『誰よりも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
高校の入学式の日。私はあなたに恋をした。
それから1年半。誰よりも、ずっとあなたを見つめていた。
あなたがどんな風に笑うのか。
あなたの好きなものはなんなのか。
あなたのことならなんでも知りたくなった。
あなたが困っていると手を差し伸べたくなるの。
そう、これが恋。
「いや、それストーカー」
「世が世ならそうだったかも」
「今の時代がアウトだわ、このバカ」
「坂本くんのことが好きで、止まらなくなっちゃうの」
「いや、相手が気づいてたらドン引き案件だからね」
「大丈夫。私物には手をつけてないもの。坂本くんの使い捨てのつま楊枝なら持っているけど」
「今すぐ捨てろ。大馬鹿野郎」
「ぐすん。捨てなくたっていいじゃない」
「捨てるわ。速攻捨てるに決まってるから。あとヤバイことしてないでしょうね」
「坂本くんが脱いで置いておいた制服のボタンが取れかかってたから直してあげたの」
「普通にホラー案件」
「ホラーじゃないもん。置き手紙に『ボタンつけました byこびとさん』て書いたから、こびと案件だもん」
「そんな案件生み出すな」
「あ、坂本くん」
「なんかボタン触って話してるわね。あんたが気持ち悪いって言ってるんじゃない?」
『気づいたらこびとさんがつけてくれたんだぜ。スゴくね!!』
「坂本アホか!!!!」
誰よりも、ずっと愛している。
誰よりも、ずっと知っている。
誰よりも、ずっと側にいる。
今もほら。すぐ横に。
安心する。そのフォルム。
甘い匂いの中に、ほのかに大人な匂い。
浮気なんて考えられない。
だってこんなに魅力的。
春夏秋冬、変わらずにいて。
寒ければ温めるし、
暑ければ冷やしてあげる。
誰よりも、ずっと癒やしてくれる。
誰よりも、ずっと潤してくれる。
誰よりも、ずっと味わえる。
かふぇおれ。
3時のおやつ休憩中、ふと思い立って博士に質問をしてみた。
「博士って、誰よりもずっと努力してきたものとかありますか?」
私の質問に、丁度お饅頭を口に運ぼうとしていた博士の手が止まった。
暫し空中に視線を漂わせ、お饅頭を持っていない方の手を顎に添えている。
顎に手を添える仕草は、博士が考え事をしている時の癖だ。
一体どんな言葉が返ってくるだろうとワクワクしていると、博士と目があった。
「僕はそういう物はないかも。努力というより好奇心や興味で今まできちゃったから」
だから、本来の専攻と違うことを今しているのかもね、そう言うと博士は眉をハの字にしながら苦笑した。
「博士って人と比較するとかしたりしますか?」
研究の時には比較は大切だろうけど、人に対しても行っているのだろうか。
つい好奇心で聞いてみたが、
博士は淡々と「しないかな」と一言言ってお饅頭をパクリと食べた。
誰よりもずっと努力してきたもの。
君は面白い質問をするね。
誰よりも、ずっと努力してきたと僕は言えない。
君に語った通り、好奇心で今日まで来てしまったから。
それに、この世界は広い。
努力する人というのは数え切れないほど沢山いるだろうし、そもそも努力しなくても出来てしまう天才だっている。人それぞれ違うから、比較するのって難しいことだと思うな。
人との比較か。
人と比較して得られるものって、何だろうね?
