『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
赤い糸
小指に繋いだ赤い糸、なんて人は居ないけど。そう言って思い浮かぶ人くらいはいたっていいよね。時間はなんの気なしに進んでいくけど、過去も今も未来も、変わらず大切なものがありますように。
【赤い糸】
薬王仙教ね、占い師コーナー行かないんです。ちえ行ったのにな!ヽ(`Д´#)ノムカ
みなさんは 赤い糸 信じますか
私は信じません
だってそんな言葉があったら、絶対に、
あの人は死ななかったから。
だから私は信じない。
赤い糸なんてないの。
「赤い糸」
運命の人とは赤い糸で繋がっている。
そんなことがよく言われているが、案外間違ってないと僕は思っている。
何せ両親ですら結婚した後に、出会う以前に出逢っていたと知ったらしいのだから。
世間は広いようで狭い。
もしかしたら僕も皆さんも、気づいていないだけで、運命の誰かともう逢っているのかも知れませんね。
結ばれたくでも、結ばれないものがあったりなかったりする。私は。一度も恋をしたことがない。
だから、人に言える価値もない。
どうせわかりきっているから。
赤い糸というのは、何かと信じていないわたし。
40手前の独身女性。
無職なわたしは。誰からも必要されてない。
やりたいことができない環境に育てられた経験が、
今となっては。死との隣合わせだ。
勉強したくでも、できない環境にいる人がいたりする。
だから、求めてる。愛ではなく、心の居場所になってくれる相手を探してる。それは、愛なのか愛じゃないのか、わからないでいる。
赤い糸には、意見が食い違っでも、お互いが安心できる、思いやりがあることだと私は、そう思いたい。
母はネガティブな人だった。その血筋か影響か、私も現実主義なところがあり、あまり恋愛に運命だとか赤い糸だとかを感じることはない。
しかしながら、今の夫にも、そして我々を見ていたとある女性からも、「運命だ」といわれたことはあり、私はそれをただの腐れ縁と思いつつも、そんなものもあるのかなと思っている。
なんでも「赤い糸」の起源は中国とあり、やはり日本はかなり何だかんだで隣国の影響を受けているなと思う。私にとっての赤い糸はいわばラーメンのような存在である。漢字でも良い。輸入された考えや文化を品種改良している点は赤い糸やラーメンに限らないはずだ。それに、赤い糸、ラーメンと聞いて嫌な気のする日本人は少ないだろう。素敵なもの、美味しいものだ。もはや漢字に至っては日本語になくてはならない存在だ。
その「赤い糸」よりも感性にしっくり来るのは、どちらかというと中島みゆきの「糸」である。赤とか色ではなく、縦と横の糸でそれぞれの人間の出会いと相性、縁を表現し、「織りなす布はいつか誰かを暖めうるかもしれない」、そして「逢うべき人に出逢えることを人は仕合わせと呼びます」と締めくくる。さすが名曲である。しかもこの曲も一切糸の色は問うていないから、同じような気持ちで作曲してくださったのかもしれない。そのうえ糸を布にまで発展させていて、天才としか言いようがない。
たしかに今の生活は、赤くはないがなんとか仕合わせられてはいる。
糸単体の人たちも多い世の中であるが、不格好でも誰かと布となり、人を暖めうることがある人生こそまあ良いのかなと思う。
あんなに仲良くなりたかった人たちや
あんなに愛してほしかった人
そこに属したくて、自分をころして傷つけてでも適応しようとしていたあの場所が
今、見ると、本当にくだらないものばかりだね。
あの頃は、その世界が全てで
そこに受け入れてもらえないと
生きていけないとすら思っていたけど。
どうでもいい人たちとどうでもいい場所だったよ。
だからね。
私は、これからだよ。
そこで奪われた、私を、また取り戻す物語だよ。
馬鹿馬鹿しいお話だけどまだまだ続くんだよ。
赤い糸。
赤く光る様に輝く糸か、深淵よりも赤く禍々しさを運ぶ様な糸か。運命には変わりないその糸を、どれだけ愛おしく思えるのだろうか。
僕はいつも寒い。季節も、気温も、環境も、体調も関係なく、いつも冷ややかな目線に晒されている訳でもない。ただ、ただただ寒く凍えている。こんな考えと感情を覚えたのは、いつだったか。
私は常に気を散らしてしまう性分だった。それは好奇心とも言えるが、落ち着きもなく目に付いた新しく突飛なモノに惹かれ、極めては去る性格。その自分勝手は許されるはずもなく、最期は一人で終わる。
考え、性格、本性、思い、経験とただ羅列すればするほど答えのない自分の状態。具現化するほどに滑稽な形になるこの感情は、時として自分に牙を剥く。でも、それが僕で、それだから私なのだと気づけば、意外と呆気ない。
赤い糸という名の血管で繋がれたこの身体に、生を受けたこの運命に、感謝を述べよう。
囚われていたいと思う、人生だった。
#01 赤い糸
そんなものは何処にもないのよ。
だって、糸だもん。
切れる事だってあるでしょう。
繋いで結んで、どうにか手繰り寄せて。
私、あなたが好きみたい。
ねえ、これからどうする?
