『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街というと大都会を思い出す。
人間の欲望の大半が集まる場所で、キラキラしたネオン。眠らないものだ。
まちはまちでも、こじんまりとしたイメージの町しかない田舎から見ると、羨望の的。
遠くのざわめき
暗がりにぽつぽつと
漏れ出て群れる光
瞳を埋め尽くす
ぼやけていく世界
溢れて消えた
―街
「街」
点々と光っている街並みは一転、
輝いて見えるかもしれない。
でも僕には、幾つもの葛藤に見えるんだ。
あなたの夢は歌手?君の夢はサッカー選手?
そんな気持ちを抱え込み、辛くて逃げたい現実に
立ち向かっている貴方を私は尊敬します。
今日も1日お疲れ様でした。
街ってのはね一定の地域にある
多くの建物や商業施設、
住宅、歩道、公園、交通機関
人々が暮らし、働き、交流する
中心地帯の事だよ
都市圏や町で人々が日常的に
住来する場所のことでもあるんだよ
一緒に街を散歩しましょう
街。それは情報量の塊だと、僕は感じる。左を見ては看板、右を見ては看板。上を見てもビルの群れ。目を閉じれば人の声。逃げ場がないほどに、情報に溢れているのだ。
..そうとらえる僕を、人は嫌った。変人と罵り、恐れ、避け、次第に離れて行った。最後に残ってくれたと思っていた、君さえも。そんな僕に、この街に居場所なんてない。
ならば、いっそ「この街になってしまおう」──そう考えた僕はビルの屋上から足を離し、無気力に地面へ吸い込まれていった。「これでやっと─逃げられる。」
雨、街。
梅雨、影。
昼下がり、坂道。
霊苑、六地蔵。
傘、ダンゴムシ。
踏み切り、排気ガス。
曇り空、二車線道路。
濡れた膝下、夏草。
雨上がり、街。
六月、蒸し暑さ。
背中の汗、張り付くTシャツ、
坂道、坂道。
日曜、正午過ぎ。
明日のこと、将来のこと。
不安、自己嫌悪。
雨、街。
梅雨、街。 (街)
@街
街の明かりが薄くなる頃。
今から出勤という人も少なくないだろう。
そんな中、私は自分の家に帰る。
私の仕事は目が痛くなるほどに街が明るい時間にある。
別に不満はないけど、ニートと言われるのは腹が立つ。
人と少し違う生活をしている自覚はある。
でも、私がやらなきゃ誰がやる?
代わりに誰かやってくれるの?
いいよ、みんなは明るい空の下で生活してて、
私が暗く眩しい空の下で生活するから。
深夜、いつものようにカカオを開いて。
目をつぶって。指が当たった子に適当にメッセを送る。
何処にも吐き出せない欲を吐き出す為に。
気に入ってる香水を少しつけて。
財布とスマホ持って。
さぁ、今夜も。待ち合わせの為に、
街に繰り出そう。
#街
梅雨時期にも関わらず薄く張った雲
まるで幼子がちぎったように散らばって
月の光も星の光も柔らかく地上に落とす
「…まだ…夜は…冷えるね…」
拙い子供のようにゆっくりと放たれる声
穏やかで抑揚の少ない声
ぬるく湿気を含んだ風が彼女の声と白く染まった髪を撫でた
「でも俺はこの時間が好きだなぁ」
彼女の声と正反対の無邪気な声で返した
太陽の光は皮膚を染めて痛みを覚えさせる
彼女の褐色肌は元からと聞くが、近くにいる彼の肌は弱さ故にすぐ焼けるだけ
だから月と星が優しく話して
街が汚れを忘れたように光を零すこの時間が好きだ
「…嫌い…では…ない…」
彼の言葉を否定せずに上から言葉を優しく渡す
蜘蛛の足をイメージした特徴的な義足を付けてもなお彼女の巨体には敵わない
ワインレッドの瞳を彼女に向けて優しく笑って
「此処ね、俺のお気に入りの場所。たまに来ると良いよ、凄く綺麗だから」
彼女のマンダリンオレンジとブルーグリーンのオッドアイが視界に広がる光に応えるように煌めく
表裏が交わる汚れた街
そこに捨てられた彼と逃げてきた彼女
お互いの手はきっと汚れている
それなのに…
「うん…また…来る…」
求めるのは綺麗なものばかりだった
あまり表情の動かない彼女の瞳が喜びに揺れる
それが分かるからこそ嬉しそうに彼は笑う
来た時期も生きてきた世界も何もかも違う
だけどこの汚れた街で出会えた
仲間である2人が
2人と仲間達が
これからも笑える事を
ソッと祈って
題名:街
作者:M氏
出演:🕷🌺
【あとがき】
自分が産まれた街、育った街
実はと言うとM氏はあまり知りません
地元の名産とか
