『貝殻』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貝殻
拾って
集めて
コレクションしたくなるもの
生物、きみらが住んでいたおうち
綺麗な形の貝殻探しに、海辺を走った青春
浜辺のきらめきと貝殻のきらめき、この思い出のきらめきにを残してくれた先住民と海へ感謝を𓈒 𓏸𓈒𓂂𓂃
〘 貝殻〙
貝殻ってなんだろうね。死にたい。からがあったら楽ならな
『貝殻』
貝殻・・貝殻・・カイ
カイくん・・
貝殻とは関係ないけど、このお話を聞いてください
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある所に、小学4年生の女の子がいました。
いつもの帰り道。
その子は、ある巣から落ちたつばめのひなに出会いました。
女の子は、そのひなに「カイくん」と名づけました。
そこから、女の子はカイくんを見て、
より一層笑顔になっていきました。
ですが、それは長く続きませんでした。
巣から落ちたつばめのひなが長く生きることが出来ない事
それを女の子が知った翌日
カイくんは亡くなりました。
泣いて泣いて泣いて。
顔がぐっちゃぐちゃになっても、女の子は泣き続けました。
ーー
・・その事があって数年後
女の子は少し大人になっていました。
でも、その事を忘れた事はないのです。
これは
名前に
「つばめのカイくん!」
とつけるくらいカイくんが好きな女の子のお話。
終
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(これは実話です。)
すごい愚痴にはなってしまうけど……(嫌な人はここで👋)
人にあれやってこれやってって言いながら、
「話聞いてんの?」は、不可抗力すぎるでしょ。
えっ?何?僕、顔ふたつあると思ってんの??
それとも背中に目あると思ってんの??
いや、無いから。僕目2つだけ。顔もひとつなんよ。
人にやって。って言いながら、話しかけんじゃないわよ(謎のオネェ)そんな重要な話ならやること終わらせたんだなっ確認してから話しかけてくれるかしら??
僕がやんなきゃできないことじゃないんだから、人にやれって言って、話聞いてんの?って怒るくらいならさいしょっからそっちがやれよほんとさぁ(^Ủ^)و💢
一日何があったのか知らんけど、イライラの矛先をこっち向けんな(ꐦᵔᵔ)イライラ伝染するわ( *´˘`*ꐦ)
てか、散々人が不機嫌な時怒ってくるくせに、自分が不機嫌な時はこっちにぶつけてくんのおかしいだろ。
僕あんたにイライラぶつけた覚えないんですけどぉぉ??
怒鳴ったことないんですけどぉぉ⤴︎︎︎??
まぁ態度にだけ出してる方がタチ悪いか…(自己解決)
はい、ていうことで、推しに癒してもらってきます。さようなら。🍀︎ ̖́-
ここまで見てくれた方ありがとうございます。
ご不快にさせましたら申し訳ありません。
それではおやすみなさい
「貝塚っていうのは、大昔の人が食べた貝の貝殻を捨てた場所なんだよ」
「え、なにそれ。ゴミ捨て場だったってこと?」
汚ねー、と弟はぼやいて足元の小石を蹴り飛ばした。小石は僕たちの目の前の柵に当たり軽い音をたてて跳ね返ってくる。
「こら、やめな」
僕の言葉を無視して不貞腐れたようにしゃがみこむ弟。せっかく付き合ってやってるっていうのに、なんだその態度は。
夏休みも残すところあと一日。だというのに僕の弟は自由研究にまったく手をつけていなかったらしい。
その事実を知った母が朝から雷をおとしたが、本人はどこ吹く風、焦る様子は全くない。見かねた僕が自由研究の題材になるんじゃないかと、市内で最も大きな公園の隅にある貝塚に連れてきたのだ。
「ほら、写真撮れよ。あとはあそこの案内板に書いてあることを丸パクリすれば、それっぽくなるだろ」
我ながら適当すぎると思うが残り時間ではこれくらいが精一杯だろう。
未提出よりはよっぽどいいはずだ。
のろのろと立ち上がった弟が父から借りたデジカメを構える。
「なんで昔の人のゴミ捨て場なんかがすごいの?ただのゴミでしょ」
