『言葉はいらない、ただ・・・』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
掌がなんとなく熱かった。
どんな言葉も、きっと敵わない。
それだけ解っている。
言葉はいりませんただ、あなたに会いたいんですよ。って1回は言ってみたかった人生です。私には好きな人はいません変なクズ男に13年間費やしてしまって恋愛が怖くなりましたあと好きって言う感情が分からなくなりました狂ったんでしょうね。でも誰かを好きになりたいって言う気持ちがあるんです。恋愛は人生をかけるので怖いものです…そういえば女の子いは叶わないけど男の恋は叶うって言うのを見た事があってそういえばそうかもってちょっと思ったんですよねー。てかこんな独り言読んでくれてありがと。私は多分人間のクズです人間の理想は高いし友達だって顔で選んでたし男の理想はバカ高いし?しかも自分に甘いしクソですよこんな女!!自分でも言えます…でも確定で嫌いにはなれないのが悔しいですよ…まぁ嫌いになったら自分の事殺しかねないのでね。まぁ死んだ方がいい人なのかもしれないけど。なんかこう書いてると何文字でもかけちゃいますね意外と…もっと愚痴書いていいですかね?w私今高一で友達はまぁまぁ出来ました。すごいでしょ褒めてください頑張った方なんですw!!で、私は、その結構太ってて顔も可愛くないし性格も隠してるのでいじめられやすいんですよ。今までずっと虐められて生きてきました悪口でしたけど。まぁ高校から大丈夫でしょう!って思って通ってたんですが、裏で悪口言われてたみたいで、なんか行きたくなくてもう限界って感じですでも高校は将来に響くので行きますがなんかもう全部嫌になっちゃいますよねこんなことしてたら…あははーって誤魔化して何とかしますけど。でも生きてたらきっと終わりますからね全てだから頑張るんです。そしていつかそいつらをこてんぱんにするくらい幸せになるんです!まぁそれくらいの勉学も何もしてないんだけどね…じゃ、ここまで読んでくれててんきゅまたいつかこの場で会いましょう死ぬなよどっかの誰かさん
言葉はいらない、ただ・・・
傍に居て笑っていて。
それからぎゅって抱きしめて。
「言葉はいらない、ただ・・・」
言葉はいらない ただそばにいて欲しい。
でもそう言うと『私はそれだけの価値かい』と、言われた。
言葉があふれる。
声に出すと、価値が下がる気がした。
だから言葉は出さなかった。
軽くてもっと気の利いた言葉を、言えば良かったのかな。飾ることも必要だったのかな。
そう思う時があった。
しかし私はできなかった。
そういう生き方をしてきたから、出来なかった。
もしも生まれ変われたら、嫌われるかもしれないけれど、私にできるだけの言葉を、ちゃんと目を見て話したい。
詩(お題)
『言葉はいらない、ただ・・・』
「言葉はいらない、ただ・・・」
君は何が言いたいのだろう
「言葉はいらない、ただ・・・」
僕はなんて言うべきだったのか
人生は言葉で綴られる
口に出す言葉が未来を決める
言葉はいらない
言葉は嘘をつき着飾りあざむく
言葉はいらない、ただ・・・
そばにいてほしい
ともに、生きたい!
