『誰よりも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰よりも知らないことが多い私には
知識も何もいらない世界があってほしいときっと
誰よりも思っているんだろう。
小さい頃から学校に行ってもなにも出来なかった
ひらがなを書くことだって困難だ。
私がここでいう「知らないことが多い私」というのは
幼少期の頃の事でも、幼児と比べているわけでもない
知識を身につける前の段階なら誰だって無知である
なぜだか誰も分からないのだ。
私にも分からない。なぜこんなに分からないことが多いのか何に対しても疑問に思えてしまう
なぜ人間は結末をほしがるのか、なぜこんなにも進化出来ているのか、いや、調べたら分かることだって山ほどあるし調べたら全てが解決するのかもしれない。
でも知識も何も無いわたしにはそれが理解できない
悩みが多いというか、まぁ自分が悪いんだけれ
誰よりも楽しい人生とはどんなものだろう、あれこれ気にしてあれこれ悩んでそういうことはない人生だろうか。苦難を乗り越えできたものだろうか。妬みとは案外無縁だろうかそれともそれでも羨ましい物や事があるのだろうか、満足のない人生はずいぶんと辛いが何を持って満足ができるかも人による。それこそ無駄な悩みかもしれない。欲望に限度など早々ないものだし。渇望を知ることそのものが不幸かもしれない。何も知らないほうが案外幸せなのだろう。そう思えば自分の無知さを慰められるかもしれない。
誰よりも
僕が所属している管弦楽団に入部してきた新入生達は初々しい出立をしていた
経験者がほとんどの中、初心者で入部した少女は引っ込み思案なのか、他の新入生達から一歩引いた位置にいるような子だった。
大人しく、何考えてるかわからないと周囲から言われるほど自分の考えを主張しない彼女は、いつも黙々と練習していた。
音程も合わず、追いかけるので精一杯だったのが、演奏会が近づくにつれて綺麗な音を奏で、情熱的な演奏に変わる
日を重ねるほどに洗練されていく音色は、経験者である僕たち負けられないと思わせるほどだった。
大人しいはずの彼女が奏でる音色は魅力的で、隣で一緒に演奏するのが楽しい
隣で弾いている僕の弾き方を真似するように、合わせるように改善されていく彼女の音色やその直向きな努力が好きだった。
誰よりも 2/17 (土).
誰よりも頑張って堪えてるのに
誰よりも努力して繕ってるのに
なんでなんであなたは
彼を選ぶの!
「誰よりも」
他人よりも、優れていたい。
そんな思いのせいで、
私は他人よりも落ちぶれてしまった。
【#41】
誰よりも素敵な人間になりたい。
この世で1番の 素敵な人間になりたい。
ところでここで言う素敵な人間ってなんだろう。
そこまで考えて私は素敵な人間になることを諦めた。
<誰よりも>
去年の三月、食べ終えた文旦の種をなんの気なしに庭にまいた。オレンジの木の下だった。大きく張り出した枝の真下で、強い日差しも雨もオレンジの葉が適度にやわらげてくれそうな場所だった。
ひと月後、芽が二十個ほども出た。ふたつみっつ出ればいいかな、くらいにのんびり構えていたので驚いた。期待せずに植えたせいでかなり込み合っている。まずい。慌ててそこら辺の鉢やポットに分散させた。ほったらかしにするという選択肢はなかった。芽が出た以上、責任を持って育てなければと思った。
そこからは手探りの毎日だった。まず虫。なにもしないとアゲハの幼虫やエカキムシにすぐ葉を食べられてしまう。ハダニも来る。柑橘特有の病気もある。あまり農薬は使いたくなかったのでお酢由来のスプレーを買った。暑さには強いらしいがなにぶん生まれたてなので油断はできない。冬は冬で防寒対策が必要とのことで、ホームセンターで買ってきたわらを敷いたり玄関に取り込んだり。狭い鉢で根詰まりをして枯らしてしまったときはかなり落ち込んだ。
そんなこんなで今は八本になった。一番大きいのは四十センチほどの背丈がある。つやつやの葉は健康的な緑で、翼(よく)と呼ばれるハートの部分がなんだかかわいらしい。
実を収穫するには二十年かかるとか受粉樹が必要だとか言われたけれど、育てているだけで楽しいからかまわない。食べたければスーパーに行く。
そんな十二月も終わりに近づいた頃。オレンジの木の下になにかあるのに気づいた。草にしては太めの茎。文旦の芽だった。きょうだいたちから遅れること九ヶ月。この寒さのなかよく出てきたものだと感心した。
誰よりもちいさいその文旦を、新しい素焼きの鉢に植え替えた。
(誰よりも)
『誰よりも』
誰よりも優れた人間になりたい。
これを読む人の中にもそう考えたことは一度くらいあるのでは?
"にも"、そう私もそう考えたことがあったんです。
ですがそれは容易いことではない。
どれか一つが優れていればどれか一つは劣ってしまう。
仕方のないことなんです。
中にはそんな事実に自分は優れていないと諦める人や、天才に勝てず挫折を味わって立てなくなった人がいる。
だから私は目標を変えた。
『誰よりも人を優れていると褒められる人になろう』、と
誰よりも賢くて
誰よりも運動神経がいい。
なんて、小説じゃんって、昔の私は笑うだろう。
でも今は違う。
それは、恋 というものを知ってしまったから。
アイを知ってしまったから。
私を欲しいと言ったらなら、
私を愛し通してね。
愛してる。
中学校1年の時、うちの学校は小1の朝顔のように
一人一鉢、授業で菊の花を育てるなんてことをしてた。
他の学校でもやってるのかな?
