『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
変なの。
秘密って誰にも言えないから
秘密って言うんじゃないの?
重複してる。
そもそも誰かに言えるんだったら
秘密じゃないよね。
ってそう連ねながら
自分で自分の秘密を探る。
そんなもん思いつかないけれど
無いわけでも無いような氣がする。
聞かれれば答えるよ。
でも氣分で話したくない時もある。
とてつもない汚点であっても
時が経てば笑い話になってたりするもの。
その時にはもう
逆に喋りまくってしまいたくなる。
このあとの時間は
そういう美味しいネタにしてしまえる秘密とたくさん出会っていきたい。
誰にも言えない秘密が
『みんなに笑ってもらえた秘密』
になること。
大したことない私の生き様を
そう使ってもらいたいと願う。
誰にも言えない秘密って、あなたにはありますか?
昨日こっそり寝る前にアイスを食べたこと?
彼女の友達と浮気していること?
昔、人をいじめていたこと?
人を殺して埋めたこと?
私の秘密、あなたにだけ教えてあげましょう。
私、実は死んでるってこと!
正月に帰省した。
こんな俺でも地元に帰れば友達がいる。
久しぶりに友人と再会した俺はカラオケやパチスロといった娯楽を大いに楽しんだ。
そして夜も更けてきたところで居酒屋で談笑という運びになった。
酒を酌み交わしながらお互いの近況を改めて報告しあった後、友人が「そういえば…」と切り出した。
長々と聞かされた話を要約すると、今の仕事を辞めて転職するか迷っているという人生相談だった。
いい感じに効いてきた酒のせいで普段と比べて8割増しで気が大きくなっていた俺は、コトワザを例に出して偉そうに友人に説教した。
「そんな簡単に成果なんて出るわけないだろ。もうちょっと頑張ってみろよ、石の上にも三年っていうだろ」って具合に。
そしたら「でもお前は仕事辞めてるやん」と、さらっとつっこまれた。
俺は返す言葉が見つからなくて、無言でムスッとしてビールを飲んで、おつまみの厚焼きたまごをやけ食い気味に頬張った。
俺の機嫌を損ねたことを察したのか、友人は居酒屋の代金を奢ってくれた。さらにその後、行きつけのガールズバーに俺を案内してくれた。やはり持つべきものは親友だ。実に楽しい時間だった。
前置きはここまでにして今日のテーマ『誰にも言えない秘密』
それを語る前に、俺が仕事を辞めた理由について書く。
友達に話す時は「ブラック企業すぎてさ」とか「人間関係がめんどくて」なんて格好つけて説明してるけど、本当はぜんぜん違う。真相はこうだ。
ある日、いつも通り起床して、いつも通り出社しようとした時、急に猛烈な吐き気をもよおした。
体温計で熱を測ってみたところ平熱だったので気にする事なく家を出た。しかし職場に向かう途中で頭痛に見舞われた。
脳がギューと内側から締め付けられているような感覚の激痛に耐えかねて、俺は急いで自宅に引き返すとベッドに倒れこんだ。
少し休むと頭痛は治まったものの今度は冷や汗が出てきて、言いようのない不安感に苛まれた。
仕事をサボってしまった、どうしよう、終わりだ、終わりだ…と、客観的に見ると何も終わっていないのに、あの時の俺の中では世界が終わるくらいの規模で、なにかが一気に崩壊して終わっていきつつあるのが怖くて仕方なかった。
職場からかかってきた電話にも出られず、俺は漠然とした終焉の不安感に慄いて布団を頭からかぶって震えていた。
それから調子が元に戻る日もあったが、基本的には先述した謎の発作に苦しめられて仕事を休む日が続き…俺は半分クビに近い感じで仕事を辞めた。
仕事を辞めた後、しばらくのあいだ貯金で食いつなぎながら、ひたすら眠るだけの生活が続いた。そんな日々を送っていると、体重が10キロ以上落ちてガリガリになってしまった。
いよいよ貯金が底をついた頃、このまま寝たきりで孤独に朽ち果てるか、それとも生きるために働くか選択しなければいけなくなった。
もう何も食わん!と本気で悪い方の選択肢を選びかけたが、結局お腹が空いてスティックパンを泣きながらかじった時に気づいた。悪い選択肢を選ぶ根性は俺には無いと。
なので俺は生きていく為にアルバイトを始めた。
新しい職場は出来立てアツアツのからあげを耐熱性0のゴム手袋をつけただけのほぼ素手の状態で掴んでひたすらパック詰めするという、なんか拷問みたいな仕事だけど、働いているうちに不思議と俺の健康状態とメンタル面は回復しつつある…ように思う。
後になって謎の症状についてネットで調べてみて分かったが、仕事を辞める前と辞めた直後の俺は、うつ状態だったのかもしれない。
うつかもしれないと知って俺は怖くなった。怖かったが、いまさら病院にいって「あなたはうつです」と診断されるのは、もっと怖かった。なので病院にはいまだに行っていない。
もしかしたら俺は、うつといういつまた爆発するか分からない爆弾を抱えたまま生活しているのかもしれない。
これが俺の『誰にも言えない秘密』
誰にも言えないので、何者からも共感や批判が来ないここに、あの時の気持ちを備忘録として残しておく事にした。
