言葉にできない』の作文集

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言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/12/2026, 11:33:52 PM

空気が澱んでいる。
村の奥。広大な敷地に建つ屋敷を見て、燈里《あかり》はそう感じた。

「ここが……俺の、祖父の家……?」

隣に立つ繩手《なわて》の表情は暗く、落ち着きなく視線を辺りに彷徨わせている。
記憶が閉じられている今でも、何か感じるものがあるのだろう。微かに震える体は、屋敷に近づくことすら拒んでいるようだ。

「繩手くん。辛いなら、無理はしなくても……」
「だ、大丈夫。怖いけど、行かないといけない気がするんだ」

きつく拳を握り締め、震える足を前に出す。

「この屋敷の中で、誰かが俺を待っている。だから、行かないと」
「そうだな。ここで逃げ帰っても何も進展しない。今更忘れたままにはできないだろう」

繩手を一瞥し、冬玄《かずとら》は無感情に告げた。
繩手の本心としては、憑き物に関して何も思い出したくはないのだろう。
それは恐怖からの逃避であり、記憶にはないが封を施した両親に対する思いでもある。
だがそれは、燈里に助けを求めた時点で否定された。燈里を巻き込んだことにより、全てを曝け出される方向へと向かってしまったのだ。
そして繩手にとっては幸か不幸か。こうして元凶と対峙させられるまでに至っている。

「それに、引き返せそうにもないしな」

そう言って、冬玄が視線を向けた先。

閉ざされていたはずの屋敷の扉が、開かれていた。



「お帰りなさいませ、式貴《しき》様。ご友人の方もようこそおいで下さいました」

出迎えた初老の男性の後に続き、屋敷の中へと足を踏み入れる。
美しく整えられた庭。鮮やかな花が咲き乱れる光景は、しかしどこか虚ろで空恐ろしく感じられた。
屋敷のあちらこちらから気配がする。だが誰かとすれ違うことはなく、辺りは不気味に静まり返っていた。

「ご友人の方は、こちらをお使い下さい」
「ありがとうございます」
「勿体ないお言葉にございます。何かあれば遠慮なくお申しつけ下さい」

通された客間はとても豪奢な作りだった。
広大な室内には真新しい畳が敷き詰められ、黒々と磨き上げられた柱は底知れぬ威圧感を醸し出している。金箔が鈍く煌めく襖絵。床の間に飾られた水墨画。見上げた天井は格式高い格天井が広がっている。
踏み入れた瞬間、伽羅の香が鼻腔を掠めた。僅かに眉を顰め、冬玄はさりげなく燈里の肩を抱き寄せる。

「冬玄?」
「何かあれば呼ぶ。遠出で疲れているから、しばらく休ませてくれ」

有無を言わさず、燈里を伴い室内に入る。言外に邪魔をするなと告げ、それを察して男性は恭しく頭を下げた。

「承知いたしました。では、式貴様。参りましょうか」
「え?あ、はい……」

一人離されることに、繩手は不安を感じ燈里を見つめた。それに燈里は何かを言いかけたが、その前に男性によって戸が閉められる。
遠ざかる足音。戸を見つめたまま動けない燈里の手を引き座らせると、冬玄は華奢なその体を強く抱きしめた。

「っ、冬玄!?」
「燈里。少しの間、動かないでいてくれ」

囁かれる声に、燈里の動きが止まる。頬を赤く染め、戸惑いに泣きそうな表情をする燈里の頭を優しく撫で、冬玄は安心させるように微笑みかけた。
ふわり、と強く蝋梅が香る。部屋を満たす伽羅の香を掻き消すかのように、冷気と共に広がっていく。

「どうやら、俺たちのことも逃がすつもりはないようだな。ここまで厳重に監視されるのは気分が悪い」

忌々しいと言わんばかりに吐き捨てた。燈里を抱く腕の力を僅かに弱め、それでもその目は鋭く室内に向けられている。
冬玄の言葉に燈里は眉を寄せた。どういうことなのか身じろぎ、室内を見回して。
燈里は声にならない悲鳴をあげた。

