最低限の物を詰めた。
水溜まりを踏もうが、誰かにぶつかろうが
気にしない。そんなことより逃げることが大事だ。
出口が見えてきた。
〔もう少しで逃げれる…〕
そう思った瞬間手首に鎖がかけられた感覚がした。
『?!』
驚いて手首を見ると何も無かった。
『げ、幻覚?』
なぜ幻覚が見えたのかそう思った時ある考えが
浮かんだ。
『ま、まさか』
[君の薬も増やさないとね]
ある日の所長の言葉が頭に響く
『あぁそうか。もう私は逃げれない。あの所長から』
君は僕に酷いことをする。
殴ったり蹴ったり首を絞めたり。
でも、その後にご褒美をくれる。
優しく撫でてくれて、優しい言葉をかけてくれる。
君は「これが愛なんだ」と言う。
僕は君からの愛なら
痛さも辛さも優しさも全て受け止めようと思った。
だって僕は君がいないと駄目だから。
君がいないと僕は生きていけないから。
君は僕がいないと幸せになれないから。
僕は君が大好きだから。
愛してるから。
だから
痛いのも苦しいのも辛いのも優しいのも
全部全部受け止める。
それで君が幸せなら、
僕は君のために死ぬことだって出来る。
僕からの君への愛は
「貴方に尽くすこと」なんだよ。
全部全部好きだから、大好きだから、
愛してるからできるんだよ。
全部受け止める。
君の痛みも苦しみも辛さも優しさも愛も全て
僕が受け止めて、幸せにしてあげる。
逃げられない愛の呪縛