『誰かのためになるならば』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰かのためならば
誰かのためならば命をかける。何て私は言えない
ゴミだから、人を傷つけるゴミだから
妹りんご
「誰かのためになるならば、この身など惜しくない。」
そんな風に、簡単に自分を犠牲にできるの、何故ですか。
そういうのやめてって、散々言ったじゃないですか。師匠。
でも貴方はスーパーヒーローで、この世界を照らす光!…ですもんね。わかってます。私のエゴだって。
貴方の手で大勢が救われた。大勢から見たら、素晴らしく華々しい最期です。
だけど、私は?貴方の隣に立ち続けた私は、どう、思えばいいんでしょうか。共に戦いながら、貴方を守り切れなかった私は。
師匠であり相棒であった貴方がもう、いないだなんて。
私はこの先毎日、貴方の影を見るだろう。それを振り払いながら生きていかねばならない。
そんなのって、ねぇ。師匠、私のことも救って。今すぐここから攫ってください。
貴方のいない今の、色の無い世界に守る価値など無い。
ひとり呟く、誰にも届かない声。
『誰かのためになるならば』
【誰かのためになるならば】*49*
んーー誰かのために、って広い意味で考えると
募金や献血なんかが浮かぶんだけど
大切に想う人たちのために、と考えたら…
寝る間も惜しんで、大好きなドラマも後回しにして
悩みや相談を聞く事ができる
どんなに忙しくても楽しみに待ってくれているのなら
美味しい料理を作りたい、作ろうって思う
もともと頼られるのは嬉しいタイプで
私でないと、私にしか頼れない、って言われたら
尚更頑張っちゃう
性格ははっきりしてる方なんだけど
情には弱くって…押し切られちゃうこともしばしば
まぁでも自分よりも大切に想える存在を助けるには
私の命が必要だと言われたら
そこは、何の躊躇もなく捧げることができる
誰かのためになるならば
トイレットペーパーが無くなったら
個室内に在庫があれば
新しいものをセットしていく
✴️100✴️誰かのためになるならば
あとがき
日記もろくに続いた事が無いのに
やった~100作目🙌
読んでくださった方に
沢山の幸運が訪れますように✴️
あなたのためなら
なんだってやってやるけど
不特定多数の誰かのために
なにかしてやろうとは思わない
_誰かのためになるならば
(副題:あなたのためになるならば)
誰かのためになるならば
誰かのためになるならば、嫌だなって思う事もやる時有るよね
自分が知らないところで喜んでる人が居たら、嬉しいって思うよね
誰かのためになるならば…
トイレットペーパーを三角に折ってくれてる人、毎回どうもありがとうm(_ _)m
誰かのためになるならば。
そうやってまた笑うんだろう?
分かんねえよ。どうして他人のためにそこまで尽くせるのか。
家でも学校でも誰かのために動いて、動いて。
なあ、それいつかお前が潰れるぞ?
「でも、周りの人が喜ぶの好きだから」
そうやってまた笑って。
いい加減気付きなってば。
こころもからだも悲鳴上げてるってこと。
否定はしない。お前の今までの人生を無意味なものだと感じさせるような真似はしたくない。しないけれど。
俺にだけはこころの本当の声聞かせてよ。
俺のくだらない話を真剣に聞いてくれたそのときのお前みたいにぜんぶ受け入れるから。
閉ざされたこころの扉をくぐるのは、俺じゃ駄目?