赤い糸
ねえ 運命の人とは
赤い糸で繋がってる、って本当?
うん
見えないけれど 繋がってるよ
見えないの?
うん
でも繋がっているんだよ
まるであみだくじみたいね
そうだね
「赤い糸」
今回は完全に番外編なのだが、一応あらすじを載せておくことにするよ!!!もしよければ参考にしてくれたまえ!!!
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「前回までのあらすじ」─────────────
ボクこと公認宇宙管理士:コードネーム「マッドサイエンティスト」はある日、自分の管轄下の宇宙が不自然に縮小している事を発見する!!!
そこで、急遽助手であるニンゲンくんの協力を得て、原因を探ることにした!!!お菓子を食べたりお花を見たりしながら、楽しく研究していたワケだ!!!
調査の結果、本来であればアーカイブとして専用の部署内に格納されているはずの旧型宇宙管理士が、その身に宇宙を吸収していることが判明した!!!
聞けば、宇宙管理に便利だと思って作った特殊空間内に何故かいた、構造色の髪を持つ少年に会いたくて宇宙ごと自分のものにしたくてそんな事をしたというじゃないか!!!
それを受けて、直感的に少年を保護・隔離した上で旧型管理士を「眠らせる」ことにした!!!悪気の有無はともかく、これ以上の被害を出さないためにもそうせざるを得なかったワケだ!!!
……と、一旦この事件が落ち着いたから、ボクはアーカイブを管理する部署に行って状況を確認することにした!!!
すると、驚くべきことに!!!ボクが旧型管理士を盗み出したことになっていることが発覚!!!さらに!!!アーカイブ化されたボクのきょうだいまでいなくなっていることがわかった!!!
ボクも色々と探しはしたものの、きょうだいはなかなか見つからない!!!そんなある日、ボクのきょうだいが発見されたと事件を捜査している部署から連絡が入った!!!
というわけで、ボク達一行はその場所へと向かうが……。
(続きはお楽しみにね!!!)
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「ねぇニンゲンくん、キミは不思議だねぇ!!!」
……いきなり何だよ。急に不思議だとか言われても、あんまりよくわからない。何が変なんだ?
「いやぁ、ボクの経験上、一般の生物たちはこうもはっきりとボクを認識し意思疎通を図るなんていうことはできないはずなのだよ!!!」
「だがキミは!!!ボクだけでなく他の管理士たちの事も問題なく見えているし、話だって出来ている!!!はっきり言えば前例のないことなのだよ!!!」
まあたまにはそういう奴がいてもいいんじゃないか?
いや、あんたらにとっては都合が悪いから疎ましいのかもしれないが。
「疎ましい?!!そんなはずがなかろうよ!!!むしろ非常に興味深い!!!なんならいっそのこと、キミについて本部で研究を重ねたいくらいだ!!!」
「……もしかしたら、超科学では説明がつかない代物かもしれないなぁ……。」
ふーん、例えば?
「そうだねえ……あ、アレだよ!!!キミとボクは……『運命の赤い糸』で結ばれているのかもね!!!」
……そんなのごめんだよ。
「そんなー!!!これ以上に喜ばしいことはないのに!!!……い、いや、照れ隠しなのは分かっているよ?!!ボク達が相思相愛だっていうことは知っているからねえ!!!」
「へへへ……だからね、これからも。キミにもっと大切な存在ができるまででもいいからさ……ボクと一緒にいてほしいなぁ。」
ふーん、分かったよ。
「本当にいいのかい?!!やったー!!!えへへ〜!!!」
「それじゃあ、今日の晩御飯はちょっと奮発しようかな!!!」
「あ、そうだ!!!挨拶は大事だよね!!!」
「ニンゲンくん、これからもどうぞよろしく頼むよ!!!」
こちらこそどうも。
嬉しそうにぴょこぴょこするミントグリーンの髪も、キラキラした虹色みたいな瞳も、桃色のほっぺたも……それから、子どもらしい鈴みたいな声も。
……知らないうちに可愛いって思う自分がいるんだよな。
本当は交わるべきじゃない存在同士だっていうのはわかってる。
それでも、時間の許す限り一緒にいられたら。
きっと幸せなのかも……なんてな。
赤い糸で繋がっている、か。
もしそんなものがあるんだったら、それがあんたに繋がってるんだったら。ちょっと嬉しいかも。
そんなことを考えながら、自分も晩御飯の支度に取り掛かることにした。
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いつも私Friedenの文章を読んでいただきありがとうございます!!!
