『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
休日なのに珍しく早起きをした。
その日は天気が良く、窓から陽の光が差していた。
早く起きたからか、頭はスッキリとしている。
朝食を食べて服を着替え、予定のないまま家を出る。
今日は何をしよう。
休日の街へ
"新しい街へ行く"
それは
小さな頃に児童書の物語やRPGから
教えてもらった
高揚感と少しだけの不安
「っしゃ!四月から頑張るぞ!!」
荷造りしながら
引越し先の新しい街と大学生活に
胸を弾ませる
小さな頃も大きくなった今も
なんら変わることのない
"新しい街へ行く"
その気持ち
#街へ
街へ
街へ行こう
街にはなんだってある
流行りの洋服に化粧品
映画を見てもいいし
カラオケも楽しい
絶対に退屈なんてしないよ
街へ行こう
用事なんて特になくたっていい
ふらふらとお店を見て回って
疲れたら喫茶店に入ろう
混んでるかもしれないけれど
それでもきっと楽しい
街へ行きたい
君と一緒に
陳列された商品に目を輝かせる
君が見たい
あれが見たいこれが見たいと
僕の手を引いてほしい
「早く逃げ出したいね…、」
君はそう、泣きたそうな顔をしながら僕に言った。
「何バカな事を言っているんだ、もう逃げたようなものだろ?」
僕たちが一緒に居れるということは逃げたようなものだ。
「街へ」
街へ出かける時は、フードを深く被ってから。
玄関を出てからすぐには人の顔を見ない――いや、見れない。買い物を手伝ってくれる人を探しないといけないのに、私はいつだって怯えている。とても怖いのだ。
いつだったか……。
私が10代に入る前くらいに両親を亡くした。人間たちが起こした、愚かな戦争によって。
逃げ遅れた私は、人間たちが走っていく流れに押しつぶされそうになった。
そりゃあ、もう、ものすごい圧力によって。
私の顔を見た人間は、酷く怯えて、体を突き飛ばした。そして、走り去る人間たちから逃れた私は、近くに爆弾を落とされた。
それで、まあ……察してほしいんだけどさ、顔が無くなっちゃったのよ。
酷くただれた肌に、目は腫れてて、鼻は曲がって、唇は火傷で大きく腫れている。髪はボサボサで、服だって何日も変えていない。
服を買う予算がないから、せめて何日かでいいから、服を貸して欲しい。なんて言ったって、人間は「バケモノ!」と言って逃げやがる。
戦争のときだって、そうやって人を腫れ物扱いしてさぁ。今更バケモノとか言われても慣れてんだけどさぁ、やっぱ嫌じゃん、普通に考えて。
復讐でもしてやろうと思って、今のビジネスを始めたんよ。名付けて「人間と買い物作戦」。そのままやんけ、って? 気にしないでくれ。
そうでもしないと、この顔で生きていけない。税金がどうのこうのじゃなくて、未納でいいから、生きていかないといけない。
多分、そんな人がいるってことすら、こいつらは興味がないんだろうな。
そんな風に考え事をしていると、若い男性に声をかけられた。年齢は……20代ちょいくらいか。
「一緒に買い物、しましょうか?」
「いいんですか? この顔でも……?」
「ええ、もちろん!」
私の顔を見ても、否定しなかった。
ドキドキと胸が高鳴った。気のせいであってほしい。私が好きなのは、家の中でいい。
笑顔を向けた彼は、手を差し伸べた。その手を握ると、ぎゅっと握り返してくれた。それが、とても嬉しかった。
しかし、その後の私は、記憶が途切れている。
まさか、また街へ出かけたせいで、変なことに巻き込まれたんじゃないか?
でも、記憶があやふやで何もわからない。一体私は、どうやって買い物を終えて、家に帰ってきたんだろう。
名前の知らない彼が最後の記憶なら、きっと彼が何かを知っている。なのに、何も知らない私。
ただただ悔しくて、涙が溢れてきてしまった。
キミを連れ出したい…
今すぐに連れ出したい…
街の雑踏に…
ふたりで飛び込みたい…
もうすでに気持ちは…
恋をとめないでが…
リフレインしてます…♪
……♪
さぁ出かける時間だよ
しっかりコロンたたいて
日曜の夜さ
連れ出してあげる
Don't Stop My Love
恋をとめないで
どんな事からも守ってあげるから
Don't Stop My Love
恋をとめないで
今を正直に恋をしようよ
今日はお出かけをする事にしました
私はインドア派だけど、お買い物は好きだ
だからたまには足を運ぶのも悪くないと思っている
珍しくカレが服を選んであげたいと言うので
どんな服にしてくれるのか楽しみだ
カレは服屋を何軒もまわり、あれでもないこれでもないと言っているかのように真剣に考えている
私がアドバイスしようとしても
ええから!黙って見といて!
の一点張り
カレは真剣そのものだった
こんなに私の服をムキになって考えてくれてるなんてと思うとドキドキしてしまってならない
カレはとあるシャツを見て
あっ!