お前にとっての“誰か”が周りのみんな、なら俺にとっての“誰か”はお前以外に考えられないんだってば。
─誰かのためになるならば─ #14
煙草に火をつける。
赤い火口から細い煙が上がる。
誰かのためになるならば。
誰かのためになるならば、不道徳な行動はどこまで許されるのだろうか。
薄汚れた白衣を羽織り直す。
診察台の上に置いた針と鉗子が、照明に照らされて怪しく光っている。
人の気配はしない。
無理もない。
僕が今やっている研究について来てくれる人間など、そうそういないだろう。
俺の専門は精神科、生命倫理の畑の人間だ。
精神に問題を抱える患者を治療したり、終末医療を受ける患者の相談を受けたり…普段はそんなことを仕事にしている。
まあ、難しい仕事だ。正解がないのが特にキツい。
抱えるものが大きすぎて、医者の不摂生を体現するように精神を病んで、患者側として職場に通うことになる同僚や部下も少なくない。
煙を燻らす。
細い煙が、揺らめきながら天井へ登っていく。
倫理や正義については何度も論じてきた。
生命とは何か、道徳とは何か。
それは、大学時代から何度も問うてきたお馴染みの自己問答だ。
そういう人間だから、容易く一線を越えられたのだろう。
もしくは、マトモに見えた俺も、既に狂ってしまっていたということか。
目がシパシパと乾く。
近頃、睡眠時間が取れていない。
潰れて辞めていった医者たちの埋め合わせと、件の研究に追われて、しばらく仮眠すら取っていない気がする。
そういや、昨日鏡で見た自分の顔は、随分とクマが酷かった。
戦場や無法地帯に_それこそ誰かのためとはいえ_生きた人間を送り込むことは、倫理的にずっと問題に問われていた。
人間に暴力という選択肢が残されている限り、誰かが手を汚し、秩序を守らなくてはいけない。
だが、それには心身共に莫大な危険と負荷がかかる。
無事に帰ってきたとて、精神を病んで、平和を享受出来なくなる人間もたくさん出る。
それは、先進国の少子化が深刻化し、精神病の患者が急増した現代で、一躍、人類達の頭を悩ます筆頭問題となった。
そこで、極秘の計画が持ち上がったのだ。
内容は簡単。人に変わる兵士を作り出す計画だ。
だが、機械やAIではダメだ。
奴らにはコストが掛かるから。
人間が昔から今までも、これからも、人間が兵士として使われてきた所以の一つに、コストが少なくて済む、ということがあるのだ。
人間は、勝手に生殖で増え、自然と意思疎通できるようになる。
プログラムを組み、金属を加工し、体を組んで膨大な時間をかけて出来上がる機械よりもよっぽど手軽で、即戦力になる。
たとえ生命が複製できないただ唯一の存在だとしても。
機械を量産するより、ずっと効率的なことには変わりない。
機械を発明したとして、それは人間の兵を無くすことには繋がらない。
…だから、僕たちが目をつけたのは死体だった。
生きている人間の次に、自然発生する人体だ。
死体を従順な何かとし、戦場やトラウマになるような場所に送り込まれる人間を根絶する。
これが我々の…僕たちの研究だ。
簡単ではない。現に長い月日が経ち、チーム最年少だった俺が最年長となっても、まだゴールは見えて来ない。
…そんな中、何千人の人間が戦場に送り込まれたことだろう。
溜息をつく。
青灰色の煙が、溜息に色をつける。
縫い目が露わな死体は、目を開きそうにない。
誰かのためになるならば。
生きる人たちのためになるならば、こんな死への冒涜も許されるのだろうか。
分からない。
煙草が短くなってきた。
灰が足元に散る。それを踏み躙る。
青白い蛍光灯が、仄暗い冷めた目で、こちらを見下していた。
自分より人…そこを変えたい。
たまには人より自分、になりたい。
No.71『誰かのためになるならば』
私が誰かのためにできることなんて
本当にちっぽけなもの。
だけど誰かのためになるならば
ちっぽけなことを繰り返す。
だって小さいことを重ねれば
それはいつしか大きくなるから。
「誰かのためになるならば」
薬包紙の折り方すぐ忘れる。粉薬苦手だし。
でも災害の時に役に立つんだって。パラフィン紙。
「誰かのためになるならば」そう思って雨の量を減らした
誰かは喜んでサッカーをしている
誰かは悲しんで枯れている作物を見ている
私は急いで雨を降らした
「誰かのためになるならば」そう思って太陽に隠れるよう伝えた
誰かは喜んでぐっすり寝ている
誰かは怒って電球を交換している
私は急いで太陽を呼び戻した
「誰かのためになるならば」そう思ってしたことは
本当に良いことだったのだろうか
誰かは本当に喜んでいるのだろうか
誰かはどうして喜ばないのだろうか
私は頭がいっぱいいっぱいになった
だから私は
「誰かのためになるならば」そう思って何もしないことにした
そして
「私のためになるならば」そう思って寝た
『誰かのためになるならば』
誰かのためになるならば
いくらでも自分を犠牲にしてしまう。
そんなことしたって
自分のためにならないのに。
西日が貴女の小さく丸まった背中を容赦なく刺しつける。
「………なにしてんの」