「その時代に生きていた人たちがどんな生活をしていたかが分かるんだよ。貝殻以外にも、石器や動物の骨なんかが見つかってるんだってさ」
「でもゴミはゴミじゃん」
やる気も興味もない。まあ、小学生に貝塚はちょっと渋すぎるか。
「今の時代のゴミ捨て場も一万年後には貴重な遺跡になってるかもよ」
「どうせ俺、生きてないし」
口を開けば文句しか言わないな、こいつ。
夏休み最終日を古代のゴミ捨て場で過ごす羽目になったのは自業自得だろうに。
「そうだ兄ちゃん、俺あと読書感想文と算数のドリルと絵日記が終わってない」
「……おまえ夏休み中なにしてたの」
さすがにそこまで面倒はみきれない。ため息をついて、この事実をいずれ知ることになる母の心配をすることにした。
「貝殻」
貝殻
地味な貝殻より緋扇貝の様なカラフルな貝殻が好きだ。
フラメンコの扇子みたいでかわいい🪭
海がよく似合う子がいた。
真っ白な肌に、海のように美しい瞳。透き通る黒い髪の毛が風に靡いて、今にでも波に攫われてしまいそうな、そんな子だった。
彼女は、体が弱くて滅多に外に出られなかった。いつも寂しそうに窓の外を見ていたから、僕は彼女の代わりに外に出た。
道端に咲いていたたんぽぽ。
公園に落ちていたどんぐり。
浜辺で拾った貝殻。
僕は彼女に会うたび、外からのささやかなお土産を渡す。どんなにちっぽけな物でも、彼女は嬉しそうに喜んでくれた。
彼女は貝殻を耳に当て、目を瞑る。
「何してるの?」と聞いた僕に、彼女はそうっと、「こうしていると、海の声が聞こえるの」と言った。
不思議に思った僕も貝殻を耳に当ててみたんだ。でも、海の声なんて聞こえやしなかった。
「僕を揶揄ってるんでしょ!」
「ふふ、そんなことないよ」
彼女にだけ聞こえて、僕に聞こえないことが悔しくて、僕は何度も貝殻を耳にあてた。
結局、海の声なんてちっとも聞こえなくて、彼女はそんな僕をみてくすくすと笑っていた。
今思えば、彼女との会話は、これが最期だった気がする。
静かに眠りにつく彼女は、まるで真冬の海のように冷たい。僕の心は、深海に沈む沈没船のように悲しさと寂しさが入り混じっていた。
彼女の側にそっと置かれている貝殻を、僕は手に取る。
「…やっぱり、海の声なんて聞こえないじゃないか」
海がよく似合う子がいた。
海の声が聞こえる、不思議な子だった。
もう二度と会えないけれど、僕は彼女に逢いに、今日も海に行く。
『貝殻』
近所のお姉さんにもらった貝殻のネックレス。
おおきくなったら着けたいな、と思っていたのにいつの間にかなくしてしまった。
そんなものたちが何処かに集まって、仲良く世間話をしていたら、と夢想することがある。
失われたものたちの天国だ。
“貝殻に耳を当てて澄ませると、波の音がする”
最初にそう言い出したのは誰だろう。
海に初めて触れたのは小学校高学年の自然教室。
そのときは残念ながら貝殻どころか欠片すら見つけることは出来なかった。
“海には必ず貝殻がある”と思い込み、貝殻に耳を澄ませることに夢を抱いていた私はショックを受け、しょんぼりと肩を落とした。
せっかく遠泳で400m泳げたのに。
だが、小学生の思春期真っ只中であった私にとってはそんなことなどどうでも良かった。
それから時は流れ、機会は再び訪れた。
中学校3年生の修学旅行で沖縄へ行くことになったのだ。
ずっとずっと憧れだった南国の島。
今度こそ!と私は1人息巻いた。
“沖縄の海になら貝殻の1つや2つあるはずだ”
昔から何かと夢見がちな私は、またもやそんなイメージを抱いては胸に期待を膨らませていた。
いざ現地に到着し、初日は観光名所を巡る。
季節は春なのに沖縄は真夏の気候でジリジリと日差しが照りつけ、しっかり日焼け止めを塗っていても肌が焼けるのではないかと思う程だった。
そして、いよいよ2日目。
天候は曇り。本場の海は思っていたより透明ではなかったのが少々残念であったが、問題は貝殻だ。
教師に自由時間を与えられた生徒たちは散らばり、私もデジタルカメラを首にぶら下げて友人と砂浜へ走った。
波打ち際に近づき、しゃがんで貝殻を探し始める。
……うーん、なかなか見つからない。
「(友人の名前)ちゃん、そっちどうー?」