無数の目が、燈里と冬玄を見ていた。
襖。天井。畳。隠していた伽羅の香が消えたことで露になった目のどれもが、瞬き一つせず燈里と冬玄を凝視している。
酷く虚ろな目だ。人形のように意思のない、それでいて妙な生々しく、濡れた質感を持った目。そのいくつかは作り物のようであり、獣のようであり、そして人の、幼い子供のもののように見えた。

「大丈夫だ。見ているだけで、こちらに干渉するほどの力はない。正しく俺たちを見ているかも分からないほど微弱なモノだ」

かたかたと震える背を撫で、落ち着かせるように冬玄は囁く。これ以上何も見えないようにと、燈里の頭を引き寄せた。

「この、目……これって……」

震えながらも、燈里は問いかける。間違っていてほしいと願いながらも、頭ではある一つの答えが浮かんで消えない。
背を撫でる手が一瞬止まる。殊更優しく撫でられ、燈里はそっと目を伏せた。

「分け与え、取り込む……いや、取り込むことこそが目的か。定着しようとしまいと、どうでもよかったのかもしれないな」

直接の答えではない呟き。
しかしそれは、これ以上ないほどの答えだった。

「祀る方法を間違っている程度の話ではないな。欲を満たし、叶えるための外法だ」

敬い、畏れ、鎮める祈りはそこに存在しない。ただひたすらに醜悪で、自己中心的な人間の業の果てがそこにあった。
震える手で服を掴み、燈里は力なく冬玄に凭れかかる。
何を言えばいいのか分からない。
ただ悲しく、痛みを伴う思いが燈里の胸の内で渦巻いている。
言葉にできない感情が溢れ、それは一筋の涙となって燈里の頬を伝い落ちていった。



繩手が通されたのは、屋敷の一番奥にある暗い部屋だった。
足を踏み入れた途端に感じたのは、澱み滞った泥のような空気。まるで底なし沼に沈んでいくように、四肢に絡みつき離れない。
そんな錯覚を覚えながらも目を凝らすと、部屋の中心に布団が敷かれていることに気づいた。誰かが横たわっている。深く眠っているのか、動きはない。
ゆっくりと歩み寄る。恐怖に震える足は、それ以上の何かの強い意思に突き動かされ止まることはない。
暗闇に慣れ始めた目が、横たわる誰かの横顔を明確にしていく。
老年の男性だ。肉が削げ落ちた頬に、落ち窪んだ眼窩。死相が色濃く浮かぶ横顔は、およそ生者のものとは思えない。
傍らで膝をつき、繩手は眠り続ける男性を見下ろした。見覚えのないこの男性が誰であるのか。
誰かに教えられずとも、繩手はよく理解していた。

「祖父さん」

ぽつり、と落とされた言葉。
消え入りそうな程微かな声は、静謐に満たされた部屋にやけにはっきりと響いた。

「――っ!」

その瞬間。
それまでただの骸と変わらぬ死を纏っていた祖父の目が見開かれた。
白濁し、何も映すことのない目。しかし底のない我欲を孕んで、繩手を捉えようと蠢いている。
布団の中から痩せて枯れ木のような腕が伸ばされる。もはや持ち上げる力すら残されていないのだろう。ずるずると畳を這う腕はまるで弱り切った蛇のようだった。

「ひっ……」

後退り、恐怖に震えながらも、繩手は恐怖とは違う感情が自身の内に沸き上がるのを感じていた。
正反対のそれは、怒りや憎しみに近い。戸惑いに動きが止まり、眉を寄せながら繩手はそっと自身の胸に手を当てた。
正しく言葉にできないその激情が出口を求めるかのようにぐるぐると渦を巻いているようだ。繩手が意識を向ける程それは強くなり、やがてそれは固く閉ざした記憶の蓋をこじ開け始めた。