で、日が経つにつれ気のせいか、私の菊は他の人のよりも元気で
成長がとても早かった。毎日咲くのが楽しみだったな。
そしてついにつぼみがふくらみ、明日には
クラスの誰よりも早く、花が咲くと思っていた。
次の日、学校に着いて真っ先に菊を見に行ったら
私の鉢の中が空っぽになっていた。
探すとすみの方に土が散乱していて中に
首を切られて根っこがあらわになった菊が転がっていた。
さんざん踏まれたのか、ほとんどつぶれていた。
その後ホームルームの時間に犯人探し的なことが始まり
私は先生が育て途中の菊をもらい受けることになった。
誰よりも優位という状況はろくなことにならない。
全くいい勉強をさせてもらったものだ。
あの菊のつぼみ、黄色かったな。
ごめんね、咲かせてあげれなくて。
(誰よりも)
私たちは貴女を世界で2番目に愛しています
結婚式のスピーチで言った同期のことば
私が出会ってきた中で誰よりも優しい君。
その分沢山傷付いて来た事を私は知っている。
対して私はと言えば特に秀でている所がない。
そんな私が君に出来る事はそう多くない。
ならば私は誰よりも君を愛して
優しい君が無駄に傷付かないように守っていきたい。
ー誰よりもー
誰よりも
強く、優秀で、気高く、清らかで
求められるものの多さに疲れた私は
誰よりも貪欲に怠惰を求めた
休みの途中に休み、午睡業務しかせず
それでも私の成績は優秀で
周りの要求はより厳しくなった
誰よりもできない人になりたかった
#109 誰よりも
貴方を一番知ってるのは貴方、
でも貴方は自分のこと一番
見えてないから
ちゃんと私を頼ってね
誰よりも光輝くあなたの天才性。
それはあなたにとって、
あまりにも身近過ぎて自分では気付けない。
あなたが持っている
当たり前に気付く方法は
人との関わること。
人からの意見は賞賛も批判も
フィードバック。
そのフィードバックを
どのように捉えるかは自由。
あなたには無限に広がる
選択の自由が与えられている。
どうせ選択をするのなら
あなたの天才性を光らせる
選択をしよう。
──猫またが出るってよ
行願寺の辺り、夜になると
化けてでてくるって
その辺りに住んでいた私は
窓辺からそうっと
外からは見えないように慎重に覗いてた
「はぁ~あ!ここらのはもう制覇しちゃったかねぇ…」
坊主頭の男が歩いている。
彼奴は誰よりも連歌が好きな俗な法師だ
名前はなんだったか、何阿弥陀仏だとかいったか。
そういえば今日もここいらで
連歌の集まりがあったな。
思いの外盛り上がった末に
あの法師が優勝したらしい。
「ふふん、俺に勝てるやつはもう居ないだろう。」
扇や小箱を懐に入れて悦に浸る法師は
暗闇の中光る目に気づかない。
鼻息を荒くして法師に向かっていく。
「ん?ひ、うわぁあ!!」
素早い動きで法師の足元へ行ったと思えば
今にも頸を食い千切らんとするほど
大きく口を開け飛びついた。
「ひえぇ、猫まただ、猫またが出た!助けてぇ!」
大声に何だ何だと人々が
松明をともして出てくる。
「どうしたんだ、こんなとこで大声だして」
「猫まただよ!あ、アイツがでやがったんだ、俺を食おうとした!!」
町の人は法師を助け起こそうとするが
腰が抜けたのかズルズルとしなだれている。
尚もやいやいと騒ぎ立てる法師は
ハッとしたかのように人の手から逃れようとする。
「そうだ!ここにはまだ猫またがいる!に、逃げねぇと、今度こそ食われちまう!!」
腰の抜けたまま這う這うの体で
自分の家へ逃げ帰ろうとする。
その後を追うように
法師の飼っている黒い犬が
走り抜けて行った。
法師の後ろ姿を見る町の人々は
呆れたように肩をすくめた。
誰よりも連歌の好きな法師の
間抜けな叫びがまた響いた。
誰よりも
「私にとって貴方は誰よりも太陽よりも
光り輝く存在。」
そんな誰にも負けないぐらい素敵な貴方に
私は憧れたんだ。
成功とは、どれだけたくさんのことをしたかではない。何を達成したかでさえも関係ない。成功とは、人生の目的を知ること、自分の可能性を最大限に発揮する方向に進むことだ。
「誰よりもできる」という意志は、少しの残酷な事実によって容易に砕け散る。
愚かな者は、そこに欠陥を抱えたまま、また新しいものを作って、また同じ衝撃で砕け散る。
だから優れた者は、ある程度大きくなるとそんなものは最初から作らなくなる。砕け散るものがないことは、ある意味ではまさに“無敵”なのである。
しかし、ほんの一握り、世界には
“優れた愚か者”と呼ぶべき人が存在する。
その者たちは、なんと、同じ衝撃では二度と砕けない、さらに強い意志を作りあげるのである。
すると、またさらに強い衝撃によって、その意思が砕かれる時が来る。
それでも優れた愚か者は、またさらに強い意思を構築し、いずれどんな衝撃にも砕けることのない、
まさに“最強”の意志が完成する。
砕けるものが無い事と絶対に砕けないこと。
砕けないという事実は同じでも、そこにある意志の強さと輝きはまるで違う。
いつだって、世界を変えてきたのは優れた愚かな挑戦である。
啼いてるときは僕が傍に居て
ずっと。僕が1番でいたかったから。
其の笑顔だって怒りだって間近で見たかったから
結んだ糸がちぎれないように
育んだ「愛」を永遠に届けれるように
貴方と夜を超えて生きれるように
代替なんか要らないように
同じ道を沿って歩いてくから