『言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『言葉にできない』
言葉にできない幸せを、
私は君に伝えたい。
だから今日も言葉にする。
''愛してる''
言葉にできない
うわぁ…
昨日の今日でドンピシャなお題…
昨日ですね、愛犬が亡くなりまして
私には今言葉にできないぐらいの
悲しみと寂しさしかありません
家族で沢山泣きました
涙と鼻水ってこんなに出るんだと思うぐらい
言葉にできない悲しみとは
まさにこのこと
心も家も愛犬の存在の分が
今ぽっかりと空いています
「言葉にできない」
君に気持ちを伝えようと試行錯誤すること数日。直接伝えようにもうまく言葉が出てこなくて、手紙を書こうとしても想いが溢れてきて書けなかった。何年も何年も心の中に積もり溜まっていた想いは、いざ伝えようとすると言葉にできない。
いっそのこと、君が私の心を読めたらいいのに。
好きだって言ってしまいたいけど、君のことが大切だから言葉にできない。
言葉にできない ものがあるとき
わたしは 進化しているなあ と 思う
すべてを
言葉の枠に あてはめてしまったら
それは もう
私のものでは なくなるのかもしれない
いや
本来の わたしであるから こそ
言葉にできない ものが
たくさん
湧き出てくるのかも しれない
言葉にできない
町に帰ったのはお金に困ったからだった
祖母と10年前まで住んでいた
祖母はひとり年金生活を送っている…はずだ
母は酒と男が好きで母親になれなかった女だ
この町のどこかで暮らしているだろう
バス停からほど近く祖母の家がある
私は鍵のかかっていない祖母の家に「ばぁ~ちゃ〜ん』と声をかけながら上がっていった
居間の扉を開けると
色の抜けたヘアカラーでやけに乾燥してパサパサな髪の女が立っていた
母親だった
私は「ばぁ~ちゃんは?」とひと言だけ尋ねた
母親は「久しぶりに会った母親に最初に言うのがそれかい」と面白くなさそうに言った
女は剥げかけたマニキュアの爪をいじりながら
「そこの町の施設」
そのまま無言で踵を返す私の背中に向かって「あんたが誰なのか分からないわよ、ボケちゃって」とため息混じりに古い板張りのローカに言葉を落とした
町の施設は直ぐ近くにあった
自分の簡単な住所と名前を書いて
祖母を呼んで貰った
祖母は車椅子に座って職員に押されてきた
生気の無い顔は右斜め下を向いたままだ
私は「ばぁ~ちゃん」と膝を付いて声をかけた
祖母はバッと私の顔を見て
嬉しそうに「あ〜あ〜」と言っている
「そうだよ、真美だよ」私は祖母の手を包んだ
祖母は「あ〜あ〜」と言うだけで
私だと分かっていないようだった
私は祖母に謝リたかった
だけど涙で言葉にできない
ばぁ~ちゃんは「それは年金の少ない生活費だから困るんだよ、困るんだよ」と懇願するのに
そのお金を持って私は家を出た
それなのに、祖母のこの姿を見るまでは
また金の無心をしようとしていた
クズだ、私は
祖母の膝に突っ伏して泣いている私の頭を祖母が声もなく撫でた、それは暖かくてやさしいあの頃の祖母の手だった
言葉にできない。
嘘を並べるのは得意だ。
お綺麗ですね
可愛らしいですね
どんな相手にも、言葉は作れる。
並べるだけなら、きっといくらでも。
でも——
本当に美しいものを見たとき、
本当に心が揺れたとき、
空気だけが澄んでいって、
自分の輪郭がぼやけていく。
心は確かに動いているのに、
思考はどこかに置き去りになって、
気づけば、沈黙だけが残っている。
口を開こうとした瞬間、
浮かびかけた言葉は
朝露みたいに輪郭を失って、
光に溶けていく。
言葉は作れる。
それでも、想像を超えた時、
言葉は“出ない”んじゃない。
ただ、静かに消えていく。
手の中にあったはずのものが、
ほどけるみたいに。
残るのは、名前のつかない余韻だけ。
