街の明かり』の作文集

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街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/8/2023, 11:02:38 AM

感傷に浸りながら街を見下ろした。

街には光が所々に分散していた。

とても、綺麗だと思った。

また、少し寂しいとも思った。

寂しさのあまり、足を立てて、そこに頭を埋めた。

なんとなくため息をついた。

私はずっと、このままが良いと願った。



お題【 街の明かり 】

7/8/2023, 10:59:27 AM

「街の明かり」

土曜の夜は日常を抜け出して

喧騒を離れて 海へとやってくる


否応なしに耳を攻撃してくるCMソングも

これでもかと自己主張する街頭ネオンも

一切の音を遮断して

この地球の発する音だけに

耳を休ませるために

眼をいたわるために


対岸の小さな小さな街の明かりは

天空の星たちと同じ大きさ

地上の私からみえるのは

寸分たがわぬようであるのに

それらの抱える思惑も

それらの抱えるとしつきも

似て非なるもの



人の世の中においても

見かけだけでは測りしれない

奥底の某かがひっそりと

隠れているものなのかもしれない



深呼吸して 私は街へと戻る



ものごとの奥底に隠された

某かを見極めるために


            「街の明かり」

7/8/2023, 10:58:55 AM

「__いつもと変わらない」

 マンションのベランダから見下ろすのは、街。
 そこには、車のライト、ビルの光、街灯が夜の街を照らしていた。

 いつもの風景である。

「__街の明かり」

 いつもと変わらない、街の明かり。

7/8/2023, 10:56:34 AM

地球人は空を見上げて
僕らの住む星を綺麗だという。
家を持つ彼らは
確かにそこに居て
光を灯して毎日を営んでいると聞いた。
我々宇宙人は
青い地球に灯る光が美しいと感じる。
同じ気持ちなのかと思うと心がぽかぽかとした。

7/8/2023, 10:56:30 AM

「なかなかに、アレンジのムズいお題よな……」
街の明かりって。「ド田舎は街灯が少ないので夜暗い」とか、「店の明かりを見ると◯◯を思い出す」とか、そういう系想定のお題かな。某所在住物書きはガリガリ頭をかきながら、天井を見上げ息を吐いた。
固い頭の物書きには、少々酷な題目であった。
「花火とか工事中の火花とか、今は法律等々が絡むだろうけど焚き火とかも、『街の明かり』、か?」
わぁ。考えろ考えろ。強敵だぞ。物書きはポテチをかじりながら、懸命に頭を働かせる。

――――――

「ふんふん。天の川は、2025年の、9月8日丑三つ時がねらいめ。おぼえた!」

昨日は七夕でしたね。せっかくなので、こんなおはなしをご用意しました。
「天の川、あまのがわ。たのしみだなぁ」
最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が家族で暮らしており、その内末っ子の子狐は、花とお星様がとっても大好きでした。
「きっと、すごく、すごくキレイなんだろなぁ」
でも子狐、「満天の星」を知りません。天の川も、見たことがないのです。
子狐にとって、夜の明かりは街の明かり。建物の照明に街灯のLED。それから標識にスマホのライト。
絶えず光の溢れる東京から、一歩も出たことのない子狐。真っ暗を必要とする星空を、その極地と言える天の川を、写真や絵本でしか見たことがないのです。

そこに「天の川が見られるかもしれない」と重要情報をブチ込んできたのが、母狐経営の茶葉屋さんに昨日お茶っ葉を買いに来たお得意様。
カイキゲッショクは地球が太陽の光を云々で、かんぬんで、モニョモニョなので、場合によっては天の川が見られるかもしれないらしいのです。
真っ暗な場所、可能なら山の上が望ましいとのこと。
子狐はこの情報を、お気に入りのクレヨンで、小さなメモ帳にぐりぐりぐり。すぐさま書き込みました。
「でも、まっくらな場所ってどこだろう?」

