『見つめられると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
見つめられると
一緒にいると
幸福感に包まれるけれど、
同時に
「いつまでも」は叶わないことを痛感する。
私にはあなた1人しかいないけれど
あなたにとっての「たった1人」は私じゃないから。
逃げられない。逃げたい。どうすればいいのかわからない
人の目とは様々
時に安心 時に不安
使い分けはご自身で
見つめれば、相手の汲み取り次第でどうこうなります
妖しく見つめれば、相手は頬を赤らめ目を逸らす
憎たらしくすれば、相手は嘯きながら目を逸らし
人の目とは様々
時に愛情 時に物騒
使い分けはご自身で
見つめれば、相手の汲み取り次第でどうこうなります
優しく見つめれば、相手は笑い暖かく見つめる
気味の悪くすれば、相手は冷や汗流し動けなく
人の目とは様々
________________________
嘯く(嘯き)────うそぶく(うそぶき)
*豪語する、偉そうに大きなことを言う。知らんぷり
知らぬ顔をする*
見つめられると
その日は雨が降っていた。午前零時を秒針が刻んだ頃、背の高い人影が第四倉庫の片隅で一つ目のついた紅く小さいモノを見つけた。そのモノは、拾い上げた彼の手の中でトクントクンと微かに脈打っていた。
彼はヒトを名乗り、モノは心臓を名乗った。
ひとりぼっちの彼と紅いモノは、その日に友達になった。
心臓は真ん中についた黒い目を瞬かせ、彼に『望み』を尋ねた。心臓は、彼の願いをなんでも叶えようと思っていた。けれど彼は首を振る。
「何もないよ。僕に望みなんてない」
その言葉が嘘と知るに、彼の瞳はあまりに雄弁だった。彼の飢え乾いた瞳の色を満たしたくて、心臓はそう尋ねたのだから。
けれど彼は、「そんなことどうでもいい」と、およそ嘘とは思えない口ぶりで言う。
「そんなことより、僕は君の望みを叶えたい。僕の持ち物は少ないけれど、持っているものならなんでもあげる」
「……何を、持っている?」
「昼の世界と時間と、それから心」
心臓が持たないものばかりだった。そして、心臓の望むものばかりだった。
心臓は、乾いていたのは己だったことを知った。
多くの人間が心臓に望みを告げ、多くのものを欲しがった。けれど、唯一願いを叶えたいと思った彼だけが心臓に何も望まなかった。それがどんな意味を持つのか、心臓には分からない。
そして今、彼のその瞳を見て、ようやく気がついた。
数多の望みを叶えてきたのに、心臓は己の望みを叶える方法だけを知らないのだった。
大嫌いなメンソールの香りがする煙が部屋に充満していく。喉が痛いと訴えても、タバコを吸うのをやめてくれない。そのせいで咳も止まらない。
それでも隣から離れることができなくて、我慢しながら座っている。目の前のテレビから聞こえる主人公の自惚れた愛のセリフに、鳥肌が立つ。気持ち悪い。愛の言葉はこんなまわりくどいものよりも、まっすぐな言葉の方がいい。そうは思っていても、私の彼氏は愛の言葉すら囁いてくれない。
映画の愛されている悲劇のヒロインに腹が立ちながら、私はデスクの上に放り出されたタバコの箱に手を伸ばす。開けると最後の一本が入っていた。それを咥えて火をつける。
「咳出てるならやめた方がいいんじゃないの」
あんたのタバコのせいだよと思いながらも、私は深く煙を吸い込んだ。やはり、喉が痛くなって咳き込んでしまった。それでも、吸うのをやめられなくて涙目になりながら、再び煙を吸い込む。
「なんか怒ってんね」
「やっと気づいたの」
鈍感なこのバカを殴りたくなったが、それは我慢した。再びタバコを口に咥えると、彼氏が私の後頭部に手を伸ばして顔を近づけた。すると、お互い咥えたタバコ同士をくっつけるように合わせた。まつ毛の長いその伏目を見つめながら、ドキドキしていた。
「これ、シガーキスって言うんだって」
下を向いていた目が私の顔を捉えた。煙でベールがかけられたかのようなその顔に見つめられると、心臓がドキドキしてうるさかった。
「その表情、好きだよ」