1番近くにある美味しいお店とか
遊びに行ける場所とか
ですが大切な人をサラッと綺麗な場所に連れて行けたりするシチュエーションには憧れがあります
イケメンですね
ですが出演してくれた2人共お互いに恋愛感情を1mmも抱いていません
家族のような存在だから大切にしている
本当にそれだけでこんなデートみたいな事しています
リア充この上ないですね
羨ましい限りです
#街
いろんな色があるところ
いろんな人がいるところ
楽しくて、怖いところ
明るくて、暗いところ
いろんなところがある場所
落ち着く場所
そんなところが私は
大好き
目を覚ますと知らない街にいた
知らない人
知らない建物
知らないお店
見たことのない景色
.......夢だ
時間は限られてる
覚める前に遊びまくろう
この街には夢だが助けてくれた人が沢山いる
この街には感謝しかない
生まれ変わったらここに住みたいな
#30
『街』
−ウルトラマンオーブ外伝−
紅の街
・数百年前・
夕焼けが街を包む。
2人の男の影ビルの屋上に立っていた。
何かの口論をしていたのか、2人の影は掴み合いをしていた。次第に辺りは暗くなる。空にはまんまるの月が上がり、満天の星空。
夜が来た。
2人の男の影は無くなっていた。
−現在−
人々が慌ただしく行き交っている中、心地の良いメロディーと手拍子が聞こえる。そちらを見ると異彩を放つ男を取り囲んだ集団があった。その男は、黒いハット身につけ、黒いジャケットを羽織り、楽しそうにギターを弾きながら歌っていた。そこに1人のスーツを着た男が詰め寄った。「ガイ、何やってるんだ」ガイと呼ばれた青年はバツが悪そうに「ごめんごめん、少しやってたら楽しくなっちまった」ジャグラー、とギターを片付け、彼を取り巻いていた人々に手を振りながら歩きだす。ジャグラーと呼ばれた男が口を開く。「お前からのお誘いなんて珍しいな」声をかけたのはガイの方からだった。「お前さんと見ておきたい景色があるんだ」彼らは各々、旅をしていた。どれだけかわからない旅を何十年、何百年、何千年。目的があるのかないのか、その土地で出会う人たちと交流を深めては去り、を繰り返している。「ここのビルが取り壊されるみたいでな」ガイは指を指す。その先には都市再開発と書かれたポスターが貼ってあり、その付近を責任者らしき人物がと建設業者のスタッフが取り囲んでいる。その光景を見ると、どこか寂しげな気持ちが込み上げてくる。ジャグラーは目を細め、呟く。「形あるものはいずれなくなり、新たな命を授かる。まあ、風景に命があるとは言わないか」ガイはふっと笑い、答える「あるさ、たとえ無機物にもこの一瞬一瞬、どの瞬間にも命は宿る」そうこう言い合っているうちにビルの屋上に通じるエレベーターに辿り着いた。「どうぞ」エレベーターの中は1人の男がいた。進められるまま中に入ると、辺りは少しひんやりとした空気に変わった。男は振り返り、ふっ笑い、「不用心だな、ウルトラマンオーブ」男の姿が赤い光に包まれ姿が変わる。「私の名前はナックル星人、トワイト。貴様を倒させてもらう。」トワイト、と名乗ったナックル星人は手をぱちんと鳴らした。エレベーターの中にいた3人は消えてしまった。チン、エレベーターの扉が開く。少年が一番乗り!っと駆け出し、後ろから少年の両親らしき人物が誰もいないエレベーターに乗り込んだ。
少し肌寒さを感じた。ジャグラーは蛇心剣と呼ばれる剣を出現させ、トワイトに切り掛かる。その姿は、スーツを着た紳士姿の男から魔神の姿へと変貌していた。トワイトの身は真っ二つに切り裂かれ、上半身が地面に崩れ落ちた。ガイが帰り道を探そうと辺りを見回した時、トワイトの上半身がぶくぶくと膨れ上がり弾け飛んだ。ジャグラーはガイを抱え、その場を離れる。2人はため息をつき、見上げる。トワイトの体が巨大化しのだ。ガイは右手に輝く神秘のアイテム−オーブリング−を出現させ、光を纏った。「唸る拳が天地を裂く!宇宙拳法、ビッグバン!」ガイは巨人へ−ウルトラマンオーブ−と変身した。
トワイトとオーブが睨み合い、拳と拳をぶつけ合う。それが合図だった。両者激しい打ちあいをする。お互いの拳がお互いの顔面に打ち付けられる。ジャグラーは、がっかりしたように項垂れた。