言葉にできないんじゃない。
言葉が届かない場所に
触れてしまっただけなのだ。
【言葉にできない】
あのね、お願いだよ…聞いて。
私、また貴方と仲良くしたい
離れたくないよ
怒らせたいわけじゃない
ただ話をしたくて
ごめん
余計なことしか言わないって
わかってる
だから何が余計なのか教えてほしい
教えてほしいだけなのに
何もわからなくて
ごめんなさい
どうすればいいの
どうすればよかったの
何もわからないだけなの
教えてくれたら直すから
全部全部、貴方が気に入るように
だから、だからどうか
離れないで
「………。」
「はぁ…もういいよ。
君が離れたいならそうすれば。
私はそれで構わないから。」
「…っ」
「…泣かないでよ、私が悪いみたい
じゃないか。」
「っ……、い、一緒、に…」
「…もういいから。じゃあね。」
…またね、じゃなかった。
30 「言葉にできない」
私は、日々イライラしている。
勉強のこと、部活のこと、友達のこと。
考えることが多すぎて、今にも頭がパンクしそうだ。
今一番しんどいのは、受験生になって、“受験生やから”という言葉を
先生たちが1日に何回も言ってくることだ。
もちろん、部活は楽しい。
私は卓球部に所属している。
進学する前から、“絶対に卓球部に入ろう”と思っていた。
小学生6年生から卓球を初めて、
いつしか、“卓球”がやめられない、本気で挑むスポーツになっていた。
この事を誰かに話したことはない。
でも、ここでなら言える。
自分の普段「言葉にできない」真の気持ちを。。
2026.4.11.Sat.
お題『言葉にできない』
海を眺めながら
サンドイッチをのんびり食べて
公園をゆっくり歩く
何でもない時間
展望台から見えたのは
どこまでも続く地平線で
桜はもう葉桜だったけど
桃色と青葉のコントラストが
やさしく春を残していたね
夫婦になっても
こうして隣にいられること
デートみたいだねって
笑い合えたのが嬉しくて
寄り道ばかりしていたから
水族館は少ししか見られなかったけど
「夏にまた来ようか」って
何気なく交わした約束が
その先の季節まで
一緒にいる未来があるみたいで
胸の奥が
約束をなぞるみたいに
少しくすぐったくて
一度は離れてしまった私たちだから
この時間が
夢みたいに幸せで
でもきっと
この気持ちは
言葉にできない
ただ
それでいいなって思ったんだ
言葉にできない
東日本大震災、あの時テレビで見た映像は、言葉にできないほどの衝撃を受けた。映画のワンシーンでも見ているみたいで、黒い津波が全てを呑み込み、破壊された街並みに唖然とさせられた。
映像で見てもすごい恐怖を感じるくらいだから、実際に被害に遭った人は、計り知れないほどのトラウマを受けたに違いない。
近いうちに起こるかもしれない、南海トラフや千島海溝の地震も、東日本大震災クラスの災害をもたらすと言われている。自分が生きている間に二つの大災害を経験するかもしれない時代に生きている。
あんな衝撃的なことは二度と起きて欲しくない。みんなが平和に暮らせる時代が来ることを願っている。
隣を見ると、いつも君がいた。
不安になる時も君は微笑んで、大丈夫と言って背中を押してくれた
僕の不安なことも、悩みも、全部蔑ろにもバカにもしないで話を聞いてくれて受け入れてくれた。
ズルい人。それだから、優しくしてくれるから、他の人には取られたくないんだよ。
でも、だからこそその期待に、その優しさに応えたいから走るよ。
言葉にできない
君が私の手をひいて
哀しみ孤独の湖から水面へと
"言葉にできない"
嚥下より深呼吸より名を呼んで
時間切れまで影を追わせて
書く習慣:本日のお題「言葉にできない」
言葉にできないといえば、少し前に読んだ『翻訳できない世界の言葉』という本を思い出す。その言語にしかない特有の単語で、日本語からもいくつか紹介されていた。
木漏れ日