そう問いかけると貴女は、
「掃除してるの、今日田中さんたち忙しいから出来ないらしくて」
と、一切の混じり気がない瞳をこっちに向けてくる。私が自分の顔を覆って大きくため息をついて、
「それさ、都合いいと思われてるんじゃないの?」
と言うと、貴女は小さく首を左右に振って、
「そんなことないよ、田中さんたち、今日は部活のミーティングがあるんだって、言ってたもん」
「でも、あいつら幽霊部員じゃん、美術部の」
「……幽霊部員なら、尚更部活にいった方がいいじゃん」
「ほんとにいってると思うの?どうせ今頃カラオケでも行ってるんだよ?あんたがずっと掃除してる間に」
「………それでも、役に立ってるなら、それでいいよ」
「いいわけ無いでしょ。あんた別に田中さんの手下でも何でもないんでしょ?嫌な事は断っていかなきゃ」
「でも、田中さんの役には立ってるんでしょ?」
「立ってるっていうか、そもそもあいつの仕事なんだからあいつがやらなきゃダメでしょ。……それは、優しさじゃないんじゃないの」
「でも、田中さんは助かったんでしょ?」
「………そりゃあ、今日だけを切り取ったら、助かった、とは思う、けど」
「……なら、良いよ」
「良くないって」
「……あたし、優しいことしか取り柄、無いからさ、これだけでも、誰かの役に立てたら、それでいいんだ」
自分に言い聞かせるようにいう貴女のその顔は痛々しくて、私まで胸が苦しくなった。
「……優しいだけが取り柄なんて、そんなこと、ないよ。少なくとも私は、あんたのこと、人として、好き、だし」
「……ほんと?ありがとう」
そうやって上目遣いで微笑む貴女の笑みはパンジーのように綺麗で、私は自分の顔が赤くなってやしないかと不安に思った。黙って教室の奥にあるロッカーまで足を運び、箒をつかみとる。なにしてるの、と言う貴女の声を背中に浴びながら、貴女と反対方向の床を箒で掃き始める。
「…………手伝うよ、私も。ただ!田中には絶対に一回は、あんたの分の掃除、肩代わりさせるから。………だから、だからその時は、二人でカラオケでも、行こうよ」
沈みかけてる夕日が織り成す赤い薄紫色の光が、私たちを包み込む。この空気をずっと、持っていたいと、そう思った。
【誰かのためになるならば神様が舞い降りてきて、こう言った】
coming soon !
午前2時半からか
2024/07/26㈮日記
開会式見たいけど
眠いので録画を見よう。
3時半頃にサプライズがあるとか
聞いた。
有名人の登場?
オリンピックの邪魔をして何になるのか。
悪意ある…か。
問題を大きくしたくないんだろうね、物は言いようです。
帰宅したら、ポンプ稼働中。
今日は〇〇さんの家の近くの畑。
〇〇さんは一人暮らしだから
僕と同じく「うるさいんだけど」を
1人で抱えていると思う。
僕は日記に書いて発散。
ただいまの時刻21:54
また23時に止まるのかな。
僕が農業を知らないだけで
夜のポンプは当たり前のことなのかな。
そう、度々あることじゃないから
目くじら立てずにって思う気持ちも
あるけれど、畑の主さんが
23時までなら稼働させても
大丈夫だろって思っているなら
それは違うよって言いたい。
生活スタイルはそれぞれ
違うのだから。
今日はうな次郎を見つけた。
最後に4つ残っていたので
2つ買って来た。
明日、ご飯を炊いて食べようっと。
おやすみなさい。
誰かのためになるならば
私は人に怒ることをやめます
誰かのためになるならば
注意をすることをやめます
誰かのためになるならば
足でまといをしないよう、もう何もしません
でもそれらは
誰かのためになっていません
誰かのためになるならば
私は魔法使い
ただの魔法使いではない
他の魔法使いに殺されないようにいろんな魔法を学んだ
たくさん魔法を使えるように魔力の向上にも努めた
それは全て自分の為に
結果、私はいつしか大魔法使いになった
周りは皆、私を見ると恐れをなして頭を垂れる
自分のために頑張ったら
いつしか私は独りだった
ある日、私の元に人間がやってきた
私たちより短く儚い人生を生きる人間は
私に魔法を教えてほしいと願った
物覚えが悪く、何度も失敗を繰り返していたけれど
それでも懸命に呪文を唱え続けた
「なぜ、そこまでして魔法を使いたいの?」
「私たちは1人で生きてはいけません。なので共に生きるために魔法を使いたいのです」
「共に生きるのに、魔法は必要なのか?」
「はい。生まれつき体の弱い私は、たくさんの人に支えられているのです。なのでそのお返しに
水を作れば花は咲き、花は笑顔を運ぶのです
火を作れば食物を焼き、生きるための糧になります
風を作れば涼を生み、濡れた衣服も乾かします」
その言葉に私は悟った
彼女は自分のために魔法を使わないのだと
支えてくれた人間のため
もしかしたら誰かのために使うつもりだと
「…せいぜい励むといい」
誰かのために魔法を使えなかった私のかわりに
誰かのためになるならば
自分の持っているものを
捧げるよ
それで…
人が喜んでくれたり
役に立つなら…
うれしい…
生きてる価値を
感じる気がする…