『誰かのためになるならば』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰かの為になるのならば、僕は喜んでこの世を去ろう。
これが、本当に誰かの為になるのならば。
人の役に立って死ねるのならば、僕は未練なんて無い。
でも、少しでも、迷惑がかかるようならば、辞めよう。
と、僕は何度も何度も自殺を辞めてきた。
カーテンを開けて。空に向かってこう言う
さぁ、今日も迷惑かけないように生きよう。と
誰かのためになるのならば
多分これは綺麗事でまれにすごく優しい方がいるだけ。
でもその優しさがあるから人に希望を持つと思う、どんなけ裏切られて人間不信になっても優しくされたりすれば心に隙ができてしまう。それが悪いことなのかは分からないけど、その出会いがあるから今、僕は愛する人がいる。
だから僕は誰かのためになるのならば、少しずつ優しくしていこうと思う。
【誰かのためになるならば】
放課後の生徒会室。君と二人向かい合わせで、書類の束をぱちぱちとホッチキスで挟んでいく。午後5時を告げる音楽が、開け放たれた窓の向こうから流れていた。
「ごめんね、こんな時間まで付き合わせて」
申し訳なさそうに眉を下げた君へと、私は軽く肩をすくめてみせる。その間も書類を捌く手は止めない。
「良いよ、別に。誰かの役に立てるのは嫌いじゃないし」
明るく口にすれば、君は少しだけ眉を寄せた。困ったような、それでいて何かを咎めるような視線。そうして君は小さくため息を吐き出した。
「君のそれは美徳だとは思うけど。誰かに騙されて良いように使われてないか心配だよ」
「いやいや、そこまでお人好しじゃないし」
というかそっくりそのまま同じ言葉を、本当は君に返したいんだけど。明日の全校集会で配る書類の準備を先生方に丸投げされて、文句も言わずに一人で黙々と片付けようとしていた生徒会長様のほうが、私なんかよりよっぽどお人好しだろう。
誰かのためになるなら、それって良いことでしょ。なんて言って、私は君が一人で引き受けた仕事の大半に手を出しているけれど。だけど本当に私が助けたいのは『誰か』なんて漠然とした存在じゃなくて『君』だけだ。君のためじゃなければ、こんな面倒な仕事を手伝ってなんてやるものか。
だけどそんな素直な本音を口にすれば、きっと君は萎縮して私の手伝いを断ろうとするだろうから。だから私は君の前でだけ、誰かの助けになりたい博愛主義のお人好しを演じている。
「さっ、とっとと片付けよ」
にっこりと笑って、止まってしまっていた君の作業を促した。橙色の夕陽が、窓の向こうの空を鮮やかに染めていく。ぱちんと私の手元で、ホッチキスが軽やかな音を立てた。
誰かの為になるならば…じゃなくて、私は、私の為に、そして、愛する貴方の為にこれからも生きていきたい…いつも私の悩みを聞いてくれたり、私の我儘を聞いてくれるのは、私とは、違う世界を生きて来た、健常者の彼でした…私は、ずっと貴方に恋をしていた…だけど、健常者と障害者だし、ましてや、利用者と職員だし、絶対叶わない恋だと思っていたし、貴方と交わる事さえ無いと思ってた…ずっと、貴方に恋する恋心と、貴方が私に恋に落ちている事さえも、気付かないふりをしていた…だって、その2つに気付いてしまえば、私が私でいられなくなるし、それに、当時付き合ってた彼氏も、そして、貴方の事までも傷付ける事になるって分かっていたから…だから、ずっと、アプローチせずに耐えてた…けどもう限界だって思った時には、貴方にアプローチどころか、キスやハグをしてしまっていた…2人きりしかいない密室で…駄目だって分かってたのに、もう自分でもブレーキ効かなかった…でも、それよりも衝撃だったのが、貴方も私に、キスやハグ等をしてくれる様になった事…あんだけ、「彼氏がいるから駄目でしょ」って言ってた貴方が、絶対恋に落とす事出来ないと思ってた貴方が、私に好意を持ってくれた事。それが何よりも嬉しかった。そして、今、色んな試練を乗り越えて、今の私達がいる。ホントにいつもありがとう。もう少しで、付き合って半年になる彼氏へ
#誰かのためになるならば
誰かのためになるならばと、自分の意見を押し殺してきたこと多数。
それで確かに感謝されたこともある。
だけど、なんで人って慣れると感謝出来なくなるんだろうね。
別に感謝されたい訳では無いけど、それはこっちが判断することで、そっちが勝手にもう感謝しなくていいや、じゃだめだと思うんだ。
もう、自分のために生きても良いかなぁ。
誰かのためになるならば、家の路上沿いの花をきれいに整えたい。
「誰かのためになるならば」
私はこの命を削ろう。
誰かのためになるならば、私はなんだってできる。
私は、誰かの役に立ちたい。
色褪せた
セピアの風景
いつも同じで
私の周りは
つまらない
でも一つだけ
たった一つ
そこだけは
キラキラと輝く
自分以外の
誰かのために
いつも
走っている
私を照らす太陽
くすっと笑う表情も
真剣に何かを見つめる眼差しも
誰かのために
貴方のために
お題【誰かのためになるのなら】
どうせなにもできなくてみてるだけなら、しんじゃいたい
つらい
「任務終了です」
『おぉ〜、早いね。お疲れ様。後始末はこっちで手配しとくから君は帰ってきて』
「了解です」
この仕事を初めてもうすぐ1年が経つ。私の家系は殺し屋家系で15歳を過ぎたら仕事を始めさせられる。殺しの対象は捕まっていない極悪人だったり、汚職している政治家だったりと悪に染まっている者に限定しているらしい。【誰かのためになるならば、この手を染めてみせよう】これが家訓だ。今回の対象も悪事に手を染めていたらしいが...