私が咥えていたタバコをスッと奪い取られ、灰皿に捨てられた。彼氏も自分のタバコを捨てて、苦味の奥にあるメンソールの香りを感じながら深いキスをした。
まだ、太陽は昇らない。
わたしたちの神様は
くろい蛇の姿をしていて
くびにまとわりついては
嘲笑い、ときに囁くのだ
「お前の生になんの意味があるのか」と
たにんから見れば
それはきっと悪魔なのでしょう
それでも どうしようもなくそこにある
わたしたちの神様なのだ
希望を見捨てたわたしたちの神様
「深淵を覗く時、」
わたしたちの神様は
かたちのない黒の塊で
ただそこにあるだけで
憂鬱な気持ちにさせるのだ
「頑張る生になんの意味があるのか」と
たにんから見れば
それはきっと悪魔なのでしょう
だから 言ってあげたいのだ
良いも悪いもないのなら
「すべてがそれでいい」のだと
絶望を見捨てたわたしたちの神様
見つめられると(お題)
見つめられると?私は見つめ返すでしょう
君だったのか、、
そう、言われるまでそっと、見つめ、ずっと見守るでしょう
きみのまぁるい目は わたしの心を見透かすようだ
どうせ分かりやしないだろう、そう思っていても
「全部わかってるよ」と瞬く度に告げているようだ
見ないフリをするかのように 背を丸めてその眼を閉じたきみは「ぼくの目がくろいうちは 悪いことなんかさせてやらないからな」フン、と短くため息をつく
それはきっと本能なのだろうが わたしにはまるで呆れているようにきこえて
きみに嘘はつけないなあ わたしはくすくす笑って
柔らかな毛並みをゆるりと撫でた
見つめられるとドキドキする。これは多分、「恋」なんだと思う。今まで恋愛なんて一切してこなかったから確信はできないけと。
【「お得」が私を駆り立てる】
見つめすぎたスマホがフリーズ
今日で「お気に入り」に入っている商品のセールがおしまいですよとか
今月末までに申し込むと30%引になりますよとか
そんな、知らなければ過ぎ去ってしまったであろうなもの
でも、知ってしまうと、何かを失いそうで
どうにかしなくてはと
衝動に駆られながらスマホの画面の「お得」を追いかけ
ずいぶん「時」を消耗していた
ふと我にかえると「まだやってんの?」と呆れた愛猫がこちらを見ている
そんな風に見つめられると自分がとても不甲斐ないように思えてしまい
そんな不甲斐なさを紛らわせるようにちゅーるを取り出し猫の機嫌をとっていた
#見つめられると
目を合わせるのが苦手な私は、真っ直ぐ目を見つめて話す人が苦手である。ただ、目を見て話さないと失礼かなとも思うので、とりあえず見つめる。
が、3秒も経つと(わぁ、この人すごく見つめてくる)と、そればかりが気になり自分の話なのにどこまでどんなふうに話していたか分からなくなり、結局目を逸らしてしまう事がしばしばある。
特に苦労したのは面接だ。面接官が数名いれば順番に見渡せば良いのだが、1対1なんてサイアクだ。テクニックとして「ネクタイの結び目」や「眉間」というのがあるが、どれも違和感があっただろうなと今振り返ると苦々しく思う。
だから私は複数人で話す方が好き。作業しながら話す方が好き。なのだ。
#9
見つめられると、ドキッとする。
「私何かしたかな…」「顔になんかついてる?」「相手に何か変化があったのかな」など…この場合のドキッとは、恋の予感とか考えている余裕など私には無いので、本当につまらない女である。私は良くも悪くも、あまり人(自分も含めて)に興味が無いので、「察する」というのが中々できない。「見られてるなぁ」と思いつつその理由をあれこれと考えるが、それがさっぱり分からない。相手の髪型などに変化があったとしても多分気づけないだろうし、自分に何かがあったとしてもそれもまた気づくのはかなり難しいだろう。ここまで長々と書いたが、要するに、
『直接言って欲しい。』これに尽きる。自分で考えてもわかるわけのないことについて悩むなんて言うものすごく無駄で不安な時間を過ごしてしまう。
最悪の場合眠れない。宿題もできない。ワガママだな〜と思いつつそんなことを考えていると、母からの視線を感じる。流石にこれは察せるよ。宿題しなきゃ。
(テーマ:見つめられると/キツネ)