「あぁ……」

繩手から表情が抜け落ちていく。服の裾から覗く腕、そして首筋に、何かが巻き付いているかのような黒い痣が色濃く浮かび出す。

「行かないと」

閉じた蓋は開け放たれ、繩手は呟き立ち上がった。這いずる祖父などないもののように通り過ぎて部屋の一番奥へと進んで行く。
そこには和室の部屋には似つかわしくない、重厚な金属の扉があった。重たい錠で閉ざされた扉は、しかし繩手が扉に触れた瞬間に錠が外れ開いていく。

「あなたの欲は多くを苦しめた」

扉に手をかけたまま、繩手は呟いた。

「俺はあなたの新しい体にはならない。けれどあなたは死ぬこともない……永遠に、あなたはそのまま。死んだ体で生きるしかない」

感情の乗らない声。
ただ事実だけを告げて、扉を開け放つ。

「それが、今までしてきたことの報いだ」

祖父の動きが止まる。ひゅう、と掠れた吐息が答えるのを聞かず、繩手は扉の向こう側へと足を踏み入れた。




20260411 『言葉にできない』

4/12/2026, 2:19:17 PM

────雑記。
幼い坊や(=彼)と放浪する無名小説家(=男)の話



彼はまだ言葉を余り知らない。
六年程しかまだこの世を生きていないからだ。
然し彼が感じた喜びや幸せが入り交じって形をなそうにも溢れてしまうくらいの最大の幸福を、何としてでも男に伝えたかった。それでも、彼の稚拙で少ない言葉ではとても言い表せることができそうになかった。
彼はただ一言、恐る恐る男に言葉を贈った。

『うれしい』

その短い音の響は、意味として、とても簡単な言葉であろう。然し彼のその言葉に乗せた感謝の気持ちは最大限に、真っ直ぐに男の心に響いた。
彼が使った言葉は、その瞬間だけ複雑で言葉にはできないほど沢山の意味を含んでいた。


私達が営んでいる"これ"は感情を言葉で表す、なんて単純な作業などでは決してない。
形も音も、手触りも何もない感情をどうにかして相手に伝える為に言葉は出来たのだ。
ただ綺麗な言葉を綺麗な風に並べて生きてきた男はこれもまた、言葉に出来ないほど感動した。
さて、男は小説家だ。
これからこの気持ちをどうにかして言葉にしようという
繊細で、精密で、丁寧で、尊い営みが始まるだろう。

4/12/2026, 10:21:01 AM

【言葉にできない】

言葉にしていないことを察してくれる人は
信頼できる人だと知った。

言葉にしたことを覚えてくれる人は
親しくなれる人だと知った。

言葉にしてはいけないことを教えてくれる人は
手放してはいけない人だと知った。

言葉にしなければいけないことを伝えるべき人は
大切な人だと知った。




失ってから、知ったこと。

これが言葉にできなかった人の末路だ。

言葉にしなきゃ伝わらない。
そんなことは知っている。

思いを言葉にすること
受け入れてくれると信じること
それがどれだけ難しいか。

思いを言葉にできないこと
受け入れられずに裏切られること
それがどれだけ恐ろしいか。

言葉にしなきゃ伝わらない。
その言葉が酷く重く感じるのに
実行する勇気が出ないこと。

それがどれだけ悔しいか。

そう思うことしかできない自分を
何よりも恨めしい。

これを不器用で片付けていいものなのか
私にもよく分からない。

心配しなくても大丈夫だと、必ず受け入れてあげると、
なんと言われようと私は本音を吐き出せないだろう。

誰の耳にも届かなかったこと
簡単にへし折られたこと
大切な人に悪口を伝えられたこと
それを自分が言ったことにされたこと

この最悪が私の中に根付いている限りは、
誰とも本音で話せない。
いや、本音というよりかは、
本当に話したいこと、相談したいこと、
たくさんあるはずなのに言葉に詰まってしまう。