誰にも言えない秘密
君と過ごした日々
君になら何でも話せた
君といると楽しくて
ぶつかることもあったけど
たくさん話して解決して
揺るがないものを感じた
名前のつけようのない二人の関係は
誰も知らない
ここだけの逢瀬
『誰にも言えない秘密』
これはセバスチャンが悪役令嬢のもとで
働き始めてまだ間もない頃のお話です。
「「「わっしょい!わっしょい!」」」
ある日のこと、青年は屋敷にひっそりと
住み着く妖精のブラウニーたちが、
牛を背負って地下へ続く階段を
降りていく様子を目撃。
あまりにも奇妙な光景に、
彼は妖精たちの後を追うことにしました。
近づいてくる水のにおいと何かの鳴き声。
扉の先には、長い地下水道が広がっていました。
妖精たちはゴンドラを漕ぎ出し、
地下水道の奥へと進みます。
彼らが乗る舟の真下に見えるは
とても大きな魚影。
妖精たちは舟を止めて、「せーの!」という
掛け声と共に牛を水面に放り投げます。
すると水の中から巨大な魚が飛び出してきて、
牛を一瞬で丸呑みにしたではありませんか。
あれは鰐?鮫?鯨?
初めて目にする生き物に青年が驚愕していると、
コツコツと階段を降りてくる足音を拾いました。
振り返るとそこにいたのは、
この屋敷の主であり、彼を拾った美しい娘。
「あなた、見てしまいましたわね」
「あの生き物は……」
「この家で飼っている
モササウルスのモサちゃん (♀)ですわ」
「モサ……」
「私の機嫌を損ねたら、あなたも
モサちゃんの餌になってしまいますからね。
気を付けてくださいまし」
娘の言葉にフンと鼻を鳴らす青年。
この屋敷も目の前に立つ娘も、
謎に満ち溢れています。
疑問に思うことは多々ありましたが、
お互い秘密を抱えた者同士、
余計な詮索はしないでおこうと
青年は心に決めました。
誰にも言えない秘密
秘密なんて、
抱えれば、辛いだけで、
誰かに何かを隠そうとすれば、
知らず識らずの内に、
心は傷付くそうです。
ですが。
秘密という言葉に、
何処か、不思議な魅力を感じるのは、
私が、秘密を持つ事さえ赦されない、
まるで家畜同然の半生を、
過ごしてきたからかも知れません。
小さな秘密さえ、碌に持たない私に、
誰にも言えない秘密が出来た時。
私は、どんな想いを抱くのでしょう?
誰にも言えない秘密が、私に齎すもの。
それは、不安?焦燥?辛苦?
…それとも。
地獄への甘美な誘い、なのでしょうか。
誰にも言えない秘密
表で嫌われないための努力のこと
貴女は大丈夫。大丈夫ですよ。
誰にも言えない秘密があってもいい。それでいいんです。
何も隠し事のない人間などいません。
世界に貴女のことを全てさらけ出す必要など、ないのです。
今日も少しお疲れですね。
大丈夫ですよ。ゆっくり休んでくださいね。
おやすみなさい、愛しい人。
淑女たるもの、秘密は多ければ多いほど魅力的。
だから今日も、口癖となった言葉を発する。
「これは、貴方と私だけの秘密ですよ。」
周りの紳士は皆、神秘的な私に夢を見る。
知らないことには興味を持ち、興味は後に好意となる。
故に、自分自身を晒してはならない。
彼らの好奇心を満たしてはならない。
秘密にしなければ、秘密をつくらなければならない。
そうでもしないと、ただの私では好いてもらえない。
だというのに、私には大した秘密なんてない。
そこらの乙女と何ら変わらぬ、平凡な生娘だ。
これこそが、私の一番であり唯一である秘密。
私が私でいるために、隠さねばならない事実。
皆に愛されるために、演じなければならない。
謎多き淑女を騙るために、今日も私は嘘を吐く。
「これだけは、誰にも言えない秘密なのです。」
------暗い
------何かを引き摺るような音
------掠れた声
声:愛してる……
------引き摺る音に、時折混じる深い息づかい
声:…愛してる、愛してる……
声:愛してる…………
------引き摺るような音、時々、布を引っ掻くような音、一定の間隔で、方向を変えているような擦る音
声:…………愛してる……
“狭い部屋”
誰にも言えない秘密
誰にも言えない秘密を抱え
君はいつも膝を抱えて俯く
鏡に映った自分の姿
君の中にいる抱えきれない闇を
恨めしそうに睨む
さすがにここで書けるわけないよね…(笑)
テーマ:誰にも言えない秘密
「誰にも言えない秘密」
誰にも言えない『秘密』を話してくれる者、
誰にも言えない『秘密』を聞いてくれる者、
当てはまる『者』がいないのは、
昭和・平成・令和のボッチ共通事項。
―― 誰にも言えない秘密――
AV観てる
2024/06/06
すみません。ちょとサボりました笑笑笑笑
笑い事じゃないですよね、はい✋( ˆ̑‵̮ˆ̑ )
えっと、まぁちゃんと運動しまたよ?👉👈🙄💦
今日も運動しました、けどちょとね、女の子の日が来てしまい、少しか体動いてないです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
まぁそこんとこゆるしてちょ
今日はここまで!!おやすみなさーい!