皆様からの❤︎がとても励みになっております!!!
もしかしたら私と皆様は赤い糸で繋がっているのかも……?!!
もしそうなら嬉しいです!!!
今後ともよろしくお願いいたします!
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赤い糸
運命の赤い糸と言えば大映ドラマ赤いシリーズ
赤いシリーズは第一作から第九作まで。
「赤い迷路」
「赤い疑惑」
「赤い運命」
「赤い衝撃」
「赤い激流」
「赤い絆」
「赤い激突」
「赤い嵐」
「赤い魂」
みんな翻弄されながら赤い糸を探す、お話なのだけれど、そのものズバリ「赤い糸」はタイトルにない。何故かと言えば赤いシリーズは山口百恵で有名だが本来田宮二郎の白いシリーズと宇津井健の赤いシリーズで始まった。
スポンサーはサントリーで赤と白はワインを表す。
赤いシリーズの方が白いシリーズよりも長かった白いシリーズで全6作有名なのは最後の作品「白い巨塔」で「白い巨塔」まではTBS系列放送だった…ってオタクモード全開なのだが、1970年代後半は山口百恵と赤いシリーズ一色でした。
親には「意味わかるのか?」と笑われながらも
ビデオのない時代頑張って金曜夜9時を心待ちにしたものです。
始まったのは、1974年で当時まだ小学低学年生だったから寝落ちする危険はあった、子供だからねぇ、良い子は夜9時過ぎには寝落ちしちゃうのよ朝までぐっすりね、途中で起きて騒いでももう遅いねやです。だって携帯もSNSの見逃し配信もビデオだって無い時代だから、寝落ちして目覚めたら泣です、SNSで文句投稿してる馬鹿騒ぎも無い時代、明日の友達たちの話題について行けないわ〜と嘆き悲しむのでありました。
そんな私の赤いシリーズ1番好きなのは「赤い運命」でした。
「赤い運命」は恋人同士の運命の赤い糸ではなく、父と娘の物語でした。
三國連太郎さんと宇津井健さん二人の父親の物語でもありました。
続く「赤い衝撃」も中條静夫さん演じる父親と草笛光子さん演じる母親の物語の方が面白かったのですが…。
赤いシリーズを観ていると昭和のドラマは人間関係が濃いよねと思います。
そして、なにより若手ばかりでなく各年齢層の役者が出演していて物語に厚みがあったなと思います。
今夜は趣味の世界について書いてみました。
2024年6月30日
心幸
「赤い糸」
題と関係ない
下半期やらないこと
・人の機嫌をとること。機嫌の悪い人がいたら
そのままにしておく。
放置する力を身につける。
「赤い糸」
赤い糸、それは運命の相手と繋がっている、
そう言われている。
ある日、自分の小指に赤い糸が見えた、
俺はそれを追いかける。
ピンと張り詰めていた糸は君に近付くにつれ、柔らかくたゆんでいく。
もうすぐだ、もうすぐ君に会える!