見つめられると…
貴方のその真っ直ぐな嘘偽り無い瞳で見つめられると…ドキドキしてしまう…見つめられると、脈打つ鼓動が早くなる…見つめられると、心拍数が上がる…見つめられると、何も考えられなくなる…見つめられると、照れてしまう…見つめられると、恥ずかしくて照れて目を逸らしたくなる…見つめられると、緊張してしまう…見つめられると、その先を想像してしまう…見つめられると、その先を妄想してしまう…見つめられると、その目から逃れられなくなる…見つめられると、二人の時は一瞬で止まる…見つめられるだけで、こんなにも沢山の感情が芽生えてしまう…ほんとにどれだけ、彼の事を溺愛してるかバレちゃうね…でも、それだけ、ホントに彼を心から愛してやまないんだ…もう駄目なんだ…彼が隣にいないと…
その目に吸い込まれてどこまでも落ちていきそうな
スカイツリーのガラス張りの床に乗った時のような気がして、ずっと苦手だった。
でも最近は怖さを堪えて人の目を見ることができるようになった気がする。
見つめられると
君に見つめられると僕は文字通り
石になり一歩も動けなくなるんだ....
まるで魔法に掛かったみたいに
地面に縫い止められて行く
嗚呼 君の笑顔が恨めしい.....
そうして僕は今日も君に振り回されて
行く。
見つめられると
たおれます
見つめられると
気恥ずかしい
でも 話は目を見て聞く物と
教わった
でも 誰にでも?
あの人のも?
お題:見つめられると
僕は君が好き
君の青い綺麗な瞳も雪のように白い肌
昔から大好きだった
のに ・・・どうしてそんな怯えるの?
嗚呼、僕が君の全てを消したから?
君の綺麗な瞳が僕を見てるって思うとたまらない
ねぇ、そんなに見つめられると …
もっと君を奪いたくなるじゃないか !
私にとって
見つめられることは警戒すること
人間にとってそれは
普通なことなの?
……たまにご飯くれる人間はいるけど
食べれるとは限らないものもあるし
基本食べないよ
それで私の兄妹が
いなくなったこともある
同種以外の生き物は
ほんとよく分からない
[見つめられると―猫―]
――――――――――――――――――――
色のあるものって不思議
ぱっと見ても
じっと見ても
色んな印象がある
人によっても
印象が違うところも
また面白い
固定概念があっても
そこから生まれる発想を
色んな人に聞いて回るもの楽しい
もし色に
私たち人間のように話せたりするなら
話しながら生活してみたい
もしかしたら
人間に性格があるように
色にも色んな性格があれば
楽しいかな?
赤と言っても落ち着いてるみたいな
真逆な性格とかだったら……
ふふ、妄想でしかないけど
いいかも
[見ること―好奇心―]
―――――――――――――――――――
中学の時
初めて同じクラスになった
女の子がいる
特定の誰かと仲良くするわけでもないけど
それなりにみんなと話している所を見たことがある
でもその子
不思議なところがあった
誰とも話していない時は
ずっと窓の外を見ている
何度かその目線の先を辿っても
何もないし
誰かがいる訳でもない
そしてもう1つ不思議なこと
その子の瞳って
涙の膜があるような
水が表面にあるような…
言葉では表しにくい瞳だったんだ
「何を見てるの?」
なんて、声をかけたかったけど
なぜか不思議という先入観で
恐怖も少しばかりあって
緊張を覚えていたから
結局1度も声をかけられなかった
…………そしてその子は
ある日突然姿を消した
[見つめる先―不可思議―]
見つめられると
人の視線を感じると緊張して動悸がバクバクと鼓動を打ち始める
症状が悪化してくると自分のコントロールが効かなくなり手足や声が震えてくる
対面で話していると相手の目つきが気になって仕方ない、そして自分がどんなふうに相手に映っているのかどうしても気にしすぎてしまう
相手の視線が怖い、いつもそんなふうに感じてしまう
でも中には自分を暖かく見つめてくれる人がいるかもしれない
そういった目で見てくれている人を探そうと思った
不安というのは期待が大きい分、反比例して増大するそうです