言葉はいらない、ただ……
「なまえ」が欲しかっただけだった
「じぶん」を証明する何かが欲しかった
だがどうやらそれは到底手に入らないものらしい
『言葉はいらない、ただ……』
言葉なんて二人には必要なかった。
そんな紡がれては消えていく音に興味などない。
ただ、その温もりだけがあればいい。
相手を感じられたらそれでいい。
どちらからともなく呼び出しては何も言わずただ身体を重ねていく。
お互い求め合うように、激しく熱く……。
身分違いの二人には誓いの言葉を交わしたところで、それは決して許されるものではない。
愛していると伝えあったところでそれは虚しく響くのみ。
結ばれぬ二人。秘密の逢瀬。
言葉はいらない、ただ……
全てを曝け出し身も心も溶け合ってしまえたら
それでいい……と、今宵も甘く酔いしれていくのか。
『言葉はいらない、ただ…
…抱きしめてほしかったんだ。』
そうして彼は旅立った。
あの桜の舞う中庭で、あの人はただ、
笑みを浮かべていた。
「言葉はいらない、ただ・・・」
今日は、すごくゆっくりだ。
なにかを伝えたい感じの君は、うつむいたままだ。
僕は、君のことが心配で近づいてみたら…
君は、唇を噛み締めながら泣いていた。
僕は慌ててしまった💦
君は、僕にこういっていた。
言葉はいらないから、ただ・・・
って言っていた。
その先が分からなかった。
君は泣きながら、僕にごめんなさいって言っていた。
だから僕は、理由がわからなかったけど、
君の頭を優しく撫でた。
「言葉はいらない、ただ・・・」
指先が服に触れた
繊維が引っかかった
たぶん爪の横のささくれ
仕方ない
いつも捨てるトゲトゲを
あなたは拾って丸くする
さっきはなかった
机の上にハンドクリーム
“言葉はいらない、ただ・・・”
怒声、悲鳴、破砕音、それからひっきりなしに耳元をかすめる銃声音。暗くてせまい建物内での戦闘で目は使い物にならず、聴覚ばかりが研ぎ澄まされていく。滴り落ちる汗の音すら聴こえてくるような気がして煩わしい。
敵の銃弾をやりすごしながら汗を拭うと思ったよりもぬるりとした感触がして、やっと自分が怪我をしていたことを思い出した。少し前の銃撃の際、後ろの民間人を庇ってかすめた銃弾がこめかみの皮を持っていった時の痛みも今はほとんど、感じられない。アドレナリンのせいだろうか。
ゲリラ的に始まった戦闘は、こちらは民間人を守りながらの応戦で、どちらかといえば不利な状況であるはずだった。なのに、どうしてか俺はこの戦闘の中で高揚感を覚えていた。表情にも出ているのだろう、隣で一緒に戦う後輩が変な顔をして何かを言いたそうにしているが見て見ぬふりをして俺は銃を構えた。
滴り落ちる汗の音すら聞き取る耳が、微かに拾い上げた聞き覚えのある足音に、自分の口角が上がるのがわかる。多分、俺はこの時が来るのがわかっていたんだと思う。
次第に荒々しく近づいてくる足音が一瞬止まって、そしてすぐに砂利だらけの床を蹴り上げこちらへ飛び込んでくる。
飛び込んできた人影に目がいく敵に銃口を向けて引き金を引く。横に立つ後輩が、突っ立ったまま息をのんだ。ちょうど敵と俺達とのど真ん中に飛び込んできた丸腰の人間に向かって俺が発砲したように見えたのかもしれない。なんの打ち合わせも説明もしていないからそう見えても仕方ないだろう。
例外なく頭を撃ち抜かれ倒れていく敵には目もくれず死体の山の前に立つ男は、傷一つついていない純白の軍服を翻してこちらに歩いてくる。その彼の肩越しに新たに現れた敵を撃ち抜いて、俺も一歩彼に向かって踏み出した。
彼との間に言葉はいらない、ただこの高揚感を共有するだけでどんな状況でも乗り越えられると信じられるのだ。
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お題全く活かせてません:(
愛猫が
ただ一緒にいてくれれば
それで良かったのに
「嫉妬」ぐらい分かってる、
ただ自分のことも見て欲しいだけ、
14. 言葉はいらない、ただ・・・
言葉はいるだろう、なかったら何も言えないどころか何もわからないのにと思った。それから言葉って何?と気になって調べた。定義は難しそうだったが、面白いことがわかった。正しいかどうかは別として話半分で聞いてほしい。
「ことば」の語源は「言」「端」らしい。
