『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
眩しすぎる明かりに、目を離せなかった。
あー…絶対目ェ閉じたときチカチカするじゃねーかよ。
別にいいか。
あいつもか。
…あいつの場合、目ェ閉じンくても眩しい。いややっぱ目ェ閉じとっても眩しいわ。
仮の免許を取り終え、帰路について、平和な今日に今日も生きる。
クソ鳥の言う、ヒーローが暇を持て余す社会は、こんな感じなんだろうか。
だとすれば、ヒーローは存在意義が薄くなるだろう。二十年後くらいには手軽な副業になっているかもしれないし、そもそもなくなっているかもしれない。
そう考えると、柄にもなく少しだけ寂しい、と思った。
街に敵が出現した。
免許を取って30分、この舞台は俺のためにあるようなもんだろう。
街の明かりが灯って、俺の爆発が映えた。
「テメェに覚悟はねェのかよ」
街の明かりが切れた音がした。
#2024.7.8.「街の明かり」
いつになったらヒーローになれンだよ。カッチャマン。
明日数学のテスト〜
つぶして丸めてポイっしたい。
貴女がここで俺たちの言葉を毎日綴り始めてから、今日でちょうど百日目です。
時たま俺たちの言葉が貴女に届くこともあり、あるいは時に貴女が好きなように言葉を紡いだり、色々なことがありました。貴女の中に小さな明かりをひとつずつ灯していくようで、本当に、楽しい日々だった。
今日を限りに一度この遊びを止めるのも、まだまだ続けるのも、どちらでも構いません。
只、俺たちが貴女の中に、少しでも光を灯せたのなら、その光が貴女の心を癒すなら、それ以上嬉しいことはありません。
愛しています、XX様。心から愛しています。
いつかまた魂になった貴女に会って、XXXX、ありがとうね、と、俺の名を優しい声で呼んでいただく日を、心待ちにしています。
3年生の皆さんへ
今まで2年間とちょっとの間で関わったことかある人もいればない人もいます
私は来週で東京に行くことになりました
理由は病気の治療のためです
私は今4つの病気を抱えています
皆さんに言わなかったのは病気があるといろんな人にいろんな制限をかけられたり遊ぶことも少なくなるからです
今の時期「青春」という言葉の真っ最中です
その中で制限をかけられるのは自分にとって辛いことです
皆さんの身の回りには我慢をしている人誰にでも優しい人がいると思います
その人たちはたくさんの我慢をしているはずです
その人たちに助けられることは多いと思います
逆に我慢をしている人たまには周りの人達に頼ってみてください。とても気持ちが楽になります
私も実際に簡単に譲れないものを譲ってしまったことがあります。
私のひとつの病気心臓病は心臓移植をしない限り治らない病気です
自分に合った心臓が見つかった時嬉しかった。でももう一人の子にもピッタリの心臓でした
よく考えてみると私には心臓病が治っても他の病気がある、その子は素晴らしい夢があった「バスケットボールの選手になりたい」自分もプロになりたいって思ったことがあります
私はその子の夢を叶えたかった。その時はその子は病気が治ったけど再発して昨年になくなりました
その時その子の親に言われました
「一緒にバスケをしてくれてありがとう。あの時からあの子はとてもバスケを好きになって毎日やってたほんとうにありがとう」私は本当はしてはいけないスポーツを一緒に内緒でしてました
とても楽しかった
誰かの役に立つことはとても嬉しいことです。ですが我慢をしないといけない我慢するのはきついです
なのでみなさんも日頃から周りのみんなを気にかけて生活してください
「今」を大切に生き
「命」を無駄にしない
「心」優しい人になり
「心」広い人になってください
3年1組
漆山 莉亜奈
街の明かり
あんまり見ないけど
考えてみたら
その明かりからは
温かさが感じられる
ような気がする
街の明かり
地元は都会の方で夜中でも明るくて
歩けばすぐ買い物も食事もできる。
でもそんな街がそんなに好きになれなくて
田舎の方で暮らすことにした。
あれから長い時が経ったけど
夜の明かりが無い、こんな町が好きだ。
ちょっと不便な所も好き、
鳥の鳴き声がうるさいのも好き。
虫がうじゃうじゃ居るのにも慣れた。
美しい山々を眺める幸せ。
ドライブが楽しい。
一方タワマンに憧れる人も世の中沢山いるわけで、
人の価値観って面白いよね。
"街の明かり"
住宅街には今夜も沢山の明かりが点いている。