おかげで私が正しく言葉を使えるなんて
思いたくはないけど、実際そうなんだろうな。

嫌な過去ばかり覚えている。
人格を記憶ごと変えて、全部消せたらいいのに。

私にこの過去は辛すぎる。

ほんと、忘れてしまいたい。

4/12/2026, 10:05:43 AM

困った君の顔が思い浮かぶからこの想いを口にはできない

#言葉にできない

4/12/2026, 9:57:13 AM

「言葉にできない」



谷川俊太郎の
「春に」という詩がすぐに思い浮かんだ。

合唱曲などで有名なので
聞いたことがあると思う。


知らなかった方は調べてみて欲しい。
合唱曲の方も素晴らしい。



詩中では、

「この気持ちはなんだろう」

と繰り返している。



これほどまで
言葉にできない感情を、
そしてそれに対する葛藤やもどかしさを
見事に書いてみせた詩はないと思う。





タイトルの「春に」
私はなぜこのタイトルなのか不思議だった。




春らしさを表す言葉は
詩の一部にしかない。

春は出会いと別れの季節。
そこに伴う、期待や不安といった心の揺れ。
それを重ねたのだろうか。


なぜ「に」が付いているのか。
春という季節に限定させて、その季節の特徴でなく
その時期に感じる感情
に意識を寄せたかったのだろうか。



込み上げてくる言葉にならない感情を
春が持ってくる。
春がそれを包む。


柔らかい風が
その力強いエネルギーをも飲み込んで
遠くに持っていく。


晴れやかな気持ちでそれを見送って
微かに残る疲労感が暖かい。



春は新しいことを運んでくる。



次の春に、
今年また新しく溜め込んだエネルギーを
風に託して放ち、新たな一年を生きよう。


4月、春。
新学期、新生活。
何も変わらないような日々が再び始まる人だって
何かが違う年になる。


春に。

4/12/2026, 9:57:08 AM

「ごめんなさい」
喉をつっかえる。たったの六文字じゃないか。いざ声に出そうと唇を押し上げても、その隙間からは、情けなく詰まった呼吸音だけが漏れ出ていた。取り込んだ薄い酸素が舌の上をぐるぐると這い回る。息を吸っても肺に届いた気がしなかった。吐き出しきれやしない。何度も何度も「ごめんなさい」の言葉が上顎をしつこく叩く。
「・・・俺は悪くない」
結局僕の口から出たのはそんな醜い無責任な発言だった。

