『誰よりも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この気持ちの本当の名前を知りたくないから「憧れ」と呼んで小さい箱に押しこんで蓋をしようとする私は誰よりも弱虫。
誰よりも優れていたい
誰よりも認められたい
そう思わなくてもいい
優れていなくても認められなくても
自分が自分でいるときが一番
誰よりも誇れることがほしい。
恥ずかしい話だけど、いまだにそう思う。
自分が凡人であると受け入れるまで、まだしばらくかかりそうだ。
何者にもなれないと嘆くより、何者かになりたいと願うほうが健全だと、自分を慰めている。
いつかは諦めなくてはならないが、そのときは明るい気持ちで諦めたいと、思っている。
誰よりも
───誰よりも君を愛してる。
なんて君が困るの分かってるから
そっと胸に閉じ込めた。
きわまって可憐で野百合のように愛らしい人間がいる。僕である。
誰よりも
感情の羅列が
私を蝕むのなら
私は感情なんて要らない
Theme.誰よりも
誰よりも早く夢を叶えてみせる!
その為に努力が必要やなー。。勉強するかー
誰よりも
誰よりもあなたを見つめています。
誰よりもあなたを想っています。
誰よりもあなたを愛しています。
誰よりもわたしを見つめて、想って、
愛してください。
私が好きで大嫌いです。誰にも譲らない。
誰よりも
誰よりも早く!
はーるがきーたはーるがきーた
違うわーってかあε=(ノ・∀・)ツ
誰よりも
世界で1番
貴方のことが愛おしく、
かっこよく思っています
出会えたことが運命だと
心から思えたら
それだけで今日どんなに嫌なことが
あったとしても良い1日になるんです
誰よりも愛しています
誰よりも
私は先生のことが好き。
誰よりも。
でも先生は
私のこと好きじゃないよね。笑
私じゃなかったんだね。
誰よりも
完璧を演じて
いい子を演じて
笑顔を作って
過ごし続けた。
でも
やっぱり
もう
『 限界だよ、笑 』
誰よりも君を愛してる。
ずっとずっと見守ってきた。
心の中では叫んでるのに。
あいつの甘いマスクにさらわれる。
最後に勇気を出してこの気持ち伝えよう。
誰よりも、あなたは輝いて見える。
それが“私にとっては”という限定的な輝きである
という事に、私は気付かない。
だって、私にはあなたしか見えていないから。
恋は盲目、というのは本当の事ね。
私の目にはあなたは輝いて見えるから、
あなたが何処にいたって、
例え埋もれるくらいに沢山の人がいたって、
その光に導かれるように、居場所がわかってしまう。
どんなに騒音が響く場所でも、
この耳はあなたの声を拾い逃しはしない。
不思議ね。何かの魔法にでもかかったみたい。
でも、本当にいい心地。
ずっと魔法にかけられていたい、だなんて。
そんな風に思ってしまうの。
「誰よりも」
*長いです。
私が上げてきた中で1番、長いと思います。
タイトル回収出来ず、途中で終わっています。
すみません。ストーリーも終わりも決めているので、もしかしたら続き書くかもしれません。
それでも良ければ…
努力は報われる、そんな言葉を何回も聞いた。
でもそれは必ずしも自分の望む形で報われるとは限らない。
それを私は身をもって知っていた。
まだ私が小学生の頃、私には夢があった。
それは主役として演劇の舞台に立つこと。
小さい頃から物語の世界が好きだった。
まだ幼稚園の頃、ある演劇を見に行ったことがきっかけだった。
演劇というのがどういうものなのか最初は分からず、ただ今から何が始まるんだろうという好奇心で胸がいっぱいだった。
そして始まるやいなや場の空気が変わったのを子供ながらに感じたように思う。
始まった瞬間、私の視線は舞台に釘付けになった。
物語の世界が現実に飛び出してきたような
迫力と世界観に私はあっという間に引き込まれてしまった。
そして自分も物語の世界に入りたい!ただ純粋にそれだけの思いで演劇の世界に足を踏み入れた。
それから地元の児童劇団に入り、現実に突き落とされた。
厳しい稽古の日々、周りは上手い人ばかり。
飲み込みも、上達も、早かった。
でも、自分はあまり上手くいっていなかった。
年の差もあったのかもしれないが、
当時の自分は年の差だとか、経験の差だとか、そんな事を考える頭はなくて、ただ勝たなければあの舞台には立てないのだということが頭の中を
埋めつくしていて、勝たなければいけないと、そのことだけが頭にあった。
朝から夜まで稽古づけの日々だった。
それでも苦に思ったり、投げ出したいと思った記憶はない。
それほどお芝居にのめり込んでいた。
それからは少しずつ周りから褒めて貰えるようになった。
それが嬉しくて、嬉しくて、余計にのめり込んでいった。