コンコン子狐、2025年の場所探しのため、人間にしっかり化けて夜の東京を巡回します。
「ビルの屋上は、ニンゲンが怖いから行けないや」
7月の熱帯夜続く東京。今夜は雨の予報です。
「お店のスキマは、くらいけどお空が見えないや」
アジサイのデフォルメをあしらった水色の傘に、同じ水色のかわいい長靴。絵になりますね。
「お寺も神社も、意外と、らいとあっぷ」
どこもかしこも、LEDに液晶モニタ。たまに悪い車のイジワルハイビーム。
街に明かりがあちこち溢れて、コンコン子狐、暗い東京を見つけられません。
しまいに子狐疲れてしまって、大狸の和菓子屋さんで、七夕あられの値引き品を3袋買ってから、お家に帰ってゆきました。

「東京で、くらいところ探すの、むずかしいなぁ」
1袋は自分用、残り2袋は大好きな父狐と母狐と、おじいちゃん狐とおばあちゃん狐へのお土産、
の筈だったのですが、道中子狐、あられがおいしくておいしくて、全部食べてしまいました。
「ととさんと、かかさんなら、知ってるかも。ととさんとかかさんに、聞かなくちゃ」
かわりに最近越してきた魔女のおばあさんの喫茶店で、お星様のクッキーボックスをお買い上げ。花咲きキノコ並ぶ、森深い夜の神社に帰ってゆきました。
神社はいつか昔の東京をうつして、涼しく、暗く、優しく、子狐を待っておりました。
おしまい、おしまい。

7/8/2023, 10:52:41 AM

街の明かり

夜に似つかわしくないギラギラとした明かり
あぁここより静かで暗い場所に行きたい
俺にはここは眩しすぎる

そんな思いは今日も街の明かりに飲み込まれてゆく
今日も明日もここからは抜け出せない
偽りの仮面を付けて紛らわして
皆と同じように笑ってふざけて生きてゆく

7/8/2023, 10:49:49 AM

街の明かりが点々としか見えない。
 そんな中、彼は下を向いて歩いてる。
 昨日の七夕を思いながら。
 彼には願いなんてない。
 自分には願いを持つだけ無駄で、
 おこがましく思っている。
 その時に視界の端で明かりが消えて顔を上げた。
 気付いたら街に灯りはなくなっていた。
 彼は空を見上げて星を探したが真っ暗だった。

7/8/2023, 10:48:03 AM

夜の街の明かりを1人で眺めていた。不安で不安で死にそうな時に街の明かりは見守ってくれる。大丈夫、きみは大丈夫、って。そう言ってくれてるみたい。優しくて暖かい街の明かりが大好きだな。明日も頑張ろう。

7/8/2023, 10:47:37 AM

街の明かり


♪街の明かりがとてもきれいね
横浜〜ブルーライト横浜〜♪

これ見て直ぐ歌えるのは、
そこそこの年齢ね笑

ヒットする曲も今ほどたくさんなかったし、皆んなが歌ってたな。
懐メロの話しでした♪

7/8/2023, 10:44:56 AM

《街の灯り》

目に映ったのは暖かい光。
何故か懐かしく見える光に涙が溢れてしまった。
たくさんの思い出が綺麗に見えた。

明日出る街に感謝を込めて。
「今までありがとうございました。」

(歌詞みたいに書くの難しすぎる…)

7/8/2023, 10:43:06 AM

街の明かり/


あんたちょっとずれてるって
言われた、
頭が悪いって
言われた日、

街を歩いてても街の明かりはとおい
街というのがどこか他所(よそ)で
みんなが住んでるところのような気がして

私の街はどこですかあ、
どこですかあ、
って
頭の中で言いながら歩いた日。

7/8/2023, 10:42:50 AM

題.街の明かり


見上げると部屋の明かりが見えた。

この前までは帰ってきても真っ暗だったのに。


はやく、「ただいま」が言いたくなる。

坂道を上がっていけば、家はもうすぐそこだ。


仕事終わりでぐったりと疲れているのに、自然と駆け足になった。

そんな夜。

7/8/2023, 10:42:30 AM

昭和から平成にかけて、「一気飲み」が流行った頃、煽る掛け声でその地名を入れて飲んでたわ。♪街の灯りがとても綺麗な『地名』。お酒は一気に飲みましょう。それ一気、一気。赤羽が語呂が良くて言いやすかった。

7/8/2023, 10:40:41 AM

街の明かりに照らされて。
トボトボと家に帰る夜。
常に思考を巡らせて。
東京タワーみたく自分自身が暗闇を照らせるように
そんな存在に私はなりたい。

7/8/2023, 10:38:03 AM

『街の明かり』

遠くなる
街の明かり

今度 見るのは
いつになるだろう

同窓会? 友達の結婚式?