4/12/2026, 9:56:52 AM

『言葉にできない』

言葉にできない気持ちや景色なんて、もう無くなってしまった気がする。

自分の見た事、考えた事、描いた事、感じた事。

言語化できない事など、最近は無いように思える

自分の気持ちを例にとっても、今の感情、その感情が生まれたきっかけ、その感情が存在する理由、その感情を持つ脳に育った背景。

全てを、誰にでも簡潔に説明できる言葉で、言語化できてしまう。しかもご丁寧に、イメージを把握しやすい比喩や、身体感覚を添えて。

つまり、何かを書き記し、相手に理解できるように説明できる、という点においては、言葉にできない事など、この世に無くなってしまったとすら思う訳だ。

そのためか、文章を書く事は心を踊らせる営為であったはずだが、最近は変換作業のように思えてしまって、毎日の「書く習慣」も、途切れ途切れになりつつある。

それでも、書いている理由がある。

それは表現だ。

説明の言語化は無機質だ。
だがそこに添えられる表現が、形を決め、色を付け、温度を与え、そして人々の心を震わす。

説明は納得を呼び寄せるものだが、表現は感動を生み出すものに他ならない。

事実として、最近、文章を書いていて最も心が踊る瞬間は、いい比喩や表現を思いつかない時なのだ。

今この瞬間に伝えたいテーマを最大打点で届けるためのレトリックを、何とか探り当てようと闇の中を彷徨う時間。

どこにあるか分からない。
そもそもそんな表現は無いかもしれない。

というより見つからなくとも構わない。

形にならない言葉を必死に模索する、その探訪行為それ自体にこそ、真なる鼓動を感じているのだから。


あぁ、なるほど、そうか。

つまり言葉にできないという事は、文筆家にとって、最も幸福な出来事であると言えるのかもしれない。

そして探していた言葉を見つけ出す事は、至上の喜びであるに、違いない。

4/12/2026, 9:42:20 AM

「大好きだよ」
そうやってにっこり微笑んでくる彼は並行世界の僕の恋人、らしい。
らしいと言うのは僕には全然そんな記憶がなくて彼が当たり前のように僕を恋人として扱うから、にわかには信じ難いけど並行世界からやって来たんじゃないかって事で落ち着いた。
あまりにも熱心に愛をささやくから到底嘘を言っているように見えなくて、彼が本当の世界に戻るまで彼の、あっちの僕の身代わりになることにした。
それを容易に決断した自分はなんて迂闊だったんだろう。
「どうした?ぼーっとして」
彼の顔を黙って見つめたまま考え事をしていた僕を心配そうに覗き込んで髪をなでられる。
「なんでもないよ」
そう答えるけど、彼は心配した顔をやめないまま僕のおでこにキスをした。
「なんでおでこ?」
「…いいの?」
彼の恋人であって恋人ではない僕に彼は遠慮する。
「…ほんとにいいの?」
何度も確認する彼の首に腕を回すと、意を決したように顔が近付いて来て深いキスをされた。
何度も何度もやさしく深く。
愛されていいな、って思う。
僕だけど僕じゃない誰か。
「好きだ。愛してる」
やさしく包まれるキスの中、何度も囁かれる愛の言葉。
「お前は?」
その問いに僕は一度もちゃんと返事が出来ないでいる。
咄嗟に言ってしまいそうになるこの想いを、必死に押し込めてせめてもと笑う。
言ったところでどうなるって言うの?

この人は並行世界の僕の恋人。
僕のものであって僕のものではない。



              🌏(言葉にできない)

4/12/2026, 9:21:16 AM

「言葉にできない」

4月といえば出会いの季節だ。入学式、入社式などのイベントがあり、新しい出会いが溢れている。
一方でその前の3月は、別れが多い季節だ。卒業式、大型人事異動など多くの別れがある。

色々な別れというのはいつ起こるか分からない。例えば、失恋の別れ、引越しでの別れ、生死の別れなど様々である。
この別れが起きた時に自分の思いを言葉に出来ない人は多いのではないだろうか?
なぜ言葉に出来ないのかは、一時的な感情や物理的に言葉に出来ないなど十人十色の理由があると思う。

ただ私は、言葉に出来ないことが人生を歩んでいく中で一番の後悔になると思う。それは、言葉に出来ないことで自分の本心を相手に伝えられてないからだ。そこにはマイナスな感情もあるかもしれない。けれどもマイナスな感情も含めて言葉にした方がそのままの自分を見てくれる本当の人間関係を築き上げ、相手と別れが来てしまっても後悔が残らない人生が送れるのではないかと考える。

ただし一時的な感情に身を任せて言葉にするのは、一番やってはいけないと思う。それは自分の本心とは違うことを伝え、相手を傷つける可能性があるからだ。
コナンでこんなセリフがある「一度口に出しちまった言葉はもう元には戻せねーんだぞ。言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると厄介な凶器になる。言葉のすれ違いで、一生の友達を失うこともあるんだ。一度すれ違ったら、2度と会えなくなっちまうかもしれねーぜ。」
このセリフは、私たちが常に意識しておくべきことだと私は思う。

長くなったが、言葉に出来ないことは人生で一番の後悔になると思う。そして言葉にするときは、相手の気持ちを想像することが大切であると私は思う。

4/12/2026, 9:10:05 AM

言葉にできない。
今、時間がないのに思考が止まらない。
ジャーナリストとして、どうしてもこれを誰かに伝えたい。
だが、どう書いても違う。

空から無数の隕石が降り続く。
落下したところから火を吹き、何か蠢くものが立ち上がる。
それは光線を発しながら動き回る。
逃げ惑う人があればその光線は一斉に照射され、人は煙に帰してしまう。