物事に対して新しい視点は得られるかもしれない。
けれど、それが必ずしも自分に合うとは限らないとも僕は思っている。
物事のヒントは、対象から離れた意外なところにあったりするからね。
それを自力で見つけるのが、人生の目標の一つであり楽しみなのかもしれない。
少なくとも僕はそうかも。
だからこそ、広い視野で、自分の尺度だけで物事を見ないように気をつけているんだ。
なんて、説教臭いし恥ずかしいから君には言えないけれどね。
*誰よりも、ずっと*
君のことを分かっている はず
君のことを支えている はず
君のことを考えている はず
君のことを愛でている はず
これから君が
たくさんの人に出会って
大事な人ができたとしても
ずっと、ずっと
味方でいるから
忘れないで
いつでも思い出して
#猫好き画家の花村さん (NL)
Side:Kyo Hanamura
「ねぇ花村君、これなら誰にも負けないって思えるものはある?」
小学生の時、先生にそう聞かれた記憶がある。でも、なんと答えたかは覚えていない。
私は外で泥まみれになって遊ぶよりかは、むしろ教室にこもって絵を描いているほうが好きな少年だったから、多分自信満々に「絵を描くこと!」なんて答えていたかもしれない。
それから20年ほど経った現在は、大好きな猫をモデルに絵を描いて暮らしている…わけだが。
「花村さーん!おはようございまーす!」
「おはよう…浅川さん。これからお散歩かい?」
「はいっ!」
「ふふっ、いってらっしゃい」
浅川沙帆さんは私のお隣さんで、ドールハウスのような外観の可愛い家に住んでいる。
いつも明るくて笑顔が素敵な、春風のようにあたたかい女性だ。
「…参ったな…」
猫への愛なら誰よりもずっと強いと自負している私にも、最近好きなものが増えたらしい。
「…ねぇそこのイケメンくん、私の絵のモデルになってくれるかい?」
「なぅーん?」
よくうちの庭に遊びに来る黒猫くんにひとりごとを聞いてもらいながら、今日も私は絵筆を握る。
この感情は創作の妨げにしかならない呪いだと思っていたのに、心地よく感じるのは…何故だ?
【お題:誰よりも、ずっと】
◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・花村 京 (はなむら きょう) 29歳 画家
・浅川 沙帆 (あさかわ さほ) 24歳 ドール服デザイナー
今日は珍しく主様が一日中いてくれるって
言ってくれた。
だからボクはとても浮かれていた。
「主様とずっと一緒にいれるなんて超嬉しい!」
ルンルン気分でお掃除をしてた。
その時だった、窓からチラッと庭が見えた。
ローズくんと主様が一緒にいて、ローズくんの隣で笑ってた。
「え…?」
ボクが見たことない顔で笑ってた。
ボクにはそんな顔見してくれなかったのに…
笑ってる主様を見ていると少し胸が痛くなった。
ボクは誰よりも、ずっと主様のこと考えてるのに…
もう掃除する気分じゃなくなったから、サボっちゃおう。少し寝たら、この胸の痛みも和らぐよね…?
今日は珍しく休めたから館にいる。
庭の薔薇を見ていたらアモンに声をかけられた。
「お、主様じゃないっすか。」
「あ、アモン。」
「どしたんすか?薔薇見てたんすか?」
「うん。花束でも作ろうと思って、」
「へぇ〜?贈る人って誰なんすか?」
「ふふ、ラムリに贈ろうと思ってね。」
アモンは少しチャラいけど優しい子だ。
「…そっすか。
オレに言ってくれたら花束作るっすよ。」
「本当?じゃあ、お願いしたいな。」
「了解っす!」
ラムリに喜んでくれるかな。なんて考えながらアモンと薔薇を見てた。
ラムリは…誰よりも、ずっと私の近くにいてくれた人だから。赤い薔薇を7本、花束にして贈ろう。
私の気持ちに気づいてくれるかな。
誰よりも、ずっと
誰かを意識していない
誰だったか忘れがち
覚えてるのは別の何かで
それが誰かなんて
そんなに必要としてない
事が終わればどうでもいい
仕方ないから
片付けることになる
と言うか
片付けさせられてるかも
必要に応じて
思い出されるから
誰だってどうでもいい
誰かが重要な事
これが少ない
あまりに多くても
出てくるまで
ほとんど思い出さない
多分、思い出せない
ここ数年では
スプラが最悪で
出たら思い出せる
何故か張り付いてる
何故だか処分されてない
裁判も辞さないよ
7千時間は返済させないと
このゲーム関連で
約1万時間くらい使った
だから確実に処理したい