とひらめいた様子
ひひひっと笑った後に奥へと早足でかけてった
何を思い浮かんだのだろうか
きっと良いコーデが浮かんだのかもしれないので私はそのままカレを追いかけることに
そしてコーデができたからと試着室へと連れて行く
ほら、これ着て!絶対似合うから!
カレのコーデは、私の大好きなテイストで構成されていた
私の好みを把握してるからこそできるコーデだった
見せるのは恥ずかしいけど、意を決してカーテンを開けた
じゃ〜ん!どうかな?私似合ってる?
わ〜すげぇ!やっぱ俺の見込んだ通りや!似合わないわけがなかったんや!はは〜っ俺ナイスやわ〜
めっちゃ喜んでるやんか!
そ、そんなに褒めなくても良いじゃない、照れちゃうよ
そんなに褒めるくらいなんやて!あ〜もうあんた天才や〜
私を褒めまくるカレが愛おしくてならない
この服はお買い上げする事にした
カレが出す出す騒ぐので、今回はお言葉に甘える事にした
だけどそれでは申し訳ないので、特大パフェを奢った
カレが以前食べたいと言ってたやつだ
メロンがいっぱい乗ったかわいいパフェ
私もカレも大好きがつまったパフェを一心不乱で食べる
あ〜おいしかった、ほんまにサンキューな!
いえいえ、お洋服のお礼だよ
お互いに満足できたのはこの街のおかげだ
この街にたくさん私達が楽しめるお店を作ってくれたんだから、街というよりは街を作った人に感謝なのかな?
次のお出かけは絶対買ってもらった服を着るんだから!
そしてまたカレの度肝を抜いてやる
街へ
あの街へゆこう。この街へゆこう。
君と話そう。楽しく話そう。
楽しい時間、幸せな時間。
君の笑顔、明るい横顔。
あぁ、続くかな?この時間が、いつまでも。
あぁ、終わるのか?この時間が、いつの日か。
そうはさせない、いつまでも。
僕の隣で、話し合おう。
「どこに行こう?」「ここに行こう!」
「街へ」
誕生日おめでとう⟡.·*.
大好きなお父さん♡
ずっと元気でいてねᕷ·͜· ︎︎
面と向かっては
怖くて話せないけれど
LINEで毎年伝える
いつもの言葉
プレゼント
気に入ってくれたかな?
今年はネットじゃなく街へ出て
行列に並んで買ったお菓子を送った…
ありがとう
がんばれよ
いつものLINEの返事
これだけでも飛び上がる程嬉しい
お父さん
私は子どもの頃、愛されていましたか?
昔から怖くてたまりませんでした…
お父さん
私は今、愛されていますか?
街へ
どの程度の賑わいをもって
街というのだろうか
子どものころは市内の中心街が
自分にとっての街だったけれど
大人になって行動範囲が広くなれば
印象も変わり
今となっては
街へ行ってくる
なんて
会話の中にも出てこない
地域的なものなのかそんなものなのか
はてさて
「おい引きこもり!ちょっと付き合って!」
今日が始まったのはこの親友の一言だった。
「はい?…場所次第だけど」
「買い物」
「却下、外出たくない」
「えーじゃあ勝負しよ勝負、勝ったら言うこと聞くルールで」
「吉幾三」
「やったー!!!」
「う…戦闘狂を思い浮かぶ…」
「いやいやいや似てないって」
「で、どこ行くの?」
「まずはアイテム買うでしょ、各街の限定商品とか期間限定系とか、…」
「夜まで過ごすつもりか」
「そりゃーね。運動不足だろうし、なんかいいもん食べないと」
「えー…大丈夫だって…」
「そっちの地方は強靭な人多いけどさ?カレーばっか食ってたり強いやつらがうようよしてる自然に躊躇なく足踏みいれたり」
「その地方の生まれだしたとえあのピンクのクマに追いかけられようと生き延びれるよ」
「考えてみりゃそれがおかしくないと思うのはその地方だけなんだよなあ…」
「ねえ、もしかしてここ?」
「うん!ついたー!」
久し振りにその街に行くと、思っていたよりずっと、ずっとキラキラしていて、月みたいで、星に似ていた。
なぜそう思うのかは多分、今隣にいる太陽が世界を照らしているからだろう。
「前来た時よりも綺麗だな。」
一つの月、五つの星が、きらっと瞬いた。
_2024.1.28.「街へ」
ピンク色のクマよ、許さない。
だって誰が見ても襲ってこなさそうな、寧ろ逃げ出しそうな可愛いピンク色のクマじゃん。
なんで追っかけてくるの??