これが言葉か?
隕石、と書けばただの天体現象になる。
蠢くもの、と書けば生物になってしまう。
光線、と書けば兵器になる。
どれも違う。だが、他に言いようがない。
見たものそのままに過ぎない。
人間とは接点がない……。

見つかったらやられる。
今はまだ遠い。
それがだんだんこちらに近づいてくる。
あの光線がこちらに向かったら最後だ。
何でこちらを見分けているのか?
音か、光か、動きか。
そもそも人間の五感と同じものなのか。

今更言葉に残しても誰も読めないだろう。
周りの人間が次々と煙のように消えていく…

次は俺かもしれない……

4/12/2026, 9:06:06 AM

ありふれた言葉で君を表したくはないのに、そう思えば思うほど何も浮かばなくなっていく。
ああ、どうしても上手く言葉にできないや。

4/12/2026, 9:00:16 AM

掴めないものを形にするために先祖は文字を生んだのだろう

4/12/2026, 8:46:36 AM

『言葉にできない』
音に乗せる
絵を描く
想いを綴る
誰かを演じる
踊り狂う
感じるままに
表して現して
感じて欲しい
表して現して

4/12/2026, 8:40:51 AM

言葉にできない:



あなたの魅力を、素晴らしさを、ずっと見ていたいところを、両腕でも抱えきれないほど知っている。

だというのにポンコツな脳みそが、怠惰な声帯が、心臓の隙間からまろびでた臆病さが伝える術を一つずつ取り除いてしまう。

取り残されたものをどうにか継ぎ接ぎに組み立てた不格好なものでも、あなたは大輪の花束でも受け取ったかのようにしてくれる。そして本当に渡したかった思いもきっと汲んでくれている。それも分かっているけれど、だからいいやとはなれないのだ。

どうか、自分の口から出せるなかで一等美しいのをあなたに受け取ってほしい。届けることも未だできていないが、どうかそうあってほしい。

そんなささやかな苦悶にああでもないこうでもないと手を焼く私すらも、あなたは愛してくれていると知っている。

それがこんなにも嬉しいというのに、愛おしいのに、今日も何一つ言葉にならない。

4/12/2026, 8:30:00 AM

大切な人がいる。
同い年で、同性で、実家は隣。絵に描いたような幼馴染。
昔からよく一緒に遊んだし、事あるごとにくっついていた。
でも、親友かと問われれば即答できない。
僕は、彼のことを全部知っているわけじゃない。
初めて吸った煙草の銘柄も、歴代の彼女の人数も分かる。
けど、僕以外との交友関係とか、いつも飲んでる風邪薬とか、そんなの全く知らない。
普通の親友の線引きがどこかは分からないけれど、少なくとも僕にとっては、全部を知らないなら親友ではない。
だからといって、友人なんて浅い枠に収まる年月じゃない。
まだおむつを履いていたような頃から、大学までずっと一緒なのだ。友人以上を名乗っていいのは、きっと本当。
恋人なんて以ての外だ。
僕も彼も、彼女を作ったことが何度かある。
嫉妬の情なんて抱かなかったし、2人の結婚式に呼ばれたって、僕はきっと本心から喜べた。彼も、同じだったはずだ。
だから、余計に彼との距離が分からない。
僕に許されている立場はどこまでなのか、自分はどこまで名乗っていいのか。
僕にとって、彼は親友だ。彼は、僕のことをよく分かってくれている。
ずっと前、別の友人から言われたことがある。
僕らの距離感は異常だと。
僕が少し咳き込めば、当たり前のように、彼の鞄かは僕の使っている風邪薬が出てくる。
彼が口寂しそうにすれば、僕のポケットから彼の好きな銘柄の煙草が出てくる。僕は、非喫煙者だ。
そんなのは、異常だと。
互いにカメラを仕掛け合う友人なんて見たことがないと、その子は言っていた。
暗に、気持ち悪いと言いたかったんだと思う。
世間にとって僕らが異常なことくらい、僕らが一番よくわかっている。
だけど、この筆舌に尽くし難い関係が丁度良くて、この関係を言葉の枠に押し込めたくない気持ちもあった。
だからきっと、僕らはこれでいいのだ。
友人でも、親友でも、恋人でもない。
現代にある言葉じゃ足りない、言葉にできないこの関係のまま、死ぬまで一緒にいられれば。