<お父さんまだかな〜>
« きっと仕事が忙しいのよ。ほら先寝ましょ»
この対象には家族がいるのだ。妻と子が1人。子どもはまだ小さい。身辺調査をしているとわかったことがあった。子どもが夜遅くまでお父さんが帰ってくるのを待つくらい仲の良い家族だったのだ。私がさっきそれを壊してしまった。不特定の【誰か】のために3人の幸せを奪ってしまった。
「なんで誰かの中にあの二人は含まれなかったのだろう」
思わず吐露してしまった
「死んでほしいって?いいよ」
「は?」
「丁度屋上だしね、死ねるさ」
「莫迦か?」
「其れが、君の為になるなら死ぬよ?」
「勝手にしろ!」
「じゃあ、最後に」
「なんだよ」
「死ぬなら君と心中がよかったかもな...な〜んてね」
そう言って其奴は屋上から飛び降りたがその瞬間に俺も飛び込んだ。
「どうしたの?」
「一緒に死ぬのが手前の為になるなら俺も死ぬぜニコ」
「そう、有難うニコ」
# 75
誰かのためになるならば
自分自身の存在価値なんか
実感出来ないから
敢えて誰かのために
そう思った裏返しで
己を見つめてきた
回り回った価値の確認
誰かの喜ぶ顔が
私がここにいて良いことを
そっと教えてくれた
誰かのためになるならば
そう口で言っときながら
最後は自分のためと
口にせずに心の裏で思ってた
そんなよこしまな思いを
胸の奥にしまったまま
いつも誰かと向き合っていた
人は気持ちを変えてくれる
いつの間にか思いは変化し
その人のことを一生懸命考え
笑い涙する自分がいた
誰かのためになるならば
いつの間にか本気でそう
思えるようになってたこと
知らず知らずそんな人間に
なれていたことに
私自身が驚いている
独りでは辿り着けなかった
そんな気持ちの場所で今
自分の存在を許せている
#誰かのためになるならば
誰かのためにって…
自分のことだけでも精一杯なのに
そんなの10年?
いやいや100年早い
余裕も無いのに
調子にのって
誰かの荷物を背負いこみました〜
で、結果は…
ぶっ倒れて2人分の荷物バラバラ〜
嗚呼…
やっちゃった! ||||_| ̄|○||||チーン
そんなトホホな現実なのが今の自分💦
誰かを助けるどころか
皆様に助けられて生きている…
そんな人間です
なんか〜 ごめんね〜 m(_ _;)m
皆様への感謝の日々
皆様の無償の優しさの真似事をして
何かできたらいいなぁ~
できるかなぁ〜
かなぁ〜
なぁ〜
ぁ゙〜
(´ε`;)ウーン…
🌈黒猫のつぶやき🌈
優しさの加減って難しい…
優しくするのも
されるのも
程々が◎
誰かのためじゃなく
自分のために
今は言葉をのこしたい
書いて気持ちが楽になるなら
なんだって書こうと思うのに
誰かに知ってほしいようで
誰かに聞いてほしいようで
誰かに話してしまいたいようで
でも
何も言えないまま
何も言葉にできないまま
朝が来れば大丈夫
早く朝が来てほしい
姉は、博愛の人だった。
困った人がいればすぐに駆け寄り、迷子を抱き上げ、誰にでも微笑みを向けた。
容姿が優れている訳ではなかったし、勉強や運動に秀でている訳でもなかった。
それでも両親にとっては評判の良い自慢の子で、何かにつけては比較される私としてはあまり面白くなかった。
「お姉ちゃんはみんなに優しいけど私には優しくないね」
いつだったか、ふたりきりの子供部屋で電気を消してからそんなことを言った。確か、読んでいた本が面白いところだったのに「夜更かしすると明日起きれなくなるよ」「早起きして読めばいいじゃない」なんて笑われながら電気のスイッチを押されたのだ。
くすくす、と姉の忍び笑いが漏れた。
「ばれちゃった?」
でもね、貴方にだけ優しくない訳じゃないんだよ。私は誰にも優しくないんだよ。
道で転んだ人に手を貸すのはお礼にお小遣いをくれることが多いからだし、迷子の子は近所の人の顔見知りだったりして私の評判を良くしてくれる。愛想笑いをしてれば、つっけんどんな態度の人も拍子抜けするのかそれなりの態度を取るようになる。
「私、明日日直だから登校が早いんだ。だからちょっとでも早く寝たい」
少しだけ気まずそうに早口で言うと、姉はすぐに目を瞑って寝息を立て始めた。
姉のたちの悪い冗談だと、私は恐る恐る彼女の顔を覗き込む。