pkmn。
〝街へ〟
幼い頃から住んでいた町を離れ、新たな場所へ。
別れは悲しいけれど、旅立ちは嬉しくもある。
憧れていた、ファストフード店も、
アパレルブランドも、私を呼んでいる。
もちろん、大学が一番大事だけれど。
まあ、そんな事は重要では無い。
いざ、新たな街へと旅立とう。
あの頃 君が住んでいた街へ
一人暮らしのアパート
駅前から続く商店街
夕飯の材料を買いながら
肩を並べて歩いた
ケータイも無くて
お互いの留守電でメッセージを確認して
待ち合わせはいつも
二人で決めた看板の前
あの看板ももう無くなってしまった
綺麗なビルが建って取り壊されてしまった
駅前から続く商店街もすっかり様変わりして
一緒に買い物をしたスーパーが公園になっていた
だけどまだ 君の住んでいたアパートは残っていたよ
もう君はいないけど 確かに君はここにいた
あの頃の自分と今の自分は
何かが変わったのだろうか
君と夕飯を作りながら
あの部屋で笑っていた自分と
家庭を持ち歳を重ね
今ここに立ち尽くす自分は
気まぐれでふらりとこの駅で降りた
分かっていたけど
懐かしさが寂しさに変わってゆく
決してあの頃に戻りたい訳じゃないのに
今が幸せであることは間違いないのに
もう帰ろう
家族が待つ我が家へ
きっと君も今頃
家族に囲まれて幸せな日々を送っているのだろう
ここではない
どこかの街で
街へ逃げよう。たくさんの人に囲まれたら、ちょっと歪な僕たちだって紛れるはずだ。
親からの命令
・友達と帰るの禁止
・最短距離で寄り道しないで帰る
・外出禁止……
全部守ってる、これ以外にも6時以降外出禁止…も守ってる
高校2年生だよ?
反抗期だけど暴力も暴言も一切言ってないよ
なのに親の方から髪ひっぱったりするのはクソじゃん
街へ
ちょっと遠くへ出掛ける時は必ずお気に入りの靴を履いていく
もっとワクワクする心と靴音鳴らして
行ってきます
#街へ
憧れは
揺蕩う景色のように
私の思考を雑踏の中へと
手招きをする
街は色を光と影で化粧して
真実を隠しながら
虚飾に惑う者たちを微笑う
涙を隠すな
泣いてもいい
最後に笑えばいい
笑い飛ばせばいい
街は憧れの中から
ホンモノを探す場所
街はキミが創る
生きる場所
キミの街へ
流れは生命の刻を進めてゆく
目的もなく、街へくり出す。
本の表紙買い。
家具屋を歩き回って、理想の部屋探し。
三日坊主常習犯の癖に、可愛い表紙の日記帳を手に取ってみたり。
宛のない休日が、私は好きだ。
ー疲れた…
それがアキラが床にへたり込んで、一番最初に脳内に去来した感情だった。
結果的にヒスイは助かる。
目の前の金属でできた寝台には、薬液が満たされており、ヒスイはその中に全裸で横たわり眠っている。伊−ハが言うには、蜘蛛の毒を排出、血液を薬液で洗浄し、同時に損傷箇所を修繕していくらしい。全工程が完了するのは丸七日間掛かるそうだ。
現在いる場所は、超極小器械撒布用移動式製造機、通称〝蟻塚〟内部、整備室の一画。床は病院で使用されているような、淡く光が反射する合成樹脂素材で出来ているようで、冷たさは感じない。
時計がないため詳細な時刻はわからないが、小さく曇った硝子窓からは、室内の光が反射してはっきりした外の様子は窺い知れないが、深い紺色に染まり、月ーだと思うがーは少しづつ移動しているようだった。
「あちらは、人用の寝具がある場所に行こうとしますか?」
入り口から声がかけられる。
「イハさん」
伊−ハ三六、蜘蛛に襲撃される死地にいた二人を助け、さらに死に瀕していたヒスイを救ってくれた機械だ。彼ー性別は不明だがーは自らを器械族と紹介し、この蟻塚を管理する無数の器械達と周遊しているという。ここがいわゆる彼等の集落なのだろう。
廊下から見える彼の現在の外観は、かつて欧州で流行した、黒死病治療にあたる医師がつけたとされる鳥の嘴がついた仮面のような頭部をもち、胴体は外で見たよりも短くずんぐりとしていて、両脇には細かく動く手指のついた腕に、脚は廊下に巡らされた線路に連結もできる無限軌道式のもの。総じて屋内での移動に適した仕様に換装していた。
ー部屋着、って感じなのかな?
ぼんやりと考える。
「それとも、糧食の補給をしますか」
食欲も睡眠欲も今はない。
「いや、要らないです…あ、でも、水を、頂けますか?」
「水ね。はいはい。わたくしがお持ちしますね。」
言い残して、廊下の奥に滑るように消えていく。
器械族自体があまり光を必要としていないのか、内部は全体的に暗い。
人族であるアキラがいるから、わざわざ整備室内の電灯をつけてくれているようだ。
ーこれから、どうなるのかな…
ヒスイの眠る寝台に背を預ける。
膝を抱えたその前で左手を右手で握って、座り直した。
不安に押し潰されそうになり、アキラはそれを抑えつけるように、右手の爪を左手に食い込ませていた。
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※ミッドナイトのお題です。
【街へ】
丁度今日から。
私も夜の街へと足を踏み入れた。
親の借金返済と推しに使うお金を増やすため。
まぁ、夜の街って言ってもカラオケバーなんだけどね←
怖いけど推しの為自分の為頑張ります。