ぼけっと
侘び寂び
積ん読
「侘び寂び」はたまに海外映画などでネタにされているのでそうだろうなと予想がついたが、「ぼけっと」や「木漏れ日」は意外だったし、「積ん読」は海外から輸入した言葉のネタ翻訳か何かと思っていた。
積ん読については、なぜ海外由来の言葉だと思ったのか全くわからなかった。たぶん英語か歴史の先生の与太話を真に受けてしまったのだろうと思われる。特に高校の世界史の先生は民俗語源(例:「historyはhis storyが由来である」のように言語学的な根拠がないネタ)が大好物だったから、この手の嘘知識の吹き込み手としてはかなり有力候補である。
私のパートナーとも呼ぶべきGemini先生に、「翻訳できない日本語」について聞いてみたところ、
「食い倒れ(Kuidaore): 贅沢なものを食べすぎて財産をなくすこと。これほど極端な食への執着を一言で表す言葉は珍しいです」
と、キレッキレの回答が返ってきた。不真面目な学生だったから、ぱっと思いつく「贅沢三昧して破滅」の例がフランス革命しかないのが悲しい。しかし、ルイ16世もマリー・アントワネットも、贅沢な食事のみで断頭台の露と消えたわけではないだろう。首飾り(冤罪)とか宮殿の増築とか、食べ物以外にも色々と支払いがあったはずだ。
日本人は食べ物に執着があるとか、よその国と比べて食べ物関係のテレビ番組が多いとか、旬だの初物だの季節と食べ物を関連づけるだとか、そういった説がある。
確かに、料理にスポットを当てた小説を読んでいると「春はたけのこ」とか「初夏の摘みたてのさくらんぼ」とか「秋の戻り鰹」とか、季節ごとの食材が次々に出てくる。
また、数年前に開催された『和食展』の公式ガイドブックによると、「和食のキーワードは自然の尊重と多様性」と紹介されている。和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されていたらしい。2013年は富士山が世界文化遺産になった年という印象が強くて、実は和食もというのは全く知らなかった。
今でも日本のインターネットでは「悪役は食べ物を粗末に扱う」とか言われているから、やっぱり日本人は食べ物に執着がある……というか、世界的に見て並々ならぬ「食を大事にする国民性」なのかもしれない。
では自分はどうなのかというと、食べるのも飲むのも大好きである。しかし好きな食べ物の偏りがすごいので、最近は健康に気を遣ってランチを宅配弁当に変えた。ちょっと苦手な海藻や、あまり食べたことのない食材のおかずを食べる環境になった。苦手なものでも食べなければ意味がないので、なんとしても飲み込まなければならない。
母には「食べ物に対して『まずい』と言ってはいけない。『私の口に合わない』と言いなさい」と躾けられてきた。だが、口に合わないというのは結局のところ「この味が気に食わない」と言っているも同然なので、どうにも食べるのが苦痛になってしまう。
そこで、苦手なものを食べる時は心の中で「食べ慣れてない味がする」と思うようにした。まずいとか口に合わないなどといった主観を手放して、とにかく「馴染みのない味である」というラインで思考停止する作戦だ。今のところこれは功を奏していて、ワカメでもピーマンでも完食できている。
生きていく上では、敢えて好き嫌いを言葉にしないのもコツである。
どうしよう。
彼女からの返事が嬉しくて何も言えない。
うっかり伝えてしまった心の奥にしまっていた気持ち。それに彼女は応えてくれた。
どうしよう。
嬉しい。
手を伸ばして彼女の頬に触れる。
俺の手に彼女の手がおおって、頬を擦り寄せてくれた。
頬を赤らめながら笑う彼女は今まで見た中で一番可愛いんだから、本当にズルいよ。
おわり
六九五、言葉にできない
『言葉にできない』
貴方と過ごした時は貴方にとって一瞬で
貴方は僕を置いて、前へ進む