暇があれば基礎練習や、お芝居の練習、課題などをやっていた。
そんな生活を続けて何年か経った頃。
小学生5.6年生の時、私の友達でもありライバルにもなるヒカリ(仮名)と出会った。
ヒカリは入った時から周りから頭1つ抜けていて
とても、とてもお芝居が上手かった。
技術的な面だけじゃない、才能もあって容姿もとても可愛らしくて、みんなを引き込む魅力もあった。
私にないものを全部持っていて、そんなヒカリが私はあまり好きではなかった。
というのもヒカリはあまり稽古に来なかった。
でも、ヒカリは稽古に来なくても出来てしまった。
先生に言われた事よりも更に磨きをかけてきていた。
普段厳しい先生もそんなヒカリのことを甘く見ているのか、ヒカリがいる時は随分と優しく、激しく怒ることもなかった。
普段私がミスをしたり、言ったことをしっかり出来なかった時は厳しく喝を入れるのが日常茶飯事だったし、周りにも厳しかったからヒカリに対する態度を見てとても驚いた。
それと同時に私には怒りが込み上げてきた。
毎日ろくに練習に来ることもなく、来てもすぐに帰ってしまう。
それなのに演技はいつも誰より上手くて、輝いてて、あまりにも不公平だと思った。
ずるいと思った。
先生に怒られることもない、ましてや褒められてばかり。
演技は上手くなる一方で練習に来る日は日に日に減っていって。
私は怒りを抑えきれなかった。
私の努力を馬鹿にされてるみたいで、嘲笑われてるみたいで。
ヒカリを見てると私の努力が否定されていくようで、耐えられなかった。
次の日、ヒカリが稽古に来た。
その日もヒカリは私の努力なんて踏み潰されてしまいそうな程の迫真の演技をみせた。
声、仕草、表情、動作、息遣い、何においても私よりも遥かに上手くて、指の先まで役になりきっているかのような、まるでその人物がそこにいるかのような演技に何も言えなくなった。
ただ静かに怒りの炎が燃えていた。
そして、その日もヒカリは程なくして帰り支度を始めた。それを母が「私がやるから貴方はゆっくり休んでいて無理しないでね」と優しく声をかける。
アカリをソファーに寝かせ、母が帰り支度を済ませる。
これももはや見慣れた光景だった。
そして、入口近くに停めてある車で帰っていくのだ。
いつもの見慣れた光景。
でも、その日はそのどれもが私の癪に障った。
過保護にも程がある。
こんなに蝶よ花よと育てられ、自身は才能に恵まれてさぞかし気楽で優雅な生活を送っているに違いない。
考えていると、息が詰まりそうだった。
もうヒカリについて考えるのはよそう。
そう思った時、普段滅多に顔の合わないアカリと視線がぶつかった。
クリっとした目に高い鼻、小さな唇に、小さな顔。そして頭にはいつも決まって帽子を被り、帽子の下から黒髪のロングヘアが綺麗にウェーブしていた。毎回、色もデザインも違うことからも、親に沢山買ってもらっているのだろう。
アカリはこちらに気づいてニコッと微笑むと体を起こす。
起き上がるヒカリを母が支える。
その光景を見ていてまた湧き上がってくる怒りをグッとおさえる。
ヒカリがこちらにゆっくりと歩いてくる。
自分からは一二歩離れたところでヒカリは足を止めた。
そして、ヒカリは母が自分に添えている手をそっと離すとわたしに向き直った。
私は早くその場を立ち去りたかった。
ヒカリを前にして怒りは増すばかりでもう早く帰って欲しかった。
しかし、ヒカリに私の気持ちが届くはずもなく、
彼女は大きな瞳で真っ直ぐ私を見つめると口を開いた。
「ぁ、あの…!━━ちゃん…!私ずっと━━ちゃんとお話ししてみたくて…」
その時、初めてヒカリの声を聞いた。
ヒカリの声は耳を済まさなければ聴き逃しそうなほど酷く小さかった。
お芝居の時とはまるで別人の彼女に少し驚いた。
お芝居をする時の彼女の声はとてもよく響いて、
透き通っていて、凛とした力強さのある声をしている。
でも、今こうして目の前で話す彼女からはそれらを感じられなかった。
別人なのではないかと思うほどに似ても似つかわしくない声に私は一瞬怒りを忘れるほど困惑していた。
しかし、それも一瞬でまた現実に引き戻される。
「私━━ちゃんの演技とても好きで、━━ちゃんみたいな演技がしたくてそれで、稽古に来る度━━ちゃんの演技を観察して自分なりに実践したりしているんだけど中々思うように出来なくて…それに━━ちゃんって見る度にとても成長していて私も頑張らなきゃって思えたの…!だから、だからね、いつもありが…」
気づけば彼女の頬を叩いていた。
やってしまったと思った。謝らなきゃと頭では分かっていた。
でも、それ以上に怒りが勝ってしまった。
これ以上、私を惨めにしないでほしかった。
そんな言葉言われても嬉しくなかった。
どう考えても嘘にしか聞こえなかった。
「そんな言葉言われても嬉しくない!!