そう思ったのに、君はたった今、目の前で別の男と結ばれた。
俺との赤い糸は切れ、君はその男と赤い糸で結ばれた。
赤い糸は運命の相手と繋がっている。
俺の場合は例外のようだった。
出かけると彼といつも会った
学校に行ってもバイトに行っても
コンビニに行っても遊びに行っても
どこでも彼と会った
またお前かよなんて呆れて
でもその時間がたのしくて。
大人になった今
会社に行くと必ず会う
私の前で仕事をするのだ
そして家に帰ると彼と会う
彼がソファに座っているのだ
私と彼の隣に座る
彼が口を開いた
俺らってどこでも会うよな
私は そうだね と返す
俺らは運命の赤い糸で繋がれてるな。
赤い糸
やがて、結ばれるであろう男女を繋いでいる。と
信じられている糸
目には見えず、決して切れない。と、考えられている。
私にもきっと、赤い糸が、結ばれている。
赤い糸は、海外で言うと
[運命]
運命の赤い糸が繋がっているんだ
いくら、自分が障害者だから、結婚できないとか
赤ちゃんを産むな。とか、言われているけれど
飽きらめ切れない
そう言うのやめてほしい
私でも、1人で出来ることが沢山ある。
幼稚園児の頃から、結婚したら子育てしたい。と、
ずっと憧れていた
だから、いろんな人に会う
赤い糸で結ばれる。
男女が、やがて、添い遂げるように運命付けられている
動画の、オンナノソノなどを見て、自分磨きする
自分磨きは、自分を輝かせる魅力を高めることだと思う
4年前ぐらいから、夜型化してる
真夜中でも寝付けれない自分
不安から[僕のヒーローアカデミア]に出会ってから
私の好きなことが一変した。
イベントに行くことが増えた
楽しいよ
人生充実している
やっぱり私は、ダークヒーローが大好きだ。
(死柄木弔、トガヒミコ、荼毘、エレンイェーガー
佐野万次郎、夜神月など)
→運命の幕間に佇むひと
嗚呼、後生でございます。
何卒かように強くお引きにならないでくださいまし。
テーマ; 赤い糸
「あ!熊五郎さん、服の裾ほつれて糸が出てますよ」「えっ、あ、ほんとだ。後ろだから気づかなかった」熊五郎は恥ずかしそうに頭を掻く。ぽりぽり。「取ってあげます!」「ありがとう」ぴーーーーーーー。「あれ?これ無限にのびますね!おもしろい!!」ぴーーーーーーー。「服が赤いから赤い糸みたいですね!」いたずらに小指に結んで見せる。「からかってないでそろそろ千切ってくれない?」唐突にこういうこと言うんだよなー。なんて思っていたらあっという間に彼女は遥か遠くまで走っていた。夕日で赤い顔を誤魔化した意味はなかったようだ。0.7の視力で見える限り、おそらく『いーとーまきまき♪いーとーまきまき♪』の要領で巻き取っているようだ。楽しそうなのはいいが服の裾がすでにみぞおちのあたりまで短くなっている。プーさんだ。クロップド丈だと言い訳するにはプーさん丈すぎる。そしてなによりこんな事になるなら少し鍛えておくべきだった。その場でジムに入会した。ちょうどキャンペーンで入会金が無料だった。さり気なくお腹を隠しながら糸を手繰り寄せつつ、彼女の方へ歩いていった。現時点で裾は脇のあたりだ。胸も隠す。…これはこれでありなのかもしれない。そんなわけはなく、やっと追いついた。彼女は機織りをしていた。きっと申し訳なく思ったのだろう。トントンカラリ。トントンカラリ。東の空が明るくなってきた。トントンカラリ。朝だ。トンカラリ。草花が朝露に濡れてきれいだなぁなんておセンチになっていると「できた!!!」そう叫んだ彼女の手には赤い布。そしてそれを俺の左脇下から通し右肩の上で結ぶ。現代の感覚だと服とは言いづらいが、さっきまでの状態と比べれば立派な服だ。「よかったーサイズぴったり」ふぅ。と安堵の表情を浮かべる彼女。「君のおかげで服は糸からできていること、糸は布になることを知れたよ。ありがとう」彼女は眠たい目を擦りながら笑う。よし、ジムへ行こう。
小指から伸びる赤い糸。
運命の人に繋がっているらしい。
その糸がどれだけ長いのか、どれだけ手繰ればいいのかは誰にも分からない。
もしかしたら、その糸の先に誰もいないかもしれない。でも·····誰もいないのは、多分平気だ。
一人でいるのをあまり寂しいと思った事は無い。
〝おひとりさま〟ってやつを楽しめる性質なんだろう。
それより何より怖いのは、期待して、信じて、浮かれて、必死で手繰り寄せた〝運命〟に、裏切られた時。
そうなった時、どうなってしまうんだろう?
運命なんて、そうそう信じるもんじゃない。
END
「赤い糸」
理沙ちゃんは、おばあさんであるイザベラさんに尋ねた。
「ねえ、おばあちゃまは運命の赤い糸をどう思う?」
イザベラさんは少し考えてから答える。
「そうね、運命の赤い糸というものがあるとしたら、その糸は1本だけじゃなくて、きっと何本かがあるんじゃないかしら。
そうだとしたら、その中から自分で1本を探して見極めて結ばなければ繋がらないわよね。
運命なんて自分の選択や行動次第で変わるのだから」
「じゃ、おばあちゃまの国際結婚もロマンチックな運命に任せただけではないのね」
「そうよ。でもロマンチックな想いはステキね」
と、イザベラさんは言う。
イザベラさんは若き日、フランス留学中の浅倉画伯と知り合って結婚し、日本に帰化したのだ。
「赤い糸」