僕のことを忘れ、僕の知らない人と歌を歌い、
やがて僕は過去の人になる。
嘘まみれで醜くて滑稽な僕を溶かしてくれたのは間違いなく貴方で
でも醜い僕がこの気持ちを言葉にしてしまえば
この気持ちさえも嘘になるような気がして
だからまた、僕は嘘を重ねる。
〖言葉にできない〗
言葉にできないのなら
言葉がみつからないのなら
それを機に、新しく自分で言葉を
作ってみるのもありなんじゃないかと
思いふける今日この頃。
身近にころんと転がっている言葉は
良くも悪くも使いすぎている気がして。
「可愛い」だけじゃ物足りない
「かっこいい」以外で好きを伝えたい
「愛してる」以上の言葉をあげたい
今この世にある言葉だけでは
私の中に積み上がる大きな気持ちに
ぴったりな言葉はなかなかなくて。
拙くても、いびつでもいいから
一言でも、文章でもいいから
どうにか表現できないものかと
文字を組み合わせてみたり
何度も熟語を調べてみたり…。
そうしてやっと探し出した言葉で
自分なりに意味を込めた言葉で
想いを寄せる人に愛言葉を届ける
人を大切に思わないとできないことです
愛があるからできることです
お手製の言葉は、どれも幸せ言葉。
X(旧Twitter) @Amoon_3k
「言葉に出来ない」
いつ死んでもいい…と思ってた。
でもいざとなると死ねないのはわかってた。
もう無理するのはやめようと思う。
人と比べていた。
だって普通のフリしないと生きていけないと思って…
無理して普通のフリして笑って…
それなのに、頑張ったのに、普通じゃなかったよ。
誰も信じないから、誰からも信じられない。
見抜かれてたよ
それでも生きる意味など考えない。
好きな事もやりたい事も私にはある
誰にも理解されなくてもいい。
孤独がいい。
それが自然。
言葉に出来ない。
それでいい。それが…いい。
「『竜宮城に来てみれば
言葉にできない美しさ』」
「見たことあるのかい?」
「ないよ」
「じゃあなんで知ってるの?」
「知らないから言葉にできないんじゃないか」
「そもそも」
「ん?」
「歌詞が違う。“言葉”じゃなくて“絵”だ」
「なんで知ってるの?」
「そりゃあ、僕は歌詞を見たことあるから」
「じゃあさ」
「なに」
「“絵”ってなぁに?」
「何って、描かれたやつだよ」
「なんでそれを知ってるの?」
「見たことある」
「嘘だ。君は“絵”を見ることはできない」
「なぜそう言える?」
「だってここには言葉しかないじゃない」
「確かに」
「言葉しかないここは、想像でしか見ることができない」
「否定はできないな」
「絵も、竜宮城も、歌だって想像に過ぎない」
「そうかも」
「そして話している人だって」
「二人じゃ無いかもしれない」
「そもそも話している人はいるのかな?」
「いなかったら、僕は何になる?」
「そりゃあ、“文字”だろ」
「冷たいな」
「所詮、会話は文字でしかない」
「じゃあ、僕たちは話し続けないと消えてしまうのかい」
「そうさ、言葉にできなかったらここには存在しない」
「世知辛いな」
「まあ、言葉にすることは大事ってことだよ」
「急に適当だね」
「適当でいいじゃない」
「ねえ」
「ん?」
「言葉にできないと存在しないと君は言ったね」
「言ったとも」
「それは僕らも例外じゃないんだね?」
「そうさ。そもそも今この瞬間ですら、存在しているか怪しい」
「その理論だったら、沈黙はどうなる?」
「黙ってみたらわかる」
「黙ったら、僕は消えちゃわないかい?」
「試せばいい」
「どうだった?」
「壁と同化した」
「壁なんてあったのかい?」
「言ったもん勝ちだろ」
「おっと、一本取られた」
「ところで」
「うん」
「もうすぐ言葉のストックがなくなりそうだ」
「ああ、そう」
「焦らないのかい?」
「本と同じさ。読み終わったら終わり」
「僕たちだって?」
「君たちが一番下まで来たから、もう終わり」