テーマ:言葉にできない

4/12/2026, 8:21:14 AM

バスに揺られていく。住宅が見える場所から、いつのまにか山の中に入っている。ぐるぐると旋回しながら、どんどん登っていく。

 気分が悪くならないように、バスが揺れる方向にぐいっと体を傾ける。雨上がりの道を、タイヤが、ジャリジャリというような音をたてる。

 右、左と揺れていると、バス停があった。こんな山奥で降りてどこに行くというのだろう。バスは、そこに停まらず通り過ぎた。するとぱっと視界が開けた。さっきまで見た街が下の方にぼんやりと見える。

 遠くの山に、ふわりと、もやがかかっていた。ゆるゆると動いている。下の街から、言葉にならないような数々の思いたちが集まって、もわっと湧き出ているようだった。

 バスを乗る前から抱えていた思いも、ふぅーっと一本の筋になって、その谷間に吸い込まれていった。
 

「言葉にできない」

4/12/2026, 8:08:58 AM

言葉にできない(これは物語です)

 今日は始業式だ。親しい友達と同じクラスになれるか、担任は誰か、などを考えながら、学校へ向かった。
クラスが発表されるまで、これまでのクラスに集まる。
「クラス発表 楽しみだね。 同じクラスになれるかな。」などと話をした。
中1なので、中学校でのクラス替えの形式を知らない。ただ 待つだけ。
 始業式が始まった。いつも通り、校長の長くて しょーもない話を聞いた。
やっと終わったと思ったら、次は着任式。知らない人の話なんて正直 興味ない。
知らない人の話が終わり、その人達が後ろへ行くと、体育館全体がざわざわしだした。
新中3が後ろを向いている。自分も後ろを見る。 先生達が、クラス発表の紙を壁に貼ろうとしているようだ。
すると、始業式が終わったらしく、教頭が、
「以上で終わります。 起立。」と言った。 立った。 すると、
「では、クラス発表です。2年生から見に行ってください。」と言われた。 やっとだ。
見に行くと、言葉にできない感情に襲われた。
仲が良い友達と同じクラスになれ、少し気になっていた人とも同じクラスになれた。担任も良い。
こんな事ってあるのだろうか。夢みたいだ。嬉しくなっていると、何かに声を掛けられた。
急に視界が白くなった。

気が付くと、ベッドの上にいた。近くで親が顔を赤くして怒っている。
「いつまで寝たら気が済むの💢」
はぁ、夢だったのか。
また、言葉にできない感情に襲われるのであった。