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もともと言(こと)が現在の「ことば」と同じ意味を持っていて、古語の「ことば」は口先だけの表現、言語のはしくれ、という意味合いで使われていた。
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つまり、「言葉はいらない」と言うとき、割と古風な意味合いで「言葉」を使っていそうだ。
となれば、「言葉がいらない」場面は多そうだ。口先で言うよりも心から思えとか、行動で示せとか。
何となく謝罪、クレーム対応、恋愛の3つが浮かんだ。
はじめの2つはどちらも相手から責め立てられている点で似ている。
ただ最後のは責められているとは……そういう場面でもあるかもしれない。しかし余裕のある状況でも言えそうな台詞だ。
3つの共通点を挙げるなら、まだ相手に満足していないということか。やはり人は不満があると声ががデカくなってしまいそうだ。
【言葉はいらない、ただ…】(小説)
言葉にしなくたって君が考えることは分かる。ずっとそう思っていた。残念ながらそれは事実ではなく、君を理解してると私が思い込んでいただけだった。けれど、君は私が考えていることを全て言い当ててみせた。12年間も一緒にいて、私は君を理解しているつもりで理想の友達というエゴを押し付けていたのだ。本当は違うとハッキリ言ってくれない君の悪い癖と、謝罪より先に言い訳が出てきてしまう私の悪い癖はずっとあの頃から変わらない。そう言い聞かせないと私たちの本当の思い出がなかったような気がしてしまうから。楽しかった思い出じゃなくていい、喧嘩したことだって私にとっては君との大切な時間だったから。
謝るのが遅くなったこと、理想を押し付けてしまったこと、本当に申し訳なかった。けれど、私はただ君と色んな所に行ってたくさん思い出をつくりたかっただけだった。病気にも屈しない、常に笑顔の女の子だって決めつけていた。言葉にしなくても分かり合えていると勝手に思って君を傷つけてしまった。君が本当は結構参っていて、病気の事を忘れるくらいにいつも通り振舞って欲しかったことも全て日記で知ったくらい、私は君のなにも知らなかった。
口下手な私には君くらいしか仲の良い人はいなかったけれど、君にはたくさん友達がいたようだから良い理解者がいることを願う。女らしくない私と仲良くしてくれた事に、とても感謝している。
もう私のことは嫌いになってしまっただろうから、この手紙を読むことはないのだろう。君に宛てたはずなのに、本来君に言うべきではないことまで書いてしまったかもしれない。もし読んでいたら、心を整理する為の私の最後のわがままだと思って許して欲しい。
私より
一 言 ラ
日 の ブ
を 葉 ソ
飲 の ン
み 散 グ
干 っ 飽
す て き
泡 残 て
の る ホ
髭 は |
ビ 虫 ム
| の ズ
ル 声 読
む
夜
長
乙女の笑顔を俺だけに見せて欲しい。
言葉はいらない、ただ・・・
私といる時は私のことだけを考えて欲しい、ただそれだけの話。
私と貴方の関係は辞書で引いたら出てくる言葉に当てはまりますか。
貴方には他に夢中なってる誰かがいる事は知っているし、もうそんな事はいいのです。
身体を預ける度に「好き」と言うのは何故。
誰かに向けているはずの言葉を私に重ねているのでしょう。
言葉じゃなくて、ただ貴方の愛が知りたいだけ。
あのめちゃくちゃに歪んだ君の言語で喋ってほしい。
まだギターやってるよね?
#言葉はいらない、ただ・・・
朝6時15分。
3年2組の教室で、2人の女子生徒が向かい合っていた。朝練がある部活のために校門は6時に開けられる。とはいえ、それは運動部のための措置であって、教室に生徒がいるのは異常だった。
「そういえば、よく鍵を開けてもらえたね」
机に軽く腰をかけたボブヘアの生徒、ナナミが言った。
「……開けてもらってなんかない。私が昨日、閉めずに帰っただけ」
壁に寄りかかっている、耳の高さで長髪を一つに縛った生徒、ヒナノが目線を蛍光灯に向けて言った。電気はつけていない。教室は薄暗いが、教師や他の生徒にバレたら面倒だから明かりはつけない。
そもそも明かりなど、2人には必要なかった。
「優等生なのにそんなことしていいんだ」
「優等生だからできるの」