犯人はわかっている
奇声が漏れてるから
ほぼ殺せるはず
多分、処理したら忘れる
人と争うこと
争いを意図すること
私はあまり得意ではない
ゲームでも現実でも
だから相手にしてないが
仕方がない
記録には残ってるし
法的には義務だからね
司法に持っていくだけ
ただ境界線が不明
目指すこと
これは楽しいから
競いならいいんだけど
単なる邪魔者はね
これらに限らずに
大概は相手にもならない
別の場所
別の世界
別の人種
始めからそんな感じ
どうなるか
これはわかるけど
どのようにするか
これが不明で
その間に妨害が
かなり露骨になってる
これらにより
数値が当てにならない
張り合いがない
ゲームにもなってない
自分が動くまで
その時を待っている
誰よりも、ずっと。
愛してきた。
努力してきた。
尽くしてきた。
なのに。
なのに。
愛してもらえなかった。
報われなかった。
手酷い仕打ちを受けた。
あなたのことはもう大嫌い。
あなたの愛情を諦められない私の心も大嫌い。
分かってる。
あなたに私は求めすぎた。
私の行動はあなたへの押し付け。
「これをするから愛して」ばかり。
だからあなたに嫌われた。
でも、私は期待を捨てられない。
いつか、私の「愛して」を叶えてくれる存在が現れるんじゃないかって。
歪でも、私は私なりに頑張ってきたの。
そんな存在いないだとか、自分で自分を満たせだとか、もううんざりなの。
ねぇ神様。
夢でもなんでもいいから。
沢山のことは望まないから。
私にご褒美をください。
「愛して」を叶えてください。
テーマ『誰よりも、ずっと』
誰よりも、ずっと解ってるはずたった
藍より青い春にさよなら
詩『誰よりも、ずっと』
今日は、いいことあったでしょ?
そんな日は、わたしもハッピー
かなり疲れていない?
目線と歩き方ですぐわかる
悲しいことがあったんだね
どうでもいい話を笑って続けてる
心配ごとがあるの?
苛々してる時はいつもそう
めっちゃ怒ってるでしょ?
微笑んでも全身から放出されてる
誰よりも、ずっと
あなたを見続けてきたから
知りたくて、もっと
いつしかこんなにも深く
愛していたわ
「誰よりもずっと」
部屋が真っ暗だ。
彼女は帰宅していないのかな。と思い、ドアを開けた。
「ただいま」
部屋の明かりをつけると、彼女がいた。
彼女は椅子に座って泣いていた。
部屋に彼女の泣いている声が響く。
「どうしたの?」
泣いている彼女に声を掛けた。
「おかえり。少し仕事でうまくいかない事があって」
「そっか」と言い、彼女の隣に座る。
「はいこれ。君の好きな紅茶だよ」
「私の好きな味だ!ありがとう」
彼女の表情が明るくなった。紅茶を一口飲んだ。
「少し落ち着いた」
「うん」
彼女の仕事の悩みを聞いた。
彼女にアドバイスをしたあとに、
「君が頑張っている事、誰よりもずっと知ってるよ。君がいつも頑張っているから自分も頑張ろうって思えるよ。誰よりもずっと君の事、愛してる」
と言った。
「ありがとう。元気出た。私も誰よりもずっと君の事を愛してる」と、彼女が言った。
二人共、照れていた。
「仕事、無理せず頑張るよ」
「うん。」
「紅茶も話を聞いてくれてありがとう」
「どういたしまして」
後日、仕事がうまくいったと彼女が笑顔で話してくれた。
「誰よりも、ずっと」
私は貴方に、深く愛されました。
食事をもらい、可愛い洋服を買ってもらい、必要な教養を身につけさせてくれました。
小学1年生の頃、風邪をひくと、病院に抱っこをして連れてってくれました。
あのときの貴方の温もりが忘れられません。
私が、悪い点数をとったときや、わがままを言ったときは
きちんと叱ってくれました。
叱ってくれたあとは、「ごめんね、ごめんね、痛かったよね」と優しい言葉を囁いてくれます。
そして、私の体にできた、青紫の模様を見ながら「この色はね、私があなたを愛してきた証拠なの」と、優しく、温かい声で教えてくれました。
ほんとうに、貴方の子で良かったと思いました。
私は誰よりも、ずっと、愛されてきたのだと思います。
こんなに、幸せなことはありません。
貴方は最高の△です。
でも、周りは貴方のことを「最低な△」と言います。
そして、私と貴方を離れ離れにさせました。
早くそこから出てきてください。
私は貴方を守ります。
・・・・
だから、私をまた、愛してください。
義務は守ってくださいね。
私はあなたを愛せてましたか?私はあなたを悲しませずにいられましたか?