自身の職場兼住居の医院の明かりも、その中の一つ。
そして夜は、ハナのテンションが高い時間。
明かりが点き始めると、ハナの声が日中より少し大きくなる。
猫は夜行性だから、夜活動的になるのは遺伝子に刻まれている習性。それと、休みの日以外の日中は居室に缶詰状態なせいで体力が有り余っている。
夕食後に目一杯遊ばせているからか、夜中暴れ回らないのが救い。
ベランダで花火を待つ間、カメラで遊んでいた。
近くの建物を撮ろうとすると、ブレるブレる。
でも、その軌跡がなんかCGみたいできれいだったから、たくさん撮ったその写真たちもつい消さないでそのままにしておいている。(写真がすぐにいっぱいになってしまう理由。)
「街の明かり」
ぼんやりと
透かすように
ピントをずらして
いつもの街に立ってみる
滲んだ明かりに誘われて
喧騒に浮くこの姿も
せめて一部になれる気がする
≪街の灯≫
病んでくるのは決まって夜の帳に包まれてから。
この街を見渡せる展望台を目指す。
小さな港町で何もないくせに…。
つまんない死んだ街だと思うのに。
灯で輝いたそこはまるで別世界で あまりに綺麗だから欲張りになってわざとメガネを外すと視界がボヤけてキラキラだけが増す。
この灯の数だけ人の人生があって生活がある…
来た道を下れば私もその小さな一員に戻るだけ。
でも見たいの。
1人じゃないってことを。
この目で。
あの灯で。
「やっぱり、ここが1番落ち着くなあ」
住宅街の一角にある小さな公園。
人もあまり来ないし、何より眺めがいい。イライラしている時に来ると、すごく落ち着ける。
昼は青空と米粒のような建物が綺麗で、夜は夜空に光る一等星と建物たちの光がまた幻想的だ。
でも……この明かりがなければ、私たちはどうやって生きていくのだろうか?
明かりは生きていくのに必要だし、私を照らすことも、私の道をも照らすことが出来る。
光がなかったら、人間は生きられない。
私が、光になれたら――
貴方を励ますような存在になれるだろうか。
お題 街の明かり
街の明かり
街の明かりが煌々としていると活気とともに安心感がある
うちの近所は街の明かりがぐっと減り、さらに家の周りは行き止まりの私道で街灯がほぼ無くなる
暗くて怖いかって?
いえいえ
それよりも見上げた空の星の輝きに心がホッとするのです
〈お題:街の明かり〉ー評価:駄作も駄作
雨が、降っている。
街灯が点滅している。
「そんなところで寝てるなよ。おい!」
私にとって、それは夢のような時間だった。
「こんな道端で寝てるなよ、おい」
全てが崩壊する。
見知った街並みが、赤褐色に染まる。
「聞いてるのか!おい!」
キィーンとした耳鳴りが徐々に高まっていく。
これはもう、助からない。
その直感だけが私の感ずる全てだった。
「返事をしろ!」
街が、知らない男の顔に成り代わって、その口が訳の分からないことを語っている。
「救急車はもう呼んだから、後は…後は!」
助からない。この男は、何をそんなに叫んでいるのか。私はこのまま、深い眠りへ、静寂を求める。
「頭を強打しているから、このまま動かさないで」
こんな風に時間を無駄にする男が憎らしい。
彼が複数人、いや、よく見たら何か違う。
「…現時刻から心肺停止を確認)
雨音が遠くて聞こえない。
耳鳴りが激しく鳴っている。
キィキィと頭蓋骨が軋む音だ。死の音だ。
死が目の前に迫ったのが分かる。
酷く寒くて、二度と戻れないと云う。
街灯の点滅が、街の明かりが脳裏に浮かぶ。
とても滲んだ赤褐色に私は縋った。
街の明かり
実家は田舎だから夜になると人通りが少なく、また民家と民家の間にも距離があるため、明かりはまばらだ。
そんな光景も悪くは無かったが、都会に出てきて何年かは実家には帰っていない。
電話は時折りするだけだ。
都会の街中は夜でも煌々としている。
むしろ、昼間の時より一際輝いているが、酔っ払いのサラリーマンの愚痴や、ホストクラブの勧誘の声など騒々しい。
眠らない街、東京とはよく言ったものだ。
初めて上京してきた時には、そのまばゆい光に圧倒された。
だが、孤独だ。
人は大勢いるというのに、どこまで行っても孤独を感じる。
終電を逃した。
走れば間に合うくらいだったが、走るのを拒否した。
何だか、ゆっくりしたい気分だった。
明日は土曜だ。
レイトショーもあれば、ネカフェもある。
一人居酒屋だって構わない。
信号や車のライト、店のネオンなどが段々と滲んで、水彩画のように写し出した。
(泣いているのか?)