私みたいな演技がしたい?嘘言わないでよ!」
だから言ってしまった。
今までずっと抑えてきたストッパーが外れる音がした。
「私よりうんと上手いじゃない!
私は練習しなくても上手くなれる貴方とは違うの!
稽古だってろくに来てないのに、貴方はどんどん上手くなってそれに必死に追いつこうと練習だって死ぬ気でしてる!使える時間は全部使ってる!
それなのに…それなのに…こんなに練習しても私は貴方の足ものにもたどり着けないっ!」
でも、もう私にそれを止めるすべなんてなかった。
私の言動に理解が追いつかないのかヒカリは顔を真っ青にして、わなわな震えている。
一部始終を見ていたヒカリの母は微かに怒りを滲ませていて、それと共に何故か悲しみも伝わってきた。
「誰よりも」
先輩はおもむろに立ち上がり、鉄柵へと腰をかけた。
「うわぁ、危ないって!ここ屋上ですよ!?」
僕は先輩の元へ向かおうと、急いで立ち上がった。
「私は誰よりも、わがままだ!」
先輩へと一歩を踏み出したその時、
先輩はこれ以上ないというくらいの大声でこう叫んだ。
「な、何を急に…」
突然の声に動作が止まり、
先輩と向き合うような形でその場に立ち竦んだ。
先輩はニヤニヤと揶揄うようにこちらを見ながら続ける。
また何か考えがあるのだろう。付き合うしかない。
「私は誰よりも、強情!」
「知ってますよ……こちらの身にもなってください」
「私は誰よりも、気分屋!」
「そうですね……」
「私は誰よりも、賢い!」
「はいはい……」
「そして……私は誰よりも、孤独だ」
先輩の白衣の裾が風にたなびく。
さっきまでの揶揄うような姿も風は攫っていってしまったようで、こんなに寂しそうな顔をする彼女を見たことは、今までで一度もなかった。
けれどそんな先輩が何故か僕には美しくて見え、
その刹那、目を離すことも声を出すこともできなかった。
「けれど……」
先輩はストンと鉄柵から降りて、僕の一歩前まで歩みを進めた。僕より高い背。少し見下ろされる。
先輩の背中を夕陽が照らし、
僕へと先輩の形をした影を落とした。
「けれ……ど……?」
ズンズンと詰め寄る先輩。
先輩がこちらへ一歩進んで来ようとするたびに、
僕が一歩下がる。また一歩、また一歩。
---ドンッ
ついに反対側の鉄柵まで追い詰められた。
そして、先輩は自分と僕を隔てる一歩分の空間を割いて、
僕との距離をゼロにしてきた。
「えっ……」
ゼロにしてきたどころか、
僕の脚と脚の間に自分の脚を滑り込ませる。
そして耳元でこう囁いたのだ。
「今は、誰よりも愛しい君がいる。寂しくないよ」
スッと身体を戻し、最大級のニヤつき顔を見せた後、
「じゃ、また明日ね。助手くん!」と言って、
手を振り去っていった。
僕はといえば、その場にズルズルとへたり込み、
頭を抱えることしかできなかった。
「誰よりも……誰よりも狡いじゃないですか、あの人」
精一杯の文句は夕方のメロディにかき消され、
そこにはいない誰かさんにもちろん届くことはなかった。
.
誰よりも愛していた。
でもそれは、僕の勘違いだったみたいだ。
知らない男の前で幸せそうに笑う君。
初めから可能性なんて、
ほんの少しもありはしなかったのだと気づいた。
踵を返そうとした僕を呼び止めたのは、
僕の一番の友人だった。
「失恋したばっかりの君に、こんなこと言いたくないけど」
誰よりも愛してます。
だから私を選んでくれませんか。
側の店のショーウィンドウには
ぽかんと口を開けた僕の顔が映っていた。
誰よりも誰よりも誰よりも…
そんなことばかり考えていたら
ある日突然感情の線が凍結して感情が心まで
届かなくなった。
何かをするのにはエネルギーを使うけれど、
何もしないのにもエネルギーを使うのだ
そんなことを身にしみて感じる日々
深夜、ラジオから流れる桜の花びらに気がついた時
雪解けの証が瞳から零れた
「誰よりも」
『つくづく自分が嫌になる』。
詩的だな。随分綺麗な言葉じゃないか?
なんだ、つまり。
嫌になったら辞めるのか。
全く、呆れたものだ。一体それで、何を成す?
吠えるならちゃんと傲慢になれよ。希望? 夢? 願い? 欲望? 志? 或いは正義か、それとも狂気?
なんでも良いさ。それが世間一般に美醜が云々、なんて、関係はない。
でも、欲しいんだろ、なら。
誰よりも先に行け。何を踏みつけても、ただひたすらに、先頭を目指せ。
……それが出来ないなら、良い子に自分を嫌って生きろよ。もしかしたら、誰よりも愛されるかもしれないぜ?
【誰よりも】
3日前にこの言葉拾ったんですよね……めちゃ悩みました。