お題:誰にも言えない秘密
タイトル:誰にも言えない私の秘密
実は女ですが2次元の女の子を愛でるのが好き。
誰にも言えない秘密。
昔はあったと思うけど、今はもうない気がする。
やましい事も、後ろめたいことも、今は全くない。
やっと、晴れやかな気持ちでいられるようになれたことに感謝したい。
猫と我1K6畳共暮らし家族でもあり主従でもあり
狭い部屋
引き出しの奥の方にある小箱には歴代猫ヒゲ夜な夜な味わう
誰にも言えない秘密
【誰にも言えない秘密】
彼の指に唇を這わせ、そっと口づける
それが俺たちの合図
みんなの人気者のアンタが、今は俺だけを見てくれる
普段あんなにからかってくるのに、二人きりの時は蕩けるような目で見つめてくる
彼から与えられる甘い蜜に、また溺れてしまう
だからせめて、優しくして
誰にも言えない秘密
「あ、誰にも言わないでって言われてたんだ。ごめん、忘れて!」
思わず話しちゃった、とちょっとだけ可愛こぶる。
そんな私に彼はすぐに青い顔になった。
「言わないでって言われたこと言うなよ!そして俺に言うな!なんでお前はいつもいつも俺に話すんだよ!?」
声が大きくてファミレスの中での注目を浴びたが、当人は、「俺は聞いてない、聞いてない…」と小声で呟き始めていて気づいてない。
これはいつもの呪文だ。彼にとってのおまじないで、呟けば直前に聞いたことを忘れられるらしい。
私はそれを、とても素敵な呪文だと思ってる。
「ほんっと、そういうところだよ」
「何が?」
「お前がモテない理由だ。ていうか、お前が失恋したから話聞けって、俺を呼び出しただろうが」
「そうでした」
忘れてんのか?若年性健忘症?と哀れんだ目で見られて、とても心外だ。
「なんだってお前の話から、他人の秘密の話になるんだ……」
「なんとなく?」
「人の秘密なんて知るもんじゃないし、言いふらすものでも無いだろ?本当に、もう俺の前だけはやめてくれ」
「努力はしてるんだけどなぁ。で、なに?これが私のモテない理由って、どういうこと?」
彼は嫌そうな顔を真剣な顔に変えた。
「守秘義務を守れないやつにろくな奴はいない」
手をぽん、と叩きたくなるくらい納得した。
「 絶対に言わないから安心してね」と約束しといて、他人にあっさり喋っちゃうような人は信用するべきじゃない。
つまり、私である。
「お前って秘密とかなさそうだよな。全部ボロっと話してそう」
「確かに秘密ってないかも。知られても別に困らないしね」
「本当にお前に話すことだけは、内容に気をつけることにするわ」
「そうして。私、嘘つけないからさ、思わずポロッと出ちゃうと思うし」
そう、警戒するべきは私なのだ。
「てことは、何か秘密があったりするの? 誰にも言わないから教えてよ」
「今の流れで教えるバカはどこにもいない」
「えーケチ」
くすくす2人で笑う。
私は彼に嘘をついた。
私にだって、秘密くらいある。誰にも言えない秘密が。
そして記憶力はものすごくいい方だ。
何もかも覚えてるし、何もかも忘れられない
忘れられないのに、他人の秘密なんて私は抱えていられない。
だから、私はポロッと話す。
“聞いてないこと”に出来る人に。
「また誰かの秘密入手したら連絡するね」
私はにこりと笑い、彼はガックリ項垂れた。