こんな風に
親族の訃報でだけは
帰りたくないな

見なれた
街の明かりが
どんどん 小さくなる

あれ?
もしかして 私
泣いてる?

誰もいない
最終電車
声をあげて おもいっきり
泣いた

7/8/2023, 10:37:51 AM

地上できらめく
星のような街灯り
丘から眺める夕景は
わたしの涙を拭ってくれない
寂しいなと呟いても
夜に虚しく消えていくだけ

#街の明かり

7/8/2023, 10:36:36 AM

私は、今日も家に引きこもっていた。

足が骨折してから2ヶ月近く経とうとしているが、外の世界を堪能するのはほんのひと握りでしかない。

それは、週に4日だけ学校へ登下校できるものだった。

いつもなら、電車で通えばいいのだが足のことがあって、母の車に送り迎えしてもらって、学校へ向かっている。

たまに、左足が使えないという不自由さにもどかしさを感じることもあったが、学校へ登下校するたび街の明かりを目にすることがある。

それは、私の知らない街並みだった。

例えば、太陽が海に沈む時にやがて訪れる、点灯時間。
この時間が訪れると、電柱やお店の建物、人の住まいである家などに光が宿る。

日は闇へ眠るが、光は日の代わりをしてくれる。

そのきらめきは、私の心を照らしてくれるのだ。

身体の不自由さに苦しみ、泣くこともあったが希望を捨てるなと街並みは応援してくれている。

それは、アイドルがつらい時にファンが輝かせるペンライトのようなもの。

それと構図が似ているなと、私はつくづく思う。

だけど、私だけではない。みんな、ここに歩いてるみんなの心をやさしくしてくれる。

だから、光は闇に勝てる…のかもしれない。

7/8/2023, 10:33:12 AM

月夜の晩に
白く輝く街灯

静寂が広がる街は
昼とは異なる
鏡の世界を創り出す

7/8/2023, 10:32:32 AM

泣きじゃくりながら街を歩く。皆自身を軽蔑した目で見ていく。だが、街の灯りだけは自身の味方。
美しい光は自身を慰めてくれる。

『どうして……』

その声は静かに地面に消えていった。大好きな彼が居なくなってしまった。ひたすらに愛していた彼を…失ってしまった。

こんな自分を愛してくれていたのに。そんな時隣から話し掛けて来る声。

「笑、なぁに書いてるの」

『えっとね、街の灯りっていう小説。このアプリ結構使いやすくて』

そう、この話は全て自身の創作。全て。
彼は自身の友人。それ以上ではない。…もし、彼と一緒になれたなら、幸せなのに。そう思いながら、小説を書き綴る。

7/8/2023, 10:32:17 AM

『街の明かり』    No.100



 吐息が寒さに掠れて白く濁る。はぁ、はぁと息切れが激しい。しんしんと降り注ぐ粉雪が、黒いローブに染みていく。当たりは真っ暗だ。

 なんとなく家を飛び出したのが、悪かった。
何ももっていない。ランタンさえも。

 濁った緑の街灯からこぼれ落ちる、小さな光を頼りにするしかない。ローブにしっかり体をうずめ、小股で少しずつ、進む。厳しい寒さで手先が赤くなっていく。かおに近づけて息をはあっとかけても、固まった手は柔らかくならなかった。



 深夜の街の光が、ぽつぽつと見えるかとおもえば少しずつ消えていく。みんなが夜を迎えているのだ。私はそれでも、家にかえらなかった。


やがて街の明かりがほとんど失われてから、私は錆びたベンチに横になった。すっかり冷え切ったベンチは緑の塗装が剥がれ落ち、人が座ったような温もりはなかった。

 頬に舞い降りる粉雪は優しかった。

街の明かりがもどる、そのときまで。

目を閉じて、私はねむる。

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