『言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「言葉にできない」
言葉にできないほどの体験。
炭火焼き鳥のお店に行ったとき、メニューにホルモンがあった。ホルモンは苦手だったけど、人気なのでぜひ食べてと強くすすめられ頼んでみた。
しばらくして端がちょっと焦げた香ばしいホルモンがやってきた。
口に入れた瞬間衝撃的な体験をした。
味は濃厚な霜降りカルビなのに、口の中で液体になった。比喩ではなく言葉通り液体。串に刺さってるときはプルプルとしっかり刺さってるのに、口に入れたら溶ける。角煮のトロトロになった豚の脂身よりもトロトロ。
香ばしい炭火と焼き鳥の甘辛いタレの味、それと牛肉の脂の味、全部最高。
衝撃すぎて言葉にできなかった。
もう好きじゃない。
嫌いではないけれど、
無関心でもない。
数日前まで俺の彼女だったのに、
いつの間にやらあの男と一緒に笑うようになって。
彼女にすら満足させてやれない俺に
知らぬ間に知らぬ男のもとへ行く彼女。
失望したのに目で追う俺と
もう俺の事なんて視界にすら入らぬ彼女。
何でこんなにも違うんだろうかと
考えてもぐちゃぐちゃとするばかり。
「言葉にできない」
『言葉にできない』
僕の母はとても優しい。
毎朝僕より1時間早く起きて、
僕のために美味しいお弁当を作ってくれる
365日いつだって優しい声と笑顔で
「いってらっしゃい」「おかえり」
と言ってくれる
疲れて帰ったら、
美味しい料理を作って待っていてくれる
そんな母に、僕は心から感謝している
でも僕は現在思春期真っ只中
母相手だと、どうしても素直になれない
「ありがとう」その一言が、言葉にできない
ダメな息子でごめん。
でもいつか絶対、貴方に伝えるからね
今はまだ言葉にできない僕の思いを。
『言葉にできない』
懐かしい夢をみた
朝6時30分、台所からの母の声に起こされる
寝ぼけ眼の私は、緩慢とした足取りで洗面台へと歩いて行く
冷っこい水で顔を洗えば、それが気付けとなっ
て意識がハッキリとした
そのまま歯を磨いたら台所へと向かう
歩く度に少しギシギシと軋む廊下を、美味しそうな匂いに釣られるようにフラフラと進んだ
台所の扉を開ければテーブルには既に朝食が用意されていて、母が私を見ながら『おはよう』と笑う
私も何だか嬉しくて、笑いながら『おはよう!』と返して席に着く
毎朝交わす『おはよう』の挨拶が、私は何故か大好きだった
1回言っただけじゃもの足りなくて、意味も無く2回3回と『おはよう!』『おはよう!』と繰り返す
その度に母も優しく『おはよう』と返してくれたんだ
そうして『おはよう』に満足した私は、目の前の朝食に意識を戻す
卵焼きにウインナー、大根のお味噌汁に焼き鮭の切り身、そして少しの漬物とご飯が並んでいた
焼き鮭の切り身は何時も母と半分こにして食べていた
母と二人、手を合わせて『いただきます!』
食べ終わった私が『ご馳走様でした!』と言ったら、母は決まって『お粗末さまでした』と返してくる
だから何時も私は『全然お粗末なんかじゃないよ!』なんて笑いながらまた言葉を返したんだ
懐かしい夢をみた
込み上げてきたものが何なのかは分からなかったが、最後に残った感情が自分に対しての怒りである事だけは確かだった
だから私は力一杯に……自分の頬を殴ってやったんだ
言葉にできない
私は芸術が好きなんです。
なんて言えばいいのかな。
私達がいるのは、表も裏もある世界じゃないですか。
物事は決して1面ではない。真実だって、拠り所がないときは虚無でしかなくて。
それってすごく自由だと思うんです。
足場がなくて不安かもしれないけど、私は思い切って飛んでみたい。そしたら案外、どこまでも行けるかもしれない。
360度が正真正銘の世界なわけですから、どこを見てもいいんです。そうして芸術作品に出会って、私の視野がまた広がっていくんです。作品が連れて行ってくれますから。
作家の皆様は本当に凄いんです。いつだって、自分の世界を叫んでいて。
感情が肌の細胞から染み入って、心臓まで浸った時、それはもう、言葉を凌駕する体験です。
言葉にしなくたっていいじゃないか
って思ってます。
言葉にできない
私は今の感情が何かわからない。
マイナスな方というのはわかるが、
辛い、悲しい、苦しい…
言葉に表現できないのが悔しい。
自分の思っていることを言葉にするって想像以上に難しいこと。
日本語だけで5万以上もの言葉があっても、言葉にできない感情がある。
感情には制限がない。さらに、感情は目に見えない。
だから面白い。
言葉にできない感情は無理に出そうとしなくていい。
「言葉」は伝えたいと思うことを人に伝える一つの手段でしかないのだから。
伝えたいのに伝わらない。もっと語彙力をつけたい
ここが鼻?