「んー、なーい!」
「そっかぁ……」
「もう探すのやめて遊ぼ~!」
「ごめん、もうちょい探してみる」
変なところで諦めが悪い私。
友人は肩を竦めてクラスメイトの仲良い男子たちのところへ行ってしまった。
(これで見つからなかったらもういいや……諦めよ……)
そのあとも1人で探索してみるものの見つからず。
あーあ……此処にもなかったか……とのろのろと立ち上がり、男子たちと遊んでいる友人と合流した。
修学旅行に同行していたカメラマンにカメラを向けられ、イェーイ!とダブルピースではしゃぐ私と友人。
ふと、足元に何か感触がして其処を見ると小さな白い貝殻が落ちていたのだ。
「あ、あったー!!」
目をこれでもかというくらい大きく見開いて驚き、声を張り上げる私。
友人もまさかこんなところで見つかるとは思わなかったのだろう。ぱちくりと目を瞬かせながら呆然と隣で立ち尽くしている。
早速貝殻を拾い上げると、サイズは手のひらより一回り小さい。
それでも私は心臓をドキドキと高鳴らせ、そっ……と耳に近づけて神経を集中させる。
「……どう?何か聞こえる?」
「…………何も聞こえん」
「せやろな~」
「こんなちっさいしな~」
けらけらと友人と顔を見合わせて笑い、貝殻を再び砂の中へ戻す。
何も聞こえなくて当然だ。
もしあれより大きな貝殻が見つかって本当に波の音が聞こえるなら、それはそれでロマンがある。
またいずれ海へ行くことがあれば、夢見の少女時代の自分を連れて一緒に探してみようか。
“なぁ、貝殻探しの旅に出掛けよう!”
うちではオーナメントの代わりに
貝殻をクリスマスツリーに飾る。
一人暮らしでこの飾りは少し寂しいような気もするが、
他の家ではあまり見ない飾りを
私はとても気に入っている。
サンタさんなんて存在しないと思いつつ、
毎年手紙を書いてしまう。
当たり前だがプレゼントは来ない。
なので今年は
ハワイアンな便箋で書こうと思った。
いつも便箋だけ赤と緑で
上らへんにリースが描いてあるものを使っていた。
だからツリーと統一してしまおうと
思い切って買ったのだ。
わくわくしながら寝た翌朝、
なんと
プレゼントがあったのだ。
うええおぉうぉあああ!!!
と、
可愛くない喜び方をしてしまったが、
中身はちゃんと
私の欲しかったものだ。
いつでも読みたくなるような、
飽きない漫画が欲しいと書いた。
表紙を見た瞬間
あ、これ好きぃぃぃ!!と叫んだ。
1ページ目から
私の好みを知り尽くしたように
惹かれる一言が書かれていた。
"Good Midnight!"
読み終わるまで
今日はここから動けないだろう。
クリスマスツリーの1番上に飾られている
ラメ入りの大きい貝殻が
日光に照らされ
きらきらと光らせながら
私を待っていた。
しじみの味噌汁を食べる時、皆さんはしじみの身を全部食べますか?わたしは基本全部食べますが、殻が小さくて食べにくい時は残しちゃうこともあります。ゴメンなさい、しじみさん。そしてしじみ漁師さん。最近あさり食べてないなぁ。ボンゴレ食べたい。
「貝殻」
子供の頃海に行って、貝殻を拾うのが楽しみだった。
二枚貝、巻貝。色とりどりのキレイな貝もあれば、見るからに食用の、美味しそうだけど地味な貝もあった。
キレイな貝は宝物で、たまにお祭りなんかで売ってる貝殻の詰め合わせ?みたいなのも、全部が宝物だった。
大人になって、ただキレイというだけではなかなか価値を見い出せなくなり、ブランドだったり、金額だったり、流行りだったり。
色んな付加価値が気になって、純粋にキレイだけでは楽しめなくなって、あんなに輝いていた宝物が色褪せて見えた。
でも、その時期も通り越すと又、純粋にキレイ、というだけで楽しめるようになった。宝物、とまでは言えないけど、捨てたくはないし、飾っておきたいと思えた。
その物以外の余計な部分を削ぎ落として、ただ自分の価値観や感受性で、良い物を良いと、好きな物は好きと、自信を持って言える様になった。
貝殻は何も変わってないのに、自分が変わったせいで見え方が全く違う。価値が全く違う。
多分、貝殻だけじゃなくて、世の中全部そうなんだろうなあ、って今思った。