寝顔すら「いつもにこにこしてて可愛いねえ」と評判の良い、微笑みの形だった。
まるで夢のようなそのやり取り一度きり、姉は「本性」をさらけ出すことは二度と無かった。例え陰口を叩くような輩がいたところで、長年培われた姉の人柄への信頼には到底勝てやしなかったし。
彼女があっけなくその生を終えてしまって、遺言通りに体の様々な部品が様々な人へ贈られても。
私は彼女の「私は、私にしか優しくないんだよ」の言葉が本当か嘘か、分からないままでいる。
『誰かのためになるのならば』
誰かのためになるのならば
私はどこまでできるのだろう。
ドラマみたいに
命をかけてとか、お金を出してとか、
そういったことはしないだろうな。きっと。
ただ、誰かのために頑張りたい
とは思う。
意味の無いことも、無駄なことも、
多分ないと思うから。
誰かのためになるとこは、
いつか自分のためになるから。
【誰かのためになるのなら】
「オレ、大人になったら漫画家になる!」
………
……
…
あれから何年がたっただろうか
2年前、工場のサラリーマンをやめて
アルバイトばかりやってきた。
ネカフェ、飲食店…
その後は
ファミレス、コンビニ、幼稚園、
カラオケ、ゲーセン…
色々と面接を受けても
どこも採用して貰えなかった。
仕事をしたくても 仕事が出来ない。
オレには収入先がないから
恋人や親にお願いしてなんとか金を貰っていた。
だがさすがにずっと
恋人や親から金を貰うのは申し訳ないと思ったので
オレは汚いやり方で金を得始めた。
それはとても愚かな『仕事』だ。
露出の多い服を身にまとい、
賑やかな街で待ち伏せをする。
しばらくして話しかけられたら
数字を言って取引成立。
食事をしてホテルに行って演じて呆気なく事を済ませば
言った数字の分の金が貰える。
ああ…なんて愚かな『仕事』だろうか
しかし直ぐに高額な金が得られるので
嫌でも辞められない…
オレはそんな事を誰にも言えずにすました顔をして
生活費、恋人とのデート代、
そして実家に入れる金として使う。
リスクのかかる『仕事』は高額となる。
「自己責任」という言葉を身に任せ
演じながら『仕事』にはげむ。
恋人のために 家族のために 自分のために
金を…………
………
……
…
ごめんよ ごめんよ
オレには夢を叶えるチカラがないんだ。
許してくれよ
それでもこんなオレを求める人が居るんだ。
子供だから夢をたくさん見れた。
子供だからやりたいことたくさんあった。
でももうオレにはそんなこと出来なくて…
ごめんね…ごめんなさい…
私は、私の思うように生きていく。
自分が正しいと定めた道を歩む。
誰に何を言われようが、知ったことか。
お前らには一切関係ないことだろう、私の好きにさせてくれ。
お前らの人生じゃない、お前らの命じゃない。
私の人生、私の命だ。
ひとの生き死にを勝手に決めてくれるな。
ぜんぶ、私のモノだ。
私が決める。
テーマ「誰かのためになるならば」
「誰かのためになるならば」
わたしの町にある、小さなショッピングセンター。
トイレから出ようとしたら、男性側のトイレから、エプロンにキャップの男性。
ここの従業員の人か。
すると、しゃがんでゴミを拾って、スタスタと歩いて行った。
きっと、清掃員の方もいるだろうに、わざわざ拾って行ったあの人。
細やかなことだけど、こうやって誰かのためになるのか〜と思った。
心がポカポカした。
わたしも見習いたい。
「いいな、それ」
「ズルいな、私も欲しい」
「アンタには似合わないよ」
これをあげる、それもあげる、どれが欲しい?
周りに請われるだけ与えてきた。
貴方たちの喜ぶ顔で私は充分なの。
嬉しいでしょう、楽しいでしょう。
「やっぱり要らない、要らないってば」
あらあら、遠慮しなくていいのに。
「あんな人だと思わなかったの」
ちょっと違った? 別の人を用意しましょう。
「御免なさい、許して」
泣くほど嬉しかった? 盗もうとするくらい欲しがってたからね。
私は気にしてないのよ、貴方がこんなに喜んでいるのだから。
嬉しいでしょう? 楽しいでしょう? そうでしょう?
私に満たされる貴方の人生が更に豊かになるように、これからも与え続けましょう。
幸せでしょう?
貴方たちのためにこれからも尽くすわ。
幸せでしょう?
幸せって言え