「はい、そうです」
ここが唇か。
「はい。痛い、引っ張んないで」
これが目で、まつ毛だね。
「おれ、案外かっこいいのに、気づいてくれないんだから」
手探りで彼の顔を認識していく。耳も目もうまく機能してくれないわたしはこうするしか、何かを理解できない。
彼は今も、何か言っているんだろうな。わたしには聞こえないのに、わたしと話しているように。
わたしたちは指をトントン、とつけたり離したりして会話をしている。いわばモールス信号だ。声なんていらないのに、彼はわざわざ声に出して話しながら打つんだから、不思議だ。
わたしたちは互いに対してはものすごく正直者だった。彼も年相応の初々しさなんて発揮せず、一直線に、真っ直ぐに向かってくる人だった。それはわたしがいつ死ぬが分からないと、明日死ぬかもしれないと正式に医者から判断されたときからそれは特に増した。
言葉にできない、そんなことは、普通に話すことすらできないわたしたちには縁のないこと。
それがとても大切で、愛おしいことだと知っているから。後悔なんて、わたしはしてもいいけれど、彼にはしてほしくないから。
自分の感情を
伝えたいのに
言葉にできない
言葉にならない
「また連絡するよ、って、いつ?」
そう聞けば良かった。
そうしたら、自然と離れたとしても、後々
モヤモヤを抱えることもなかったのに。
もう一緒にいなくなった人。
もう言葉にすることはできない。
「言葉にできない」
いつも美味しいごはんをありがとう。
部屋の、おトイレの掃除をしてくれて、ありがとう。
ケガをしたとき、お腹が痛くなったとき、手当てをしてくれて、撫でてくれて、ありがとう。
キライな苦いお薬も、痛い注射も、ありがとう。
つまんないとき、かまって遊んでくれて、ありがとう。
美味しいおやつ、ありがとう、ねぇもっとちょうだい。
寝るときも一緒、ちょっと暑いけど、ありがとう。
あなたと同じ言葉は喋れないけど。
伝えたいんだ。
いっぱい、いっぱい、ありがとう。
これからも、ずっと、ずっと、ありがとう。
テーマ「言葉にできない」
言葉にできない、と、甘んじていたのだろう。それに気づいたときには、もう、何もかもが遅かった。
言葉は失われて形を成さない。
過去は忘れ去られて思い出せない。
感情は塗りつぶされてごちゃ混ぜのまま。
相手すらも、もう。
今際の際に、乾いた笑いがこぼれ落ちた。来世を願ったのは、最初で最後、最期の、最後。
言葉にできない腐ったこの感情を殺したい。
いくら切り刻もうと傷が残るのは身体だけだしいくら吐こうと出てくるのは胃液だけだし腐った感情は出ていかない。
4月の時点でこんなんで1年間浪人できるんかな
青空と少しの雲と青い海白い灯台言葉にできない
#言葉にできない
『』←(題名です。書き忘れたわけではありません。)
言の葉と書いて「言葉」と読む。
言う「葉」これの由来は「葉は木にとって特徴があるように、話すことによって人が判別できるということから」だそう。
言わば多様性なのだ。
現代では多様性、多様性、多様性、煩すぎるほどに「「多様性」」
いつからだろうか。
そう言いはじめたのは、実は50年も前だったりする。
その頃はたった一つ「性」についてだけだった。
しかし今は、
「人種」「国籍」「性別」「年齢」「障害の有無」「宗教」「性的指向」「価値観」
溢れに溢れかえり、そして今さら受け入れようだって?