チャレンジ47(貝殻)
貝殻の内側に、虹色に輝く皮膜がある。トコブシのしょうゆ煮を食べた後、淡い虹色を見つけて嬉しくなった。ほかの貝殻にも虹があるだろうか。そう言えば、父が着ていたワイシャツのボタンは貝ボタンで、かすかな虹色の光沢があった。虹色の光沢を持つ貝殻は、トコブシ以外にもあるのかもしれない。
【貝殻】
手の内の白い巻き貝
巻き貝の入り口に
耳を当ててみる
こうすると
波の音がするよ と
誰かに言われた記憶
もちろん
そんなことはなく
閉じた空気の音がして
耳の横を 海の匂いが
ほんのりと かすめた
《聞こえるのは波の音か》
(刀剣乱舞/数珠丸恒次)
「おや、何をされているのですか?」
数珠丸恒次が審神者の部屋の前を通った時、審神者は何かを耳に当てていた。
審神者は、「貝殻を耳に当てると波の音が聞こえるのだ」と答えた。
数珠丸は、ほう。と呟き、自分にも聞かせて欲しいと頼んだ。
審神者は応え、貝殻を数珠丸に渡し、彼も審神者と同じように耳に当てて音を聞いていた。
数珠丸は「なるほど」と感心したような声を出した後、
何処でこれを手に入れたか問いかけた。
審神者は連隊戦で部隊の一振りが持ち帰ってきた物だと答える。
数珠丸はその答えにも「なるほど」と、今度は何かを考えるような様子で反応をし、
「しかし、戦場より持ち帰るのは資材のみ。この様なものを本丸に持ち込むと、時として災いを招くかもしれませんよ」
と続け、この貝殻を自身で処分すると言った。
審神者は納得した様子でそのまま貝殻を彼へ託す事にした。
そして数珠丸はその貝殻を持ったまま、自室へと戻った。
そこには同派のにっかり青江がおり、彼は数珠丸の手元の貝殻を見ると、「おや、そんなものを持ってどうしたんだい?」と、不敵に笑った。
「波の音が聞こえる、と言っていたので預かりまして」
「波の音、ねぇ....」
にっかりも気付いている事は数珠丸も分かっていた。
この貝殻に耳を当てた時、聞こえて来たのは波の音のようなノイズではなかった。
"助けて" "苦しい"
そんな悲鳴のような、怨念のような声が数珠丸には聞こえた。
にっかりも、その逸話の事もあり、この貝殻に内包する"良くないモノ"が見えているようだった。
「正しき道へと導いてあげなくてはなりませんからね」
「優しいねぇ、数珠丸さんは」
そんな夏の日の話。
耳を澄ませば、さざ波の音
脳裏に浮かぶは、凪いだ海岸
あの日、君とみた海は
何時までも、鮮明に
--二作目--
伝えられない
貴方への想い
綺麗な貝殻に
閉じ込めて
波にそっと攫わせた
海に攫われてしまった貴方に
届きますようにと
#貝殻
405作目
「貝殻」
貝殻って不思議。
子供の頃からそう思っている。
どうやってあれが出来るのか?
貝の赤ちゃんはもう貝殻が体に付いているのか?
貝の種類によって形が違うし…。
などなど、分からないことだらけ。
でも食べ物としては好きです。
不思議な生き物だけど、美味しいです。
#貝殻
浅瀬をゆっくり歩くのが楽しかった
踏みしめた土のゆたかな弾力
波にさらわれていく汗や砂粒
きらめく水中で光を放つ貝殻
命がそこにあった奇跡を拾いながら
真っ盛りの夏を生きていた
“貝殻”の外側は所々汚れていて、欠けたりしている。内側は、すごくきらきらしていて、そして何より、太陽の光が当たるともっともっと美しく輝く。誰をも魅了させるような、美しい光を跳ね返す。
今は“貝殻”として魅力を語ったけれど、人間もある意味同じようなものだと思う。見た目が優れていなくとも、内側、つまり内面は優しくあったり、おもしろくあったり、人それぞれの美しさを秘めているのだ。そしてその、誰をも魅了する美しさを放つためには、また他の誰かが必要なのだ。自分の良さを改めて理解させてくれる存在が、必要なのだ。
“貝殻”も私たち人間も含めた全ての生物は、何のために生きてるかも分からず人生を終えていくのが使命だ。けれど今日、何のための人生か、少しだけ分かった。自分ひとりの人生を華やかにするのも目的ひとつだけれども、やはり本当に必要なことは、お互いを照らし合えるような存在を見つけることだったのだろう