オーブの拳がトワイトの腹部を捕らえた。トワイトは膝をついたが諦めない。再び立ち上がった。これが最後と言わんばかりに右手にエネルギーを集中させる。オーブもすかさずエネルギーを凝縮させ−レオゼロビックバン!強力な炎を持ったパンチはトワイトの拳を砕き、彼の体は背後にあった岩石へ吹き飛んだ。オーブは彼のもとへとゆっくりと歩き手を上げた。トワイトは敗北を認め、最後の攻撃を覚悟した。両手を上げ目を閉じる。だがいつまで経っても覚悟した衝撃は来なかった。恐る恐る目を広げると代わりに差し出された右手があった。「お疲れさん。いい勝負だった」オーブが言う。トワイトが戸惑っていると、オーブは右手をさらに突き出す。トワイトは困惑したようにどんどん突き出される右手を掴む。ジャグラーはつまらない映画を見るようにコーヒーを飲んでいた。
「今度会う時まで、しっかり鍛錬するんだぞ!」オーブガイの姿に戻り叫ぶ。トワイトは、押忍!と返し、それでは、と左手を鳴らした。辺りが白く光る。ガイとジャグラーは目を閉じる。元の空間に戻る。ぎゅうぎゅう圧迫感を感じ目を開ける。そこは、人で溢れたエレベーターの中だった。満員を知らせるブザーが鳴る。乗客はどこから現れたか知れぬ彼らに驚きを隠せない。波乱の真っ最中、チンと音が鳴る。屋上です。エレベーターの扉が開き。2人は押し出された。
騒動を冷ますかのように吹く風は気持ちよかった。
赤い光が差す方へ歩きだす。「見ろよジャグラー」フェンスで立ち止まる。フェンスから見下ろした街は全体が燃えるような夕焼けに赤く染められていた。「…美しい」ジャグラーが漏れるように口にした。
ガイは口を震わせ、「この景色をもう一度見れて良かった」
一筋の涙を流した。
2人は地上に下り、ジャグラーは人々の雑踏に紛れ込んだ。ガイはぐび、とラムネを飲み、ハーモニカを構えた。その時、「あっ!」振り向くとガイがギターを弾いていた時、目の前で手拍子をしていた少年が手を振っていた。
ガイはくるりと紅く燃える太陽に向き直り、溶けるように歩き出した。「あばよっ!」ガイが咥えたハーモニカから心地の良いメロディーが流れる。
・数百年前・
「綺麗だなガイ、まるで街が燃えて炎に包まれているようだ。この夕焼けのように俺が全部燃やし尽くしてやるよ。」
「そんなことはさせない。お前さんも分かっているはずだ。この瞬間に生きる生命の尊さを。」
2人はぶつかり合った。「いずれ、お前の中に闇が宿る」甲高い笑い声をあげ、ジャグラーは立ち去る。ガイは、いつかあの夕日をお前と見に来る…そう胸に誓った。
辺りは真っ暗な暗闇に染まり、星空の中に月が浮かび上がる。夜が来る。
お題 街
街(まち) とは、都市の中のデパートや商店街、飲食店などのアーケードがあり、集客力の高い繁華街、もしくは商業地区をいう。往々にして、交通機関の駅やバスセンターなどの基点と重なったりする。
参考:Wikipedia
都会か田舎、どちらがいいと聞かれたら俺は、両方好きだと、こたえる。
正確に好きなのは、景色だ。とくに、左右対称で奥行きがある景色が特に好きだ。
それは、鳥居から本殿に行く道のような、風景だ。
街を歩けば、左右には大きなビル、先まで道なき道が続いている景色がある。
すれ違うかのように歩く人たちの流れ。
気持ちがいい。
まるで、ドラマやアニメ、漫画の主人公のように、1人たたずんでいる、感覚で気持ちがいい。
周りからは、中二病だと思うだろう。だから、どうしたと俺は、心の中で叫んだ。
主人公なんか、特定の視点から描かれ、注目された人物にすぎないのだ。
これは、俺がここで生まれて、俺視点なのだから俺が主人公で何が悪い。
むしろ、自分のことを主人公と思えない人たちが、勿体ない。
腕を伸ばしながら、考えていた。
すると、目の前で突然、事故が起きた。
突然で戸惑ったが、すぐに、携帯を使い連絡をした。
救助するために、俺は動いた。
貴方が愛した街を眼下に、貴方の眠る場所へと階段を踏み締めた。
//街
//またもや連想してしまった曲が頭から離れなくなった
街を歩いて、妄想に想いを浸す。
君に想いを向けながら
かろうじて幸せといえるぎりぎりのラインを
今日も生きる。
君がまた想いを保存するのは別の相手であることを
僕は知っているけれど
君が泣いている時に僕が笑顔にできるように
僕の記憶の中に全て混ぜ込んであげられるように
僕はいろんなことを経験する。
そうでもおもわないと
僕は溺れてしまいそうだから
お題
『街』
なんかさ、街ってお題の通知来た時ね、?