別にいいんだ、恋愛に性別や年齢が関係なくたって、どんな人種だって、
でも、日本はなんだか周りに合わせているだけのような気がする。
急に言いだしただろう?「トランスジェンダー」
別にいいとは思うんだ。性別がどうだろうと、でも何故か偽物が多すぎる。
しかも、その偽物達はこぞって「性差別だ!」的なことを言いやがる。
そうやって、本当の人達を虐めている貴方達の方がよっぽど性差別だよ。
でも、これでもまだ一部。
この個性溢れる社会、君はどう生きていく?
自我を貫き通す?
ただの飼い犬になる?
何もなく死んでゆく?
誰かにしがみついて生きていく?
平凡に生きて枯れ落ちる?
今こそ戻ってみるべきじゃないか?言葉が無かったあの頃に。純粋だったあの頃に。
折角手に入れた言葉という多様性。活用する他ないであろう?
その多様性からもふきこぼれる君だけの新世界。
それが「言葉にできない」ということなのではないだろうか。
お題『言葉にできない』
※煩すぎる=読み。うるさすぎる
※多様性=ある集団の中に異なる特徴・特性をもつ人が共に存在すること
「言葉にできない」
あなたに伝えるのは難しいから…
ここに書く、伝える権利はあるはずなんだけどね…
LINEしたい
電話したい
毎日話したい
会いたい
伝えたいのに言えない
あなたの彼女のはずなのに。
【言葉にできない】
無口で口下手で不器用だけど、貴方が誰より優しくて愛情深い事を、私は知ってるよ。
私を見つめる貴方のその眼は、言葉にできない溢れる思いを何より語っているから。
何となく書いた
貴輝「なんだよ」
警察1「違反したでしょ!」
貴輝「してねぇよ!」
警察2「ここ何キロまでかわかる?40キロまでなの」
貴輝「そんなの知らねぇよ!」
何人か警察が来た
貴輝「ダッ、タッタッタッタッタッタッ」(道路に走る)
玲那「危ない!!!ダッ」(走る)
警察「危ないよ!!!」
玲那「ドンッ、」(貴輝を押す)
貴輝「え、」
玲那「バタッ」
警察3「大丈夫ですか!」
警察2「至急救急車お願いします」
警察1「こっち来なさい」
貴輝「ハァハァハァハァ…ハァハァハァハァ……」
警察1「おい、しっかりしろ」
貴輝「ハァハァハァハァ…ハァハァハァハァ………」
玲那「ムクッ、イッテェ」
警察3「大丈夫ですか?」
玲那「立てないし、」
貴輝「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァ……」
玲那「おい、お前、ゆっくり深呼吸しろ」
貴輝「はぁはぁ」
玲那「あぁあ、やべぇ」
貴輝「はぁ、はぁ、サァァ」(ゆっくりと倒れていく)
玲那「あぁ、よいっとやべぇ、あ、待ってフラッ」
隊員1「おっとぉ、大丈夫ですか?」
玲那「…………」
その後玲那は運ばれて
優しい色をした柔らかな唇から
鋭く細い刃が飛び出して
真っ直ぐに僕の胸を突き刺した
君の気持ちなんて、僕は少しも分かっちゃいなかったんだ
こんなことになるまで気が付かないなんて
思い知った自分の愚かさは、言葉にできないほどだった
(言葉にできない)
#言葉にできない
私には、好きな人がいる。
ずっと一人で行動していた私に唯一話しかけてくれた彼に。
今はほぼ毎日一緒に帰っている。
そんな優しい彼を考えると、
彼への想いが溢れ出そうになる。
それをグッと抑えて。
時には、苦しくて。
今もずっと好きでいるのに、、、
告白しようとするとけど___、
それを
"言葉にできない"─────。