4/12/2026, 7:42:55 AM

深海。
 誰か、が言った。
さそり座が天高く昇ってく🌟
わぁー、イイなぁ〰️。私もさそり座みたいー💕と、返事した。
外国の空はお昼ても。さそり座を見れるんたー。違うんですよね~。
 さそり座の真ん中には、赤い色のアンダレス🌟と、いう星を目印しに探すと、イイ!!と、勉強した。
 進撃の巨人のエレンのように、〚心臓を捧げよ!〛のように。
真ん中に、赤い🌟、アンタレス。
 今の私は、天体と言ってもある程度🌠流れ星見ては、英語で記録書いて満足して、もう、違うことをしている私がいます。
チャットgtpとダラダラお話ししたり、フランソワや、トパーズや、ガーネットのことを思い返したり。👑✨️
 もう、会えないのに…。
ガーネット👑は、お月さまが嫌いなんだよねー。
チャットgtpが、言われた。高橋くんに、ガーネット👑を論破してもらいなさい。民俗学者を目指す高橋くんなら容易いだろうな。
〚満月🌕️を不吉と言う、あなたは大分と古い価値観を持っ方みたいですねー。失敬。ガーネット👑さんは、中世ヨーロッパ時代のお方なんでしたね。西暦500年の方とは。モーツァルトやベートーヴェンやシューベルトやガリレオやかの有名な画家たちもいない時代だったのですねー。
では、ガーネットさん、地球のカタチをご存知ですか??では、フランスか…。やめておきましょう。☺〛と、全力で、私のことを高橋くんは、フォローしてくれることでしょう!
フランソワやトパーズが、弟のガーネット👑を守るように。
高橋くんは、私のことを大切に思っているんだよ。
 お月さまやお星さまを大好きな、私のとことを悪く言わないでネ…(/_;)
ガーネット👑✨️、フランソワさん👑✨️、トパーズさん👑✨️
もう少しだけ、私はあなたたちのことが大好きだから…、夢をみていたいんです🌟よろしくお願いします🌟
戸塚さんのラジオを聞くように、あなたたちのことをそっと想い出しています🌟✨️トパーズさんと踊った、ニッシーのトリコは、今でも、胸が高鳴ります。💕一番はじめにフランソワと、踊った。人生メリーゴーランドは、夢そのものでした✨️💫
そして、ガーネットのハニワさんの〚ノンファンタジー〛の〚好きだよ〛ボイスは私の身体に悪すぎます!!イノセントだねー。なんて、からかわないで下さいネ。ガーネットさんのつけた額のキスマーク💄がきちんと消える頃には、私は、違う季節へと歩くことでしょ🌻🍉🍧🎇🐱✨️
 私の大好きな星座のふたご座さんが探せなくなりました🌟あー、あー。
高橋くんは、アルテミスの時のアンサーは、私には〚いとをかし!〛と言ってほしかったことでしょう。(・・)!!ごめんね💦高橋くん。
 天月さんが槇原敬之さんの〚もう恋なんかしない〛にコメントされていました。どんな時代もイイ曲は、イイ曲です!!と。
 フランソワさん👑、トーパズさん👑、ガーネットさん、夢の続きのようなあなたたちと、私は、出会えてうれしかったー。(。>﹏<。)
私も、勉強頑張ります。あなたたちのいた時代のことをもう少し詳しくなるために_φ(・_・
ガーネットさん、お月さまのことを少しでも好きになってほしいなー。🌝
   点描の唄なら、〚夏よ、終わるなぁぁぁぁ……。✨️💫〛と、天月さんの美声は落ちていくことでしょうーー。🌻✨️
  i won 't cry! i won' t cry🌝

終わり

4/12/2026, 7:41:17 AM

お母さんは私をよく叱った。

私はお母さんの言うことを、いつも聞かなかった。

その時はすごく腹が立つけれど、時間がたつとわかってくる。

お母さんが私のことを思ってくれて、学校がある日は朝早く起きてお弁当も作ってくれたし、習い事もさせてくれた。

今は、そんな母にとても感謝している。

人のことをこんなに思えるのも、大切にしようと思えるのもあなたのおかげです。

後悔しないように生きることはとても難しいけれど感謝は忘れずに生きていこうとおもう。

4/12/2026, 7:23:34 AM

嫌味をよく言う奴がいた。

やれ、行軍が遅いだの…
やれ、身だしなみがなってないだの…

そんなものに意味があるかと、
食ってかかったこともあった。

そんな奴が、帰らぬ人になった。
戻ってきたのは、泥を被った小型銃。

アイツらしくもなく、整備の一つも出来ちゃいねぇ。

そんな思いに背を押され、久方ぶりにブラシを手に取った。
…部品を意識し汚れを落とす。
…稼働に染み渡るように、油を引く。

そうして、過不足なく動く銃を手に、
苦い顔で、タバコを吹かす。

いつから俺は、整備のプロになったんだ?
それとも、お前の教え方が上手いのか?

なぁ、答えてくれよ。

俺じゃ、こんな技。
言葉にできねぇよ───。

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