すっごいパリの風景が浮かんだの、なんでかはわからないんだけど、
ばっ!ってでてきた()
ここからは主の妄想で全く関係ない文章だから読まなくてもいーよ、後、意味分からないんで
↓↓↓
よぞらが綺麗
んー、気づいてくれてるかな?
でも、気づいてなくてもいいよ
くつを履いて
れんこん食べて
てを洗って
あさひを眺めて
りんごをかじって
がそりん入れて
とうがらしもかじって
うしを見よう
気づいたらハート押して
ばーい、
ハート=10
たくさんの人が何かに急かされるように右から左へ足早に歩いていく。
誰も僕のことは気にしていない、まるで見えていないかのように、存在していなかのように目も合わせることなく通りすぎていく。
たくさんの人がいるのに一人ぼっちで孤独を感じている。
真上に太陽があるのに僕だけ暗い世界にいるみたいだ。
でも、貴方が、貴女が、僕を見つけてくれた。
手を差し出して、声をかけて暗い場所から連れ出してくれた。
あんなにもこの街が大嫌いで憎かったのに、今では大切な場所に変わっている。
こんなにもこの街が明るいことに気づいた。
貴方に、貴女に、ありがとうって言いたい
僕が好きな街は、最近よくシャッターがしまったまま
開かなくなっている。
若い頃は君とよくこの街で遊んでいたのにね。
なぁ、
僕らは本当に幸せだったね、息子は立派に育ってくれて、
優しい孫たちにも囲ませて過ごせている。
こんなに幸せなことはない。
そうだ。新しい街を探しに行こうか、
僕と君が穏やかに過ごせる、そんな街。
大丈夫さ、どんなに時間がかかっても
僕は君を置いて1人で新しいところになんかいかないよ。
1人きりで過ごす街での時間は、とても長く感じるんだ。
「街」
[街]
この街はとてもにぎやかで多くの大人が楽しんで
いる。
逆に昼はとても静かで、この街は[夜]にしか
明るく輝けない街なのだ。
そう、すべてお酒のおかげ。
『死生観ストリート(しせいかんすとりーと)』
街行く人々を眺め、今日も煙草で一服する。
「ふぅ……」
廃れた街だ。煙草に酒の匂い、女と甘ったるい男の声。
街中ゴミだらけで、業者も来ねぇ。
怒号から喘ぎまで、様々な声が聞こえてくる。
「ちょっと、どこ行くのよ!!」
「うっせぇ。ついてくんな!!」
殴り合う、女と男。
ここじゃ珍しくは無い。
喧嘩なんて数秒に一回。犯罪なんか、日常茶飯事。
治安は悪いが、色んな人が見れて面白い。
たまに親子も通ったりする。
「パパー今日ね、テストで百点とったの!」
「それは偉いなぁ!今日の夜はごちそうだな!」
こういう奴も通ると、本当に世界の狭さを感じる。
人間なんてすぐ死ぬ生き物だが、醜い部分も美しい部分も含めてここには生きてる。
今が楽しいければいいって奴と、将来の方が大事だって言う奴と。
どちらも間違えてはいないが、お互いの生き方を否定している。
親の為に生かされてる奴、行く場もなくさ迷う奴、途方に暮れて眠る奴。
楽しく生きて頑張ってる奴、帰る場所があって笑顔する奴、明るい未来が待ってる奴。
世界とは本当に狭いもんだ。
こんなにも違いすぎる奴らを混ぜて何がしたいんだか。
人には人の幸せが合って、それを邪魔しちゃいけねぇ。
でも、危害が加わった場合にゃ仕方がねぇ。
いわば、正義と正義のぶつかり合い。
善も悪も、混ざり合いすぎて判断がつかねぇ。
もはや同じなんだろう。
自分から見てそれが善なら''善''
自分から見てそれが悪なら''悪''
それならば、こうやって勝手に見定める俺も誰かにとっての悪なのか?
お題『街』
最近脳死で書きすぎていい作品があまり出来ませんね。早くスランプ抜け出したいです。
そういえば、全国的にそろそろ梅雨入りでしょうか。体調にはお気をつけ下さい。