赤い糸
運命の赤い糸と言えば大映ドラマ赤いシリーズ
赤いシリーズは第一作から第九作まで。
「赤い迷路」
「赤い疑惑」
「赤い運命」
「赤い衝撃」
「赤い激流」
「赤い絆」
「赤い激突」
「赤い嵐」
「赤い魂」
みんな翻弄されながら赤い糸を探す、お話なのだけれど、そのものズバリ「赤い糸」はタイトルにない。何故かと言えば赤いシリーズは山口百恵で有名だが本来田宮二郎の白いシリーズと宇津井健の赤いシリーズで始まった。
スポンサーはサントリーで赤と白はワインを表す。
赤いシリーズの方が白いシリーズよりも長かった白いシリーズで全6作有名なのは最後の作品「白い巨塔」で「白い巨塔」まではTBS系列放送だった…ってオタクモード全開なのだが、1970年代後半は山口百恵と赤いシリーズ一色でした。
親には「意味わかるのか?」と笑われながらも
ビデオのない時代頑張って金曜夜9時を心待ちにしたものです。
始まったのは、1974年で当時まだ小学低学年生だったから寝落ちする危険はあった、子供だからねぇ、良い子は夜9時過ぎには寝落ちしちゃうのよ朝までぐっすりね、途中で起きて騒いでももう遅いねやです。だって携帯もSNSの見逃し配信もビデオだって無い時代だから、寝落ちして目覚めたら泣です、SNSで文句投稿してる馬鹿騒ぎも無い時代、明日の友達たちの話題について行けないわ〜と嘆き悲しむのでありました。
そんな私の赤いシリーズ1番好きなのは「赤い運命」でした。
「赤い運命」は恋人同士の運命の赤い糸ではなく、父と娘の物語でした。
三國連太郎さんと宇津井健さん二人の父親の物語でもありました。
続く「赤い衝撃」も中條静夫さん演じる父親と草笛光子さん演じる母親の物語の方が面白かったのですが…。
赤いシリーズを観ていると昭和のドラマは人間関係が濃いよねと思います。
そして、なにより若手ばかりでなく各年齢層の役者が出演していて物語に厚みがあったなと思います。
今夜は趣味の世界について書いてみました。
2024年6月30日
心幸
6/30/2024, 3:22:07 PM