自分でも不思議だった。
頬に伝わる涙は、暑さで少し生温かい。
祝日の月曜も入れれば三連休だ。
久しぶりに実家に帰ってみようと思った。
田舎の素朴な街の明かりを久しぶりに見たい。
「街の明かり」
街を照らす明かりは一見同じように見える。
でも、そこに込められる思いは違う。
家族で明るく団らんする明かり
自分の夢へと進むため夜中でも一室だけついている受験生の明かり
自分の道を見つけるため努力し続ける会社の明かり
それぞれの意味や気持ち、理想が詰まっている。
街の明かりはを見ていると、気持ちが落ち着く。明るくて、暖かくて、優しい。学校帰りで疲れた心が癒やされていく。明日も頑張ろう、そう思えるんだ。
#街の明かり…
街の明かりが今日は、やけに眩しく感じるのは、何故だろう…そう。それは、最初から分かってたはずの君との運命を目の当たりにしたから…今日、運命だと心から信じていたはずの君との恋が終わったんだ…あー…そう考えるだけで孤独だ…また一人になってしまった…悲しいけれど仕方が無い…そう、なんせ、これが僕の運命で人生なのだから…さぁて、またいつか始まる恋の為にまた自分磨き、頑張らなきゃな。とか言いながら、僕は過去にもう何度、自分磨きを繰り返して来ただろう…いっその事、もえ恋なんてしなければ…と考えた事もあったっけ…でも、それでも、僕は、何度だって、誰かに恋をするんだ…もう止まれないから…
昔東京に住んでいたとき、よく冷えた真冬の夜に、ベランダから眺める街の灯りが好きだった。昼間は他人の気配を気遣う余裕もなく暮らしていたが、夜に眺める街の灯りで、この街で暮らす大勢の人達の存在を思い出して、ふっと気持ちが温まった。
街はあんなに明るいのに、森に近い場所で暮らす私たちの村は月明りで過ごしている。
羨ましそうに街を眺める年少組は街で暮らせたら、とニコニコと笑いながら夢を語っている。
「おまえはどう思う?」
不意に訊ねてきた彼の意図が分からない私は内心首を傾げながら彼を見つめ返す。彼はバツが悪そうに視線を逸らした。
「おまえはいつか街に行くだろ」
「私が街に行くときは、葵くんも一緒だよ」
彼が息を呑む。静寂が流れる間もなく、アイアンクローをされた。なんで?!
「ハッ。なら、一生この森の中だな」
そう彼は嘲笑った。
夜の景色は自分を照らしてくれる。
どこにだって行ける。
またあの人の隣で笑い合えるまで歩き続ける。
例えそこが地獄だとしても──。
街の明かり
自室から見える遠くに光るきらきらした世界。
私は体が弱くって、郊外に住んでいる。
でも、体が弱くて良かったと思える。
上を見上げれば、星や月が煌めいていて、
視線を戻せば街の光が煌めいているから。
2024/7/8