ずっと、ずっとあなたのために尽くしてきたの、あなたにまだ私に対する不満があるのなら言ってよ。じゃなきゃ成仏できないじゃん!!あなたがそんなふうに泣いていたら私だって笑えないよ、、、笑ってお別れしようとお思ってたのにあなたのせいで、、、台無しじゃんwでもね私は『誰よりもずっと』あなたを愛してる…
毎日15分でできる、言語化能力を伸ばす方法。
①大量に速く本を読む。
②3週間毎日、日記を書く。
最近、会話の中で『やばい』『まじで』などを多用して語彙力が少ないのを感じていたので試してみようと思う。
桜
近くの公園は桜が満開になっており、近所の住民たちは集まってお花見をしている。
桜もお花見も春の風物詩だ。
ただ、花は儚いもので、一週間も経てばあっという間に散っていく。どうして花はそう早々にその栄華なる時を終えるのか。
よく見ればお花見してる人たちはお弁当の具ばかりに目が行っている。花より団子だ。
桜の見頃は一瞬なのに、勿体無いと思う。
桜は一年でほんの一週間しか見れないのに。
一年一年を大事に楽しく生きたいならば、ぜひとも風に揺られる桜の色々な姿を目に焼きつけておきたいものだ。
そう誰かが強く思い続けていたのだろうか、帰り道に不思議な光景を目にした。
満開の時は過ぎ、あっという間に散ってしまった桜たち。
その中に、たったひとつだけ。満開の桜が残っていた。
もう5月になるが、このようなことがあるなんて。
そう思い、近くに座り、一人で静かに桜との時間を過ごした。
誰よりも、ずっと
緑は目に優しい色なんだよ。
そう僕に教えてくれた彼女はもういない。
1年前のあの日、僕はいつものカフェで彼女を待っていた。普段遅れることない彼女が来ないまま15分がたっていた。
メッセージを送ったが返事はない。
僕は特に驚かなかった。彼女は来ない気がしていたのだ。喧嘩をしたわけでも別れ話をしたわけでもない。前回のデートは植物園で、ふたりできれいな花や珍しい植物を見て回った。
その帰り際、ひときわ大きな木を見上げながら彼女は言ったのだ。緑は目に優しい色なのだと。
彼女の横顔を眺めながら、この顔を見つめるのはこれで最後の予感がした。なぜと聞かれても答えられない。
しいていえば彼女はもっと派手な色が好きだったから。
優しい緑では満足しない激しい心を抱えているのが見て取れたから。
誰よりもずっと彼女に優しくありたかった。
たとえそれが彼女の望む色ではなかったとしても。
周りの人は皆んな 私の目から見たら、前を向いていた。未来に行こうとしていた。
私だけ置いてけぼりな気がして、鬼ごっこで置いて行かれた子供のような気持ちになりました。
わたしが遅いのか皆んなが急ぎ足なのか、思い出も捨てて何処かへ行ってしまうように私には見えてしまって、寂しいような、焦りのような気持ちでいっぱいになったのです。
まだ、留まっていたいよ。昔のままでいたいのに。
私は誰よりも、ずっと過去に囚われているのでしょう。まだ早い、まだ駄目だ、まだまだまだ。
私は 誰よりも、ずっと 過去に執着している。
どこかへ逃げ出してしまいたいと、何度願ったことでしょう。誰かの足元に縋りたかった弱虫な私。