「それもそうだね。アタシがやったら……というか、アタシが鍵閉め当番になったら絶対担任のやつ、確認しにくる」
「ふっ、容易に想像がつくわ」
「鼻で笑いやがって」
ナナミが笑う。白い小さな歯が赤い唇から覗く。自然の血色ではない、ルージュを塗った唇。目元も、肌も、髪の色だっていじっていない、生まれ持った造形のままだが、唇だけ、違う。上下の唇は人工の赤で彩られていた。
ヒナノも同じだった。一文字に結ばれた唇は真っ赤だ。ネクタイを緩めているナナミとは違い校則通りに真面目に着こなした制服、キーホルダー一つ付いてない鞄、磨かれたローファー。優等生然とした佇まいの中で唇だけが異質だった。
2人の唇を染めた有名ブランドのリキッドルージュは、窓枠に転がっている。明るいところで見れば目を引く熟れたリンゴのような赤色は、薄暗い教室では赤黒く毒々しい色に見えた。まるで血液、さらにいえば静脈血のような赤黒さだ。
この赤い液体を持ってきたのはヒナノだ。午前6時10分、ナナミが教室に着いた時にはもうヒナノは来ていて、ナナミを手招きして机に座らせると、無言でペンケースからルージュを取り出し、ナナミの唇にチップを乗せた。ナナミも無言でされるがままに、薄く唇を開いてチップが唇から離れるのを待った。
ナナミにルージュを塗り終わると、ヒナノはナナミにルージュを持たせた。やることは一つしかない。ナナミもヒナノの唇にチップを這わせて、紫がかった桜色を赤く染めた。そして、そのまま互いの唇が乾くまで、ナナミが言葉を発するまで沈黙していた。
「で、何がしたいの?優等生さん。こんな時間に約束だなんて、アタシの生活態度わかってるくせに」
「……正直、来てくれないだろうって、思ってた」
「なんでよ。ヒナノのためなら起きますよ。夜更かしだって飽きるし」
「夜遊びじゃなくて?」
「んー、まぁ、火遊びはしてないかな」
「どうだか」
「本当だよ。飽きたもん」
うーん、とナナミは伸びをしながら言う。どんな見た目をしていようと、IQがどのようであろうと、人間は所詮人間だ。誰と遊んだところで同じことの繰り返しにしかならない。何もかもマンネリで、もうお腹いっぱいだ。依存する人もいるというが、ナナミは何にも依存できない。快楽にさえも。
「飽きた、か。私も飽きた」
「何に?」
「人生に」
「優等生さんは毎日堅苦しくて人生の楽しみを知らないように見えるけど」
「そうでもないよ。だって、なんでも想像がつく。やってみたところで、全てがデジャヴュ。結果も感想もわかりきってる。新鮮さも驚きも何もない」
ヒナノは目を閉じる。何もかもが想像の範囲内の世界で、これ以上、何をどう楽しめば良いのだろう。今までやったことのない物事に挑戦したところで、湧き上がってくる感情はお馴染みのもの。知識や体験としては新しいものを獲得するかもしれないが、情緒には何一つ追加要素がない。退屈な喜怒哀楽のサイクルに辟易する。
「あー、ね。頭が良すぎるのも大変」
「ね、わかってくれると思った」
「あはは、まーね。何年隣にいると思うの?」
「なら、もうわかるでしょう?」
ずっと天井を見ていたヒナノの目線がナナミに向く。左側だけ耳が出るように髪を留める、金色のアメピンが昇ってきた朝日を受けて眩く光る。
「あと10分でタイムリミット」
「ふーん?」
「言葉はいらない。ただ・・・」
ナナミは頷いた。正直、ナナミもヒナノと同じ気持ちだった。だから今朝、行事の時ですらしない早起きをして学校に——自身の教室から2つ離れたヒナノのクラスの教室に——来たのだ。
ヒナノは窓を開けた。窓の先のテニスコートにはまだ誰も来ていない。窓の真下、豆柘植の植栽に向かってルージュを投げ捨てる。こんもりと丸い低木の中に、細長い直方体のルージュが消えた。
ナナミはヒナノのネクタイに手を掛けるとグッと引っ張る。ヒナノもナナミの緩んだネクタイを握って勢いよく引っ張った。互いの首がギリギリと締まる。歪む視界の中、ナナミは自身のネクタイをヒナノの手から奪うと、手に持っていたヒナノのネクタイと結んだ。首元で結ばれる2本のネクタイ。身体が密着する。互いの肩に顎が乗る。
せーのっ
声にならない、唇だけの掛け声。首に触れる頬の動きでタイミングを測る。
同時に窓から身を乗り出した。日光が眩しい。2人は目を閉じて、重力に引っ張られるまま落ちていった。