重い腰を上げて、硬い足を動かして、私だって進むのです。置いてけぼりの私が、そうでなくなるように。
自分に誇れるように、自分を許せるように、
誰よりも、ずっと 未来に幸せを見つけられるように。
誰よりも
最近、過去のワタシがやらかした
言動を思い出しては、今の私がヘコむ。
誰よりもワタシが私を応援し
誰よりもワタシが私を傷付ける。
私を責めてもワタシは変わらないから
私が少しでも私を好きになれるように。
誰よりも私を大事にしたい。
そしたら誰も大事にできる。
好きでした 告げぬ言葉と 花曇 あなたの知らぬ わたしのほんとう
お題「誰よりも、ずっと」
「なぁ、今日あんた告白されたってほんま?」
隣の席の子が聞いてきた。
「どこから広がったの…?うん、嬉しいことに告白されたよ」
僕がそう返答すると彼女は口をとがらせた。
「ふーん。嬉しかったんか」
どこかすねた雰囲気に戸惑いながらもうなずきで返す。
「そりゃあ、人として好きですなんて滅多に言われないじゃんか。嬉しいだろ?」
同意を求め隣を向くと机にうずくまった彼女が目に入った。
「…ウソツキ…告白って言ったやんか……」
「うん、人として先輩が好きなので付き合ってくださいって言ってもらえた」
すると彼女は勢いよく頭を上げる。
「はぁっ!?やっぱいわれとるやん!!まさか…オーケーしたんか…?」
勢いはどこに行ったのか少し不安そうに上目遣いで聞いてくる彼女に思わずときめく。
それを悟られないよう横に首を振り、笑いながら答える。
「ううん、好きな子がいるからってお断りさせてもらった」
その言葉を聞くと彼女は力が抜けたように机にまた突っ伏した。
「なんやねん……断ったんか」
「うん、残念?」
ガバっと起き上がる彼女と目が合う。
「残念な訳ないやろ!むしろそれを願っとったわ!だってうちが一番あんたの事好きやもん!」
清々しいほど暴露した彼女に驚きの目を向けると、自覚がないのかキョトンとされる。
「なに間抜け面しとんねん。うちがあんたを好きなこと知ってるんやろ?」
「いやいやいや、初耳なんですけど」
何故か立場が逆転し、いつの間にか僕が振り回されている。
「だって毎日、うち結婚するならあんたみたいな人がええって言うてたやんか」
「たちの悪い冗談かと思ってたよ!?」
「え、じゃあうちは今知らんうちに誤爆したんか…?」
重々しく首を縦に振ると静かに崩れ落ち、小さな手で顔を覆った。
「……むりやわ。ほんまにむり。頼むから忘れたってや」
「え、いやだよ」
羞恥で潤んだ瞳で怒りを向けられたが可愛いとしか思わない。
「君こそ知らなかった?僕は誰よりも君のことが好きなんだよ」
驚きと喜びが広がる彼女にもう一言と言葉を紡ぐ。
「毎日、君からプロポーズしてもらってたから、これからはずっと僕がするね」
きっと自分の顔は今見れるものではないだろうと思いながらも、彼女の小さな手を包み引っ張りながら思った。
きっと誰よりもずっと僕は彼女を愛すだろうと。
その後、二人は家族になり、孫たちに教えました。
『ずっと誰よりも愛せる人に出会えるだろう』と。
#誰よりも、ずっと